(演題)ドイツ介護保険の最新動向

社会福祉法人旭川荘創立 60 周年・旭川荘総合研究所開設記念
ミハエル・イスフォルト教授 講演会
(演題)ドイツ介護保険の最新動向
―ドイツにおける高齢者・障害者介護と介護人材育成―
ノルトラインヴェストファーレン(NRW)カトリック大学教授
会期:2015(平成 27)年 10 月 7 日(水)13:30~15:00
会場:旭川荘療育・医療センター1 号棟 3 階多目的ホール
岡山市北区祇園 866
TEL 086-275-0131
【講師紹介】
NRW カトリック大学ケルン学部教授、介護・看護学研究所所員、ドイツ介護・看護調査
研究所委員。リッテン・ヘアデック大学において介護・看護科学調査において博士号を取
得。
2000 年に施行されたわが国の介護保険制度の立案に当たっては、先行するドイツの介護
保険制度が参考とされましたが、日本の制度が基本的に高齢者を対象としているのに対し、
ドイツの制度は高齢者に対象を限定せず、障害者も対象とする制度であるという違いがあ
り、わが国の障害者福祉の今後を考える上で、ドイツの介護保険制度の動向を理解してお
くことは有益と考えられます。
また 2017 年には、現在 4 区分になっている介護区分を見直し、特に重度の者を対象とす
る区分が設けられる方向での見直しが検討されるなど、制度改正の検討が進められており、
わが国の障害福祉における障害程度区分等の問題を考える上でも参考になる面が多いもの
と考えられます。
今回お招きするノルトラインヴェストファーレン(NRW)カトリック大学ミハエル・イス
フォルト教授は若手気鋭の研究者であり、特に介護保険と人材育成に関する分野では大き
な影響力を持つ第一人者ですが、今回の講演では、同教授より、ドイツにおける「認知症」、
「障害者問題」、「介護人材の養成」の三つのテーマについての最新の情報をお話いただけ
る予定ですので、わが国の医療福祉関係者にとっては貴重な機会になるものと考えられま
すので、ぜひ 参加をお勧めできる講座です。
主要論文には、
「介護労働の評価」「認知症高齢者介護負担軽減プログラム」「ドイツの
病院における介護者の実情」などがあります。
【参加費】2,000 円(資料代を含む)当日、受付にてお願いします。
【定 員】150 名(先着順)
【申し込み先】旭川荘総合研究所 FAX 086-207-2036
【お問い合わせ】旭川荘「あおば」(担当:松本)TEL 086-275-1626(8:30~17:00)
主催
旭川荘総合研究所