相中だより No,3

相中だより
( 相生中学校 学校だより )
No,3
平成27年 4月27日
学 校が 果た す べき重 要な役 割の 一つに 、学 力と 体力の 向上 があ げら れ ます。その ため に 本校
では様々な取組を行っていますが、その一部を紹介いたします。
○学力向上の取 組
本校では「学力向上委員会」を組織し、すべての教科で授業を改善し
ながら生徒の学力を上げる努力をしています。特に数学と英語において
は、一クラスの授業に教師を複数配置して、よりきめ細かな指導ができるようにしています。
【数学】
二年生と三年生で一学級を二つの学習集団に分け、少人数指導を実施しています。生徒の
実態や希望を考慮しながらクラス分けを実施し、基礎基本の確実な定着を目指した授業を行っ
ています。
【英語】
三年生の英語では、数学と同じように学級を二つに分けた少人数指導で授業を行っていま
す。また、一年生と二年生の英語は、一つの授業を二人の教師で指導する TT (ティーム・ティー
チング)をしています。
※今の3年生を例にあげると、生徒数は一学級あたり32名程度ですから、これを 二学級に分ける
と 人数 は 1 6名 に な り ます 。 必 ず 半 分に 分 ける わ けで は あ りませ んが 、こ れ く ら い 少 人数 に なれ ば
きめ細かな指導が十分に行き届き、学力向上にもプラスになっています。
○体力向上の取 組
生徒が積極的に運動に親しみ体力を向上させることは、心身共の健康にと
て も 重 要な こ と で す 。し か し 、平成 2 6年 度の “ 新体力 テス ト” の結 果を 見ると 、本
校 の生徒 は全国 や県の 平均 を 下回る 項目が あり 、体力が 十分 にあ ると は言え ま
せ ん 。 そ ん な 課 題 を 克 服 す る た め に 「 体 力 向 上 プ ラ ン 」 を 策 定 し 、 生 徒の 体 力 向 上 に 取 り組 ん で
います。その概要は以下の通りです。
【体育の授業】
生徒が 達成 感を 得ら れ るよう な 授業作 りを 進め ると 共に 、生徒 が運 動に 対し て親 しみや 自信を
感 じら れ るよ うな 場を 設定し てい きます。また、 昨年度から力を 入れ ている持久力 向上のため に、
授業前の5分間走の取組を継続していきます。
【体育以外】
体 育 担 当と 担任 が 連 携 を と り、 生 徒 の 頑 張り を 賞賛 し な が ら 、 体 育 祭や マ ラ ソ ン 大会 で の 技術
や 記 録 の 向 上を 目 指し ます 。 また 、 運動 部活 動 で も 競 技力 の 向上 を 図 りなが ら 、 楽 しく 運 動に 取
り組ませていきます。
【その他】
家 庭 で も 体 力 作 り の た め の 日 常 的 な 取 組 が で き る よ う に 、 学 校だ より や 学 年 だ より で 生徒 の 様
子を伝えていきます。ご家庭の協力もよろしくお願いします。
い じめ防止 に 向 け て
い じ め 防 止対 策推 進法 が 20 13年 6月に 国会で 可 決成立 し 、同年 9月に 施行さ れ まし た。こ れ
によって、学校がいじめ防止に取り組むことが法律によって定められました。
具体的には、学校ごとに、いじめ防止対策の基本方針を策定することや、すべての教育活動
を 通じ て 、い じ め防 止に つなが るよ う な、道 徳教育 や心を 豊か にす る教育、 人間関 係能力が高 ま
るような内容を充実させる事が義務づけられました。
これを受け、本校ではいじめ防止のための基本方針を定めました。そして、「いじめ防止対策
委 員 会 」 を 設 置 し て 、い じ め の 未 然 防 止 の 具体 的 な 取 組 を 進 め ると と も に 、 発生 し て し まっ た と き
の 対 応に つ い ても その 態勢 を 整 え ました 。こ の基 本方針 の中 に示 され てい る、 いじ め に対 する学
校の基本的な考え方は、次の3点になります。
① 一人ひとりに豊かな心を育むことがいじめ防止には重要であるとの認識に立ち、いじめの
加害者になったり傍観者になったりしないように、人権教育や道徳教育を充実させる。
② い じ め は ど の学 級 、 学 校 に も 起 こ り う る も の と い う 認 識に 基づ き 、生 徒 が 安 心 し て 学 校生 活
を送れるように、いじめの未然防止・早期発見・早期解消に努める。
③ い じ め が 起 こっ て し まっ た 時 に は、 い じめ を 受 けた生 徒の 生命及 び心身 の保 護を 最優先 と
し、学校・家庭・地域住民・関係機関との連携により、いじめ問題の解決を図る。
学校では、以上のよう な考えの もと にいじめ 防止対策を進めています。保護者の皆様のご理解
とご協力をよろしくお願いいたします。
中体 連春 季大会始まる
新入生を迎えて部活がスタートしたばかりですが、中体連の春季大会が18日
から始まりました。各部とも秋の新人戦の後、厳しい寒さの中で冬の練習に頑張
ってきました。実力を出し切り、良い成果を出して欲しいと思います。
○中体連春季卓球大会
女子団体A
第3位
谷野 友紀(3)
小松 愛里(3)
砂山 莉々華(3)
関口 美花(3)
齋藤 里菜(3)
星野 沙月(3)
後藤 朋也(3)
倉本 篤希(3)
松田 虎流(3)
桒原 昴来(3)
川田 雅久人(3)
田村 敦幸(3)
吉田 れいあ(3)
男子団体A
第3位
校長のひと りごと
教育目 標
学 校 だ よ り の2 号 で も お 知 ら せ し た 本 校 の教 育 目 標 には 、 “ た く ま し く 生 きる” と いう 言 葉 が使 わ れ て
いる。子どもたちがたくましく生きていくためには、強い心を持つことが必要だ。強い心を持つ者は、
障害さえもチャンスにするし、困難と戦うことにも喜びを感じる事ができる。しかし、弱い心では、困難
は重 荷にし か ならな いし 、幸運 でさ え つま ずきの原因 にし てしま う。環 境では ない。すべてが自分の心
の問題である。真実の幸福 は、自身の胸中で 決定され るものだ。
「良い天 気をつくるのも、悪 い天気をつくるのも、私自身だ」 (アラン 『幸福論 』)
学校の教育 目標は、子どもたちが幸せになるための目標だ…。