東京工業大学 アーヘン工科大学国際産学連携共同シンポジ ウム 3月30日東京開催 アーヘン工科大学学長が3月末に来日し、国際産学連携で提携する東京工業大学と 共同シンポジウムを開催。生産技術の革新に焦点を当て、それがもたらすビジネス や科学・研究、また社会へのインパクトについて展望を試みる アーヘン工科大学はドイツ・トップレベルの工業大学で、世界の有数工業系大学と 提携している。日本では、東京工業大学、慶応義塾大学、大阪大学、そして京都大 学と協定を結び、継続的な相互交流を図ってきた。来る3月末、同大学学長Prof. Dr.シュマハテンベルクが来日する。日本の学術・研究機関そして企業と更なる産学 連携の促進が目的だ。その一環として、3月30日、東京工業大学にて共同シンポジ ウムを開催する。東京工業大学の三島学長を始め、両大学から産学連携や生産技術 、インダストリー4.0に関する研究展開を紹介し、シンポジウム後半では日独企業が 参加し、パネルディスカッションを行う。 「東京工業大学 アーヘン工科大学国際産学連携共同シンポジウム」"インダストリー4.0" ビジネス、サイエンス、社会はどう変わるのか?日本とドイツの革新 日時: 2015年3月30日(月)15.00 - 17.40 nrwjapan-news.com NRW.INVEST News 2015-02 会場: 東工大蔵前会館くらまえホール プログラム詳細 お申し込み(3月25日締切)*シンポジウム参加費無料 nrwjapan-news.com NRW.INVEST News 2015-02 満足度が上昇: 外国企業はNRW州の立地を高評価 NRW州進出外国企業の94%が立地拠点NRWを「満足」と評価。うち「非常に満足 」も前年比で9%アップと好結果 昨年12月にErnst & YoungがNRW.INVEST社(NRW州経済振興公社)の委託を受け、州内の外国企業 約800社を対象に行なったアンケート調査結果は以下の通り。 94%がNRW州の拠点を満足と評価。内、45%は非常に満足と回答。 これは前年比9%の上昇。 ● 94%が自社ビジネスを「良い」または「まあまあ」と評価。 ● 93%が2015年は前年同等、あるいは前年以上にビジネスが上手くいく と予想。 ● NRWの外国企業の1/3は、2015年、従業員を新規採用予定。 ● 27%が投資額を本年増額する計画で、約2/3は現水準を維持する予定 。 ● 「この調査結果は、外国企業が如何にNRW州発展の原動力であるかを示している。 それだけにNRW州の魅力をさらに高め、ここを拠点とする企業のサポートがより一 層重要」とデューンNRW州経済大臣はコメントした。 外国企業には立地満足度の他に、現在のウクライナ危機と注目されるテーマ「 Industrie 4.0」についても尋ねた。約10%はロシアへの経済制裁によりかなりの打撃を受け ており、現在、新市場の開拓に取り組んでいる。「Industrie 4.0」では、約40%の企業が製造業のデジタル変革に対する投資を計画している。 nrwjapan-news.com NRW.INVEST News 2015-02 外国企業の半数は「Industrie 4.0」に関するサポートを希望しており、とくに情報・アドバイス提供を望んでいる 。喜ばしいことに、デジタル変革実施に必要な枠組み条件は、NRW州では整備され ていると満足感が表明され、さらなる対応は必要なしとの回答を得た。 「企業の要望に沿って活動していく。私共の目標は企業がこの地で、その投資力を 存分に発揮できるようにすること」と、NRW.INVEST社の両理事長ヴァスナーおよ びヤコービーは強調した。NRW州はドイツでの投資先No.1である。1万5000社以上 の外国企業が、州内の拠点からドイツやヨーロッパにおける企業活動を統括し、合 計75万人を超える従業員を雇用している。 出典 nrwjapan-news.com NRW.INVEST News 2015-02 産学連携をよりスマートに「大学発 Start-up.NRW」がサポート NRW州経済省と学術省が2020年までに約7000万ユーロを投じ、技術および知識集 約型企業の特許、提携、起業を支援 NRW州経済省および学術省の共同イニシアティブ「大学発Start-up.NRW」は、大 学や研究機関、中小企業、および革新的新興企業にサポートを提供する。その資金 はNRW州、EU(EFRE、欧州地域開発基金)および連邦政府が提供する。 「学術研究と中小企業の協力がスムーズに機能すれば、それだけNRW州も経済拠点 として発展することができる。もし研究成果が人々の暮らしを本当に良くする見込 みがあれば、それをスムーズに実用化することが重要」と、シュルツェNRW州学術 大臣は語った。またデューンNRW州経済大臣は「NRW州には9社のDAXコンツェル ンと数十万社の中小企業が拠点を構えており、新製品とサービスに対する高いニー ズがある。このニーズを満たすべく若い企業が活動できる」と述べた。 イニシアティブ「大学発Start-up.NRW」には、知財を保護し、知識の交流を強化し 、さらにその知識交流を経済的に活用する様々なプログラムがある。 特許(知財保護): NRW-Patentverbund(NRW特許連合)/ PROvendis、NRW-PatentScouts(NRWパテントスカウト) およびNRW-Patent-Validierung(NRW特許認証)によって、研究機関で開発された 特許が従来よりも迅速に製品・サービスに転換される。 提携(知識交流): プログラム「Mittelstand.innovativ!(革新的中小企業)」の「クーポン」や「アシス nrwjapan-news.com NRW.INVEST News 2015-02 タント」システムを利用し、大学と中小企業間交流を改善する。 起業(知識の活用): 「イノベーションラボ」「START-UP大学発起業振興プログラム」「NRW.Bankベ ンチャーセンター」などが起業をサポートする。 出典 nrwjapan-news.com NRW.INVEST News 2015-02 2015年1月NRW.BANK.ifo景況感指数 (速報) コピーライト: NRW.BANK 景況感指数は再び下り坂。現況評価は伸張したが、先行き動向が悪化し、再びマイ ナスへと転じた NRW.BANK.ifo景況感指数は11月、12月と改善へと向かったものの、1月は再び冷 え込んだ。アンケート調査回答企業は現況を再びポジティブに評価。しかし先行き 6ヶ月に関しては懐疑的な観測が再び強まった。 製造業の景況感は多少の落ち込みを見せた。現況は前月比でプラス評価が大きく伸 びたものの、先行き動向は2014年12月のような楽観的観測は完全に消失した。建設 業の景況感は3ヶ月連続で悪化。現況評価は先月比マイナスとなり、また先行きに も悲観的な見方が広まった。小売業の景況感は前月の緩い回復から一転、1月は大 幅な悪化を見せた。現況もマイナス評価が増え、先行き動向も前月比で悲観的な見 方が増加した。2015年1月、力強い景況感上昇を見せたのは卸業だけであった。企 業の現況評価は大きく改善した。しかし今後6ヶ月の先行き動向は再び若干のマイ ナスとなった。 NRW州の景況感指数(季節要因調整済) 月/年 02/14 03/14 04/14 05/14 06/14 07/14 08/14 09/14 10/14 11/14 12/14 01/15 景況感指数 13.9 15.0 11.2 6.8 8.4 2.6 -0.1 0.9 -2.7 1.1 4.0 3.6 現況 15.5 20.6 13.8 12.6 14.6. 5.1 4.2 6.5 4.8 6.4 7.9 9.8 期待 指数 12.4 9.6 8.7 1.0 2.3 0.0 -4.3 -4.5 -9.8 -4.2 0.1 -2.4 出典:NRW.BANK nrwjapan-news.com NRW.INVEST News 2015-02 セミナー「医療技術」4月24日東京開催 コピーライト: NRW.INVEST GmbH 日本の医療機器メーカーのEU市場参入に焦点を当て、その戦略の事例や認証につい て講演する。ドイツ連邦の製薬・医療機器機構(BfArM)からドイツ、EUにおける認 証手続きについて紹介予定の他、CYBERDYNE社のロボットスーツ事業展開をドイ ツで如何に進めたかを語る 2014年に続き、今年も医療技術・機器をテーマにセミナーを開催する。先端技術を 駆使した優れた医療機器、医療技術の国際間の相互活用への関心が高まるなか、日 本の医療機器メーカーは、医療保険制度の異なるEU市場、またドイツ市場において どのような戦略をたて、市場参入すべきか? 今般のセミナーでは、ロボットスーツを導入し、脊髄損傷等の患者の運動神経回復 に取り組むNRW州ボーフム市ベルクマンスハイル労災病院や、ホウ素中性子捕捉療 法 (BNCT)で提携をスタートしたエッセン大学病院と筑波大学病院、南東北病院(福島 県郡山市)の取り組みを紹介する。 nrwjapan-news.com NRW.INVEST News 2015-02 ドイツNRW州セミナー「医療技術」 日時:2015年4月24日(金)14:00 18:00 (予定) 会場: 東京ベイ有明ワシントンホテル プログラム詳細・お申し込みは、3月下旬にニュースレターおよびサイトにて公開 nrwjapan-news.com NRW.INVEST News 2015-02 コンテスト「新素材」がスタート: 産学界からアイディアを募集 新素材はあらゆるイノベーションの原動力。NRW州政府は6000万ユーロを用意 。応募締切は2015年4月14日 約6000万ユーロ。これほど多額の資金が、NRWリーディングマーケットコンテス ト「新素材」に提供され、革新的プロジェクトが推進される。同コンテストは、業 界のイノベーションパワーの強化、経済成長と雇用確保、そして社会発展を更なる 促進が目的だ。新素材はすべての技術志向分野や産業部門にとり、イノベーション の原動力を意味する。あらゆる技術革新のうち約70%は、素材のイノベーションな しには実現しないだろう。 「気候保護、省エネ、医学あるいは通信技術などの次世代分野では、新素材が大き な進歩をもたらすでしょう。だからこそ、独自のリーディングマーケットコンテス トによって、重要な技術を助成したい」とシュルツェNRW州学術大臣はコンテスト の意図を説明した。 NRW州は素材分野ではドイツでもトップクラスで、1万以上の企業と研究機関が立 地し、売上高は約2000億ユーロに上る。リーディングマーケットコンテスト「新素 材」によって州政府は、バリューチェーンに沿って全てのパートナーをネットワー クに組込み、中小企業の革新技術開発を中心に支援したい考えだ。同コンテストに は、4000万ユーロのEU資金に加え、NRW州がさらに2000万ユーロまで共同出資す る。 出典 nrwjapan-news.com NRW.INVEST News 2015-02 nrwjapan-news.com NRW.INVEST News 2015-02
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