Japan | March 7, 2016 Q. 先週の主なイベントは? • 3月1日 • 3月1日 • 3月3日 • 3月4日 日経平均株価の推移 株式市場(現地通貨ベース) 日本: 1月失業率、実績3.2%、前月3.3%。 (円、2015年4月1日~2016年3月4日) 米国: 2月ISM製造業指数、実績49.5、前月48.2から改善 ブラジル:2015年10-12月期実質GDP成長率、実績前年 22,000 比-5.9%、市場予想同-6.0%、7-9月期実績同-4.5% 米国: 2月雇用統計(非農業部門の雇用者数前月差) 20,000 実績24.2万人増、市場予想19.5万人増、前月17.2万人増 米国: 2月失業率4.9%、前月から変わらず。 18,000 Q. 先週の日本株式市場の動きは? • 日本株式は大幅上昇。ISM製造業指数が改善を見せるなど、米国景気 16,000 に対する警戒感が和らぎ、日本株式は上昇した。 200日移動平均 Q. 今週の主なイベントは? • 3月8日 • 3月10日 • 3月10日 日次終値 日本: 2015年10-12月期実質GDP2次速報、市場予想 前期比年率-1.6%、1次速報同-1.4% ニュージーランド: 金融政策会合、市場予想据え置き ECB理事会、市場は中銀預金金利のマイナス幅拡大を 予想(マイナス0.3%からマイナス0.4%へ) Q. 米国の経済指標の改善で、リスク資産は買い場か? 14,000 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 ドル・円相場の推移 (1ドル=円、2015年4月1日~2016年3月4日) 130 125 • 引き続き、分散投資を追求すべき局面だと考えている。 • 経済指標はいつまでも悪化が続くわけでもなく、改善が続くわけでもな 120 いだろう。また、その転換点を見極めるのは不可能であろう。こう考えれ ば、分散投資を心がけることが最も望ましい投資家の姿勢と考えられる。 115 • より具体的には例えば、このまま経済指標の改善が続けば、米連邦準 日次終値 備制度理事会(FRB)による早期利上げが意識されるだろう。 110 200日移動平均 • 利上げは金融環境の引き締めであり、中央銀行による金融緩和に過度 に依存している市場にとってはマイナス材料として映りやすいと考える。 105 • 今月16日には、米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えており、経済指 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 標の改善が続けば続くほど、金融市場は神経質になりやすいと考える。 • 中国や新興国市場など、引き続き警戒が必要な要素は残ると考えられ 米国2年国債・10年国債利回りの推移 る。米国経済は高齢化や中間層の所得減少が続き、住宅保有への信仰 (2015年4月1日~2016年3月4日) が薄れるなど、他の国や地域をけん引できるほどに力強い経済成長を 2.5% 遂げる可能性は低いと考えられる。世界の低成長と金融政策依存の構 造(ボラティリティの高まりに跳ね返る可能性)は変わらないと見る。 米国:非農業部門雇用者数の前月差(万人、2011年~2016年2月、 2.0% オレンジは12ヵ月移動平均値) 1.5% 30 20 0.5% '12 '13 '14 '15 '16 5.1% 東証株価指数(TOPIX) 1,375 4.9 -2.2 東証REIT指数 1,872 -0.7 2.0 7.2 米ダウ平均株価 17,006 2.2 4.1 -2.4 米S&P500指数 1,999 2.7 4.6 -2.2 米MSCI REIT指数 1,097 3.6 3.4 -0.3 MSCI ワールド(先進国) 1,608 3.4 4.4 -3.3 MSCI AC欧州 390 4.0 3.7 -4.9 MSCI エマージング 790 6.9 9.6 -0.4 MSCI ACアジア(日本を除く) 1カ月間 年初来 483 5.3 8.0 -3.2 -1.0% -10.6% -11.1 外国為替市場(対円) 通貨 前週末 1週間 1カ月間 年初来 米ドル 113.74 -0.2% -3.5% -5.4% ユーロ 125.18 0.4 -4.4 -4.2 豪ドル 84.63 4.2 0.1 -3.4 ニュージーランド・ドル 77.48 2.5 -1.4 -5.6 ブラジル・レアル 30.27 6.1 0.0 -0.3 6.40 2.6 -1.3 -8.4 39.16 2.9 -3.1 -4.9 7.41 5.1 0.2 -4.6 17.46 0.5 -2.6 -5.7 0.87 1.6 1.2 -0.7 メキシコ・ペソ トルコ・リラ 南アフリカ・ランド 中国人民元 インドネシア・ルピア (x100) 国債市場(利回り、%) 国 前週末 1週間 1カ月間 年初来 米国10年 1.87 0.11 -0.01 -0.40 ドイツ10年 0.24 0.09 -0.04 -0.39 日本10年 -0.04 0.02 -0.11 -0.31 ブラジル2年 14.32 -0.48 -0.76 -2.14 メキシコ2年 4.22 -0.07 0.42 0.16 10.70 -0.29 -0.38 -0.16 7.68 0.22 -0.17 -0.93 トルコ2年 インドネシア2年 国 10年 2年 1.0% '11 前週末 1週間 17,014 その他 10 0 国 日経平均株価 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 金先物(ニューヨーク、期近物) 原油先物(ニューヨーク、期近物 前週末 1週間 1カ月間 年初来 1,270 4.1% 11.3% 19.9% 35 9.6% 11.3% -3.0% Japan | March 7, 2016 出所: Bloomberg, I/B/E/S, J.P. Morgan Asset Management. 本資料は、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社が作成したものです。作成時点における J.P.モルガン・アセット・マネジメントの見通しを含んでおり、将来予告なく変更されることがあります。 過去のパフォーマンスは将来の成果を保証するものではありません。本資料に記載のすべての予 測は例示目的であり、投資の助言や推奨を目的とするものではありません。意見または推計、予 測、金融市場のトレンドに係る記載は、作成時点の市場環境下での我々の判断に基づいており、 将来予告なく変更される場合があります。記載された情報の正確性および完全性を保証するもの ではありません。本資料はいかなる金融商品の売買も推奨するものではありません。見通しや投 資戦略はすべての投資家に適合するものではありません。特定の証券、資産クラス、金融市場に 関する記載は例示を目的とするものであり、これらの推奨または投資、商品、会計、法務、税務に 係る助言を目的とするものではありません。本資料は特定の金融商品の購入または売却の勧誘 を意図したものではなく、また、特定の有価証券やその発行体への言及がなされている場合にも、 それは説明の便宜のためであり、当該有価証券の売買を推奨するものではありません。JPモル ガン・チェース・アンド・カンパニー・グループはこれらに関して責任を負うものではありません。記 載された見通しはJ.P.モルガン・アセット・マネジメントによるものであり、JPモルガン・チェース・ア ンド・カンパニー・グループの他のグループ会社または他の部門の意見を必ずしも反映していませ ん。 J.P.モルガン・アセット・マネジメントは、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーおよび世界の関 連会社の資産運用ビジネスのブランドです。本資料は、以下のグループ会社により発行されたも のです。 香港:証券先物委員会の監督下にあるJFアセット・マネジメント・リミテッド、JPモルガン・ファンズ (アジア)リミテッド、JPモルガン・アセット・マネジメント・リアル・アセット(アジア)リミテッド、インド: 証券取引委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント・インディア・プライベート・リミ テッド、シンガポール:金融管理局の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(シンガポー ル)リミテッド、JPモルガン・アセット・マネジメント・リアル・アセット(シンガポール)プライベート・リミ テッド、台湾:金融監督管理委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(タイワン)リ ミテッド、JPモルガン・ファンズ(タイワン)リミテッド、日本:金融庁の監督下にあるJPモルガン・ア セット・マネジメント株式会社(金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第330号 加入協会:日本 証券業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会)、韓国:金融委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメ ント(コリア)カンパニー・リミテッド(韓国預金保険公社による保護はありません)、オーストラリア: 証券投資委員会の監督下にあるJPモルガン・アセット・マネジメント(オーストラリア)リミテッド (ABN55143832080)(AFSL376919)(Corporation Act 2001(Cth)第761A条および第761G条 で定義される販売会社に配布が限定されます) 本資料は、配布される国・地域の法令や規則によって、受取人が他者に転送したり、他者に見せ たりすることはできない場合があります。 投資にはリスクが伴います。投資資産の価値および得られるインカム収入は上下するため、投資 家の投資元本が確保されるものではありません。投資判断する際は、ご自身で調査、評価するか、 もしくは投資助言を受けるようにしてください。本資料が配布され、投資判断を行う国・地域で適用 される法令諸規則に従う責任は受取人ご自身にあります。 © 2016 JPMorgan Chase & Co.
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