松田 昭博 原子炉構造設計 2015 年度レポート課題 次の問いに答え、1 月 8 日(金)までに、3F300 のレポート提出箱に提出してください. 問題 1 下図に示す I 字型断面のはりが耐えうる限界のモーメント My,Mp について検討する.は りは下図の応力ーひずみ関係を有する材料(弾完全塑性体という)とする.このはりが曲げ応 力を受けて,一部が弾性限を越えて塑性域に入るとする.なお,はりを構成する材料は均 質で等方,引張側と圧縮側の応力ひずみ関係は同じ,変形後も断面は平面を保持し,変形 後の軸線に垂直であり,断面の形状は変形後も変わらないとする. ① 断面の上下縁が降伏した時の曲げモーメント My を求めよ. ② 最終モーメント(塑性モーメント)Mp を求めよ. ③ 幅 b,厚さ d の矩形断面はりの My と Mp を求め,I 字型断面はりの My と Mp と 比較し,その差異について述べよ. 問題 2 (a) 原子力発電所の設備は、重要度に応じて耐震設計を実施している。下記の機器をクラ ス(A,B,C クラス)に分類せよ。 蒸気タービン、非常用炉心冷却系、発電機、原子炉圧力容器 (b) A クラスと C クラスの耐震設計における差を述べよ。 問題 3 原子力発電所における疲労破壊の事例について調べ、原因と対策について、A4レポート用 紙に 1~2 枚程度で示せ。
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