東日本ユニオン 組織通信 JR東日本労働組合 組織通信 発責:組織部 2015年6月30日 №21 JR連合第24回定期大会開催 佐藤光雄代議員(仙台)発言 2013年12月16日に旧ジェイアール東日本 労働組合と旧ジェイアール労働組合との組織統一 を果たした。現実的な時間軸で見れば今後5年で国 鉄採用の殆どが現職から去る。JR 東日本は、新人事 賃金制度を柱に社員評価での職場管理を進め、会社 と向き合う労働組合の存在を不要とする意識を生 み出しつつあり、まさに今が JR 東日本労政の転換 期である事を認識しなければならない。 JR労働運動一元化の試金石 JR 連合が運動の柱としている JR 労働界の一元化は、東日本の中では東労組、国労とも 一つになる先見性を持った意識が必要になる。それを可能にするには、組織対組織ではな く、同じ JR 労働者として、お互いを尊重し共感を得る、一つ一つの結果を、議論と運動の 積み重ねで創っていくしかない。統一と共に東日本ユニオンは残された時間の中で今、実 践している。旧ジェイアール労働組合の若い仲間は、純粋にひたむきに、組合員のための 労働組合を目指している。職場の問題に耳を傾け、レクでは笑い、組合員のための運動を 掛け値なしで実践している。 統一からこの間、JR 連合からは、旧ジェイアール労働組合の仲間に対し、JR 連合加盟 を保留する措置が取られており、組織としては異常だ。東労組から「組合が組合を差別し ている」と揶揄されても、JR 労働者の共感を得る運動を創る、その思いでギリギリの所で 踏ん張っている。統一から 2 年、組織の若返りと活性化により13名の組織拡大を果たし た。今年 4 月には、新入社員の加入を長野、新潟で成し遂げた。東日本の中で、私たちが 新たな労働組合の選択肢となり得た事は大きな一歩であり、統一によって生まれた成果だ。 新たな労働組合としての選択肢こそ統一で生まれた成果 本部は 4 月 17 日、JR 連合に対し改めて統一した組織として再加盟申請を提出した。JR 連合は、執行委員会での議論を進めるとお聞きしている。統一した東日本ユニオンは JR 連 合にとってJR労働運動一元化の試金石だ。労働組合の社会的責任や運動の実践的第一歩 として、JR 東日本の今を、JR 連合が責任を持って見守る、そして統一した若い仲間と共 に運動を実践する事こそが、旗を掲げる大義だと思う。その大義を見失わないための再加 盟申請であり、ご理解を得られることを強く願う
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