りそな マーケットフラッシュ ウィークリー ◎注意事項をよくお読みください。 先週の動きと今週の見通し No.601 (2014 年 12 月 22 日∼2014 年 12 月 26 日) ■ポイント 欧米のクリスマス休暇に合わせ薄商い 不意な値動きが起こる場面も 原油安は小康状態へ 短期金利 長期金利 円/円スワップ 米国金利 株式相場 為替相場 無担保(翌日物) 円TIBOR(3ヶ月) 新発10年債 先物中心限月 5年 10年 ドルLIBOR(3ヶ月) T-Note(10年) 日経平均 NYダウ ドル・円 ユーロ・ドル ユーロ・円 先週末値 0.065 % 0.181 % 0.350 % 147.54 円 % 0.22 % 0.53 0.252 % 2.162 % 17,621.40 円 17,804.80 ドル 119.50 円 1.2229 ドル 146.15 円 ■ウィークリー コメント 2014 年から 2015 年へ 10-12 月、原油安に揺れる ロシアルーブル、下げから 反発 欧州では、ユーロ安・スイス フラン高 今週の予想 ∼ 0.060 ∼ 0.180 ∼ 0.300 金利低下 147.40 ∼ ∼ 0.19 金利低下 ∼ 0.50 ∼ 金利低下 0.24 ∼ 金利低下 2.00 上昇 17,100 ∼ 下落 17,000 ∼ ドル上昇 117.00 ∼ ユーロ下落 1.2000 ∼ ユーロ上昇 145.00 ∼ もみ合い もみ合い 0.095 0.200 0.380 148.00 0.25 0.58 0.26 2.30 18,000 18,000 122.00 1.2300 149.00 % % % 円 % % % % 円 ドル 円 ドル 円 〈 チーフストラテジスト 高梨 彰 〉 2014 年 10-12 月期は、新たな動きがマーケットを揺らしました。最たるもの が原油安です。サウジの価格引き下げと安値での価格維持、そしてシェール 革命によるアメリカの石油産出量拡大、はたまた中国経済の鈍化など、諸々 の理由を経て原油先物は高値から半値近くまで値を下げました(図表 1)。 年末が近付き、その動きは小康状態へと転じつつあります。原油安により 通貨安が進んだロシアでは、通貨防衛と通貨安によるインフレ率上昇を懸念 して、政策金利を引き上げました。引き上げ幅は 6.5%分、従来の 10.5%から 17%まで政策金利を引き上げています。加えて、外国為替市場では外貨売り ルーブル買い介入も行いました。一時ルーブル安に歯止めが効かない状態 でしたが、先週後半にはルーブル高へと反発しています(図表 2)。 原油安の影響は世界的なインフレ率低下を呼びました。インフレ率の低さ に悩むユーロ圏では ECB(欧州中央銀行)のマリオ・ドラギ総裁が、国債買い 入れを含む大規模な量的緩和の可能性も示唆するなど、引き続き金融緩和 を望む動きとなっています。その影響で同じ欧州でも独自の通貨を持つスイ スではフランがユーロに対して強い、フラン高が進みました。(以下次頁) ◎注意事項 *当資料に記載された情報は信頼に足る情報源から得たデータ等に基づいて作成しておりますが、その内容に ついては明示されていると否とに拘わらず、弊社がその正確性、確実性を保証するものではありません。ま た、ここに記載された内容が事前の連絡なしに変更されることもあります。 *また、当資料は情報提供を目的としており、金融商品等の売買を勧誘するものではありません。取引時期な どの最終決定はお客さまご自身の判断でなされるようお願い致します。 1 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー SNB、マイナス金利導入 (前頁より続く)スイスの中央銀行 SNB(スイス国立銀行)は、既に 1 ユーロ =1.20 スイスフランよりもフラン高が進まないように政策として取り決めをしてい ますが、今般のユーロ安を受けて一時 1.20 に近い水準までスイスフラン高が 進みました。このまま 1.19 などスイスフラン高に進んでしまっては SNB として も都合が悪く、SNB も利下げ、しかも政策金利目標を-0.25%と「マイナス金 利」にしました。具体的には 3 ヶ月 LIBOR(ロンドン銀行間金利)の誘導目標 を-0.25%とした上で、その範囲を-0.75%から+0.25%の間で推移するように促 すというものです。この決定を受けてスイスフラン高も一服しています。 異彩を放つアメリカ 通貨安や金利低下を求める動きが世界的に出て来る中で、異彩を放つの がアメリカです。FRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)は既に 米国債・モーゲージ債を買い入れることによって市中に資金を供給する量的 緩和の規模拡大を終了させています。実際には FRB が保有する債券が償還 した分だけ再び購入しているので、FRB のバランスシート規模は維持された 状態なのですが、方向性は金融緩和からの段階的な転換です。ここにきて米 短期金利は上昇が目立ち始め、米国債市場でも 2 年債や 5 年債など中期債 利回りの上昇が顕著となってきています。 米短中期金利上昇 FOMC、2015 年半ばには利 上げへ 先日開催された FOMC(連邦公開市場委員会)でも、市場が先走らないよ うに慎重な言い回しを使いながらも、2015 年、来年半ば以降の利上げを示唆 する意向が確認されました。原油安により、金融市場が不安定だったときに開 かれた FOMC だったのですが、不安定さへの気配りはそれ程大きくはなかっ たように思えます。言い換えれば、過去の金融危機に匹敵するような事態でも 起こらない限り、米国経済の状況に従って利上げを進めると思われます。 結局、原油安を経てマーケットを今一度見渡してみますと、米短期金利が 低位での維持から上昇に転じた点に大きな変化を感じます。この動きが大きく なった場合には、基軸通貨ドルの流動性、カネ回りが悪くなるため、金融面だ けでなく企業活動にも影響を及ぼす可能性が出てきます。反面、FRB の利上 げ路線が段階的に留まる限り、経済に与える影響は少なく、警戒的な動きは 反動という形でリスク資産価格の上昇へと作用する場面も出てきそうです。 利上げへの警戒、かえって リスク資産価格上昇にも 2015 年のマーケットでは、先ず米短期金利上昇の幅と、その効果を探る動 きが出てきそうです。ただ、日米欧による金融緩和の規模が過去に例がない ほどの大きさである点を加味すると、本当にブレーキを効かせるのならば、利 上げ幅は大きくならざるを得ないようにみえます。 アメリカの金融政策が転換期に向かうことで、2015 年のマーケットも従来の 「世界的な金融緩和=リスク資産価格上昇」という単純な図式からは変化して きます。問題は「米短期金利上昇の効き具合」です。日米欧の金融政策決定 において、それぞれ賛否が分かれていることをみても、当局も手探りで応じる ことが見込まれます。2014 年はトマ・ピケティ氏の『21 世紀の資本論』におい て「r:資本収益率>g:経済成長率」と著し話題になりました。この論理が 100%正しいのか定かではありませんが、2014 年も、そして 2015 年もこの不 等式に反論を加えるのは難しい現実が待っているように思えます。 当局も手探り 図表1: 米 WTI 原油先物価格の推移 図表2: ロシアルーブルの推移 ルーブル/ドル 80 ドル 120 75 110 70 100 65 60 90 55 80 50 70 45 40 60 50 2014年6月 35 2014年8月 2014年10月 30 2014年9月 2014年12月 出所:Bloomberg、りそな銀行 2014年10月 出所: Bloomberg、りそな銀行 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 2 2014年11月 2014年12月 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■外国為替市場 米ドル 予想 ドル円は上昇 ドル円:117.00 −122.00 円 先週のドル円は上昇。週初は原油安を背景に米株が下落したことを受け て、ドル円も下落。NY 連銀製造業指数が市場予想に反して大幅に低下した こともドル円の下げ幅を拡大し、火曜日には 116 円を割り込む展開。しかし、 その後は米 FOMC の声明文が変更されたことを背景にドル円は値を戻し、週 末には 119 円台半ばで推移した。 今週のドル円は上昇を想定。今週注目される経済指標は、前半に米国中 古住宅販売や新築住宅販売などがある。市場予想では大半の指標で改善が 見込まれており、米経済の好調さを示す結果を受けながら、ドル円は堅調に 推移する展開を想定。後半には日本消費者物価指数、鉱工業生産などに関 心が集まる。(中條) ユーロ 予想 ユーロ円は上昇 ユーロ円: 145.00 −149.00 円 ユーロドル: 1.2000 −1.2300 ドル 豪ドル・NZ ドル 予想 豪ドル円: 豪ドル円は下落 95.00 −100.00 円 NZ ドル円: NZドル円は下落 89.50 −94.00 円 図表3: 122 121 120 119 118 117 116 115 114 113 112 111 110 109 108 107 106 105 104 先週のユーロ円、ユーロドルはともに下落。週前半こそドル安円高を受け て、ユーロ円は下落、ユーロドルは上昇となったものの、通貨ルーブルや原油 価格が一旦下げ止まったことでリスク回避姿勢が和らいだほか、米FOMC後の ドル高を背景にその後は売りが強まり、ユーロ円、ユーロドルともに安値圏で 推移した。ECB高官が来年の追加緩和を示唆したことや、スイス中銀のマイナ ス金利導入もユーロ売りにつながった。 今週のユーロ円は上昇、ユーロドルは下落を予想。先週のECB高官による 追加緩和を示唆する発言やスイス中銀のマイナス金利の導入などを受けて、 来年の追加緩和が意識される中、引続き上値の重い展開が予想される。た だ、逃避需要からの円買いや円売りを手仕舞う動きも一旦収まる中、対円では 上昇を予想する。(岩城) 先週の豪ドル円は下落、NZドル円は上昇。週前半はリスク回避姿勢が広が る中、逃避的な円買いが進んだことに加え、原油・商品価格が一段と下落した ことで下値を模索する展開となった。一方、通貨ルーブルや原油価格が一旦 下げ渋る様子をみせたことで円買いが収まると、豪ドル円、NZドル円ともに買 い戻しの動きが広がった。この週発表されたNZ7-9月期GDP成長率が市場予 想を上回ったことも好感された。尚、HSBC中国製造業PMIが50を割り込んだ が豪ドル相場に与える影響は軽微であった。 今週の豪ドル円、NZドル円はともに小幅下落を想定。先週末に原油価格が 反発するも、米短期金利上昇を背景に米ドル高が進む中、豪ドル・NZドルの 戻りは鈍かったことから引続き上値の重い展開が想定される。ただ、逃避需要 からの円買いが一旦収まりつつある中、下値は限定的と思われる。(岩城) 米ドル円 図表4: 円/ドル 2014/10/17 2014/11/7 2014/11/28 151 149 147 145 143 141 139 137 135 133 2014/12/19 円/ユーロ 2014/10/17 出所:Bloomberg、りそな銀行 ユーロ円 2014/11/7 2014/11/28 2014/12/19 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 12 月 22 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 3 図表5: 104 103 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 豪ドル円 図表6: 円/豪ドル 2014/10/17 2014/11/7 2014/11/28 NZ ドル円 円/NZドル 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 2014/10/17 2014/11/7 2014/12/19 出所:Bloomberg、りそな銀行 2014/11/28 2014/12/19 出所:Bloomberg、りそな銀行 ■債券市場 先週の国内債は上昇(金利は低下)。ルーブル安や原油安を背景にリス ク回避姿勢が広がる中、上値を試す展開となった。5 年債・20 年債の入札 が強かったことも買いにつながった。米 FOMC 後に米債売りが強まったに も拘らず、12 月の大量償還に備えた再投資需要や日銀買入オペを背景と した需給の逼迫を受けて、一週間を通じて堅調さを維持した。 国内 予想 金利は低下 TIBOR(3M):0.180 -0.200 % 長期金利(新発 10 年債): 0.30 -0.38 % 今週の国内債は小幅上昇を想定(金利は低下)。米国債利回りの上昇 や、円安進行、国内株高にも拘らず、日銀買入オペを背景とした需給の締 まりを受けて上値を試す展開が続いており、今週もその流れを引き継いで 高値圏での推移が続くものと予想する。ただ、売り先行主体の買い戻しが 一旦収まりをみせる中、上値は限定的と思われる。(岩城) 先週の米国債は下落(金利は上昇)。原油安が一段と進んだことで週前 半こそ、償還 10-30 年の債券を中心に底堅い展開となったものの、米 FOMC を受けて 2015 年内の利上げが意識されると、その後は償還 2-5 年 の債券を中心に戻り売りに押される展開となった。また、米株が戻り歩調を 強める中、週後半にかけては償還 10-30 年の債券も売られた。 米国 予想 金利は低下 ドル LIBOR(3M): 0.24 -0.26 % T-note(10 年):2.00 -2.30 % 図表7: 今週の米国債は償還 10-30 年債を中心に上昇を想定(金利は低下)。 来年の利上げが意識される中、米短期金利が上昇しており、償還 2-5 年の 債券については引続き弱含みの展開を想定。一方、償還 10-30 年の債券 については、押し目買い需要から底堅い展開となるだろう。ただ、年末を前 に取引閑散とする中、不意な値動きには注意が必要。(岩城) 日米短期金利 図表8: 日本 % 0.27 米国(右軸) 0.25 0.26 0.23 0.24 0.21 0.22 0.19 0.20 0.17 13/12 14/3 14/6 14/9 % 1.6 1.5 1.4 1.3 1.2 1.1 1.0 0.9 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 13/12 % 0.28 0.18 14/12 出所:Bloomberg、りそな銀行 日米長期金利 日本 14/3 米国(右軸) 14/6 14/9 % 3.2 3.0 2.8 2.6 2.4 2.2 2.0 1.8 1.6 1.4 1.2 1.0 0.8 0.6 14/12 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 12 月 22 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 4 ■株式市場 先週の日経平均は上昇。週前半は原油安を背景に米株や欧州株が下落 したことを受けて、日経平均株価も値を下げる展開。しかし、米 FOMC の内 容を受けて、木曜日には日経平均株価は 17,200 円程度まで値を戻した。 その後、米株高や日銀が景気判断を上方修正したことなどを背景に、日経 平均株価は 17,600 円台まで値を上げて週を終えた。 今週の日経平均は上昇を想定。このところ続く原油安には依然注視する 必要があるものの、好調な米経済を好感する形で日経平均株価は値を上 げる展開を見込む。米国のクリスマス休暇がある週半ばには取引が細る場 面もあろうが、米株高やドル円の動きに合わせて、日経平均株価は堅調に 推移しよう。(中條) 日経平均 予想 日経平均は上昇 17,100 −18,000 円 先週のダウは上昇。週前半はリスク回避的な動きから上値の重い展開と なったが、通貨ルーブルや原油価格が一旦下げ止まると、リスク回避姿勢 が和らぐ中、押し目買いから反発。米 FOMC 後のイエレン FRB 議長の会 見で、原油安は米国経済にとってプラスとの見方が示されたほか、今後 2 回の FOMC では利上げは行わないとの発言を好感する形で、その後上昇 幅を拡大させた。 NY ダウ 予想 ダウは下落 17,000 −18,000 ドル 今週のダウは小幅下落を想定。FOMC 後 3 日続伸となり、17,000 ドル台 後半を回復する中、今週は 18,000 ドルが意識されてくるだろう。ただ、年末 を前に目立った材料もなく、利益確定売りから上値重く推移する展開を予 想する。また、原油安やルーブル安が一旦落ち着きをみせているが、引続 きこれらを起因とするリスク選好の後退には注意を払う必要がある。(岩城) 図表9: 日経平均 円 18250 18000 17750 17500 17250 17000 16750 16500 16250 16000 15750 15500 15250 15000 14750 14500 14250 2014/10/17 2014/11/7 図表10: NY ダウ 2014/11/28 ドル 18250 18000 17750 17500 17250 17000 16750 16500 16250 16000 15750 2014/10/17 2014/12/19 出所:Bloomberg、りそな銀行 中国株 上昇、政策期待を背景に 反発 インド株 もみ合い、貿易赤字が拡大 ブラジル株 上昇、リスク回避姿勢後退 で反発 2014/11/7 2014/11/28 2014/12/19 出所:Bloomberg、りそな銀行 中国株は上昇。業績期待や当局が資本規制緩の緩和に動くとの観測から 証券株などを中心に買いが強まり、年初来高値を更新。景気刺激策への期待 を背景にインフラ関連株の上昇も目立った。一方、翌週にIPOが集中するた め、流動性の逼迫を背景に週後半にかけて短期金利が上昇。これを受けて株 価は上げ足を弱める展開となった。(岩城) インド株はもみ合い。リスク資産の地合いが軟化する中、貿易赤字の拡大が 嫌気される形で週前半から中盤にかけては売られたが、米 FOMC 後の米株 高を受けて欧米、アジア株が反発すると、インド株も買戻しが優勢となり、結局 は往って来いの展開となった。(岩城) ブラジル株は上昇。週前半は、原油価格の下落に加え、汚職問題が取り沙 汰される中で2度目の業績発表の延期を決めた国営石油大手が下げを主導。 一方、米FOMC後に一旦リスク回避姿勢が和らいだことや原油価格の反発を 背景に、週後半にかけて買戻しの動きが広がった。(岩城) 各マーケット・コメントは 12 月 22 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 5 ロシア株は下落。週前半は原油安が一段と進んだことに加え、通貨ルー ブルの急落を受けて、売りに押される展開。ロシア中銀による利上げや為替 介入などを好感する形でルーブルが一旦下げ止まると、買い戻しの動きが 優勢となるも、戻りは鈍かった。(岩城) ロシア株 下落、利上げ・為替介入を 実施 図表11: 中国上海総合指数 ポイント 3200 3150 3100 3050 3000 2950 2900 2850 2800 2750 2700 2650 2600 2550 2500 2450 2400 2350 2300 2250 2014/10/17 図表12: ムンバイ SENSEX 指数 29500 28500 27500 26500 2014/11/7 2014/11/28 25500 2014/10/17 2014/12/19 図表13: ブラジル BOVESPA 指数 59000 ポイント 1150 1100 1050 1000 950 900 850 800 750 700 650 600 550 2014/10/17 57000 55000 53000 51000 49000 47000 2014/11/7 2014/11/28 2014/12/19 図表15: WTI 原油先物(期近物) ドル/バレル 88 86 84 82 80 78 76 74 72 70 68 66 64 62 60 58 56 54 52 2014/10/17 2014/11/7 2014/11/28 2014/12/19 2014/11/7 2014/11/28 2014/12/19 図表16: NY 金先物(期近物) ドル/トロイオンス 2014/11/28 1290 1270 1250 1230 1210 1190 1170 1150 1130 1110 2014/10/17 2014/12/19 出所:Bloomberg、りそな銀行 作成 : りそな銀行 2014/11/7 図表14: ロシア RTS 指数 ポイント 45000 2014/10/17 ポイント 2014/11/7 2014/11/28 2014/12/19 出所:Bloomberg、りそな銀行 総合資金部 高梨 彰 岩城尚也 中條仁美 各マーケット・コメントは 12 月 22 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 6 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■過去 5 年間の相場推移 図表17: 日経平均(左軸)と NY ダウ(右軸) 円 19,000 ドル 19,000 18,000 18,000 17,000 17,000 NYダウ 16,000 16,000 15,000 15,000 14,000 14,000 13,000 13,000 12,000 12,000 11,000 11,000 10,000 10,000 日経平均 9,000 9,000 8,000 8,000 7,000 2009/12 図表18: 2010/06 2010/12 2011/06 2011/12 2012/06 2012/12 2013/06 2013/12 2014/06 7,000 2014/12 米ドル円とユーロ円 150 円 円 160 140 150 ユーロ円 130 140 130 120 120 110 110 100 100 90 90 米ドル円 80 70 2009/12 図表19: 160 80 2010/06 2010/12 2011/06 2011/12 2012/06 2012/12 2013/06 2013/12 2014/06 70 2014/12 WTI 原油先物と日本 10 年金利 WTI原油先物(左軸) ドル 日本10年金利(右軸) % 1.50 140 1.30 120 1.10 100 0.90 80 60 0.70 40 0.50 20 2009/12 2010/12 2011/12 2012/12 2013/12 0.30 2014/12 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 12 月 22 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 7 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■マーケットカレンダー 日本 12/15(月) ★10-12月期日銀短観 米国 その他 ★11月鉱工業生産 10月対米証券投資 12月NY連銀製造業景況指数 ★11月住宅着工 ★FOMC(-17日) ★11月CPI 12/16(火) 5年債入札 12/17(水) ★11月貿易統計 国庫短期証券(1年) 12/18(木) ★日銀金融政策決定会合(-19日) 20年債入札 国庫短期証券(3ヶ月) 資金循環統計 12/19(金) 10月全産業活動指数 黒田日銀総裁定例会見 前年比% コア 総合 11月景気先行指数 12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 (独)11月PPI '10=100 110 食料・エネルギーを除く 4.5 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 -0.5 -1.0 -1.5 -2.0 -2.5 -3.0 10/10 11/4 11/10 12/4 12/10 13/4 13/10 14/4 14/10 鉱工業生産指数 (季節調整値) 105 コンセンサス予想:前年 比 +2.5% (10月実績:+2.9 %) 100 コンセンサス予想: 前月比 +0.8% (10月実績:+0.4%) 95 90 85 80 10/10 11/4 11/10 12/4 12/10 13/4 13/10 14/4 14/10 出所:IN情報センター、りそな銀行 出所:IN情報センター、りそな銀行 12/22(月) 日銀金融経済月報 (英)11月CPI (独)12月ZEW景気期待指数 (EU)11月CPI (英)11月失業率 (英)11月小売売上高 (独)12月IFO景況指数 ★12月中古住宅販売件数 (EU)12月消費者信頼感指数 11月シカゴ連銀全米活動指数 12/23(火) <天皇誕生日> ★11月新築住宅販売 11月個人所得・消費支出 11月耐久財受注 12月リッチモンド連銀製造業景況指数 7-9月期GDP確報値 12/24(水) 12/25(木) 11月住宅着工件数 2年債入札 日銀金融政策決定会合議事要旨 (11/18-19開催分) 12/26(金) ★11月CPI <ブラジル クリスマスイブ> <クリスマス> <クリスマス> (独)11月小売売上高 <英・豪 ボクシングデー> <独・香港 クリスマス休暇> ★11月鉱工業生産 11月家計調査 11月雇用統計 11月商業販売統計 11月毎月勤労統計 12/29(月) 12/30(火) ◎大納会 ★10月S&Pケースシラー住宅価格指数 12/31(水) <大晦日> 12月消費者信頼感指数 12月シカゴ地区製造業PMI 1/1(木) 1/2(金) 1/5(月) 1/6(火) 10年債入札 12月マネタリーベース 国庫短期証券(3ヶ月) 1/7(水) 1/8(木) 10年物価連動国債 10年物価連動国債 国庫短期証券(3ヶ月) 1/9(金) 11月景気動向指数 国庫短期証券(6ヶ月) (EU)11月マネーサプライ (中)12月PMI製造業 11月建設支出 12月ISM製造業景況感指数 11月製造業受注 12月ISM非製造業景況感指数 (独)12月CPI (豪)11月貿易収支 ★(中)12月貿易統計 11月貿易収支 12月ADP民間雇用調査 (EU)11月失業率 (EU)12月HICP (英)BOE金融政策委員会(-8日) (独)12月失業率 11月消費者信用残高 ★(中)12月CPI ★12月雇用統計 (独)11月製造業受注 (EU)11月小売売上高 (英)11月鉱工業生産・製造業生産 (豪)11月小売売上高 (独)11月鉱工業生産 11月卸売在庫 【以降の主要日程】 <国債入札> 2年債(1/29、2/26)、5年債(1/20、2/13)、10年債(2/3)、20年債(1/22、2/17)、30年債(1/14、2/5)、40年債(2/24) <日銀金融政策決定会合> 1/20-21、2/17-18、3/16-17、4/7-8、4/30、5/21-22、6/18-19 <米・連邦公開市場委員会(FOMC)> 1/27-28、3/17/18、4/28-29、6/16-17、7/28-29、9/16-17、10/27-28、12/15-16 <ECB定例理事会> 1/22、3/5、4/15、6/3、7/16、9/3、10/22、12/3 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 8 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■市場相場動向 (12/15∼12/19) 12/15(月) 0.069 0.18091 日本円TIBOR 0.27000 円短期金利先物 99.845 利付2年国債 0.005 国 利付5年国債 新発債 0.070 内 利付10年国債 新発債 0.375 金 利付20年国債 新発債 1.130 利 14/3限 債券先物 147.38 2年 0.14125 5年 0.21125 円/円スワップ 10年 0.53250 20年 1.21250 FFレート 0.10 米 TB(3ヵ月) 金 0.005 利 T-NOTE(10年債) 2.118 日本円(3ヵ月) 海 L 0.11071 米ドル(3ヵ月) 外 I 0.24260 ユーロ(3ヵ月) 金 B 0.06143 O 3 英ポンド( ヵ月) 利 0.56025 R スイスフラン(3ヵ月) 0.00900 豪ドル(3ヵ月) 2.73000 NZ ドル(3ヵ月) 3.66000 ドル・円(仲値) 118.61 ユーロ・円(仲値) 147.79 豪ドル・円(仲値) 97.56 NZ ( ) ドル・円 仲値 東 92.16 ドル・円(15:30時点) 外 京 118.46 ユーロ・円(15:30時点) 国 147.47 (15 30 ) ユーロ・ドル : 時点 為 1.2449 ドル円直先スプレッド(3ヵ月、銭/ドル) 替 d 12.9 ドル・円 117.82 N ユーロ・ドル 1.2437 Y 英ポンド・ドル 1.5638 スイスフラン・ドル 0.9656 日経平均(225種/円) 17099.40 東証株価指数(TOPIX) 1379.29 東 日経ジャスダック指数 2319.04 京 東証マザーズ指数 905.29 東証1部売買高(百万株) 2167.18 株 NYダウ(ドル) 17180.84 式 ナスダック総合指数 4605.16 中国上海総合指数 海 2953.42 SENSEX(インド) 外 27319.56 ブラジルボベスパ指数 47018.68 RTS指数(ロシア/ドル建) 718.32 金(NY先物、期近)(ドル) 1207.20 商 原油(WTI先物、期近)(ドル) 55.91 品 CRB先物指数 241.05 お問い合わせは、取引店の担当者までご連絡ください 無担保コール オーバーナイト物 3ヵ月 6ヵ月 14/9限 新発債 12/16(火) 0.067 0.18091 0.27000 99.845 0.000 0.045 0.355 1.115 147.58 0.14000 0.20375 0.51875 1.19750 0.11 0.030 2.059 0.10929 0.24260 0.06071 0.55900 0.00700 2.74000 3.66000 117.76 146.61 96.92 91.15 117.27 146.05 1.2454 d 13.2 116.41 1.2511 1.5750 0.9599 16755.32 1353.37 2288.62 878.18 2429.32 17068.87 4547.83 3021.52 26781.44 47007.51 629.15 1193.90 55.93 238.75 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 9 12/17(水) 0.068 0.18091 0.27000 99.845 0.000 0.040 0.355 1.105 147.60 0.13875 0.20375 0.51125 1.18500 0.27 0.020 2.136 0.11143 0.24535 0.05929 0.55900 0.00400 2.75000 3.66000 116.93 146.22 96.12 91.09 117.04 146.12 1.2485 d 12.6 118.65 1.2342 1.5575 0.9731 16819.73 1352.01 2280.76 869.26 2430.85 17356.87 4644.31 3061.02 26710.13 48713.64 718.26 1194.30 56.47 239.89 12/18(木) 0.066 0.18091 0.27000 99.850 -0.015 0.030 0.345 1.085 147.66 0.14000 0.20375 0.50750 1.17375 0.13 0.036 2.208 0.11143 0.24710 0.05857 0.55963 (0.04600) 2.77000 3.66000 118.80 146.54 96.53 91.54 118.66 146.38 1.2336 d 11.8 118.84 1.2286 1.5670 0.9799 17210.05 1376.32 2299.57 890.27 2728.84 17778.15 4748.40 3057.52 27126.57 48495.70 764.93 1194.70 54.11 237.87 12/19(金) 0.065 0.18091 0.27000 99.850 -0.040 0.025 0.350 1.075 147.54 0.14375 0.21750 0.52625 1.17625 0.13 0.025 2.162 0.11143 0.25210 0.05929 0.56150 (0.04700) 2.78000 3.66000 118.98 146.05 97.21 92.45 119.39 146.64 1.2282 d 10.5 119.50 1.2229 1.5626 0.9843 17621.40 1409.61 2320.80 902.54 2709.30 17804.80 4765.38 3108.60 27371.84 49650.98 768.06 1195.90 56.52 240.29
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