第４学年前期教科名：口腔外科手術と顎変形症［顎口腔疾患・治療学］学修目標口腔外科手術ならびに顎変形症の手術の基本を習得し，術式を理解する。 ■教科書：口腔外科学（学建書院，第４版，2008年） ■参考書：１最新口腔外科学（医歯薬出版）２顎変形症治療アトラス（医歯薬出版） ■授業時間：月曜日 14:00～14:50，５月９日は土曜日 14:00〜14:50 ■オフィスアワー：大木秀郎火・木曜日を除く17：00～18：00（但し事前連絡のこと）米原啓之火・木曜日を除く17：00～18：00（但し事前連絡のこと）田中孝佳火・木曜日を除く17：00～18：00（但し事前連絡のこと）清水治火・木曜日を除く17：00～18：00（但し事前連絡のこと）外木守雄火・木曜日を除く17：00～18：00（但し事前連絡のこと）生木俊輔火・木曜日を除く17：00～18：00（但し事前連絡のこと） ■成績評価：全出席を前提とする。定期試験を(60％)，総合試験を(40％)で評価する。受講態度不良は大幅な減点とする。 ■注意事項：教科書は必ず持参すること。必要に応じ解剖学，組織学，病理学，細菌学，薬理学などの教科書も持参すること。 ■準備学習：必ず事前に教科書を読んで，授業内容を理解しておくこと。授業日・担当者第１回４月６日大木秀郎第２回４月13日田中孝佳第３回４月20日田中孝佳講義項目学修到達目標１.口腔外科手術学・口腔外科手術学の総論について述べる。基本総論的な手術手技について理解する。（教）pp.323-331 ２．手術の基本・顎口腔領域での切開では，形態と機能，審美 1)切開性また術後の瘢痕による機能障害形態の異 2)止血常に配慮する。 3)縫合・動静脈の損傷では確実な止血法を行わなければならず，これらの適応と術式を理解する（教）pp.326-330 ・縫合針，ハサミ(剪刀)，鑷子，縫合糸について，その特徴と使用法を理解する。３．抜歯術・抜歯とはどのような操作を行うものであるか，４．抜歯時の姿勢・抜歯そして抜歯の適応症・禁忌症について理解す器具る。・抜歯手技の基本は術者の姿勢にあり，被抜去歯（教）pp.332-336 の部位により，術者の手指の固定，患者の頭部の固定がそれぞれ異なることを理解する。授業日・担当者第４回４月27日田中孝佳講義項目学修到達目標５．抜歯の基本的術式・上下顎のそれぞれの前歯部，小臼歯部，大臼歯部について基本的な抜歯術式を理解する。 1)普通抜歯 2)難抜歯(智歯の抜歯も乳歯の抜歯についても理解する。・難抜歯の症例ごとの術式の基本を理解する。含む) さらに抜歯創の治癒機転の臨床的経過を理（教）pp.334-340 解する。第５回５月９日６．抜歯に伴う偶発症・麻酔に関する偶発症は正しい麻酔手技，口腔（土）（教）pp.341-344 解剖を再認識し偶発症に対する処法も含めて理解する。田中孝佳・抜歯中に伴う偶発症は術者の不注意によることが多く，抜歯術の基本を再確認し，偶発症に対する処置法も含めて理解する。・抜歯後の偶発症は，その原因と処置法を理解する。第６回５月11日７．根尖切除術・歯を保存し，病巣を根尖とともに除去する。根大木秀郎尖切除術の適応症，術式を理解する。（教）pp.347-351 清水治第７回５月18日８．歯槽整形術・小帯の・通常補綴前処置として行われる本手術の具体大木秀郎的な術式を理解する。手術清水治・子供の歯列不正，構音障害の予防と改善を目的（教）pp.352-357 とする小帯の手術について具体的時期や術式を理解する。第８回５月25日大木秀郎清水治第９回６月１日米原啓之９.上顎洞口腔瘻閉鎖・上顎洞穿孔後の対応および後遺した瘻孔を閉術鎖する具体的術式を理解する。（教）pp.342-343 10．顎口腔領域の・顎口腔領域の硬，軟組織の欠損に対する再建方再建法を理解する。第10回６月８日米原啓之第11回６月15日生木俊輔 11．顎変形症手術・顎変形症に対する手術計画立案と術式選択を（手術計画立案と理解する。術式選択） 12．顎変形症手術・下顎矢状分割術と下顎枝垂直骨切り術につい（下顎骨手術Ⅰ）て理解する。第12回６月22日生木俊輔 13．顎変形症手術（下顎骨手術Ⅱ）・下顎骨体部骨切り術，前歯部歯槽骨切り術，オトガイ形成術について理解する。授業日・担当者第13回６月29日外木守雄第14回７月６日外木守雄第15回７月13日田中孝佳講義項目学修到達目標 14．顎変形症手術・上顎骨手術および上下顎同時手術について理（上顎骨手術法・上解する。下顎手術） 15．睡眠障害に対す・睡眠障害に対する外科的治療法について理解る外科治療する。 16．総合試験・１年次から４年次前期までの間に学習した全教科について試験を行う。