レポート課題(2回目,2014年12月12日)

線形代数学 II(今堀) レポート課題 2014/12/12 出題
問1 a, b を実数とし,f を次式で定義される R2 から R2 (の部分空間)への写像とする.
[
]
[
]
1
x
x
−
ay
f
−−→ 2
y
ax + by
1. f が線形写像であることを示せ.
(R2 は線形空間であるという事実は使って良い.
)
2. f が R2 の部分空間への写像となるために a, b が満たすべき条件(必要十分条件)を求めよ.
3. f が直交変換となるために a, b が満たすべき条件(必要十分条件)を求めよ.
問2 実数を係数とし,係数の和が 0 となる 2 次以下の多項式全体のなす線形空間を V とする.
V = {ax2 + bx + c | a + b + c = 0}
また,V から R への線形写像 f を,区間 [-1,1] での定積分によって定義する.
∫
1
2
(ax2 + bx + c) dx
f (ax + bx + c) =
−1
1. 線形空間 V の基底を一組求めよ.
2. 上の問題で求めた基底を用いて,線形写像 f の表現行列 A を求めよ.
注意 レポート作成には A4 の紙(レポート用紙,コピー用紙,ルーズリーフ等)を利用すること.
1 ページ目の右上部に名前,学生番号,提出日を記入して下さい(表紙は不要です).
複数ページになる場合は,ホッチキスにてとじてください.