文系 か理系 か - 駿河台メディアサービス

2015/9/30
文系か理系か!?
~万能の天才はやはりいるのか?~
1
本日の流れ
2.
3.
4.
5.
6.
7.
2015/9/30
1.
テーマ設定理由
データの紹介
仮説立案
検証①
検証②
結論
考察
2
テーマ設定理由
2015/9/30
とある予備校でアルバイトをしていると、「文系か理系
か」なんてことをよく耳にする。
「自分は数学が得意だから理系だ」とか「英語が得意
だから文系だ」などといったこともよく耳にする。
はたして人間の頭はそんな二分割できるぐらい都合よ
くできているのか?
実証してみよう!!
3
データの紹介
中学生男女混合20名のテスト結果を利用。

それぞれ100点満点のテストを「国語」、「数学」、「英語」
の三教科受けた。
2015/9/30

4
仮説立案
2015/9/30
 「文系科目ができる生徒は理系科目は苦手で
ある。」
 「国語ができる生徒は英語もできる傾向にある
が、数学はできない傾向にある。」
5
検証①
「国語ができる生徒は英語もできる傾向にある」
2015/9/30
モデル集計
モデル
R
d
推定値の標準
乗
誤差
R2 乗
.786a
1
調整済み R2
.618
.596
3.85315
i
m
e
n
因果関係もあり、説明
力もある。仮説は立証
された。
s
i
o
n
相関係数
0
国語の点数
国語の点数
英語の点数
1
.786**
Pearson の相関係数
有意確率 (両側)
N
英語の点数
Pearson の相関係数
有意確率 (両側)
N
**. 相関係数は 1% 水準で有意 (両側) です。
a. 予測値: (定数)、国語の点数。
.000
20
20
.786**
1
モデル
.000
20
分散分析b
20
平方和 (分
散成分)
1
平均平
自由度
回帰
431.758
残差 (分散分析)
267.242
18
合計 (ピボット
699.000
19
テーブル)
a. 予測値: (定数)、国語の点数。
b. 従属変数 英語の点数
方
1 431.758
有意確
F 値
率
29.081
.000a
14.847
6
検証②
「国語ができる生徒は数学もできる」は成り立たない
相関係数
数学の点数
Pearson の相関係数
国語の点数
1
.070
有意確率 (両側)
.768
N
国語の点数
2015/9/30
数学の点数
20
20
Pearson の相関係数
.070
1
有意確率 (両側)
.768
N
20
因果関係がなく、説明力も
弱い。
優位確立も0.05以上。
この仮説は成り立たない!
20
モデル集計
モデル
di
R
R2 乗
.070a
1
調整済み R2 乗
.005
推定値の標準誤差
-.050
3.76041
me
ns
io
n0
a. 予測値: (定数)、国語の点数。
分散分析b
モデル
平方和 (分散
成分)
1
回帰
平均平方
1.267
1
1.267
残差 (分散分析)
254.533
18
14.141
合計 (ピボットテーブ
255.800
19
ル)
a. 予測値: (定数)、国語の点数。
b. 従属変数 数学の点数
自由度
F 値
.090
有意確率
.768a
7
結論!
2015/9/30
 「文系科目ができる生徒は理系科目は苦手で
ある。」立証された。
 「国語ができる生徒は英語もできる傾向にある
が、数学はできない傾向にある。」ことが立証さ
れた。
しかし・・・
8
考察
2015/9/30
 そもそもサンプル数が少なすぎるし、あまりにも
結論がきれいすぎる。
 万能型は存在するのは確かである。
 日本の教育制度にそもそも原因があるのでは。
(ex.文系コース、理系コース等)
 今後ともやり方を変えて検証していく必要がある。
9
2015/9/30
御清聴ありがとうございました。
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