第４学年後期 教科名：歯周病学実習Ⅱ［歯髄・歯周疾患治療学］ 学修目標 講義で得た知識に基づいて，臨床実習に必要な器材や術式を理解し，模型など を用いて歯周治療の基本となるスケーリング･ルートプレーニングや暫間固定お よび歯周外科などを習得する。 ■教 科 書：歯周病学実習要綱(日本大学歯学部歯周病学講座編) ■参 考 書：ペリオドンタルインスツルメンテーション (医歯薬出版) ■授業時間：金曜日 13：00～15：50 ■オフィスアワー：佐藤 秀一 金曜日 17：00～18：00 菅野 直之 金曜日 17：00～18：00 吉沼 直人 金曜日 17：00～18：00 西田 哲也 金曜日 17：00～18：00 山田 豊 金曜日 17：00～18：00 髙山 忠裕 金曜日 17：00～18：00 好士 亮介 金曜日 17：00～18：00 ■成績評価：小試験(20%)と実習成果および実技試験(80%)で総合判定する。 ■注意事項：模型実習ではあるが，臨床実習を念頭におき実際に患者さんに接する のと同じ姿勢で実習に臨むこと。 ■準備学習：実習要綱をよく読んで，事前に理解を深めておくこと 授業日・担当者 第１回９月 18 日 佐藤 秀一 菅野 直之 吉沼 直人 西田 哲也 山田 豊 髙山 忠裕 好士 亮介 他 実 習 項 目 １．「実技試験」 学 修 到 達 目 標 ・ 口腔内写真とチャート診査表から 歯周病の病状を説明する実技試験 を受け理解度を確認する。 第２回９月 25 日 佐藤 秀一 他 ２．スケーリングの ・ 歯周基本治療であるスケーリング 基本 に使用するスケーラーの操作法を (教) pp.73-96 歯周治療用模型で習練し，さらに， (参) pp.108-260 スケーラーの研磨法を習得する。 第３回 10 月２日 佐藤 秀一 他 ３．スケーリングのイ ・ スケーリング・ルートプレーニン グを行うための天然抜去歯の選択 ンスツルメンテーショ と模型作製を行う。 ン１ 授業日・担当者 第４回 10 月 16 日 佐藤 秀一 他 第５回 10 月 23 日 佐藤 秀一 他 第６回 10 月 30 日 佐藤 秀一 他 実 習 項 目 (教) pp.73-96 (参) pp.108-260 学 修 到 達 目 標 ・ 上下顎歯周治療用模型をマネキン に装着，スケーリングに使用する スケーラーの操作法を習得する。 ・実習に用いる器具の点検を行う。 ４．スケーリングイン ・ 上下顎歯周治療用模型をマネキン スツルメンテーション に装着し，スケーリングに使用す ２ るスケーラーの操作法を習得す (教) pp.73-96 る。 (参) pp.108-260 ５． 「実技試験」 ・スケーリングの実技試験を受け手 技を確認する。 ６．ルートプレーニン ・マネキンに下顎歯周治療用模型を 装着し，ルートプレーニングに使用 グのインスツルメンテ するスケーラーの操作法を習練す ーション(上顎） る。 (教) pp.73-96 (参) pp.108-260 第７回 11 月６日 佐藤 秀一 他 ７．ルートプレーニン ・ マネキンに上顎歯周治療用模型を 装着し，ルートプレーニングに使 グのインスツルメンテ 用するスケーラーの操作法を習練 ーション(下顎) する。 (教) pp.73-96 (参) pp.108-260 第８回 11 月 13 日 佐藤 秀一 他 第９回 11 月 20 日 佐藤 秀一 他 ８． 「実技試験」 ・ルートプレーニングの実技試験を 受け手技を確認する｡ ・ 動揺歯を一時的に固定し，歯周組 ９．暫間固定 識の安静を図ることを目的とする 1)ワイヤー結紮 固 定 のが暫間固定である。暫間固定の 法 一方法である，ワイヤー結紮固定 2)ワイヤーレジン固 法およびワイヤーレジン固定法の術 定法 式を実習する。 (教) pp.73-96 ・ 原因除去療法である歯周基本治療 10．再評価 が終了した時点で歯周組織の変化 (教) pp.111-116 について再評価を行う。治癒した とみなすか，さらに，歯周外科処 置の必要性があるかを判断し，今 後の治療方針を決めることを学習 する。 授業日・担当者 第 10 回 11 月 27 日 佐藤 秀一 他 実 習 項 目 11．歯周外科手術 1)歯肉切除術 (教) pp.113-120 学 修 到 達 目 標 ・ 歯肉切除の目的は，ポケットを形 成している組織を除去し，健康な 歯周組織を得ることである。歯肉 切除の術式を実習する。 第１１回 12 月４日 佐藤 秀一 他 12．歯周外科手術 2)フラップ手術 (教) pp.125-152 ・ 歯周外科手術の中でも最も頻度の 高い処置として行われているのが フラップ手術である。その目的お よび基本的術式について実習す る。 ・ フラップ手術における縫合の種 類，方法について実習する。 第 12 回 12 月 11 日 佐藤 秀一 他 13． 「小試験」 ・ 第１-11 回の実習内容(ただし，前 期の実習内容を含む)についての 試験を受け理解度を確認する。 第 13 回 12 月 18 日 佐藤 秀一 他 14．歯周外科手術 3)歯槽骨外科手術 (教) pp.125-152 ・ フラップ手術と併用することがあ る歯槽骨に対する処置について実 習する。 ・ 歯槽骨外科手術には，骨切除と骨 整形があり，その術式についてフ ラップ手術とともに実習する。 第 14 回 12 月 25 日 佐藤 秀一 他 15．ヘミセクション ・ 根分岐部病変に対する処置法として ヘミセクションについて実習する。 第 15 回１月 15 日 佐藤 秀一 他 16． 「実技試験」 ・ 歯周病の病状説明，治療方針に関する 実技試験を受け，知識と手技を確認す る。
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