福島県‐ドイツ NRW 州 再生可能エネルギー関連分野国際共同ワークショップ 福島県では、再生可能エネルギー先駆けの地の実現を目指し、様々な施策を推進して おり、その一環としてドイツ ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州を始めとす る海外先進地との交流を進めております。 このたび、ドイツ企業を福島県にお迎えし、再生可能エネルギー先進地における最新 の技術・製品の紹介や県内企業とのビジネス交流会(ミーティング)を行う国際共同ワ ークショップを開催いたします。 ドイツの技術・製品を活用した日本国内での再生可能エネルギー導入やビジネス展開 の契機とするとともに、ドイツにおける再生可能エネルギー関連ビジネス参入の一助と して、本ワークショップを是非ご活用頂きますよう御案内申し上げます。 s 1 日時:平成27年7月27日(月)9:30~17:00 ※ ワークショップ終了後、懇親会(有料)も予定してますので併せてご参加下さい。 2 場所:ホテル華の湯(福島県郡山市熱海町熱海 5 丁目 8-60 電話 024-984-2222) 3 プログラム: 9:30 開会 9:35 基調講演(※同時通訳付き) 「Renewable energies in the German state of North Rhine-Westphalia -Supporting local businesses」 (ドイツ NRW 州における再生可能エネルギー~州内企業への支援) 講師 エネルギーエージェンシーNRW 10:00 ドイツ企業プレゼンテーション(※同時通訳付き) ドイツ企業7社が再エネ4分野における最新の技術・製品を紹介します。 1 太陽光分野 Rheinland Solar、Photon Solar 2 省エネ住宅分野 Oeko Zentrum NRW 3 バイオガス分野 Envitec Biogas、Grenol、2G Energy 4 地中熱分野 Stiebel Eltron ※ 各社の概要は別紙のとおり。 14:00 ドイツ企業とのビジネス交流会(ビジネスミーティング) (※逐次通訳付き) 上記7社がブースを構え福島県企業・自治体の皆様との個別打合せに応じます。 ※ 原則として、各社 14 時~、15 時~、16 時~ の1時間単位での の事前予約制といたします。 18:00 懇親会(有料) 4 参加料 無料(ただし懇親会は有料) 5 お申込方法 「参加申込書」に必要事項をご記入の上、7月 13 日(月)までにメール又は FAX でお申込みください。 6 お申込・お問合せ 公益社団法人いわき産学官ネットワーク協会 再生可能エネルギー関連事業 〒970-8026 福島県いわき市平字田町 120 LATOV6 階 TEL:0246-21-7581(直通) FAX:0246-21-7582 E-mail:[email protected] 別紙 福島県-ドイツ NRW州 再生可能エネルギー関連産業国際共同ワークショップ ビジネス交流会 参加企業 【太陽光分野】 ○Rheinland Solar(ラインランドソーラー) 1996 年、Westerwald(ヘッセン州)に母体会社を設立。2007 年に Düsseldorf (NRW 州)へ移転。 小型サイズの EPC(Engineering, procurement and construction)を得意 としており、これまで累計 30MW、1,620 件の施工実績(うち 1,000 件が住宅用) がある。 住宅の屋根構造、電気工事、事業計画、販売等のそれぞれのスペシャリスト を抱え顧客サービスをしている。プロジェクト推進には系統連系が最大の課題 であり、その他、建物の分析、安全性対策を含むプランニングが重要との認識。 ○Photon solar(フォトンソーラー) 1996 年に母体会社を設立。太陽光発電モジュールの製造・販売(25~30 年 の性能保証)を行っており、10kw 以下の小規模では 1,000 台以上の販売実績 がある。自社製パネルを販売しているが、現地製品を使うことも可能。システ ム、設計がメイン。 35,000 枚のモジュールを 15 日の短期間で施工した実績がある。 プロジェクトの推進に当たっては、システムデザイン、施工管理が重要との 認識。福島県で建設/施工会社のパートナーを見つけたい。 【省エネ住宅分野】 ○Oeko Zentrum NRW(エコセンターNRW) 1992 年 NRW 州政府により、エコロジカル建築の先駆者として建築業界を支 援する目的で設立され、2000 年初頭に完全民営化。 「建物の省エネ化」や「持続可能な建築物作り」などをテーマとした建築家 やエンジニア向けの人材育成講座のほか、公共・商業施設の低燃費コンセプト、 省エネリフォーム、エネルギーパス、環境負荷の少ないまちづくりの実現を目 指したコンサルティング業務を行っている。日本でも活動実績があり、四国、 石川県に施工・協力事例がある。 【バイオガス分野】 ○EnviTec Biogas(エンヴィテックバイオガス) ドイツにおけるバイオマス設備大手企業。2002 年に創設、世界 20 カ国に営 業拠点を有し、世界全体で 468 プラント、366MW の実績(うち 74 プラントを 自社保有)を持つ。バイオガスプラントやメタン精製設備(バイオガスからメ タンを精製するシステム)の設計から施工までを一手に担うほか、それら設備 の試運転調整も請け負う。生物学的な知見に基づく技術サポートを行い、プラ ントの施工と運営に関わる包括的なサービスを提供。 特にガス精製に関して優れており、これまでの設置設備に関してはリモート で常に稼働状況をリアルタイムで把握しながら管理している。ザーベック市の バイオエネルギーパークのバイガス装置も担当。 ○Grenol(グレノール) ※ Ren Energy Crossborder の参加を予定 2007 年に設立。持続可能なエネルギー、気候保護及び有機廃棄物の再利用 をテーマとした企業。現在の所在地は、NRW 州内のラーティンゲン市。 HTC(過熱蒸気炭化方式:バイオマスを特定の温度と気圧下で水蒸気を発生 させることで、炭素と水分を分離させる炭化技術)技術に係る、コンサルティ ング(ライセンス手続きを含む)、エンジニアリング、バイオマス発電機の配 送、設置、メンテナンス等を行っている。2012 年には、HTC 技術が、「数時間 で、しかもわずかなエネルギーで炭を作り出すことができる容器で、バイオマ ス廃棄物の削減にも貢献」するという点を評価され、第3回「京セラエコアワ ード」を受賞。 炭化によりエネルギーの貯蔵、搬送、CHP 設備での取り扱いなどでのフレキ シビリティーが格段に上がる。 ○2G Energy(2G エナジー) CHP(熱電併給)ユニットの世界有数メーカー 設備容量 20~4,000kw の大小様々なシステムを取り扱う。様々なガスとガス 混合物を使ったコージェネ発電が可能。2G モジュールは天然ガスやバイオメ タンはもとより、バイオガス、下水ガス、ランドフィルガスなどの各種リーン ガスを燃料にすることができる。 製品の性格上、インフラの未整備な地域への出荷も多いが、標準コンテナへ の組み込みなどによりロバスト性と取り扱いやすさを高めた製品など広い製 品ラインナップをそろえている。 【地中熱分野】 ○Stiebel Eletron(スティーベルエルトロン) ※ 日本スティーベル社の参加を予定 快適な住環境を目指して 1924 年創業。ドイツ国内の 19 の販売拠点に加え、 世界に 24 の子会社と、120 カ国に代理店がある。住宅用の小規模~大規模 施設を対象とした高効率の地中熱ヒートポンプの製品を有する。 病院、商業施設などの大規模施設にも対応可能であり、個々の機器が COP 4.34 – 4.85 と高効率であるだけでなくカスケード接続を可能な仕様などに より更に対応柔軟性を高めている。 また、エネルギー消費を抑えるため、外気の条件に応じた補正をするなど の機能を備えたコントローラもラインナップ。
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