科目名 リスク分析学・同演習 配当〔技:3 年次 前期 2 単位 選択 講義

科目名 リスク分析学・同演習
(英語表記)Risk Analysis Studies and Practice
配当〔技:3 年次 前期 2 単位 選択 講義〕
〔コーディネーター 遠藤 治(環境衛生学研究室)〕
授業の概要
人間活動により変化した環境が人間生活や生態系に影響(被害)を与える可能性を化学的リスクや生物学的リスクとして
捉える。この環境リスクを構成する要因を把握する手法について学び演習する。即ち、発がん関連物質、内分泌かく乱物
質、放射性物質、気候変動影響物質などに関連する様々なリスク事例を学ぶと共に、リスク要因の洗い出しやその評価、
化学物質に関しては用量―反応モデル、曝露評価を中心に演習する。
教育目標
(ねらい)
環境リスクなどに関する様々な知識を習得すると共に環境リスクを構成する要因を把握する手法について学び、様々な環
境問題を解決したり環境の改善に資する能力を身につけることを目標とする。更に、リスクコミュニケーションに必要なプレ
ゼンテーション能力を身につけさせる。
到達目標
成績評価方法
の割合
1. リスク分析の具体的手法について説明できる。
2. リスク分析と関連法規について説明できる。
3. リスクコミュニケーションに必要なプレゼンテーション能力を身につける。
定期試験 50%、成果発表 30%、平常点 20%
教科書
参考文献
教科書は特に指定せず、都度参考書を紹介する。
履修条件
リスク計算を行うために高校レベルの数学が必要不可欠である。必要に応じてリメディアル教育を推奨する。
前半は配布資料(RENANDI にアップロードする)の内容を中心に講義する。
学習課題
リスク計算及びプレゼンテーションに必要な関数電卓と方眼紙を各自用意すること。
(予習・復習) 後半は少人数のグループワークと発表会形式のプレゼンテーションを行う。
オフィスアワー
回
研究室に在籍している時は随時
連絡先:環境衛生学研究室(6号館2階)
担当者
授業内容
1
遠藤
リスク分析学の概論について学ぶ。
2
遠藤
リスク分析の基礎となる、用量-反応関係とその評価手法について学ぶ。
3
遠藤
リスク分析の基礎となる、曝露解析とその評価手法について学ぶ。
4
遠藤
リスク分析の具体的手法と応用例について学ぶ。
5
遠藤
リスク計算と異種リスクの比較について学ぶ。
6
遠藤
リスク管理と関連法規について学ぶ。
7
遠藤
関本
発表会のためのグループワーク:少人数のグループ分けと発表テーマを決める。
8
遠藤
関本
発表会のためのグループワークを実施する。
9
遠藤
関本
発表会のためのグループワークを実施する。
10
遠藤
関本
発表会のためのグループワークを実施する。
11
遠藤
関本
グループ発表会:プレゼンテーションを演習する。
12
遠藤
関本
グループ発表会:プレゼンテーションを演習する。
13
遠藤
関本
グループ発表会:プレゼンテーションを演習する。
14
遠藤
関本
総合ディスカッション:グループワークによる成果について話し合う。
15
遠藤
総括:1〜14回の講義内容を復習する。