2015年10月23日発行

2015年10月23日発行
第 11 号 (通巻65号)
JR東日本労働組合新潟地方本部
http://www.geocities.jp/higashinihonunion_niigata/
発行者:岡村広志
編集者:教育・広報部
事の発端は平成22年1月1日、長岡運輸区において乗務員の労働時間改ざんが発覚した事でした。
待機していた乗務員に対し、後日管理者により作業時間計算書整理段階で、ノーペイとなる1時間の
休養指示をしたことが勝手に付け加えられていたのです。
当時のJRLU(ジェイアール労働組合)は、誤った取り扱いの是正と再発防止、また過去に遡っ
て精査し、改ざんされていた分の追加支給を求めました。交渉の結果、会社側も改ざんを認め、再発
防止策と該当社員に追給するという回答を引き出し大きな成果を勝ち獲りました。また改ざんは全て
の運輸区で行なわれていたことも明らかになりました。組合側は、こういった取り扱いが行なわれて
いた背後要因として、輸送混乱時の当直助役の作業の煩雑さがあることも指摘し、作業軽減や要員配
置等も求めました。また乗務員と管理者相互で処理を確認できるよう作業台帳なども求めましたが、
会社側は、現状で対応できるとし是正はなりませんでした。
事象発覚から5年以上が経過し、再度の申し入れ(ジェイアール東日本労組地本申1号)を経て、
この度やっと酒田運輸区対象者より順次追給されることとなりました!追給に際し、東日本ユニオン
新潟地本に下枠の説明がありました。
改ざん追加支給に対する支社からの説明
・2015年10月30日に酒田運輸区当該乗務員に振り込み手続きを行う。
・10月の給与明細を渡す際、事務担当より当該乗務委員に追加支給がある旨伝える。
・追加支給の詳細について、本人の申し出があれば現場長が説明を行う。
・課税処理等は今年中に行う。
・追加支給対象者は全運輸区で約190名、総額80万円程度。
・酒田運輸区以外の職場については今年中に追加支給を行う。
・退職者については、振込先等を本人に確認し、今年度中を目標に責任を持って対応する。
今回の大きな成果は、一人の労働者の気づきから労働組合の要求に高め闘ってきたからであり、結
果約190名の泣き寝入りを防ぐことができました。自らの勤務制度等を理解し、正当な賃金とコン
プライアンスを求めることは当然です!車掌の「技能講習習得表」
「車掌見習乗務記録」もそうです。
作業内容を覚えることも仕事です。会社も、その時間を労働時間として保障しています。
(新潟支社は
我々の指摘・要求により改善)。
冬期を控え、これから変行路も多発します。しっかりとチェック機能を果たしていかなくてはなり
ません。間もなく交渉が始まる年末手当も然りです!きちんと成果配分を要求し、満額獲得に向け職
場から声を上げていこう!