Weekly Market Recap – Japan 2015年3月30日 Q.先週の主なイベントは? • 3月24日–ユーロ圏–3月製造業PMI、実績51.9、市場予想51.4 • 3月26日–日本–株式の権利付最終売買日 • 3月27日–日本–2月コア消費者物価指数、前年比2.0%となり7ヵ月連 続で鈍化。消費税の影響を除くベースでは初めてゼロに落ち込み Q.先週の日本株式市場は? • 26日木曜日の権利付最終売買日を迎え、権利取りを狙った買いが入 るとの期待があったが、相場を押し上げるには至らず • 週末には債券安に連れる形で株価も下落。日経平均は前日比185円 49銭安となった(なお配当落ち分は、うち110円程度とみられる) Q.今週の主なイベントは? • 4月1日–日本–日銀短観、大企業製造業見通し16、前回9 –日本–法人実効税率を2.51%引き下げ • 4月3日–トルコ–3月消費者物価指数、市場予想は前年比7.2%、 前回は同7.6% • 4月3日–米国–3月雇用統計(雇用者の前月からの増加幅)、 市場予想25.0万人、前回29.5万人 Q.米国株不振の要因とされているドル高。やはり警戒すべき? 日経平均株価の推移(円、2014年4月1日~2015年3月27日) 21,000 国 前週末 日経平均株価 19,285 -1.4% 3.8% 10.5% 東証株価指数(TOPIX) 1,552 -1.8 3.0 10.3 東証REIT指数 1,893 2.4 0.5 -0.2 18,000 米ダウ平均株価 17,712 -2.3 -2.8 -0.6 17,000 米S&P500指数 2,061 -2.2 -2.5 0.1 米MSCI REIT指数 1,154 -3.2 0.4 3.3 MSCI ワールド(先進国) 1,744 -1.7 -1.8 2.1 20,000 19,000 日次終値 200日移動平均 16,000 MSCI AC欧州 452 -1.2 -2.0 3.8 14,000 MSCI エマージング 958 -1.2 -3.5 0.2 MSCI ACアジア(日本を除く) 581 -0.4 -1.3 3.1 13,000 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 105 100 外国為替市場(対円) 通貨 前週末 米ドル 119.15 -0.7% 0.2% -0.4% 129.73 -0.1 -3.9 -10.5 92.33 -1.2 -1.5 -5.7 90.13 -0.8 0.4 -3.5 36.68 -1.2 -11.3 -18.6 ドル・円相場の推移(1ドル=円、2014年4月1日~2015年3月27日) ユーロ 125 豪ドル 日次終値 ニュージーランド・ドル 120 200日移動平均 ブラジル・レアル (2014年4月1日~2015年3月27日) 3.0% 110 1週間 1カ月間 年初来 15,000 • ドル高のデメリット: ①米国企業の海外業績がドル建てで目減りする 115 ②シェールガス開発を受けた米国製造業の国内回帰の動きが弱まる ③輸入物価の伸びを抑え、インフレ目標の到達を遅らせる 110 • ドル高のメリット: ①米国の輸入が拡大し、日欧や新興国の輸出が拡大する 105 ②米国企業による日欧や新興国の企業買収が拡大する • ドル高を必ずしも恐れる必要はないと見る 100 ⇒もしドル高が上記のデメリットをもたらすなら、景況感は悪化し、利 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 上げ期待も後退して金利は下がる。結果としてドル高は抑制され る。反対に、もしドル高が許容されるとすれば、米国の内需や景気 米国2年国債・10年国債利回りの推移 がドル高のデメリットを押しのけるほどに強いことの表れ 今週のチャート:米国株式とドル・インデックスの推移 (2015年1月1日~2015年3月26日、ダウ平均の単位はドル) 19,000 ダウ平均株価 18,500 ドル・インデックス(右軸) 18,000 17,500 17,000 16,500 16,000 '15/1 '15/2 '15/3 株式市場(現地通貨ベース ) 2.5% 1.0% 95 0.5% 90 0.0% トルコ・リラ 南アフリカ・ランド 中国人民元 インドネシア・ルピア (x100) 7.82 -1.9 -1.8 -3.7 45.65 -2.2 -4.4 -10.8 9.89 -1.0 -4.7 -4.5 19.17 -0.9 0.9 -0.6 0.91 -1.2 -1.3 -5.4 国債市場(利回り 、%) 国 前週末 1週間 1カ月間 年初来 米国10年 1.96 0.03 -0.01 -0.21 ドイツ10年 0.21 0.02 -0.12 -0.33 日本10年 0.38 0.05 0.04 0.05 ブラジル2年 13.53 0.01 0.56 0.45 メキシコ2年 4.07 0.03 0.07 0.51 トルコ2年 8.77 0.28 0.41 0.75 インドネシア2年 6.98 -0.11 0.25 -0.51 その他 2.0% 1.5% メキシコ・ペソ 1週間 1カ月間 年初来 国 10年 2年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 金先物(ニューヨーク、期近物) 原油先物(ニューヨーク、期近物 前週末 1週間 1カ月間 年初来 1,199 1.3% -0.1% 1.3% 48 6.9% -4.2% -8.3% Weekly Market Recap – Japan 2015年3月30日 出所: Bloomberg, J.P. Morgan Asset Management. リターンは、MSCIは米ドルベース、その他はすべて現地通貨ベースです。 本資料は、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社が作成したものです。2015年3月30日時点におけるJPモルガン・アセット・マネジメントの見通しを含んでおり、将予告なく変更されることがあります。 過去のパフォーマンスは将来の成果を保証するものではありません。本資料に記載のすべての予測は例示目的であり、投資の助言や推奨を目的とするものではありません。意見または推計、予測、金融市場の トレンドに係る記載は、作成時点の市場環境下での我々の判断に基づいており、将来予告なく変更される場合があります。記載された情報の正確性および完全性を保証するものではありません。本資料はい かなる金融商品の売買も推奨するものではありません。見通しや投資戦略はすべての投資家に適合するものではありません。特定の証券、資産クラス、金融市場に関する記載は例示を目的とするものであり、 これらの推奨または投資、商品、会計、法務、税務に係る助言を目的とするものではありません。JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー・グループはこれらに関して責任を負うものではありません。記載された見通 しはJ.P.モルガン・アセット・マネジメントによるものであり、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー・グループの他のグループ会社または他の部門の意見を必ずしも反映していません。 「J.P. モルガン・アセット・マネジメント」は、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーおよび世界の関連会社の資産運用ビジネスのブランドです。本資料は、以下のグループ会社により発行されたものです。 香港:証券先物委員会の監督下にあるJFアセット・マネジメント・リミテッド、JPモルガン・ファンズ(アジア)リミテッド、JPモルガン・アセット・マネジメント・リアル・アセット(アジア)リミテッド、インド:証券取引委員会の監 督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント・インディア・プライベート・リミテッド、シンガポール:金融管理局の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(シンガポール)リミテッド、JPモルガン・アセット・マネジメン ト・リアル・アセット(シンガポール)プライベート・リミテッド、台湾:金融監督管理委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(タイワン)リミテッド、JPモルガン・ファンズ(タイワン)リミテッド、日本:金融庁 の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第330号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問 業協会)、韓国:金融委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(コリア)カンパニー・リミテッド(韓国預金保険公社による保護はありません)、オーストラリア:証券投資委員会の監督下にあるJPモ ルガン・アセット・マネジメント(オーストラリア)リミテッド(ABN55143832080)(AFSL376919)(Corporation Act 2001(Cth)第761A条および第761G条で定義される販売会社に配布が限定されます) 本資料は、配布される国・地域の法令や規則によって、受取人が他者に転送したり、他者に見せたりすることはできない場合があります。 投資にはリスクが伴います。投資資産の価値および得られるインカム収入は上下するため、投資家の投資元本が確保されるものではありません。投資判断する際は、ご自身で調査、評価するか、もしくは投資 助言を受けるようにしてください。本資料が配布され、投資判断を行う国・地域で適用される法令諸規則に従う責任は受取人ご自身にあります。 © 2015 JPMorgan Chase & Co.
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