科目名 動物人間関係学基礎実習 (英語表記)Basic Practice for Animal and Human Interaction 配当〔2 年次 前期 1 単位 必修 実習〕 〔コーディネーター 植竹 勝治(動物行動管理学研究室) 〕 授業の概要 本実習は、動物生命科学基礎実習と並び、動物応用科学の基盤となる専門共通領域であり、動物人間関係学コースに おける専門基礎である。介在動物学、伴侶動物学、野生動物学、動物行動管理学の4研究室の担当教員により、オムニ バス形式で実施する。 教育目標 (ねらい) 3年時以降の動物人間関係学コースにおいて、すべての動物を対象に人と動物のより良い関係を学び、動物と人の健 康・福祉・教育への貢献、また人と野生動物とのより良い関係及び野生動物の生息地管理などについて総合的に学ぶた めの基礎的内容・技術について学ぶ。 到達目標 ・動物人間関係学コースで学ぶ内容の自然科学データについて、適正に整理・解析し、その結果について、文献に照ら して正しく解釈・説明できる。 ・さらに、自然科学データの統計量および解析結果について、図表を用いて適正に視覚的に表現し、説明できる。 成績評価方法 の割合 定期試験0%、小テスト0%、レポート 25%、成果発表(口頭・実技)15%、平常点 60%。 教科書 参考文献 各教員の指示による。 履修条件 特になし。 学習課題 予習は特に必要ないが、各回の実習後には、実習内容について、関連する文献に当たるなどして、十分に確認し理解を (予習・復習) 深めること。 オフィスアワー 回 各担当教員がメール等で随時受け付ける。 担当者 連絡先:各実習担当者 授業内容 1 植竹 4/7 ガイダンス:実習の内容と日程を確認し、班編制を行う。 2 田中 (智)・ 植竹 4/14・15 行動調査法(1):行動の記述方法について学ぶ。 3 田中 (智)・ 植竹 4/21・22 行動調査法(2):行動調査の計画の仕方について学ぶ。 4 田中 (智)・ 植竹 4/28・5/6 行動調査法(3):行動データの記録方法について体得する。 5 田中 (智)・ 植竹 5/12・13 行動調査法(4):行動データのサンプリング法について体得する。 6 田中 (智)・ 植竹 5/19・20 行動調査法(5):行動データのまとめ方について習得する。 7 田中 (智)・ 植竹 5/26・27 行動調査法(6):社会行動の解析方法について体得する。 8 未定・大谷 6/2・3 介在動物学(1):人の健康について有益な動物について考える。 9 未定・大谷 6/9・10 介在動物学(2):乗馬実習を行う。 10 未定・大谷 6/16・17 介在動物学(3):Dog Walking について学ぶ。 11 菊水・茂木 6/23・24 イヌの社会認知機構に関しての実技的実験手法を学ぶ。 12 菊水・茂木 6/30・7/1 伴侶動物学(2):イヌの社会行動の解析手法について学ぶ。 13 南・塚田 7/7・8 野生動物学(1):野生動物の標本計測により、環境の及ぼす影響を調べる。 14 南・塚田 7/14・15 野生動物学(2):上記の結果を解析し、統計学の概念と、計算法、生態現象の意味を学ぶ。 15 予備 7/22・23 補習:各分野の実習の進捗状況に応じて補習を行う。
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