1 平 成 27 年 度 学 校 経 営 計 画 表 1 学校の現状 学校番号 特11 教 頭 名 教職員数 県 立 内 原 特 別 支 援 学 校 小野 ヨリ子 教諭 18 養護 1 教諭 1 部 児 童・ 生徒数 学校名 年 常勤 講師 2 非常勤 4 講 師 年 実習 0 0 助手 3 年 4 年 寄宿舎 平 島 直 樹 事 務 長 名 豊 原 洋 子 事務 0 指導員 5 学 校 長 名 年 2 職員 6 年 合 技 術 職員等 計 8 計 36 合計 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 クラス数 小学部 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 5 0 7 0 4 中学部 1 2 4 4 2 0 7 6 5 2 目指す学校像 ◆一人一人の教育的ニーズに応じた指導を推進する学校 ◆保護者との連携により,児童生徒の成長を高め合う学校 ◆保護者・地域から信頼される学校 3 現状分析と課題(数量的な分析を含む) 項 目 現 状 分 析 課 題 ○板書や個に応じた教材の工夫,ティーム・ティーチングの役割分担の明 ○合理的配慮の観点をふまえて,目標と評価のあり方を検討すると共 一人一人の教育的 ニーズに応じた指 導・支援の充実 確化等の授業改善を図っている。 ○一人一人の生徒が見通しをもって,主体的に取り組める授業改善を進め ている。 に,PDCAサイクルをふまえた授業改善を行い指導力の向上を図 る。 ○外部専門家を活用し,ABC 分析や ICT の校内研修を行いさらなる専 門性の向上を図る。 ○キャリア教育の視点を取り入れた進路支援システムの構築(U-SUT) ○キャリア教育の視点を取り入れた進路支援システム(U-SUT)を立 キャリア教育の推 に向けて,年間指導計画へのキャリア教育4能力領域の視点を整理し, ち上げて 3 年目である。システムのさらなる検証を実施し,実効性のあ 進,進路指導の充実 記載方法を検討した。 るシステムを構築する。 ○中学部では地域での職場体験(うちとくワークステーション)を実施し ○キャリア教育におけるセルフエスティームの捉え方や職場体験の実 2 て,働くことへの興味関心を高めた。 施方法等の検討が必要である。 ○ライフキャリアに焦点を合わせた小・中学部の系統性を検討してい く。 ○専門家による食事指導や食物アレルギーの研修を実施し,日々の食事指 ○より実践的な誤嚥・食物アレルギー等のマニュアルを活用した模擬訓 導に役立てることができた。特に食環境の改善や自立活動の指導内容・ 方法の充実が図られた。関連した模擬訓練を実施した。 練を実施する。 ○実践的な防災教育を推進するために,緊急地震速報受信システムを活 ○誤嚥・食物アレルギー等の個別マニュアルを作成し,全職員で共通理解 用し,避難訓練等に児童生徒が落ち着いて行動する態度を育んでい 安全・安心な学校づ を行い,役割分担を明確にしながら組織として速やかに対応できるよう く。また,学校防災アドバイザーを活用し,災害時における支援・指 くりの推進 にしている。 導方法等について検討していく。 ○3地域の区長さんの協力を得て学校地域防災連絡会を設置した。防災の ○福祉避難所としての対応マニュアルを作成し,水戸市と連携しながら 情報交換や避難訓練を地域の方々と実施し防災力強化につなげている。 進めていくとともに,実践的な福祉避難所開設訓練を実施する。 ○水戸市地域安全課と連携し,福祉避難所開設までの流れと役割に関する 研修会を実施し本校職員の共通理解を図った。 ○広報誌「なでしこ」を近隣地区に配付している。(年5回,12 カ所) 外部支援・理解啓 ○特別支援教育コーディネーター連絡協議会を年 3 回開催し,関係機関との連携 発活動の推進 に努めている。学区内特別支援学級の児童生徒との合同学習会を実施し, 交流を深めている。 ○学校間交流,地域交流,居住地校交流では対象先と連携し,実施に際し て理解を得ることができた。 ○発達障害等の幼児児童生徒の割合が年々増加傾向にあるため,学区内 の幼稚園,小・中学校等に外部専門家を活用しながら,研修会の実施 や相談業務を行っていく。 ○学校間交流,地域交流,居住地校交流では活動内容,交流形態,参加 者等について検証し,共生社会形成実現のために,成果と課題を明確 にしていく。 ○早期教育支援を進めた。親子支援教室(けやきっ子:毎月2回実施)は,ライ ○水戸市と連携し早期教育支援を推進すると共に,利用者のニーズの把 フスキルのアップやタブレット端末を活用し,音や映像を提示して興味関心 握に努め,支援内容の個別化を図るようにする。 を引き出した。 4 中期的目標 (1) 合理的配慮の観点をふまえ,児童生徒の教育的ニーズ,特性等を的確に把握し,個に応じた指導の充実を図るとともに,授業改善,授業力向上を目指した研修 を推進する。 (2) 系統性のあるキャリア教育を推進するとともに,児童生徒一人一人のニーズに応じた進路指導の充実に努める。 3 (3) 学校いじめ防止基本方針をふまえ,児童生徒の好ましい人間関係の育成に努める。 (4) 家庭,地域,関係機関との連携の下,信頼される安全・安心な学校づくりを推進する。 (5) 交流及び共同学習をとおして,特別支援教育推進,共生社会実現への理解・啓発に努める。 (6) 特別支援教育のセンター的機能の充実に努め,特別支援学校の専門性を生かした地域貢献に努める。 5 本年度の重点目標 重 点 項 目 重 点 目 標 一人一人の教育的ニーズに応じた指導・支援の ① 合理的配慮の観点をふまえて,一人一人の特性等に応じた指導内容・方法の改善を図る。 充実 ② 授業研究をとおして,評価の観点やPDCAサイクルをふまえた授業改善・授業力の向上に努める。 ③ 校内研修の充実(ICTの研修,及びICT活用指導力向上)を図る。 キャリア教育の推進,進路指導の充実 ④ 地域資源を活用した職場体験等(うちとくワークステーション)を実施する。 ⑤ 校内研修(外部人材の活用,先進校視察等)の充実を図る。 ⑥ 学校・保護者・地域と連携した進路支援システム(U-SUT)の継続・発展に努める。 安全・安心な学校づくりを推進 ⑦ 学校いじめ防止基本方針に基づく調査,研修等を実施し,いじめの未然防止,早期発見,適切な対応に努め る。 ⑧ 一人一人の特性に応じた摂食・嚥下指導,及び適切な食物アレルギー対応の研修と実践に努める。 ⑨ 地域との連携による防災訓練を実施し,防災対策強化に努める。 (学校地域防災連絡会・福祉避難所開設訓練) 外部支援・理解啓発活動の推進 ⑩ センター的役割の推進として,教育相談,及び小中学校等への継続的支援(発達障害等)に努める。 ⑪ 地域の小中学校との交流活動(学校間交流)の充実に努める。 ⑫ 地域支援や地域交流等の活動をとおして,共生社会の形成実現に向けた理解啓発活動を実現する。
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