東日本ユニオン JR東日本労働組合 (東日本ユニオン)業務通信 2015 年 3 月 20 日 № 10 2015春闘の早期回答を求めて、 3 3月 月2 24 4日 日ま まで で 回 回答 答す する るこ こと と! ! 緊急申し入れ(申6号)を行う! 本部は 19 日、在京の三役会議を開催し、2015 春闘情勢について議論した。18 日には 自動車や電機など民間大手の集中回答がされ、JR西労組もベア 1000 円で妥結した。19 日には東海ユニオンがベア 2000 円で妥結するなど、昨年を上回る回答がされている中で、 JR東日本は回答の素振りすらないことから、早期回答を求める緊急申し入れを行った。 大塚相談役を経団連副会長に送り出し、富田社長も 6 月には経団連審議員会副議長に 就任する名実ともに一流企業にも関わらず、社会の流れに無関係なJR東日本の対応は 許されない。会社の誠実な対応を求めて取り組みを強化していく。 「申4号」の早期回答を求める緊急申し入れ 「2015年度の賃金改定および総合生活改善要求に関する申し入れ」のユニオン申4号につ いては、これまで2回の交渉を行い、組合側の要求の趣旨説明と会社側の経営を取り巻く環境に ついて真摯に議論し、認識を一致させてきました。 すでに賃金改善を求める春の労使交渉は18日、自動車や電機などの主要企業から回答があり、 ベアで昨年を上回る額を提示する企業が相次ぎ、デフレ脱却への意気込みを示したものといえま す。 また、JRグループの先陣を切ってJR西日本が18日、昨年に引き続きベア1千円、年間臨給 5.38ヶ月等を回答し妥結しました。JR東海も本日、ベア2千円、夏季手当3.0ヶ月の回 答が示され妥結しています。 こうした積極的な賃上げによって、景気の本格回復や経済再生にむけて消費を後押し、消費の回 復を追い風に企業収益を伸ばし、さらなる賃金の上昇と雇用の拡大を目指すという好循環をつく り、デフレ脱却を確かなものにしなければなりません。 JR東日本は、その責務があるにも関わらず、大手の集中回答ゾーンを過ぎても賃金引き上げに 対する回答がされていません。こうしたJR東日本の対応は、社会の流れに逆行するものと指摘 せざるを得ません。 会社が言う「高い公共性を有した企業であることから、鉄道業界はもとより公益産業や企業の中 で突出感を持たれないようにしなければならない」という理由は、大手企業の集中回答日にあわ せて回答できない理由にはなりません。社員はもとより、社会に対してポジティブなメッセージ を出す責務がJR東日本にはあります。 そうした立場で、早急にユニオン申「第4号」に対する回答を下記の期日までに行うよう緊急申 し入れをいたしますので、誠意ある対応をされたい。 1、回答指定について、2015年3月24日までに回答されたい。
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