平成27年度全国学力・学習状況調査の結果の特徴(和歌山県)

平成27年度全国学力・学習状況調査の結果の特徴(和歌山県)
1
教科に関する調査結果(和歌山県(公立))の平均正答率について
小学校は、算数Aが全国平均を上回り、国語A・B、算数Bが全国平均程度、理科が全国平均を
下回った。また、中学校は、数学Aが全国平均程度となり、国語A・B、数学B、理科が全国平均
を下回った。
2
和歌山県(公立)と全国(公立)の平均正答率の差
小国A
小国B
小算A
小算B
小理
中国A
中国B
中数A
中数B
中理
県
69.5
64.5
75.6
44.9
59.0
73.4
62.9
64.0
39.6
50.1
全国
70.0
65.4
75.2
45.0
60.8
75.8
65.8
64.4
41.6
53.0
差
-0.5
-0.9
0.4
-0.1
-1.8
-2.4
-2.9
-0.4
-2.0
-2.9
3
和歌山県(公立)と全国(公立)の平均正答率の差の推移
(中学校)
(小学校)
国語A
国語B
算数A
算数B
理科
H26
-3.5
-2.1
-1.3
-2.5
-2.9
H27
-0.5
-0.9
0.4
-0.1
-1.8
理科のみH24
国語A
国語B
数学A
数学B
理科
H26
-2.0
-3.5
-1.5
-3.0
-1.2
H27
-2.4
-2.9
-0.4
-2.0
-2.9
(中学校)
(小学校)
1.0
1.0
0.0
0.0
-1.0
-1.0
-2.0
-2.0
理科(H24)
理科(H24)
-3.0
-4.0
理科(H24)
-3.0
理科のみH24
-4.0
H26
国語A
4
H26
H27
国語B
算数A
算数B
国語A
理科
H27
国語B
数学A
数学B
理科
児童生徒質問紙調査から
授業の最後に学習内容を振り返る活動をよく行っていた
と思う割合
授業のはじめに目標(めあて・ねらい)が示されていたと
思う割合
H27小
H26小
H25小
81.1
H27中
H26中
H25中
79.1
64.8
59.5
86.6
86.3
82.0
82.5
78.3
0
20
79.7
71.5
68.1
40
県
60
80
全国
小学校
77.7
76.1
H27国
H26国
74.2
65.1
H27算
H26算
74.7
78.6
73.3
79.7
H27数
H26数
52.3
54.8
H27理
H24理
77.2
69.5
76.1
72.5
H27理
H24理
51.9
46.1
40
県
60
全国
H27中
H26中
H25中
53.1
46.4
45.8
0
75.3
71.9
76.7
59.3
53.3
51.3
20
40
県
60
テレビゲームを1日当たり2時間以上
する割合
80
100
(%)
0
20
H27小
76.4
70.4
32.7
30.2
H27小
H26小 32.9
30.3
H26小
9.8
8.7
9.89.8
51.8
46.6
県
60
全国
100
(%)
通話やメール、インターネットを1日
10.6 当たり2時間以上する割合
10.6
51.3
57.7
40
80
全国
中学校
79.5
74.8
20
75.1
66.9
72.3
(%)
H27国
H26国
0
H27小
H26小
H25小
100
全ての書く問題で最後まで解答を書こうと努力した割合
5
理科のみH24
80
100
(%)
H27中
42.3
36.3
H27中
35.7
H26中
43.5
35.4
H26中
38.8
0
20
40
60
県 全国
80
100
(%)
0
31.3
32.7
20
40
60
県 全国
80
100
(%)
調査結果から
○すべての小中学校において、
学力向上短期計画に基づく学力向上推進プランを作成し、
実行することで、
学校全体で学力向上の検証改善サイクルを確立することができた。
○各学校がプランの実行を進めることで、児童生徒の学習に対する姿勢、調査に対する意識が向上した。
○授業改善により、授業のはじめに目標が示されていたと思う割合が増加した。
●授業の最後に、学習内容を振り返る活動については、小学校で改善したが、中学校は依然課題がある。
●通話やメール、ゲームをする時間については、依然課題がある。