平成24年度 多久市立南部小学校 学校評価計画 1 学校教育目標 学び確かに 心豊かに 体たくましく 2 学校経営ビジョン ~めざす学校像 ~めざす児童像 ○ 楽しい学校 ○ 伸びる学校 ○ 美しい学校 み 自ら学ぶ子 な 仲良くする子 み みんな元気な子 ~めざす授業像 ~めざす教師像 ○ 子ども理解を深める教師 ○ 子どもと共に実践する教師 ○ 使命感と教育愛に燃える教師 ○ 自分の考えや思いを表現し、 交流する授業 ○ 共に学び合い、高まりあう授業 4 前年度の成果と課題 3 本年度の重点目標 ○ 「学校教育目標の周知徹底」と「学校のPR」の項目が昨年度同様に評価が高かっ た。これは具体的目標を全職員が意識し、児童にも示しながら、その方策に組織 「聞く・話す・話し合う」力の育成(スピーチタイム・ひまわ 的に取り組んだ成果である。また、「特色ある教育活動」として取り組んだ異年齢 ○ り集会の充実) 集団での活動を増やす取り組みについても、各家庭より高評価を頂いており、意 義を理解して頂きながら全職員、共通理解のもと、取り組むことができた成果と捉 ○ 授業における実践的指導力の向上(ICT利活用、「学び合う場」の設定) えている。今後も、学校改善と教育活動の活性化につなげるために、南部小学校 望ましい生活習慣・学習習慣の育成(かつお、ますお運動) ○ の特性を活かし、目標の設定や具体的方策の検討、評価後の改善の手だてなど 全職員で取り組む体制つくりの充実に努めることが大切である。 ②【心豊かな】南部っ子の育成 ①【学び確かな】南部っ子の育成 ○ 児童の内面に根ざした道徳性の涵養 南部っ子の心の耕し(あいさつ名人・一礼運動・地域とのふ ○ 年度途中において、保護者・児童アンケートや学校関係者評価を取り入れ、短期 ○ れあい活動の充実) 的なプランの中でも取り組みの改善につながるように配慮していきたい。 校内美化・花いっぱい運動の推進(そうじ名人・トイレ磨 ○ き) ○ 学校評価を通して地域と連携した学校運営を今後も一層強めていく必要がある。 評価が低かった「心の教育」については、特に相手を思いやる言葉や思慮深い行 動等の育成を中心に教育活動の充実を目指す。また、23年度の課題となった項 目については、今年度の重点課題として全職員で課題解決に努めていきたい。 特に、閉校の年にあたり、児童はもちろん、地域・家庭と連携した思い出つくりに つながる学校運営を一層強めていく必要がある。 ③【体たくましい】南部っ子の育成 ○ 南部っ子の体力向上・健康増進 ○ 給食指導を中心とした食育の充実 ○ 安全教育・安全対策の徹底 5 計 画 表 ①【学び確かな】南部っ子の育成 領域 評価項目 評価の観点 (担当者等) ○ 言語力の育成 ◇ 全員が授業研を実施し、研究の充実を図る。 自分の読みや思いを 自分の言葉で 表現できる児童 (中野) 教育 活動 ● ICT利活用 の推進 教育 活動 わかる授業 個に応じた指導 (南里・教務) ● 生活・学習 習慣の育成 教育 活動 伝えたいことをうまく表現 できるようになったと答え る児童を85%以上にす る。 各教室に設置されている電 子黒板を各教科・領域の授 学習指導における電 業に活用し、学習意欲の喚 子黒板やパソコンの 起を図る。 効果的活用(古川) 各教室の電子黒板を週あた り5回以上活用する。 ● 学力の向上 教育 活動 具体的方策 具体的目標 学力の向上を支える 生活・学習習慣の育 成 (古川・鶴﨑) ◇ 「話す」「聞く」「話し合う」力を伸ばすため、全職員で系統的な授業研究に取り 組む。 ◇ 計画に従い、特設タイム(スピーチタイム、ひまわり集会等)や言語環境を充実さ せる。 ◇ 電子黒板等の利活用に関わり、児童が意欲的に取り組めるような教材開発と授業の あり方の研究を進める。 ◇ 実態把握とその様態に応じた個別指導に重点をおき、個々の児童の学力の定着を図 る。 ICT利活用や国語科の研究等 において育成している言語 ◇ 家庭と連携しながら、学習方法等の資料を活用し、家庭での学習習慣及び、基礎的・ 基本的な内容の定着を図る。 力の育成場面を授業に位置 づけ、一人一人に確かな学 ◇ 特設の計算タイムを全校で設定したり、各教科・領域の授業において、「学び合う 力の定着を図る。 場」を設定したりすることで基礎基本の定着を図る。 「多久のこどもはテレビと ゲームで1時間」の目標を 重視し、テレビ視聴・ゲー ムの時間の削減や読書時 間・睡眠時間・家庭学習時 間の増加等を図る。 ● 小学校低学年 低学年の の学習環境の 基本的な生活習慣・学習習 特定 基本的な学習習慣の 充実 慣の目標達成を90%以上 課題 定着 にする。 (吉原・鶴﨑) ◇ 「家庭学習の手引き」等を活用して、各家庭と連携した学習習慣つくりの充実を図 る。 ◇ 生活・学習習慣アンケートを実施し、分析結果を指導に生かす ◇ 授業のルール、約束ごとをしっかり守らせる取り組みを工夫する。 ◇ 日々の実態把握に努める。 ◇ 学習習慣形成を重点に教頭及び教務がTT指導に入る。 ◇ 各家庭と連携し、基本的な生活習慣の定着に向けた指導の徹底を図る。 ②【心豊かな】南部っ子の育成 領域 評価項目 評価の観点 (担当者等) 具体的目標 ● 心の教育 具体的方策 ◇ ボランティア体験等、直接的事例に出会うことのできるような機会の充実を図る。 ◇ 毎月1回「なかよしタイム」(人権集会)を実施し、教室で学年の実態に応じた事後 指導を行う。 教育 活動 道徳教育の充実 (中尾・武富) 心の教育の充実を図るた め、感動や喜びのある体験 的活動や論語への取組みを 推進する。 ◇ 各学期に1回は、児童の心を把握するためのアンケートを実施し、いじめや虐待な どの早期発見に努める。 ◇ 事前PRを実施して授業参観での全校一斉「ふれあい道徳」を行う。また、児童が 帰宅後に学んだことを家族と話し合う機会とする。 ◇ 論語への取組みの充実を図り、思いやり(恕)の心の育成をめざす。 ○ 心の耕し 教育 活動 ◇ 定期的に「おはようキャンペーン」を実施する。 生徒指導の充実 (古川) 家族や地域の人、友だちや 先生にあいさつができる児 童を100%にする。 登校時の校門での一礼運動 を100%にする。 ◇ 「あいさつ名人」を設定し、校内であいさつ運動に取り組むとともに、称賛の場を 設置する。 ◇ 閉校の年を意識させ、地域の方とふれあう体験的な活動の機会を増やすとともに、 事後のふりかえり活動を充実させる。 ◇ 毎月学年毎に場面に応じて目標を設定し指導していく。 ○ 校内環境整備 教育 活動 校内の美化 (武富) 昨年度に引き続きトイレの スリッパをきちんと並べる ことができる児童を10 0%に近づける。 ◇ 脱ぎ方等、直接的な体験活動を取り入れ、確実な習慣化を図る。 ◇ 集会等で繰り返し指導を行う。できていないときは、他の人の分まで進んでならべ る心がけをもたせる。 ③【体たくましい】南部っ子の育成 領域 評価項目 評価の観点 (担当者等) ● 健康・ 体つくり 教育 活動 ○ 特色ある 教育活動 特定 課題 具体的目標 生活習慣病の 予防を期した 健康つくり (南里・尼寺・永田) 生活習慣病の改善をめざ し、歯・口の健康づくりが 意識できるように、家庭で の歯みがき(ていねいな) の習慣化95%以上をめざ す。 健やかタイム ボランティア活動 縦割り班活動 (鶴﨑・教務) 異年齢集団で活動すること をとおして、お互いを認め 合い、協力する喜び等の充 実感を味わわせ、児童の満 足度を80%以上にする。 ○ 危機管理 ◇ 実態を把握し、歯・口の健康づくりや食育の充実を図り、体つくり、健康教育の授 業に取り組む。 ◇ 養護教諭、栄養教諭と連携し、「早寝・早起き・朝ご飯」の啓発など基本的な生活 習慣の定着を目指した保健指導の充実を図る。 ◇ 食育・体つくりを基本において、家庭や関係諸機関と連携した取組を推進する。 ◇ 互いに思いやりの心をもって、活動していくことの大切さを意識させるために、全 校オリエンテーリングなどたてわり班での遊びを週に1度実施する。 ◇ 高学年児童がリーダー性を発揮できるように、各班の担当者が支援していく。 ◇ 危険等発生時対処要領を見直し整備する。 風水害・火災・地震・不審 危機管理体制の整備 者等に対する避難訓練を学 (教頭・古川) 期に1回実施する。 学校 運営 具体的方策 ◇ 目的を明確にした各避難訓練を年間計画に位置づける。 ◇ 登下校中の安全確保等、より具体的な訓練を実施する ④本年度の重点目標に含まれない共通評価項目 領域 評価項目 ○ 学校経営方針 学校 運営 評価の観点 (担当者等) 教職員、児童、保護者に周 学校教育目標の周知 知し、認知度を90%以上 (校長) にする。 ○ 開かれた 学校づくり 学校 運営 学校のPR (教務・教頭) ○ 小中一貫 学校 運営 具体的目標 小中一貫校へのス ムーズな移行 インターネットや各種紙媒 体を利用し、保護者や地域 に分かりやすい情報提供の 仕方を工夫し、本校の教育 活動への関心を高める。 授業参観等への保護者等の 来校率を児童数の90%以 上にする。 教育課程や校務分掌等、児 童や職員が中央小学校とし てスムーズに移行できるよ う、12月までに必要な準備 を終える。 具体的方策 ◇ 学校便り、学校説明会、全校集会等において、学校の方針や前年度までの実現状況 を細かく公表し、理解を図り協力を得る。 ◇ 保護者や児童のニーズを把握しながら児童の活動の様子をHPや学級便りを活用し、 周知を図る。 ◇ 一貫校となる来年度に向けて、地域や家庭に進捗情報を発信することで理解と協力 を呼びかける。 ◇ 閉校記念事業実行委員会等、地域との連携を図り、学校行事等に地域の方に数多く 来校していただく。 ◇ 携帯メール配信システムの加入を促進する(100%)と共に、情報発信の機会を 増やす。 ◇ 他校と連携し、小中9年間を見通した教育課程、小学校運営計画等を作成し、4月 のスタートに備える。
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