第11号 - JR東日本ユニオン

東日本ユニオン
JR東日本労働組合
(東日本ユニオン)業務通信
2015 年 4 月 1 日
№ 11
2015春闘で賃金引上げの回答を受ける!
基
基準
準内
内賃
賃金
金平
平均
均
定期昇給(昇給係数4)の実施
所定昇給額の6分の1+定額 1,100 円
2,229円で妥結!
6
6月
月2
25
5日
日以
以降
降準
準備
備で
でき
き次
次第
第
グリーンスタッフの基本賃金に 1,000 円加算
エルダー社員の精勤手当に 18,000 円加算
「グリーンスタッフの賃金を改善する」「エルダー社員は継続雇用とい
う社会制度の中で精勤手当を改善する」と、人件費総体を検討する中で
グリーンスタッフとエルダー社員の奮闘と職務の重要性を認識した上で
の判断であることを確認!
本日4月1日、申第4号の第3回団体交渉を開催しました。団体交渉では、①申第6号に対する会社の回
答、②回答が今日まで遅れたことに対する会社の姿勢、③本日の交渉の設定についての見解、⑤会社の賃金
引上げ額の根拠、所定昇給額の6分の1という配分の考え方、⑦総合生活改善要求についての回答等につい
て、真摯に議論してきました。
申第6号で緊急申し入れを行わなければならない事態に対して、冒頭「申し入れの重みは十分に認識して
いる。今後も締結している協約に基づいて信義誠実に対応していく」ことを確認した上で、回答が4月1日
になったことに対しては「回答の時期については例年のタイミングからすれば遅いという認識はある」とし
たものの「新賃金は将来にわたる固定費であり慎重に判断した」との主張を繰り返しました。
本部は、要求していた多くの項目に対して有額回答を示したことは評価しつつも、要求と比して金額に隔
たりがあることから席上妥結せずに一旦持ち帰り、中央執行員会で稟議し、最終回答としていることなどか
ら、同日妥結する判断に至りました。今日までの職場組合員の支援と激励に心から感謝を申し上げます。
さらに総合生活改善要求の獲得に向け、取り組みを強化しよう!
(1)第二基本給の廃止、(2)年間労働時間 1800 時間の達成、(3)扶養手当の増額、時間外割増
率の引き上げについては「現行で妥当と判断している。制度を直ちに変えることは考えていない」と回
答し、(5)年休関係については「必要な要員は確保しており、時間単位での取得は鉄道の特性からす
れば考えにくい」という回答にとどまっています。引き続き、総合生活改善要求の獲得にむけて取り組
みを強化してまいります!