科目名 獣医関連法規 配当〔4 年次 前期 2 単位 必修 講義〕 (英語表記

科目名 獣医関連法規
(英語表記)Veterinary Medical Jurisprudence
配当〔4 年次 前期 2 単位 必修 講義〕
〔コーディネーター 牧野 ゆき(非常勤講師)〕
授業の概要
獣医師の業務に関連する法について、社会情勢の変化や、社会的な問題と関連づけて学ぶことを通じて、獣医師を取り
巻く環境を法律的側面からとらえる。
教育目標
(ねらい)
獣医師という専門的職業人であると同時に、責任ある社会人として求められる社会的視野を、将来にわたって維持し、発
展させていくために必要な、基礎的知識を身につける。
到達目標
・獣医師及び獣医療に関連する各種法規の概要を理解し、説明できる。
・獣医師の社会的責任及び社会において獣医療の果たすべき役割について理解し、説明できる。
・獣医師及び獣医療を取り巻く国内外の社会情勢に目を向けることができる。
成績評価方法
の割合
定期試験 80%、平常点 20%。
教科書
参考文献
教科書:なし(配布プリント使用)
参考文献:池本卯典・小方宗次編『獣医学概論』(文永堂出版)、農林水産省生産局畜産部(監)『獣医畜産六法』(新日
本法規)
履修条件
「法」という、獣医学を専門とする学生にはあまりなじみのない分野ではあるが、自分自身の問題として興味を持ち、積極
的に取り組んで欲しい。
学習課題
(予習・復習)
本講義での授業内容を踏まえて大学等での実習等に問題意識を持って参加することにより、本講義で取り上げた問題に
関して、現場における現状として体験する。また、日常生活においても、獣医師や獣医療および動物等にかかわる社会
的問題に常に目を向けるように心がける。
オフィスアワー
回
メールによる連絡。
連絡先:y-makino××@nvlu.ac.jp
担当者
授業内容
1
牧野
オリエンテーション(法の基礎知識、家畜衛生組織(家畜保健衛生所法)、衆衛生組織、国際機関について学ぶ。)
2
牧野
獣医事行政法規(1)(獣医師法について学ぶ。)
3
牧野
獣医事関連法規(2)(診断書・処方せんの作成法について学ぶ。)
4
牧野
獣医事関連法規(3)(獣医療法について学ぶ。)
5
牧野
家畜衛生行政関連法規(1)(家畜伝染病予防法について学ぶ。)
6
牧野
家畜衛生行政関連法規(2)(牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法、牛海綿状脳症対策特
別措置法、飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律について学ぶ。)
7
牧野
公衆衛生行政関連法規(1)(と畜場法、化製場等に関する法律、食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律、
食品衛生法、食品安全基本法について学ぶ。)
8
牧野
公衆衛生行政関連法規(2)(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律、検疫法、地域保健法、狂犬
病予防法について学ぶ。)
9
牧野
動物の輸出入に関する法規(家畜伝染病予防法、狂犬病予防法、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関
する法律の中から学ぶ。)
10
牧野
薬事関連法規(薬事法、麻薬及び向精神薬取締法、覚せい剤取締法、毒物及び劇物取締法について学ぶ。)
11
牧野
環境行政関連法規(動物の愛護及び管理に関する法律、愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律、特定外来
生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律、廃棄物の処理及び清掃に関する法律について学ぶ。)
12
牧野
その他の関連諸法規(独占禁止法、個人情報保護法その他のガイドライン、製造物責任法、消費者契約法等について学
ぶ。)
13
牧野
獣医療契約(獣医療契約総論・各論について学ぶ。)
14
牧野
獣医療事故(1)(獣医療事故総論について学ぶ。)
15
牧野
獣医療事故(2) (獣医療事故各論について学ぶ。)