平成27年度 学校経営計画 - 茨城県立大子特別支援学校

平成27年度
学校経営計画表
茨城県立大子特別支援学校
平 成 27 年 度 学 校 経 営 計 画 表
1 学校の現況
学校番号
教頭名
教職員数
児童・
生徒数
特13
学校名
木原 利憲
養護
栄養
教諭
23
1
助教諭
教諭
1年
2年
男
女
男
女
小学部
2
1
5
1
中学部
3
2
5
3
茨城県立大子特別支援学校
常勤
講師
3年
男
女
1
1
2
1
0
6
非常勤
講師
4年
男
2
実習
助手
1
5年
女
0
男
3
0
6年
女
2
男
0
女
3
学校長名
事務(室)長名
看護嘱託
0
職員
合計
男
女
13
8
10
6
事務
職員
2
和地 美佐子
小野 理
技術
7
職員等
計
40
合計クラス数
11
5
2 目指す学校像
○ 将来の自立と社会参加を目指し,社会生活に主体的に適応できる児童生徒を支援する学校
○ 地域に根ざし,地域から信頼される学校
○ 協力しあう学校
3 現状分析と課題(数量的な分析を含む)
項目
学習支援の充実
生活支援の充実
進路支援の充実
地域支援の充実
保健安全の充実
学校運営の充実
現状分析
課題
一人一人のニーズに沿った授業づくりに取り組んできた。児童生徒の実態と課題 ・発達段階に応じた分かりやすい授業づくりの工夫をしていく。
を明確にした指導を目指し,意識して自立と社会参加を踏まえた指導内容を明確に ・学ぶ意欲や態度を養うため,授業の構成や教材教具の工夫など新たな視点を授業づ
設定した授業づくりを行っている。
くりに取り入れていく。
・指導内容や学習内容表の内容を工夫し,効果的な指導にあたる。
必要に応じて関係機関と連携を図りながら,保護者のニーズや生活環境に応じた ・将来の生活につながるような,社会常識やルール,マナーを共有化し,社会常
支援を行っている。社会自立に向けて,生活の変化を踏まえ,社会ルールや基本的
識のある指導にあたっていく。
なマナーを取得するため,校外学習や交流活動を継続して行っている。
・多様化するニーズを踏まえ,社会で生活するために必要な社会性や人間関係な
どの支援を行い,必要に応じて福祉,医療等関係機関との連携を図っていく。
保護者に寄り添い,個々のニーズを踏まえ,卒業後の生活や将来の生活を具 ・近隣の学校から進路指導主事を招いたり,福祉課など,関係機関から担当者を
体的に提案し,関係機関と連携しながら進めている。また,小学部段階から系
招いたりするなど,身近な問題としてより具体的に,情報発信を様々な方法で
統的な支援を行い,一人一人の願いを保護者と共有し,それぞれの段階で,自
行っていく。
分で考えて,何事にも積極的に取り組もうとする態度を育てている。
・保護者のニーズに応じた進路指導の充実を図る。
支援員やコーディネーター研修会を本校会場に実施し,情報の共有化を図ってき ・地教委との連携を図り,地域のニーズに応じた相談機能の充実と地域のセンタ
た。外部支援を充実させるために,校内支援体制を工夫しながら対応している。ま
ー的機能を果たしていく。
た,年々支援依頼が増加し,継続的な支援を心がけている。
・電話相談や来校相談,学校体験など相談体制の充実を図る。
食育に関する指導では,食育の話や栄養講話などを定期的に行い,食事のマナー ・セラピスト学校訪問指導などを活用し,摂食指導などの支援を継続的に行って
や食への基本的な理解を深めるための指導に取り組んでいる。また,安全点検を定
いく。また,関係機関と継続した連携を図っていく。
期的に行い,校内整備の充実を図り,学校事故の防止や緊急時の対応を関係校務分 ・緊急時に対応した研修や様々な災害を想定した避難訓練,災害シミュレーショ
掌部と連携しながら進めている。
ンを繰り返し実施することとで安全安心が意識できる学校をつくっていく。
地域からのニーズに対応しながら,地域の関係機関や関係者等への就学・支援等 ・地域からの多様なニーズに対応できるよう,特別支援教育の中核として地教委
への充実した支援を行っている。また,本校会場に地教委が主催する各種研修会を
との連携を密にし,センター的機能を果たしていく。
実施するなど地教委との連携を密にしている。学校コンプライアンス推進委員会を ・地域の障害のある子ども達や保護者への支援と特別支援教育の理解促進を図
設置し,定期的に開催しながら事故の未然防止と信頼される学校づくりに取り組ん
る。
でいく。
・保護者会や個別面談,アンケートなどを活用し,地域から信頼される学校運営
に努める。
4 中期的目標
(1)
(2)
(3)
(4)
児童生徒一人一人の「自立と社会参加」に向けて,より質の高い教育を求め,教職員の専門性の向上に努める。
児童生徒の障害の特性や教育的ニーズに応じた指導を推進する。
児童生徒が健康で安心安全な教育環境の整備に努める。
各関係機関との連携・協力体制を深め地域に開かれた魅力ある学校づくりを推進する。
5 本年度の重点目標
重点項目
重点目標
(1)児童生徒の実態を把握し,個々のニーズに対応 ①児童生徒の一人一人の学習状況を的確に把握し,主体的に取り組むことができる学習内容の選択と工夫に努める。
した教育活動を推進
②児童生徒一人一人の能力や特性に応じた,人との関係づくり,自己表現力を育てる自立活動の授業を展開する。
③個別の教育支援計画や個別の指導計画に基づき,個々の児童生徒にとって分かりやすく,活動に見通しが持てるような,
かかわりの工夫に努める。
(2)保護者や地域・関係機関と信頼関係の構築と連携 ④保護者及び学校評議員等の評価や意見を重視し,教育活動の改善に努める。
⑤本校の教育活動に関する取り組みをHP等へ積極的に情報発信し,保護者,小中学校や関係機関との連携強化を図る。
⑥地域での生活や将来を見通した地域の諸機関との連携を図る。
(3)児童生徒や保護者に安心感を与える,安全で事故 ⑦緊急時を想定した各種訓練を実施し,その都度,危機管理体制を強化し,緊急時対応の充実を図る。
のない教育環境の推進
⑧児童生徒や保護者に安心感を与え,児童生徒の心に寄り添った指導を行うため,教員の不祥事や事故防止に向けた取り組
みを徹底する。
(4)センター的機能を生かした校内外の研修・支援体制 ⑨学校間交流,居住地校交流等を積極的に行うとともに,関係機関と連携し,交流教育による地域の理解啓発に努める。
の強化
⑩幼,小,中,高等学校に在籍する配慮を要する幼児・児童生徒への相談機能の充実を図る。