スライド 1

数値情報論Ⅰ 課題
ダルビッシュの
弱点は何か
このテーマにしたきっかけ

日本球界最強のピッチャーとの呼び声高いダ
ルビッシュ選手の弱点を数量的に研究したく
なった。
ダルビッシュとは
ダルビッシュ 有は、北海道日本ハムファイ
ターズに所属するプロ野球選手(投手)。血
液型はA型。マネジメント契約はエイベックス。
愛称は「ダル」。
 1986年大阪府出身、25歳
 2004年日本ハムからドラフト1位指名
 2007年沢村賞受賞
 今季は18勝6敗
防御率1.44 年俸5億円
参考:ウィキペディア

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%AB%E3%8
3%93%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E6%9C%89)
2011年10月19日確認。
データ



日刊スポーツホームページ記載の記録を使用
2007~2010年の98試合が対象
先発投手として出場したときの記録のみ使用
(クライマックスシリーズ、日本シリーズ、
オリンピック、WBC除く)
参考:日刊スポーツホームページ
(http://www.nikkansports.com/baseball/darvish/result/result2010.html
ど)
2011年10月19日確認。
な
仮説



Ⅰ.特定の球団に対して点を多く取られる
→特定の球団に対しては防御率が悪い
Ⅱ.コントロールが悪いときは点を多く取られ
る
→四死球が多いときほど防御率が悪い
Ⅲ.三振が少ないときは点を多く取られる
→奪三振が少ないときほど防御率が悪い
防御率……1試合あたりにどれだけ点を取られているのかを表す
防御率 = (自責点 × 9) ÷ 投球回数
⇒2.00未満は優秀
分析①
仮説Ⅰ.特定の球団に対しては防御率が悪い
表 1
防御率
対戦相手
平均値
度数
オリックス
1.7819
16
ソフトバンク
2.1783
18
ロッテ
1.7280
15
楽天
1.6400
16
西武
2.3929
14
合計
1.9415
79
度数
統計量
防御率
79
有効なケースの数 (リストごと)
79
平均値
統計量
1.9415
標準偏差
標準誤差
.22063
統計量
1.96101
分析②
仮説Ⅱ.四死球が多いときほど防御率が悪い
相関係数
四死球
四死球 Pearson の相関係数
1
有意確率 (両側)
N
防御率 Pearson の相関係数
有意確率 (両側)
N
防御率
.217*
.032
98
98
.217*
1
.032
98
*. 相関係数は 5% 水準で有意 (両側) です。
98
分析③
仮説Ⅲ.奪三振が少ないときほど防御率が悪い
相関係数
防御率
防御率 Pearson の相関係数
1
有意確率 (両側)
N
三振
Pearson の相関係数
有意確率 (両側)
N
三振
-.136
.181
98
98
-.136
1
.181
98
98
仮説の検証



Ⅰ.特定の球団に対しては防御率が悪い
→西武に対して防御率が有意に悪かった
Ⅱ.四死球が多いほど防御率が悪い
→弱い正の相関がみられた
Ⅲ.奪三振が少ないほど防御率が悪い
→ほとんど相関はみられなかった
考察・反省点



仮説Ⅰ
→もっとデータを集めて調査したかった
仮説Ⅱ
→暴投数も分析対象にすればよかったが、
データが少ないのであまり変わらないと思
う
仮説Ⅲ
→三振はもっとも効率的でリスクの少ないアウ
トの取り方だと思っていたので、これは意外だっ
た。
※回帰式を出すのを忘れていました、ごめんなさい
おわり
ありがとうございました