協働とは?

協働と共創で地域を耕す
自治を回復し、
まち・むらの課題を、
まち・むらの力で解決するために
- 協働の基礎を再確認する IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
代表者 川北 秀人
http://blog.canpan.info/iihoe/
IIHOEって?
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組織目的: 地球上のすべての生命にとって、
(1994年) 調和的で民主的な発展のために

社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援
隔月刊誌「NPOマネジメント」発行
 育成・支援のための講座・研修
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 地域で活動する団体のマネジメント講座(年100件)
 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年40県市)
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企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン
ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決
2020年の地球への行動計画立案
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専従3名+客員2名、東京(新川)、約4000万円
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地域循環ネットワーク(新潟県長岡市)
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70年代に自宅の生ごみを堆肥に。
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90年代に25名に。
97年に、小中学校9校の給食調理残渣回収。
 00年・01年に、市内全校の給食残渣・食べ残し
の量、処理費用、環境負荷などを調査し、同会が
代替した場合の試算を市教委学務課に提案。
 02年度から市内小・中・養護学校と保育園全53
校で、ほぼ毎日、給食残渣の回収開始!
 07年には合併先含め104校で実施中!
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詳しくは「NPOマネジメント」第51号参照
2020年の世界・日本は?
中国のGDPは、日本よりいくら多い?
 原油、鉄、レアメタルなどの価格は?
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日本の国民一人当たりGDPは何位?
 日本の高齢者率は?
 国債の残高は?
 既存インフラの補修コストは?
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橋:15m以上が15万か所!→20年には25%以上が50年経過!
施設:700㎢以上!→市町村管理が半数以上、30年以上が3割!
下水道:陥没は年5000か所以上!
道路、ダム、住宅、上水道、電力、鉄道、・・・
社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
 消費税は、いくら必要?

鹿児島県も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年
計(千人)
0~14歳
15~64歳(A)
1797
2000年
1786
A÷B
75歳~
1707
2020年
1595
▲5%
357
280
229
1139
1101
1031
2030年
1459
▲14%
189
▲35%
(生産人口)
65歳~(B)
高齢者率
2010年
160
▲29%
897
▲9%
787
▲23%
298
403
447
507
511
16.6%
22.6%
26.2%
+49%
31.8%
35.1%
+14%
3.8人
121
2.7人
177
2.3人
251
1.7人
266
1.5人
310
42%
+5%
+16%
2020年の鹿児島県は?
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高齢者率は?→31.8%(全国より10年早い)!


高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.7人!
75歳以上は?→31万人(人口の5人に1人)!
ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要?
 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?

 健康増進活動の可視化を急ぐ!

生産人口は?→12%減(00年比 18%減)
人口比56.3%!!→明治以前!?
 県税収入は?


既存インフラの補修コストは?


道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・
県債残高は?
まちの「サバイバル」力を
どう維持するか
 まちの売上高No.1は、どう変化したか?
 まちの競争力は、どう維持・向上するのか?

まちの競争力は、誰が支えるのか?
 地場産業は、まちの競争力を高める力となるか?
 変化の中で、資源を活かせる産業は何か?
 子どもに、どんな仕事を「本気で就業体験」させるか?
まちの競争力を支えるために、行政は何をすべきか?
 まちの競争力を支えるために、企業は何をすべきか?

くわしくは「NPOマネジメント」第29号「まちのマーケティング」参照
まちづくりは、誰のため? 何のため?
あいさつできる関係づくりのため
子どもたちの世代が誇りを持って
暮らし、働くため
 20年で人口が半減した町で、小中学生が
農畜漁林業の生産・販売を体験し、町長
に提言する年50時間以上の町おこし授業
(北海道・浦幌町、「NPOマネジメント」第63号参照)
災害時などの安心のため
 障碍者・高齢者のための「避難支援」と
「避難所の課題確認」訓練(別府市)
元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う
 自分が住み続ける地域の未来の
ために、本当に大切なことを
実現できるように、全力を尽くす。
出し惜しみしない
できないフリしない
あきらめない
「誰かがどうにかしてくれる」なんて
甘えない
雲南市の地域自主組織のすごさ
 「公民館」から「地域交流センター」へ
 共益的な生涯学習から、公共サービスへ
 「小規模多機能」自治
 合併による「行政機能の集中・効率化」を
補う「適地適作(策)」型の地域づくり
 共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」
最小限の安全・安心をどう維持するか?
文化・伝統をどう残すか?
経済的な競争力をどう維持・向上するか?
かのさと体験観光協会(岡山県新見市)仲田芳人さん

まず、寄り添う

(個人でなく)集落でやるなら、ルールが必要
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ちゃぶ台返しも日常→議事録の確認から!
受容の心:「来年はいい年になるじゃろう」→最大の売り!
「事件は現場で起きている!」

交流で残るのは、ゴミと疲れだけ→続けるために「経済」を!
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正論を言っても、あとでボロカス。。。
異動しても、年度が変わっても、残るものとは?
地域の課題・目標が共有できていない+工程表・役割がない!
 課題も強みも見つけられるのは、集落内での信頼関係!
かのさと流(2002年設立)
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「達成したら解散!型」事業を支えまとめる地域コーディネータ
グリツーは「地域を挙げた商い」「福祉=経済+健康+生きがい」
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喜びの共受、「よう来てくれたなぁ」「10年若返った」
都市部の理解者・ファン(=リピーター、サポーター)づくり
仲田さんへの質問とご回答
始めるきっかけと、続ける工夫?
軌道に乗るまでの期間?
 人間関係+「自分がしたいこと」を語る  まだまだ、でも4年目から「いける」!
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
「夜川」体験も、集落だと大変。。。
説得してくれる人も出てくる!

次は「受容する心」で包んだ物販!
 備中白小豆の栽培開始!
予約制の農家レストランも!
「地域みんなが大家族みたい」

 動き出すと、乗ってくる、誇りを持てる  リストは劣化する→追加!!
 手当は、わずかでも赤字でも払う
危機感がないところから、どう促す?
 始めてしまう(小・集・短)+発信する! (変化を望んでいないとき?)
手当の財源?(補助金に頼らない?)
 必要なら、気付いてもらうしかけ
 日帰り4千円、宿泊付1万円、650人  変化と動向に気付かせる!
 DM15万/年、事務委託@3万/月
 利・情・義・理と、好き・嫌い
 自立運営したい→最初から補助なし インストラクタの初動・継続のポイント?
 ゼロになった時から逆算・想定する!  最初は1つだけ!
 棚田保全の濁り酒→6千円で継続!  プログラム設計の統括(=品質責任)


酒販店での販売も、おまんじゅうも!
集落内の若者は?
 「演奏したい」→若い子が来た!
 市内:県内:県外は(ほぼ)同率
は仲田さん
 参加者の感想から、良い点・改善点
仲田さんの生業は?
 地元で一般紙発行→境目なし!
自治会・町内会は、行事から福祉+経済へ!
【現在】
親睦も安全も福祉も行事の連続。。
【今後】
「小規模多機能」自治!
→地域の住民が気軽に付き合い、 →行政機能の集約化を補い、
日常生活に必要な情報交換や
住民減少・高齢化などに伴い
安全確保などを行なうとともに、
必要性が高まる安全・安心の
地域生活をより快適にするため、 確保のための「適地適作(策)」
自主的・自発的に共同活動しな
型の地域づくりを進める。
がら、まちづくりを進める。
問題解決(交通安全、防火・防災、
防犯・非行防止、資源回収)
共通の「基本機能」と
生活充実(福祉、青少年育成、
独自の「魅力づくり」
健康増進、祭礼・盆踊り、
・最小限の安全・安心の維持
運動会、文化祭など)
・文化・伝統の継承
環境・設備維持(清掃・整備、
・経済的な競争力の維持・向上
集会所管理など)
広報・調整
ご登壇者のお話から
川西町内会(鹿屋市)岩切さん
山形屋 丸山さん
 7割が移住→つながりの弱さ
 「地域の発展が企業の発展」
 「地域に日本一愛される百貨店」
 独居高齢者80名強:毎月訪問
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粗大ゴミ回収:年1日!→2割のみ
認知症サポーター100名以上!
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天文館の外国客受け入れ整備
地域イベントへの協力
新幹線開通を機に発信も
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子どものための「夢と思い出」
姶良市 湯脇さん
 敬老会 十数年ぶりに復活!
 住民の要望を聞きながら
 来年度は公民館にサロンを!
 若手職員30名も自主参加!
桜島ミュージアム 福島さん
 問題の8割は「住民自らの問題」
 県民も知らない魅力→愛着・誇り
 市民の声を聴いてこなかった!
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先祖が培った地域をどう守る
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新規就農希望者受入れも
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隔月 懇談会→ふるさと雇用3件
体験から「住みたい・訪れたい」 市NPO協働ネットワーク(’10)
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火山地形を歩いてみる!
大根を種から育てる!
ビジターセンター運営:指定管理者
椿油 全国3位!食用にも!ぜひ→引っ張るより「やってもらう」!
どうやって人と地域を育てる?
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手を挙げる人はいない
→後ろから押す!
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無理せず始める
「よかった」から拡がる
 行政からの呼びかけも
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公民館からじっと見守る
→「自分が!」出てきた!

お客様に気持ちが伝わ
るか・何ができるか?
公民館:事務所を前に
 「何したい?」と聞きつつ  できること・かかわりを
どれだけ持てるか?
、方向付け・調整する
 指定管理「何とかしたい  「調整型」会長が多数
」気持ちが不可欠
 都市部・郊外部・中山
 地域の反応は徐々に。。 間地域の課題の違い
 まだ「申し出」<「お願い」  自主防災:企業・団体も

→地域を巻き込むきっかけに