MARKET INSIGHTS Weekly Market Recap Q. 先週の主なイベントは? • • • • • 12月14日 12月15日 12月15-16日 12月17日 12月18日 日本:日銀短観、足元底堅いが先行きに懸念 日本:日銀短観、企業の物価見通し引き下げ 米国:FOMC、9年ぶりの利上げを決定 インドネシア: 金融政策決定会合、据え置き 日本: 政策決定会合、金融緩和の補完措置を導入 Japan | December 21, 2015 日経平均株価の推移(円、2015年1月1日~2015年12月18日) 国 22,000 日次終値 日経平均株価 21,000 200日移動平均 東証株価指数(TOPIX) 20,000 東証REIT指数 株式市場(現地通貨ベース ) 前週末 1週間 1カ月間 年初来 18,986 -1.3% -3.4% 1,537 -0.8 -3.1 8.8% 9.2 1,745 1.7 0.9 -8.1 19,000 米ダウ平均株価 17,128 -0.8 -3.4 -3.9 米S&P500指数 2,005 -0.3 -3.7 -2.6 Q. 先週の日本株式市場の動きは? 18,000 • 日本株式は小幅下落。先々週の原油価格急落を受け、日本株式 は下落して始まった。その後、木曜に米利上げを好感し米国株式が 上昇して引けると、日本株式も連れ高となり前週末比プラスに転じ た。しかし、金曜には日銀による金融緩和の補完措置導入を受け、 影響は限定的との認識が広がると、再び下落した。週を通してみる と、結局、日経平均株価は1.3%下落して取引を終えた。 17,000 米MSCI REIT指数 1,081 1.7 1.1 -3.3 MSCI ワールド(先進国) 1,633 -0.2 -3.4 -4.4 16,000 MSCI AC欧州 405 0.2 -3.5 -7.0 15,000 MSCI エマージング 789 2.1 -4.0 -17.4 MSCI ACアジア(日本を除く) 495 1.3 -1.6 -12.2 Q. 今週の主なイベントは? ドル・円相場の推移(1ドル=円、 2015年1月1日~2015年12月18日) 130 日次終値 200日移動平均 125 • 12月22日 米国:7-9月期実質GDP成長率確定値(前期比年率)、 市場予想1.9%増、前回改定値2.1%増 • 12月23日 米国: 11月個人消費支出デフレータ(前年比)、 市場予想0.4%、前月0.2% • 12月25日 日本: 11月失業率、市場予想3.2%、前月実績3.1% • 同 日本: 11月コアCPI(前年比、生鮮食品除き)、 市場予想0.0%、前月-0.1% Q. 米国で利上げが決定されたが、ポイントは? • ポイントは、FOMCが想定する2016年の利上げペースが年4回で 据え置かれた一方、市場はまだ年2回の利上げしか織り込んでいな い点と見る。利上げペースに関するFRBと市場の見立ての違いは、 来年も市場にボラティリティをもたらす要因と見ている。 • まずFOMCの政策金利見通し(中心値)では16年について1.375% となり、現行の0.375%から、1%ポイント利上げを行う想定になって いる。FOMCは年8回予定されているため、会合1回毎の利上げ幅 を0.25%とすると、会合2回に1回は利上げを行う計算になる。 • 一方、FF金利先物から市場が織り込む利上げ幅を推定すると、16 年については合計0.50%、すなわち利上げ2回しか織り込んでいな い。この点、市場はFOMCほど米国経済に強気でなく、ドル高や原 油価格下落の影響により、インフレ率の上昇は限定的と見ている可 能性がある。また、ISM製造業指数が50以下となり、景気縮小を示 唆している点も、市場参加者に不安をもたらしている。 • 16年の金融市場は、FRBと市場の見立ての違いによって、ボラティ リティの高い展開となる可能性がある。投資家は分散投資を進め、 ボラティリティの高まりに備える必要がある。 今週分が本年最後の発行となります。1年間ご愛読有難うございました。 次 回 は1月 12日 となりま す。来 年も ど うぞ宜 し く お 願 い 致 しま す。 14,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月12月 外国為替市場(対円) 通貨 前週末 米ドル 121.16 0.1% -2.0% 1.2% ユーロ 131.67 -0.9 -0.1 -9.1 豪ドル 86.93 -0.1 -1.1 -11.1 ニュージーランド・ドル 81.48 0.2 1.8 -12.7 ブラジル・レアル 30.42 -2.6 -7.3 -32.5 7.07 1.7 -4.3 -12.8 120 メキシコ・ペソ 115 南アフリカ・ランド トルコ・リラ 中国人民元 110 インドネシア・ルピア (x100) 105 100 国 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 -3.4 -18.6 5.6 -7.9 -22.3 18.69 -0.3 -3.5 -3.1 0.87 0.7 -2.7 -9.8 前週末 1週間 1カ月間 年初来 2.20 0.08 -0.07 0.03 ドイツ10年 0.55 0.01 0.04 0.01 -0.06 0.27 -0.05 -0.03 ブラジル2年 16.40 0.08 0.72 3.32 メキシコ2年 4.07 -0.04 0.15 0.52 10.88 -0.11 0.47 2.86 8.63 0.26 0.21 1.14 トルコ2年 インドネシア2年 その他 10年 2年 国 金先物(ニューヨーク、期近物) 原油先物(ニューヨーク、期近物) 0.5% 0.0% 2.9 8.04 米国10年 日本10年 2.0% 1.0% 41.71 国債市場(利回り 、%) 米国2年国債・10年国債利回りの推移 (2015年1月1日~2015年12月18日) 2.5% 1.5% 1週間 1カ月間 年初来 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 前週末 1週間 1カ月間 年初来 1,066 -1.0% -0.2% -10.0% 34 -2.5% -14.8% -34.8% MARKET INSIGHTS Weekly Market Recap Japan | December 21, 2015 出所: Bloomberg, J.P. Morgan Asset Management. リターンは、MSCIは米ドルベース、その他はすべて現地通貨ベースです。 本資料は、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社が作成したものです。2015年12月21日時点におけるJ.P.モルガン・アセット・マネジメントの見通しを含んでおり、将来予告なく変更されるこ とがあります。 過去のパフォーマンスは将来の成果を保証するものではありません。本資料に記載のすべての予測は例示目的であり、投資の助言や推奨を目的とするものではありません。意見または推計、 予測、金融市場のトレンドに係る記載は、作成時点の市場環境下での我々の判断に基づいており、将来予告なく変更される場合があります。記載された情報の正確性および完全性を保証するも のではありません。本資料はいかなる金融商品の売買も推奨するものではありません。見通しや投資戦略はすべての投資家に適合するものではありません。特定の証券、資産クラス、金融市場 に関する記載は例示を目的とするものであり、これらの推奨または投資、商品、会計、法務、税務に係る助言を目的とするものではありません。本資料は特定の金融商品の購入または売却の勧 誘を意図したものではなく、また、特定の有価証券やその発行体への言及がなされている場合にも、それは説明の便宜のためであり、当該有価証券の売買を推奨するものではありません。JPモ ルガン・チェース・アンド・カンパニー・グループはこれらに関して責任を負うものではありません。記載された見通しはJ.P.モルガン・アセット・マネジメントによるものであり、JPモルガン・チェース・ アンド・カンパニー・グループの他のグループ会社または他の部門の意見を必ずしも反映していません。 「J.P.モルガン・アセット・マネジメント」は、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーおよび世界の関連会社の資産運用ビジネスのブランドです。本資料は、以下のグループ会社により発行された ものです。 香港:証券先物委員会の監督下にあるJFアセット・マネジメント・リミテッド、JPモルガン・ファンズ(アジア)リミテッド、JPモルガン・アセット・マネジメント・リアル・アセット(アジア)リミテッド、インド: 証券取引委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント・インディア・プライベート・リミテッド、シンガポール:金融管理局の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(シンガポー ル)リミテッド、JPモルガン・アセット・マネジメント・リアル・アセット(シンガポール)プライベート・リミテッド、台湾:金融監督管理委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(タイワン) リミテッド、JPモルガン・ファンズ(タイワン)リミテッド、日本:金融庁の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第330号 加入協会:日本 証券業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会)、韓国:金融委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメ ント(コリア)カンパニー・リミテッド(韓国預金保険公社による保護はありません)、オーストラリア:証券投資委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(オーストラリア)リミテッド (ABN55143832080)(AFSL376919)(Corporation Act 2001(Cth)第761A条および第761G条で定義される販売会社に配布が限定されます) 本資料は、配布される国・地域の法令や規則によって、受取人が他者に転送したり、他者に見せたりすることはできない場合があります。 投資にはリスクが伴います。投資資産の価値および得られるインカム収入は上下するため、投資家の投資元本が確保されるものではありません。投資判断する際は、ご自身で調査、評価するか、 もしくは投資助言を受けるようにしてください。本資料が配布され、投資判断を行う国・地域で適用される法令諸規則に従う責任は受取人ご自身にあります。 © 2015 JPMorgan Chase & Co.
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