Japan | March 14, 2016 Q. 先週の主なイベントは? 日経平均株価の推移 株式市場(現地通貨ベース) 日本: 2015年10-12月期実質GDP2次速報、実績前期比 (円、2015年4月1日~2016年3月11日) 年率-1.1%、市場予想同-1.5%、1次速報同-1.4% 22,000 ニュージーランド: 金融政策会合、市場予想外の利下げ ECB理事会、追加緩和策を発表(債券買入金額の拡大、 買入対象拡大、中銀預金金利のマイナス幅拡大など) 20,000 • 3月8日 • 3月10日 • 3月10日 Q. 先週の日本株式市場の動きは? • 日本株式はほぼ横ばい。週初は円高の進行と合わせて下落したが、週 18,000 後半には原油価格上昇やECBによる追加緩和策が好感され、日本株 式は上昇に転じた。結局週を通してみると、日経平均はほぼ横ばいで取 16,000 引を終えた。 日次終値 200日移動平均 Q. 今週の主なイベントは? 14,000 国 前週末 1週間 日経平均株価 16,938 -0.4% 東証株価指数(TOPIX) 1,359 -1.2 7.5 東証REIT指数 1,886 0.7 8.4 7.9 米ダウ平均株価 17,213 1.2 8.2 -1.2 米S&P500指数 2,022 1.1 9.2 -1.1 米MSCI REIT指数 1,115 1.7 11.8 1.4 MSCI ワールド(先進国) 1,626 1.1 9.4 -2.2 -3.4 397 1.6 8.5 800 1.3 9.6 0.9 MSCI ACアジア(日本を除く) 487 0.7 6.9 -2.5 Q. ECBの金融緩和に対する評価は?日銀への影響は? ユーロ圏:ECBのバランスシート規模 今後(予想) 兆ユーロ 125 通貨 113.80 0.1% -1.1% -5.5% ユーロ 126.14 1.0 -2.6 -4.0 豪ドル 85.39 1.8 4.6 -3.0 ニュージーランド・ドル 76.16 -0.8 -0.5 -7.7 ブラジル・レアル 31.55 5.4 7.0 3.0 6.43 1.6 4.5 -7.1 39.54 1.5 0.8 -3.9 7.49 3.2 3.6 -2.7 17.50 0.3 0.0 -5.7 0.87 0.6 2.2 0.6 トルコ・リラ 南アフリカ・ランド 115 中国人民元 日次終値 200日移動平均 110 インドネシア・ルピア (x100) 国債市場(利回り、%) 国 105 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 米国2年国債・10年国債利回りの推移 (2015年4月1日~2016年3月11日) 2.5% 1.98 0.11 0.32 -0.29 ドイツ10年 0.27 0.03 0.03 -0.36 日本10年 -0.01 0.04 -0.03 -0.27 ブラジル2年 13.59 -0.73 -1.63 -2.87 メキシコ2年 4.29 0.07 0.46 0.22 10.49 -0.21 -0.60 -0.37 7.51 -0.17 -0.17 -1.10 インドネシア2年 その他 2.0% 国 3 1.5% 2 10年 2年 1.0% 1 0 0.5% '05 '07 '09 '11 '13 '15 '17 前週末 1週間 1カ月間 年初来 米国10年 トルコ2年 4 前週末 1週間 1カ月間 年初来 米ドル メキシコ・ペソ 120 -12.1 MSCI エマージング 外国為替市場(対円) • 方向性としてプラスと考える。 • 一連の緩和策が発表された10日に、市場は(ECBが望まない)ユーロ 高・株安で反応した。これは、ドラギ総裁が「現在の見通しの下では更な る利下げは必要ない」と述べ、追加緩和の期待が後退したためだろう。 • しかし、緩和策の内容を見ると、概ね市場予想並みかそれ以上となって いる。中でも目玉は、銀行への長期資金貸出だろう。これにより、銀行の 債務借り換えがスムーズに進むことに加え、企業・家計に対してより低 利で貸出を行う可能性が期待される(条件次第によっては、マイナス金 利で融資を行うことも可能となる仕組みになっている)。 • また、追加利下げを否定し、緩和期待を牽制した点については、通貨安 競争に終止符を打つという意味でポジティブな面もある。今週は日銀の 金融政策決定会合が予定されているが、最近の金融市場の落ち着きも あり、追加緩和の可能性は更に低下したと見ている。 7.8% -11.0% MSCI AC欧州 • 3月14~15日 日本: 金融政策決定会合、市場予想据え置き 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 • 3月15~16日 米国: 連邦公開市場委員会(FOMC)、市場予想据え置き イエレン議長会見、四半期経済・政策金利見通しを公表 ドル・円相場の推移 • 3月16日 中国: 全人代(国会に相当)が閉幕 (1ドル=円、2015年4月1日~2016年3月11日) 130 1カ月間 年初来 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 金先物(ニューヨーク、期近物) 原油先物(ニューヨーク、期近物 前週末 1週間 1カ月間 年初来 1,259 -0.9% 38 7.2% 5.4% 18.8% 40.3% 3.9% Japan | March 14, 2016 出所: Bloomberg, J.P. Morgan Asset Management. 本資料は、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社が作成したものです。作成時点における J.P.モルガン・アセット・マネジメントの見通しを含んでおり、将来予告なく変更されることがあります。 過去のパフォーマンスは将来の成果を保証するものではありません。本資料に記載のすべての予 測は例示目的であり、投資の助言や推奨を目的とするものではありません。意見または推計、予 測、金融市場のトレンドに係る記載は、作成時点の市場環境下での我々の判断に基づいており、 将来予告なく変更される場合があります。記載された情報の正確性および完全性を保証するもの ではありません。本資料はいかなる金融商品の売買も推奨するものではありません。見通しや投 資戦略はすべての投資家に適合するものではありません。特定の証券、資産クラス、金融市場に 関する記載は例示を目的とするものであり、これらの推奨または投資、商品、会計、法務、税務に 係る助言を目的とするものではありません。本資料は特定の金融商品の購入または売却の勧誘 を意図したものではなく、また、特定の有価証券やその発行体への言及がなされている場合にも、 それは説明の便宜のためであり、当該有価証券の売買を推奨するものではありません。JPモル ガン・チェース・アンド・カンパニー・グループはこれらに関して責任を負うものではありません。記 載された見通しはJ.P.モルガン・アセット・マネジメントによるものであり、JPモルガン・チェース・ア ンド・カンパニー・グループの他のグループ会社または他の部門の意見を必ずしも反映していませ ん。 J.P.モルガン・アセット・マネジメントは、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーおよび世界の関 連会社の資産運用ビジネスのブランドです。本資料は、以下のグループ会社により発行されたも のです。 香港:証券先物委員会の監督下にあるJFアセット・マネジメント・リミテッド、JPモルガン・ファンズ (アジア)リミテッド、JPモルガン・アセット・マネジメント・リアル・アセット(アジア)リミテッド、インド: 証券取引委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント・インディア・プライベート・リミ テッド、シンガポール:金融管理局の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(シンガポー ル)リミテッド、JPモルガン・アセット・マネジメント・リアル・アセット(シンガポール)プライベート・リミ テッド、台湾:金融監督管理委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(タイワン)リ ミテッド、JPモルガン・ファンズ(タイワン)リミテッド、日本:金融庁の監督下にあるJPモルガン・ア セット・マネジメント株式会社(金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第330号 加入協会:日本 証券業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会)、韓国:金融委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメ ント(コリア)カンパニー・リミテッド(韓国預金保険公社による保護はありません)、オーストラリア: 証券投資委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(オーストラリア)リミテッド (ABN55143832080)(AFSL376919)(Corporation Act 2001(Cth)第761A条および第761G条 で定義される販売会社に配布が限定されます) 本資料は、配布される国・地域の法令や規則によって、受取人が他者に転送したり、他者に見せ たりすることはできない場合があります。 投資にはリスクが伴います。投資資産の価値および得られるインカム収入は上下するため、投資 家の投資元本が確保されるものではありません。投資判断する際は、ご自身で調査、評価するか、 もしくは投資助言を受けるようにしてください。本資料が配布され、投資判断を行う国・地域で適用 される法令諸規則に従う責任は受取人ご自身にあります。 © 2016 JPMorgan Chase & Co.
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