(x > 0) と y = logx (x > 0)

1
a を正の実数とし ,p を正の有理数とする.座標平面上の 2 つの曲線 y =
2
axp (x > 0) と y = log x (x > 0) を考える.この 2 つの曲線の共有点が
(1) 関数 g(x) を次のように定める.
1 点のみであるとし,その共有点を Q とする.以下の問いに答えよ.必要で
xp
あれば, lim
= 1 を証明なしに用いてよい.
x!1 log x
(1) a および点 Q の x 座標を p を用いて表せ.
(2) この 2 つの曲線と x 軸で囲まれる図形を,x 軸のまわりに 1 回転してでき
る立体の体積を p を用いて表せ.
n を正の整数とする.以下の問いに答えよ.
cos(¼x) + 1
2
g(x) = W
0
( x > 1 のとき)
1
をみたす x に対し
n
て p 5 f(x) 5 q が成り立つとき,次の不等式を示せ.
f(x) を連続な関数とし,p; q を実数とする. x 5
(3) (2) で得られる立体の体積が 2¼ になるときの p の値を求めよ.
( 東京大学 2015 )
( x 5 1 のとき)
p5n
Z
1
¡1
g(nx)f(x) dx 5 q
(2) 関数 h(x) を次のように定める.
¼
sin(¼x) ( x 5 1 のとき)
2
h(x) = V
0
( x > 1 のとき)
¡
このとき,次の極限を求めよ.
lim n
n!1
2
Z
1
¡1
h(nx) log(1 + ex+1 ) dx
( 東京大学 2015 )
3
1
x¡3
,y =
(x ¡ 1)(x ¡ 3) をそれぞれ
x¡4
4
C1 ,C2 とする.以下の問に答えよ.
座標平面上の点 P(1; 1) を中心とし,原点 O を通る円を C1 とする.k を正
5
k
(x > 0) を C2 とする.C1 と C2 は 2 点で交
x
わるとし,その交点を Q,R とするとき,直線 PQ は x 軸に平行であるとす
(1) 2 曲線 C1 ,C2 の交点をすべて求めよ.
る.点 Q の x 座標を q とし,点 R の x 座標を r とする.次の問いに答えよ.
(2) 2 曲線 C1 ,C2 の概形をかき,C1 と C2 で囲まれた図形の面積を求めよ.
の定数として,曲線 y =
座標平面上の 2 つの曲線 y =
(1) k; q; r の値を求めよ.
( 神戸大学 2015 )
(2) 曲線 C2 と線分 OQ,OR で囲まれた部分の面積 S を求めよ.
Z qC
p
(3) x = 1 + 2 sin µ とおくことにより,定積分
2 ¡ (x ¡ 1)2 dx の値
r
を求めよ.
(4) 円 C1 の原点 O を含まない弧 QR と曲線 C2 で囲まれた図形を,x 軸のまわ
りに 1 回転してできる回転体の体積 V を求めよ.
( 広島大学 2015 )
6
次の問いに答えよ.
p
(1) x = 1 のとき,不等式 2 x > 1 + log x が成り立つことを証明せよ.
4
座標空間の x 軸上に動点 P,Q がある.P,Q は時刻 0 において,原点を出
発する.P は x 軸の正の方向に,Q は x 軸の負の方向に,ともに速さ 1 で動
く.その後,ともに時刻 1 で停止する.点 P,Q を中心とする半径 1 の球を
それぞれ A; B とし ,空間で x = ¡1 の部分を C とする.このとき,以下
の問いに答えよ.
(2) 関数 y = x log x (x > 0) のグラフを曲線 C とする.定数 a に対し,曲線
C の接線で点 (a; 0) を通るものは何本あるか.
(3) (2) で定められた曲線 C とその傾き 2 の接線および直線 x = e¡2 で囲まれ
た部分の面積を求めよ.
( 名古屋工業大学 2015 )
(1) 時刻 t (0 5 t 5 1) における立体 (A [ B) \ C の体積 V(t) を求めよ.
(2) V(t) の最大値を求めよ.
( 大阪大学 2015 )