学校番号(56) 平成25年度 自 己 評 価 表 愛媛県立みなら特別支

平成25年度 自 己 評 価 表
愛媛県立みなら特別支援学校 松山城北分校
学校番号(56)
1 一人一人のニーズに応じて、豊かな心を持ち、たくましく
『一人一人のニーズに応じて、生きる力を育む』
生きる力の育成を図る。
2 体験的な学習を充実し、基礎的・基本的な知識・技能の習
1 社会の中で、自分で判断し活動する力や豊かに生きる力とともに、
教育方針 得を図り、個性を生かす教育の充実に努める。
重点目標 働く意欲と資質を高め、よき職業人として生活する力を育てる。
3 社会の一員として生活するために、社会性を養うととも
2 体験的な学習を通して、人とのよい関係を築く力を育てる。
に、働く意欲を高め、自立する力の育成を図る。
3 地域社会の文化・伝統を知り、郷土を愛する気持ちを養う。
領域
評価項目
基礎・基本の定着
学
習
指
導
個に応じた指導の充実
具体的目標
体験的な学習の充実
次年度の改善方策
・家庭学習の習慣付けや学習のまとめ週間の設定を継
続して行い、生徒一人一人の学習の目的や目標をはっ
きりと示していく。
・生徒自らが考えて行動できるような支援の在り方を
研究していく。
B
生徒数は少ないが、その発達状況
や課題は、多岐にわたっている。保
護者や生徒自身の思いを大切にしな
がらも、学校全体としての方向性に
ついて、共通理解を図れていない部
分があった。
・関係機関等との連携を図りながら、一人一人の生徒
の課題やニーズに応じた、より専門性の高い支援体制
の構築を図る。
・より内容の充実した個別の指導計画の作成に努め
る。
A
生徒が活動しやすい体験学習を地
域の方々の理解と協力を得ながら、
進めることができ、生徒や保護者か
らも高い評価を得た。
・3年生は、地域の伝統芸能である伊予万歳の松づくし
を1年生に継承する。
・2年生は伊予万歳を継続して学び、地域の文化活動に
も積極的に参加する。
A
学期毎の防災学習や毎月の想定外
避難、二学期の地域合同防災学習の
実施により、保身行動などの力が身
に付いた。
・聾学校との連携を密にして、防災学習をさらに充実
する。
・非通知で毎月の想定外避難を実施するなど、生徒が
自己判断で行動する環境づくりに努める。
A
交通安全教室では自転車の正しい ・全ての教職員が関わり、登下校の交通安全指導をよ
乗り方やルールについて学び、安全 り充実させ、生徒が自ら安全を守る力が身に付く対応
に通学するための力が身に付いた。 に努める。
不審者対策等、安全に学習できる環境づく
りに努めるとともに、生徒自身の安全意識を
高めるような学習指導に努める。
A
外部より不審者が侵入した場合の ・生徒だけでなく教職員が不審者に対しての対応を体
対応を実施して、生徒自身の安全意 験して、生徒が安全に学校生活が送れるように努め
る。
識を高められた。
校外清掃を通して自ら社会貢献する力を身
に付け、道徳的な心情や判断力を養う。
A
地域の公園や神社の清掃を実施し ・奉仕の精神や道徳的な心情、判断力を養うために、
て地域の方から高い評価をいただ
校外清掃等を引き続き実施する。
き、成果が見られた。
A
生徒全員で地域の方と清掃や奉仕
活動、お接待活動をしたり、高校生
とスポーツをしたりして交流が深め
られた。
生徒一人一人の発達段階や障害の状態を理
解し、各教科の目標を踏まえながら、学習活
動に生活的なねらいを持たせ、基礎的・基本
的な内容を身に付けるようにする。
チームティーチングの特長を生かして、個
別の指導計画に基づく、きめ細かな学習指導
に努める。
地震や火災、津波等の災害時に生徒が自ら
安全を守るための力を身に付けられるよう
に、防災学習の充実を図る。
生
徒
指
導
目標の達成状況
家庭学習の習慣付けをしたり、学
期ごとの学習のまとめ週間を設定し
たりして、学習内容の定着を図り、
その成果が出た。
地域交流を通じて、生徒の経験を広め、社
総合的な学習の時間の充実 会との関わりを持とうとする生徒を育てる。
また、生徒同士の関わりを豊かにする。
学校安全教育の充実
評価
交通安全教室や通学指導を実施して、生徒
自ら交通安全を守るための力を身に付けられ
るようにする。
地域の人との清掃活動等の奉仕活動やお接
待活動、高校生との交流を通して、主体的に
人と関わりを持つ体験を広げる。
B
・生徒自身が主体的に地域の方や高校生と関わり、一
緒に活動する環境づくりの工夫に努める。
・交流活動を兼ねた体験的な活動を引き続き実施す
る。
領域
評価項目
具体的目標
道徳教育全体計画を活用し、生徒の道徳的
な心情、判断力を養う。
生
徒
指
導
人権・同和教育の充実
いじめは人権問題で「人間として絶体に許
されない」ことを生徒一人一人が意識できる
ように「いじめに関するアンケート」を実施
し、徹底する。
「個人情報保護アンケート」を通じて、生
徒の情報保護に努め、生徒の人権確保を図
る。
進
路
指
導
教
職
員
評価
B
A
A
キャリア教育の観点から、生徒の発達段階
に応じた進路学習を充実させ、事業所などの
現場実習を通して社会生活力を育成する。
B
保護者や教職員に対して、「進路だより」
などを定期的に発行するなど、有用な進路情
報を提供する。
B
キャリア教育の充実
組織運営
各課・部の運営及び職員会議や校内委員会
が効果的に機能するように、情報共有と連携
を密にして、一人一人が組織として取り組む
意識の向上を図る。
情報教育の充実
教職員の情報モラルの遵守を徹底し、漏え
い防止対策等を強化するとともに、生徒への
情報モラル教育の徹底を図る。
特別支援教育
各教科等を合わせた指導や各教科の指導、
WISC-IVなどの発達検査についての研修を行
い、教員の授業力や専門性の向上を図る。
目標の達成状況
次年度の改善方策
教職員の支援や生徒自身は道徳的 ・学校の取組を保護者へ紹介する工夫に努めるととも
な行動がとれていると判断している に、家庭での様子等も情報交換できる取組に努める。
が、保護者からは厳しい評価もあっ
た。
「いじめのアンケート」の結果に ・「いじめ」はしてはいけないということをさらに徹
おいては、いじめは見受けられず、 底し、学校内だけでなく家庭や社会の中でもすべきで
生徒一人一人がいじめに対する人権 ないことを伝えていく。
意識を持っている評価だった。
写真や展示物の掲載時には、保護 ・生徒や保護者にとって不十分な場合があれば、その
者への同意を得て行い「個人情報保 都度改善し、生徒・保護者の意に添うように便宜を図
護アンケート」が生かされていた。 る。
産業科のワーク基礎や普通科の生
活単元学習などを通して、充実した
進路学習となった。個人実習の機会
を増やすことで、生徒の生活力向上
を図り、その成果が出た。
・特に普通科において、就労支援アドバイザーによる
授業を通して進路学習の充実に努める。
・実習の形態を個人実習を中心にして、生徒の希望に
沿うような進路決定を目指す。
・教職員だけでなく、保護者を対象にしたキャリア教
育研修会の機会を設ける。
年4回の「進路だより」の発行を ・「進路だより」に加えて「進路の手引き」を発行
通して、進路行事や現場実習などの し、さらなる有用な情報提供に努める。
情報の提供し、成果が見られた。
各課間の連携と、生徒や保護者の
思いを踏まえた対応への情報共有が
不十分な部分があった。
一人一人の実践が組織として機能
しない部分があった。
・一人一人の取組意欲が有効に機能するように、各課
や学年部のさらなる情報共有方法の工夫に努める。
・組織として機能するための協力・連携体制につい
て、職員会議等を通して一人一人の意識のさらなる向
上に努める。
B
情報の周知により、教職員の情報
モラルの遵守・漏えい防止に努める
ことができた。
生徒を対象に安全教育(携帯電話
による被害)を実施した。
・教職員研修会を実施し、情報機器等の使用方法やモ
ラルの遵守について徹底を図る。
・引き続き、学校全体で意識の向上が図れるように、
安全教室を計画する。
B
研修会等で外部の専門家を招き、
分校の事例を挙げて研究協議をした
り、助言を受けたりしたことは、教
員の専門性を高めるのに大いに役
立った。
・実施した検査結果を、授業や生徒指導に反映し、生
徒のニーズに対応していくために、個々の教職員の分
析能力を高める研修や、専門性を高める研修を継続的
に行っていく。
B
※ 評価は5段階(A:十分な成果があった B:かなりの成果があった C:一応の成果があった D:あまり成果がなかった E:成果がなかった)とする。