■ 函館市内小学校の状況及び学力向上策(学校数:46校、児童数:1,868名) 【教科全体の状況】 教科の領域別に全国を100とした場合の全道及び市町村の状況をレーダーチャートで示したもの (市町村の平均正答率÷全国(公立)の平均正答率×100で算出) 函館市小学校 北海道(公立) 全国(公立) 国語A(話すこと・聞くこと) 算数B(数量関係) 110.0 100.0 算数B(図形) 国語A(読むこと) 90.0 算数B(量と測定) 【学校質問紙調査】 国語A(書くこと) 授業の目標提示をよく行った 80 国語A(伝統的な言語文化と 国語の特質に関する事項) 75 80.0 算数B(数と計算) 函館 70 国語B(話すこと・聞くこと) 70.0 全道 65 算数A(数量関係) 全国 全 秋 55 算数A(図形) 函 国語B(読むこと) 算数A(量と測定) 算数A(数と計算) 北 50 国語B(伝統的な言語文化と 国語の特質に関する事項) 全 小学校 【児童質問紙調査】 1日1時間以上勉強している 国語の授業の内容はよく分かる 65 算数の授業の内容はよく分かる 40 50 60 45 55 35 50 函館 函館 全道 全道 全国 45 函館 40 全道 全国 30 全国 35 40 35 25 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 30 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 【分析】 教科 児童質問紙 学校質問紙 ○ ほぼ全ての領域で全道平均を上回り、B問題の領域を中心 ○ 各学校において、継続的な授 にやや下回るものもあるが全国平均ともほぼ同程度となって 業改善に取り組むとともに、望 おり、「知識」「活用」両面における向上が見られる。 ましい生活習慣・学習習慣の定 着に向け、家庭や地域の方々 ○ 数年間の結果から、国語、算数とも、A問題と比較して、B問 との連携を進めるなど、地道な 題の平均正答率が低い状態が続いている。 取組により、成果が現れ始めた ものと考えられる。 ○ 家庭での学習時間や授業内容の理解について、全道平均を 上回り、全国平均とほぼ同程度の結果となっており、数年間 の結果から子どもの学習に対する意識の向上がうかがえる。 ○ 調査対象学年の児童に対して、前年度までに、授業の冒頭で 目標(めあて・ねらい)を示す活動を計画的に「よく行った」学 校は、全道および全国を上回っている。 【函館市の学力向上策】 ◎ 学校教育推進の指針「アプローチ」に基づく、各学校の組織的な学習指導の推進。 ◎ 学力向上プロジェクト推進委員会による、本市独自の調査(CRT)や全国学力・学習状況調査の分析及び、学力向上に向 けた効果的な指導方法等についての研究の推進。 ◎ 学生ボランティアや地域住民による放課後や長期休業中の学習支援(函館市学力向上支援事業「アフタースクール」) - 153 - 函 北 60 国語B(書くこと) ■ 函館市内中学校の状況及び学力向上策(学校数:28校、生徒数:1,902名) 【教科全体の状況】 教科の領域別に全国を100とした場合の全道及び市町村の状況をレーダーチャートで示したもの (市町村の平均正答率÷全国(公立)の平均正答率×100で算出) 函館市中学校 北海道(公立) 全国(公立) 国語A(話すこと・聞くこと) 数学B(資料の活用) 110.0 国語A(書くこと) 【学校質問紙調査】 100.0 数学B(関数) 国語A(読むこと) 授業の目標提示をよく行った 90.0 数学B(図形) 80.0 50 70.0 数学B(数と式) 55 国語A(伝統的な言語文化と 国語の特質に関する事項) 函館 国語B(書くこと) 全道 全国 45 数学A(資料の活用) 国語B(読むこと) 国語B(伝統的な言語文化と 国語の特質に関する事項) 数学A(数と式) 数学A(関数) 数学A(図形) 40 中学校 【生徒質問紙調査】 家で学校の宿題をしている 国語の授業の内容はよく分かる 70 数学の授業の内容はよく分かる 30 40 25 35 65 60 函館 全道 55 函館 20 全道 全国 15 全国 25 10 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 全道 全国 50 45 函館 30 20 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 【分析】 教科 生徒質問紙 学校質問紙 ○ ほぼ全ての領域で全道平均と同程度、また、B問題の領域を ○ 各学校において、継続的な授 中心にやや下回るものもあるが、全国ともほぼ同程度であ 業改善に取り組むとともに、望 り、子どもたちの「知識」「活用」両面における向上が見られ ましい生活習慣・学習習慣の定 る。 着に向け、家庭や地域の方々 ○ 数年間の結果から、国語、数学とも、B問題における平均正 との連携を進めるなど、地道な 答率が低い状態が続いている。 取組により、成果が現れ始めた ものと考えられる。 ○ 宿題への取組状況や授業内容の理解について、全道・全国 平均の両方を上回っており、数年間の結果から,子どもの学 習に対する意識の向上がうかがえる。 ○ 調査対象学年の生徒に対して、前年度までに、授業の冒頭で 目標(めあて・ねらい)を示す活動を計画的に「よく行った」学 校は、全道および全国を上回っている。 【函館市の学力向上策】 ◎ 学校教育推進の指針「アプローチ」に基づく、各校の組織的な学習指導の推進。 ◎ 学力向上プロジェクト推進委員会による、本市独自の調査(CRT)や全国学力・学習状況調査の分析及び、学力向上に向 けた効果的な指導方法等についての研究の推進。 ◎ 放課後や長期休業中の学習支援。 - 154 -
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