業務速報第40号 - 東日本ユニオン

東日本ユニオン
JR東日本労働組合(東日本ユニオン)
2016 年 3 月 1 日 №40
本部は 3 月 1 日、申第 7 号「2016 年度夏季手当に関する申し入れ」の第 1 回
団体交渉に臨み、要求の趣旨説明を行いました。
★「年末年始期間のご利用状況」では、北陸新幹線や上野東京ラインの開業効果をはじめイン
バウンド効果なども相まって、対前年比で 101%と前年を上回る数値を示している。収入面
でも、近距離きっぷの発売枚数が対前年比 104%と大きく上回っている。
★「2015 年度第 3 四半期決算」の連結・単体決算ともに増収増益、営業収益・運輸収入も 4 期
連続の増収、さらに、連結・単体いずれも「第 3 四半期決算としてはすべての利益において
過去最高」とした実績が存在する。
★「2015 年度鉄道営業収入」も、1 月の収入は全体で対前年比 103.2%となっており、このま
ま順調に推移すれば 2015 年度は「閏年」であることを含めて、間違いなく 2015 年度通期の
業績予想が達成できる状況にある。
★平成 28 年度(2016 年度)の第 1 四半期は、北海道新幹線開業効果の他、5 月のGWも「最
長 10 日間の連休が可能な条件」が揃い、インバウンド効果を含めて好調な業績が見通せる。
(北海道新幹線開業日の指定席は、最短で約 25 秒、遅くても約 10 分で完売するなど、お客
さまの期待が高まっている)
★すべての社員は、多岐にわたる作業を一つも間違えられない緊張感と責任感を持って遂行し、
安全・安定輸送の確保に全力をあげている。この安全と好調な業績は、社員が一つひとつの
仕事の積み重ねによってつくりだしたものだ。
★実質賃金は 4 年連続でマイナスである。このことは、生計費をボーナスで補わなければ生き
ていけないことを示している。さらなる社会保険料の引き上げや物価上昇、消費増税、マイ
ナス金利による預金や年金への影響など、将来への不安は募る一方だ。