各都道府県における 外国人人口数を決める要因 政治経済学部 経済学科 3年 ** ** 目的・方法 日本における外国人人口数は増加傾向にある。 どのような地域に外国人が多いのか? ↓ 増加の決定要因は、 労働環境にあるのでは? 都道府県別にそれぞれの変数を分析。 データ①都道府県別人口数 12,500,000 13 10,000,000 27 7,500,000 23 12 5,000,000 2,500,000 0 人口総数 ・度数 47 ・平均値 2700549.85 ・最小値 613289 ・最大値 12064101 ・標準偏差 2516876.4 データ②外国人人口数 250,000 13 200,000 27 150,000 23 100,000 14 28 50,000 0 外国人人口数 ・度数 47 ・平均値 27883.94 ・最小値 2429 ・最大値 212975 ・標準偏差 43424.626 データ③外国人労働者数 23 30,000 13 20,000 20 10,000 0 外国人労働者数 ・度数 47 ・平均値 4719.30 ・最小値 265 ・最大値 30206 ・標準偏差 7346.814 データ④外資系企業数 14 150 27 100 50 28 12 0 外資系企業数 ・度数 33 ・平均値 49.67 ・最小値 1 ・最大値 1161 ・標準偏差 202.281 データ⑤現金給与月額 ・度数 47 ・平均値 342.268 ・最小値 281.1 ・最大値 429.9 ・標準偏差 32.5473 400 350 300 き まっ て支給する 現金給与月額 仮説ー① 人口が多い地域は、外国人の人口も多い。 帰無仮説 人口が多い地域と外国人人口数には、関係がない。 対立仮説 人口が多い地域は,外国人人口が多い。 相関係 数 人口総数 250000 外国人人口数 人口総数 1 外国人人口数 .921** .000 47 47 .921** 1 .000 47 47 Pearson の相関係数 有意確率 (両 側) N Pearson の相関係数 有意確率 (両 側) N **. 相関係数は 1% 水準で有意 (両側) です。 200000 係数a 外 国 人 人 口 数 モデル 1 150000 (定数 ) 人口総数 非標準化係数 B 標準誤差 -15039.133 3675.452 .016 .001 標準化係 数 ベータ .921 t -4.092 15.885 有意確率 .000 .000 F 値 252.324 有意確率 .000a a. 従属変数: 外国人人口数 分散分 析b 100000 モデル 1 回帰 残差 全体 平方和 7.36E+010 1.31E+010 8.67E+010 自由度 1 45 46 平均平方 7.36E+010 291742239 a. 予測値: (定数) 、人口総数。 b. 従属変数: 外国人人口数 50000 R2 乗線型 = 0.849 帰無仮説の棄却 0 0 2500000 5000000 7500000 人口総数 10000000 12500000 ↓ 対立仮説の採択 仮説ー② 外資系企業が多い地域は、外国人労働者が多い。 帰無仮説 外資系企業の多い地域と外国人労働者数は関係が ない。 対立仮説 外資系企業が多い地域は,外国人労働者が多い。 相関係数 外資系企業数 外国人労働者 数 30000 Pearson の相関係数 有意確率 (両側) N Pearson の相関係数 有意確率 (両側) N 外国人労 働者数 .448** .009 33 33 .448** 1 .009 33 47 外資系企業数 1 **. 相関係数は 1% 水準で有意 (両側) です。 係数a 外 国 20000 人 労 働 者 数 モデル 1 (定数 ) 外資系企業数 標準化係 数 ベータ 非標準化係数 B 標準誤差 5556.344 1334.081 18.155 6.498 .448 t 4.165 2.794 有意確率 .000 .009 a. 従属変数: 外国 人労働者数 分散分 析b モデル 1 10000 回帰 残差 全体 平方和 431560345 1.71E+009 2.15E+009 自由度 1 31 32 平均平方 431560345 55294802 F 値 7.805 a. 予測値: (定数) 、外資系企業数。 b. 従属変数: 外国人労働者数 R2 乗線型 = 0.052 0 0 50 100 外資系企業数 150 帰無仮説の棄却 ↓ 対立仮説の採択 有意確率 .009a 仮説ー③ 賃金が高い地域に、外国人労働者が多い。 帰無仮説 賃金の高さと外国人労働者数には関係がない。 対立仮説 賃金が高い地域に,外国人労働者が多い。 相関係 数 外国人労働者数 きまって支給す る 現金給与月額 30000 Pearson の相関係数 有意確率 (両側) N Pearson の相関係数 有意確率 (両側) N きまって支 給する現金 給与月額 .609** .000 47 47 .609** 1 .000 47 47 外国人労 働者数 1 **. 相関係数は 1% 水準で有意 (両側) です。 係数a 外 国 人 労 働 者 数 モデル 1 (定数) 外国人労働者 数 20000 非標準化係数 B 標準誤差 329.529 4.538 .003 .001 標準化係 数 ベータ .609 t 72.617 5.155 有意確率 .000 .000 a. 従属変数: きまって支給する 現金給与月額 分散分 析b モデル 1 10000 回帰 残差 全体 平方和 18091.744 30637.218 48728.962 自由度 1 45 46 平均平方 18091.744 680.827 F 値 26.573 a. 予測値: (定数) 、外国人労働者数。 b. 従属変数: きまって支給する現金給与月額 R2 乗線型 = 0.371 帰無仮説の棄却 0 300.0 350.0 400.0 き ま っ て 支給する 現金給与月額 ↓ 対立仮説の採択 有意確率 .000a 結論 すべての対立仮説が採択 問題点 東京や大阪などのはずれ値の存在 都道府県別ではなく、より細かい地域による分析。 不法労働者が含まれていない 国籍別や目的別などの変数を含めたデータの 分析
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