高強度レーザーのコントラスト制御法 機械・装置 No. 4-15 高強度レーザーにおいて、レーザー主パルスに付随する不必要なノイズ成分を抑制する新しい 手法です。本手法を用いることで、微小な時間にエネルギーを集中できるレーザーパルスの生 成が実現可能となります。 技術の特徴 光パラメトリックチャープパルス増幅手法(OPCPA)と可飽和吸収体を組み 合わせる新規アイデアでノイズ成分を抑制することができます。 光パラメトリック変換を用いたレーザー増幅プロセス(OPCPA)があり、非線形光学結晶中でレーザーパルス が増幅されるので、ノイズの増幅利得を抑えることができます。 励起光 入射 パルス 励起光 エネルギー 移行 非線形光学結晶 出射 パルス 強度が低いノイズに対しては吸収体として働き、強度が強い主パルスに対して、その能力が飽和して 透明体として働く色ガラスフィルター(可飽和吸収体と呼ぶ)に着目しました。 伝導帯 ノイズ 価電子帯 吸収され、 透過しない 可飽和吸収体 伝導帯 主パルス 可飽和吸収体 従来技術との比較 1 ノイズレベルを従来法の100万分の1以下 2 安価で簡便で、コンパクトな手法 研究のステージ 試作検討段階 価電子帯 吸収飽和し、 透過する 利用分野 1 高強度レーザーの高度化 2 高強度レーザー駆動量子ビーム の高品質化 知財関連情報 特許第5093468号 [email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc