第4学年後期 教科名:口腔外科治療の実際[顎口腔疾患・治療学] 学修目標 口腔外科臨床で必要な基本的手技と清潔・不潔の概念の理論・実際について実 習を通して理解し,基本的な診療態度および診療技能を修得する。 ■教 科 ■参 考 ■授 業 時 ■成 績 評 書:口腔外科学実習書(日本大学歯学部口腔外科学教室編) 書: サクシンクト口腔外科学 第3版(学建書院) 間: 火曜日 14:00~16:50 価: 実習成果物ならびに実地試験(70%),実習態度(30%)を基本とし て,レポート,口頭試問,小試験等で総合的に評価する。 ■オフィスアワー:大木 秀郎 月,水,金曜日 13:00~14:00,17:00~18:00 ■オフィスアワー:米原 啓之 月,水,金曜日 13:00~14:00,17:00~18:00 ■注 意 事 項:鋭利な器材を多用するので,十分な注意と緊張感をもって実習に臨 み,実習書は必ず持参すること。 ■準 備 学 習:実習書を熟読し,事前に理解を深めておく。 ■班分けについて:学年をA組およびB組と二分割し,約 10 名で1班を形成し,各 班別で担当教員の指導の下に実習を行う。 ■そ の 他:当日行う実習は班により異なるので注意(詳細は事前に通知する) 。 授業日・担当者 実 習 項 目 学 修 到 達 目 標 第1回9月15日 1.オリエンテーショ ・口腔外科実習を受けるにあたっての諸 大木 秀郎 ン 注意,特に安全対策面での事項を理解 米原 啓之 する。 外木 守雄 ・今後の実習項目についてスライド・ビ 金子 忠良 デオ等を通して理解する。 三宅 正彦 ・口腔外科疾患別処置における治療と手 岩成 進吉 技の多様性について理解する。 田中 孝佳 関和 忠信 本田 雅彦 清水 治 石井 輝彦 西村 敏 佐藤 貴子 秀 真理子 生木 俊輔 原 八重子 渡部 達久 古川 明彦 白土 博司 岩田 潤 真下 貴之 野本 翔太 荻澤 翔平他 授業日・担当者 実 習 項 目 学 修 到 達 目 標 第2回9月24日 大木 秀郎 米原 啓之 他 第3回9月29日 大木 秀郎 米原 啓之 他 2.アルコール擦式消毒 ・アルコール擦式消毒薬を用いた手指の の実際 消毒法を修得する。 第4回10月6日 大木 秀郎 米原 啓之 他 第5回10月13日 大木 秀郎 米原 啓之 他 第6回10月20日 大木 秀郎 米原 啓之 他 第7回10月27日 大木 秀郎 米原 啓之 他 第8回11月10日 大木 秀郎 他 第9回11月17日 大木 秀郎 米原 啓之 他 第10回11月24日 大木 秀郎 米原 啓之 他 第11回12月1日 大木 秀郎 米原 啓之 他 第12回12月8日 大木 秀郎 米原 啓之 他 4.口腔外科用医療器具 ・口腔外科用医療器材の名称および使用 の理解と安全な取り扱 方法,動作原理を理解する。 い ・メス・注射針の安全な取り付け,取り 外しを修得する。 5.浸潤麻酔 ・模型上で,浸潤麻酔ならびに下顎孔伝 1)模型での浸潤麻酔 達麻酔の術式を修得する。 3.手洗いと滅菌グロー ・口腔外科手術における基本である清潔, ブの装着 不潔の概念について理解する。 ・手洗い・滅菌グローブの装着方法を修 得する。 5.浸潤麻酔 2)相互の浸潤麻酔 ・相互に浸潤麻酔を行うことにより,注 射器および注射針の取り扱いを含め, 局所麻酔法の実際を修得する。 6.抜歯① ・模型上で普通抜歯を行うことにより, 使用器材の種類,名称および使用方法を 修得する。 6.抜歯② ・抜歯対象歯の歯種,病態によって使用 器材,術式などが異なることを理解す る。 ・ガム模型上で切開,縫合を行い,使用 器材の種類,名称および使用方法等を 修得する。 7.縫合 8.外傷歯の固定 ・外傷により脱臼した歯を固定する方法 を修得する。 9.膿瘍の切開 ・炎症で膿瘍を形成した際の処置を修得 する。 10.抜歯前の説明 ・抜歯前の患者に対する説明項目をロー ルプレイによって修得する。 授業日・担当者 実 習 項 目 第13回12月15日 11. 抜歯後の説明 大木 秀郎 米原 啓之 他 第14回1月12日 実地試験 大木 秀郎 米原 啓之 他 第15回1月19日 補遺 大木 秀郎 米原 啓之 他 学 修 到 達 目 標 ・抜歯後の患者に対する注意事項等の説 明をロールプレイによって修得する。 ・今まで実習した各項目の理解度につい て実地試験を行う。 ・試験結果で不備な実習項目について補 完を行い,再度理解度を問う。
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