マクロ経済モデル分析 仮説 マクロ経済学のモデル Y=C+I+G+EX-IM から 1)GDPは民間消費に比例する 2)GDPは政府支出に比例する 3)GDPは輸出に比例する 注1)Y:GDP C:民間最終消費 I:民間最終投資 G:政府 最終支出 EX:輸出 IM:輸入 注2)有意確率5%で検定 データ 国民経済計算1980~2009年までの30年分 〔出典〕内閣府 http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/h20-kaku/22annual-report-j.html 実質値の前年度からの変化率を計算 X年度の変化率={(X年度実質値)-(X-1年度実質 値)}*100÷X年度実質値 *基本データ 度数 平均値 GDP成長率 29 2.0645 標準偏差 2.42856 家計消費支出増加率 29 2.0217 1.73498 政府支出増加率 29 2.7579 1.33884 輸出増加率 29 4.0290 6.47711 15.00 時系列データ 10.00 5.00 0.00 -5.00 GDP成長率 家計最終消費支出増加率 -10.00 政府支出増加率 輸出増加率 -15.00 仮説1 分析データ 相関係数 GDP成長率 GDP成長率 Pearson の相関係数 民間消費支出増 加率 1 .861** 有意確率 (両側) .000 N 民間消費支出増加率 Pearson の相関係数 有意確率 (両側) 29 29 .861** 1 .000 N 29 29 分散分析b モデル 回帰 残差 (分散分析) 合計 (ピボットテー ブル) 平方和 (分 散成分) 124.447 平均平 方 自由度 1 124.447 40.694 27 165.141 28 1.507 F 値 82.569 有意確 率 .000a 仮説1 消費とGDPの関連 ・相関係数=0.861 ・回帰方程式 Y=1.215C-0.392 ・決定係数 R2=0.754 ↓ 結)有意確率5%で仮 説を採択 仮説2 分析データ 相関係数 GDP成長率 GDP成長率 Pearson の相関係数 政府支出増加率 .429* 1 有意確率 (両側) .020 N 政府支出増加率 Pearson の相関係数 有意確率 (両側) 29 29 .429* 1 .020 N 29 29 分散分析b モデル 回帰 平方和 (分散成 分) 自由度 30.417 1 残差 (分散分析) 134.724 27 合計 (ピボット テーブル) 165.141 28 平均平 方 30.417 4.990 F 値 6.096 有意確 率 .020a 仮説2 政府支出とGDPの関連 ・相関係数=0.429 ・回帰方程式 Y=0.778G-0.083 ・決定係数 R2=0.184 ↓ 結)有意確率5%で仮 説を採択 仮説3 分析データ 相関係数 GDP成長率 GDP成長率 Pearson の相関係数 輸出増加率 1 .605** 有意確率 (両側) .001 N 輸出増加率 Pearson の相関係数 29 29 .605** 1 有意確率 (両側) .001 N 29 29 分散分析b モデル 回帰 平方和 (分 平均平 散成分) 方 自由度 60.357 1 60.357 残差 (分散分析) 104.784 27 合計 (ピボットテー ブル) 165.141 28 3.881 有意確 率 F 値 15.552 .001a 仮説3 輸出とGDPの関連 ・相関係数=0.605 ・回帰方程式 Y=0.227EX+1.115 ・決定係数 R2=0.365 ↓ 結)有意確率5%で仮 説を採択 15.00 時系列データ ~輸出とGDP~ 10.00 5.00 0.00 -5.00 -10.00 -15.00 GDP成長率 輸出増加率 8.00 時系列データ ~政府支出とGDP~ 6.00 4.00 2.00 0.00 -2.00 GDP成長率 -4.00 -6.00 政府支出増加率 結論・考察 GDPと消費 密接に関連している。GDPのうち6割が家計の消費 で、その寄与率は大きい。 GDPと政府支出 関連があるといいきれない。外的要因の補完の意味合 いが強いと予想される。好況時に赤字国債を発行して まで多額の財政出動は必要なのか GDPと輸出 多少の関連あり。変化の振れ幅が非常に大きく、輸出 不振になると影響は莫大になる。 以上で終了です ありがとうございました
© Copyright 2024 ExpyDoc