- 栄養士が語る - Recipe で ち ょ っ と い い 話 №90 豚肉のレタス巻き レタスの語源は「乳」です。ちょっと変な感じですが、レタスの茎を切った時に出る白い汁が乳に似てい るためだそうです。レタスの旨味はこの汁にあります。包丁などの金物を触れさせると、せっかくの旨味が 死んでしまうので、手でちぎるのが良いでしょう。 レタスの栄養は、ビタミンA.B1.B2.C.E.カルシウム.フラボノイド.鉄分などが適度に含まれてい ます。特に豊富に含まれているのがビタミンEで、血液の循環を良くする作用があり「若返りのビタミン」と 呼ばれ、老化を防ぐ効果があります。スープや味噌汁の具に入れて常食すれば若さを保ち血液の循環を 良くする効果が得られます。 カロチンは活性酸素の働きを抑制する作用により、体の老化や癌を防ぐ効果があります。また免役力 を活性化し、風邪を予防する働きもあります。 ビタミンCは、肌や皮膚を若々しく保つ美容効果がありカロチン同様風邪の予防に役立ちます。 カリウムは、体内の余分な塩分を効率よく排出し、むくみの改善や高血圧を防ぐ作用があり、レタスに はこのカリウムが豊富に含まれていて現代の塩分の取りすぎの食事には必要不可欠の食材のように思え ます。 他にも便通の促進に欠かせない食物繊維、貧血予防の鉄分、抗酸化作用や毛細血管を強くする作用 があり、高血糖になりにくくする効果のあるフラボノイドなと栄養の無さそうなレタスですが、現代社会の食 事には持って来いの食材です。 レタス 豚バラ めんつゆ(ストレート) しょうが 小麦粉・片栗粉 1玉 200g 50㏄ 1 かけ 適量 レタスは、生ではとても多く 食べれないような量も、この ような調理をしたりちょっと 火をかけたりするだけで思 わぬ量をペロリと食べれたり します。レタスの大量消費 向きのレシピ、とても美味し いですよ。 材料分のカロリー 約950㎉ (レシピは4人分) つくり方 1 レタスを太めの千切りにする。 2 軽く塩を振って、手でぎゅっと揉んで水分を抜く。水分が出たら水で洗いよく握って水気を取る。 3 肉を一枚ずつ開き、その上に②のレタス適量を置きくるくると巻く。 4 ③に小麦粉をまぶし、フライパンに油を敷き焦げ目が付くまで焼く。 5 ④のフライパンの残った油の中にめんつゆ、しょうがのすりおろしを入れ火にかけ、 水溶き片栗粉でとろみをつけレタス巻きの上にかけて出来上がり。 NPO 法人医療ネットワーク情報センター
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