りそな マーケットフラッシュ ウィークリー ◎注意事項をよくお読みください。 先週の動きと今週の見通し No.613 (2015 年 3 月 16 日∼2015 年 3 月 20 日) ■ポイント FOMC、「辛抱強く」の扱いに注目も、FRB の意向は「データ次第」 日本株、強い地合い続く 米ドル高には調整の可能性も 短期金利 長期金利 円/円スワップ 米国金利 株式相場 為替相場 無担保(翌日物) 円TIBOR(3ヶ月) 新発10年債 先物中心限月 5年 10年 ドルLIBOR(3ヶ月) T-Note(10年) 日経平均 NYダウ ドル・円 ユーロ・ドル ユーロ・円 先週末値 0.075 % 0.172 % 0.410 % 147.13 円 % 0.28 % 0.59 0.271 % 2.114 % 19,254.25 円 17,749.31 ドル 121.40 円 1.0496 ドル 127.42 円 ■ウィークリー コメント 円と日経平均 日経 19,000 円台、ドル円 121 円台 対ユーロなどでは円高 米ドル独歩高 円安なのか円高なのか 今週の予想 ∼ 0.070 ∼ 0.170 ∼ 0.340 金利低下 146.50 ∼ ∼ 0.24 金利低下 ∼ 0.53 ∼ 金利上昇 0.26 ∼ 金利上昇 2.00 上昇 18,900 ∼ 下落 17,250 ∼ ドル上昇 119.50 ∼ ユーロ下落 1.0000 ∼ ユーロ下落 125.00 ∼ もみ合い もみ合い 0.100 0.190 0.450 147.50 0.30 0.61 0.28 2.30 19,600 18,250 123.00 1.1000 130.00 % % % 円 % % % % 円 ドル 円 ドル 円 〈 チーフストラテジスト 高梨 彰 〉 日経平均株価が 19,000 円台を付け(図表 1)、ドル円は 121 円台です。こ れだけを見ると「円安を受けて日経平均株価は上昇」としても構わないように みえます。 しかし、円のレートは対米ドル以外では円高に傾いているものも少なからず あります。このところ下落が顕著となっているユーロに対しては、16 日朝方時 点で 127 円台前半と、昨年末の 150 円寸前から 20 円超の円高水準となって います。対豪ドルなどでも円高気味です。 背景には「米ドル独歩高」があります。アメリカでの早期利上げ観測から米 ドルが買われる一方、日本や欧州、オーストラリア、そして中国に韓国と、世 界では軒並み政策金利引き下げや資金供給量の規模拡大など、金融緩和 一色となり、各国・地域の通貨は下値模索となっています。 ただ、これだと結局円安なのか円高なのかよく分かりません。そこで登場す るのが「実効為替レート」です。日本であれば、円と米ドル・ユーロ・英ポンドな ど様々な国の通貨とのレートを一般的には米ドルなら米国、ユーロならユーロ 圏との貿易額を参考に割合を出し、指数化します。(以下次頁) ◎注意事項 *当資料に記載された情報は信頼に足る情報源から得たデータ等に基づいて作成しておりますが、その内容に ついては明示されていると否とに拘わらず、弊社がその正確性、確実性を保証するものではありません。ま た、ここに記載された内容が事前の連絡なしに変更されることもあります。 *また、当資料は情報提供を目的としており、金融商品等の売買を勧誘するものではありません。取引時期な どの最終決定はお客さまご自身の判断でなされるようお願い致します。 1 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー (前頁より続く)例えば貿易相手国が 2 つしかないとした場合、A 国との貿 易は全体の 70%、B 国とは 30%だとしたら、A 国の通貨変動の影響を 70%、B 国との通貨変動の割合を 30%、指数に影響させるように計算する、と いった具合です。実効為替レートには、日々の為替レートの動きをそのまま指 数に反映させる「名目」実効為替レートと、各国の物価上昇率を加味した上で 算出した「実質」実効為替レートがあります。ちなみに、実効為替レートは値が 上昇すれば通貨高(日本ならば円高)という意味です。 日本では日本銀行(日銀)が名目・実質の実効為替レートを算出し公表し ています。これは毎月、月次のレートとして公表されます。加えて日銀では 日々の動きを反映した日次の「円インデックス」も公表しています。こちらは為 替レートをそのまま指数かした「名目」の実効為替レートです。 日銀では、円インデックスを 公表 円インデックス、直近はほと んど値が変わっていない この円インデックスとドル円の動きをみると、直近の動きが特徴的なものであ る様子を確認することが出来ます(図表 2)。昨年末に円安が一度ピークを迎 えた後、ドル円は調整を経て再び円安方向へと傾きつつあります。円インデッ クスも今年初めのドル円調整局面ではドル円と同様に円高方向へと進み指数 の値は上昇したのですが、直近ドル円が円安へと進む中でも、ほとんど円イン デックスの値は変わっていません。対米ドルでは円安ですが、円自体の水準 は円高でも円安でもないという説明が可能です。 日経平均、ドル円に合わせ て上昇 そんな中で、日経平均株価は上昇を続けてきました。この事実だけを重ね ますと、日経平均は「円安」を受けて上昇したと言うよりも、「ドル円の上昇」に 合わせて値を上げたと言う方が正しいかもしれません。事実、ユーロ円の水準 は主な企業が想定していた水準(140 円程度)よりもかなり円高水準にありま す。輸出企業にしてみれば、難しい問題です。 日本株への買いが強い そこで日経平均など日本の主な株価指数上昇について、幾つかの可能性 を考えることが可能です。一つは単に日本株への買い、資金流入が多いとい う点です。公的年金による資産毎の運用比率変更により、日本株への買いが 期待されてきました。また主に相場下落時には日銀による買いも期待されま す。これらの動きや期待が思いのほか多いといったところです。 もう一点が、円売り・米ドル買いと日本株の買いを合わせて行う動きです。 従来から投機的な動きとしての円売り・米ドル買いと日本株買いの組み合わ せは見られてきました。理屈としては、せっかく日本株を買って上昇しても、円 が下落しては米ドルに換算した場合の利益も目減りしてしまうため、予め円を 売ることによって目減りが生じないようにする、そんな動きです。転じてドル円 と日本株の動きは似たようなものになるとの連想から、両者を合わせて扱う流 れにも繋がっていきます。 ドル円と日本株の動きを組 み合わせてみる流れ 3 月の年度決算期末を控え、株価水準を保たせようとする意識が働きやす い時期でもあります。こうした点も足元の地合いに影響しているかもしれませ ん。 年度末を控え、足元の地合 いにも影響 図表1: 日経平均株価推移 図表2: 円インデックスとドル円の推移 円 20,000 円インデックス ドル円(右軸:逆目盛) 101.0 19,000 99.0 18,000 97.0 100 105 95.0 17,000 110 93.0 115 91.0 16,000 89.0 120 15,000 87.0 14,000 2014年6月 2014年8月 2014年10月 2014年12月 85.0 2014年7月 2015年2月 出所:Bloomberg、りそな銀行 125 2014年9月 出所: Bloomberg、りそな銀行 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 2 2014年11月 2015年1月 2015年3月 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■外国為替市場 米ドル 予想 ドル円: ドル円は上昇 119.50 −123.00 円 先週のドル円は上昇。週を通して概ね 121-122 円で上下した。週初より前 週末の米雇用統計の流れを次いでドル円は堅調に推移。ユーロ安が進んだ こともドル円相場を押し上げ、火曜日にドル円は一時 122 円まで上昇した。週 後半には米小売売上高の弱い結果を受けてドル円は一時 120 円 66 銭まで 下落したものの、米国の利上げ開始を遅らせる材料との見方から、リスク資産 買いが意識され、その後は下落分を埋める形となった。 今週のドル円は上昇を想定。主な着眼点は日銀金融政策決定会合と米 FOMC。特に、FOMC は利上げの開始時期が注目されているだけに、イエレ ン FRB 議長の発言がドル円の動きに反映される展開となろう。利上げに向け て FOMC の声明文が徐々に変更される可能性もあり、市場ではドル買いが意 識されよう。日銀金融政策決定会合は、2%の「物価安定目標」の達成に疑問 符が付く中、黒田総裁の発言が注目される。(中條) ユーロ 予想 ユーロ円: ユーロ円は下落 125.00 −130.00 円 ユーロドル: ユーロドルは下落 1.0000 −1.1000 ドル 豪ドル・NZ ドル 予想 豪ドル円: 豪ドル円は下落 90.00 −94.00 円 NZ ドル円: NZドル円は下落 84.00 −91.00 円 図表3: 123 122 121 120 119 118 117 116 115 114 113 先週のユーロ円、ユーロドルは共に下落。9日からECBが国債等の買入を 開始させたことを背景に、ユーロは主要通貨に対して売り圧力に押される展開 となった。米早期利上げ観測を受けてドル高が進んだこともユーロ売りを加速 させた。 今週のユーロ円、ユーロドルは共に下落を想定。先週の流れを引き継いで 軟調な展開を予想。米早期利上げ観測を背景としたドル高がユーロ圏の国債 等の買い入れを含めた量的緩和を背景としたユーロ売りを後押しする構図は 今週も変わらず。ただ、17-18日に開催される米FOMC前後に予想されるドル 高が一服すると、その後は押し目を拾う動きもみられるだろう。(岩城) 先週の豪ドル円は下落、NZドル円はほぼ変わらず。豪ドル円は米早期利 上げ観測を背景に上値重く推移。米ドルが一旦利益確定売りに押されると下 げ渋る場面もみられたが、週末を前に再度売られた。NZドル円は、豪ドル円 同様に軟調な値動きが続いていたが、NZ準備銀行による利下げ見送りの決 定を受けて、その後は買い戻し優勢の展開となった。 今週の豪ドル円、NZドル円は共に下落を想定。米早期利上げ観測を背景 に引続き、豪ドル円、NZドル円共に上値の重い展開が予想される。原油先物 価格が再度安値圏まで下落していることも上値を押える要因として働こう。ま た、オーストラリアやニュージーランドに対しては利下げ観測が根強く、今週は 3月の豪準備銀行議事録で、今後の利下げに対する議論がどのように行われ ていたのかも注目される。(岩城) 米ドル円 図表4: 円/ユーロ 円/ドル 2015/1/9 ユーロ円 2015/1/30 2015/2/20 147 145 143 141 139 137 135 133 131 129 127 125 2015/3/13 2015/1/9 出所:Bloomberg、りそな銀行 2015/1/30 2015/2/20 2015/3/13 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 3 月 16 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 3 図表5: 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 豪ドル円 図表6: 円/NZドル 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 2015/1/9 2015/1/30 円/豪ドル 2015/1/9 2015/1/30 2015/2/20 NZ ドル円 2015/3/13 出所:Bloomberg、りそな銀行 2015/2/20 2015/3/13 出所:Bloomberg、りそな銀行 ■債券市場 先週の国内債は下落(金利は上昇)。2 月の米雇用統計後の米金利上 昇や週前半に実施された流動性供給入札が低調な結果に終わったことで 週前半は売り優勢の展開となった。日銀による国債買入を意識した動きか ら値を持ち直す場面もみられたが、日本株が直近高値を更新する中、1718 日に開催される米 FOMC や 18 日の 20 年債入札への警戒感も燻って いる状況にあって、戻りは限定的であった。 国内 予想 金利は低下 TIBOR(3M):0.170 -0.190 % 長期金利(新発 10 年債): 0.34 -0.45 % 今週の国内債は上昇を想定(金利は低下)。週前半は、17-18 日に開催 される米 FOMC や 18 日の 20 年債入札への警戒感から上値の重い展開 が想定される。一方、10 年 0.45%、20 年 1.25%、30 年 1.55%の水準では 相応の押し目買い需要が確認されており、国債大量償還に備えた再投資 需要や生保勢による年度末買い需要も期待される中、先週の引け値水準 から大きく値崩れする展開とはならないだろう。(岩城) 先週の米国債は上昇(金利は低下)。ECB が国債等の買入を開始させ たことを背景に欧州債利回りが軒並み低下する中、償還年限の長い国債 を中心に米国債も連れ高。この週実施された入札に積極的な応札が確認 されたことで堅調な展開が続いたが、FOMC を翌週に控え、償還 2-5 年の 国債の上値は押えられた。 米国 予想 金利は上昇 ドル LIBOR(3M): 0.26 -0.28 % T-note(10 年):2.00 -2.30 % 図表7: 今週の米国債は下落を想定(金利は上昇)。米 FOMC を控え、償還年 限の短い国債を中心に軟調な展開が予想される。一方、米 FOMC 前後で の金利上昇が一服すると、その後は欧州債利回りの低下を背景に償還年 限の長い 10-30 年債等を中心に押し目買いが入る形で、下げ渋る展開を 予想する。(岩城) 日米短期金利 図表8: 日本 % 0.28 米国(右軸) 0.26 0.26 0.24 0.24 0.22 0.22 0.20 0.20 0.18 0.18 0.16 14/3 % 1.5 1.4 1.3 1.2 1.1 1.0 0.9 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 14/3 % 0.28 0.16 14/6 14/9 14/12 15/3 出所:Bloomberg、りそな銀行 日米長期金利 日本 14/6 米国(右軸) 14/9 14/12 % 3.4 3.2 3.0 2.8 2.6 2.4 2.2 2.0 1.8 1.6 1.4 1.2 1.0 0.8 0.6 15/3 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 3 月 16 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 4 ■株式市場 先週の日経平均は上昇。前週末の米雇用統計後に早期利上げ観測が 高まったことにより、週前半は上値の重い推移が続き、日経平均株価は一 時 18,600 円を割り込んだ。一方、週後半は欧州で本格的な量的緩和が始 まると日経平均株価は買われ、2004 年 4 月以来となる 19,000 円台に乗せ た。その後も米国の早期利上げ観測の後退から買い優勢の展開が続き、 週末に日経平均株価は一時 19,300 円を超える場面があった。 今週の日経平均は上昇を想定。今週は日銀金融政策決定会合や米 FOMC が焦点となる。特に FOMC は、利上げ開始時期についての発言に 注目が集まる。イエレン FRB 議長の発言を受けて、日本株は上昇しよう。 その他、国内景気や企業業績への期待も日本株を支える展開を想定。(中 條) 日経平均 予想 日経平均は上昇 18,900 −19,600 円 先週のダウは下落。米早期利上げ観測やドル高が企業業績に与える悪 影響への懸念から軟調な展開となった。2 月の米小売売上高等、低調な指 標の発表が相次ぎ、これらが利上げを遅らせる材料として捉えられる中で、 押し目を拾う動きも見受けられたが、原油の供給過剰懸念から原油先物価 格が再度安値圏まで下落したこと等が嫌気され上値の重い展開となった。 NY ダウ 予想 ダウは下落 17,250 −18,250 ドル 今週のダウは下落を想定。早期利上げ観測が高まる中、米 FOMC への 警戒感から上値の重い展開が想定される。WTI 原油先物価格が再び安値 圏まで下落してきていることもエネルギー関連株の下落を通して指数全体 の重石となるだろう。今週は一部の小売大手の決算も発表されるが、ドル高 等を背景に市場予想から下振れる懸念もあり、それら個別株の動きも相場 の下押し要因として働くことが考えられる。(岩城) 図表9: 日経平均 円 19750 19500 19250 19000 18750 18500 18250 18000 17750 17500 17250 17000 16750 16500 16250 16000 2015/1/9 図表10: NY ダウ 18500 ドル 18250 18000 17750 17500 17250 17000 16750 2015/1/30 2015/2/20 16500 2015/1/9 2015/3/13 出所:Bloomberg、りそな銀行 中国株 上昇、弱い指標が政策期 待につながる インド株 下落、米早期利上げ観測 を警戒 ブラジル株 下落、中国成長鈍化を懸 念 2015/1/30 2015/2/20 2015/3/13 出所:Bloomberg、りそな銀行 中国株は上昇。2月の貿易統計で内需の弱さを背景に輸入が落ち込んだこ とが嫌気され、売りが先行するも、下値では押し目買いが入って反転。この週 発表された2月の中国主要経済指標には弱さが目立ったが、政策期待につな がる形で株価上昇要因として捉えられた。また、中国人民銀行総裁が株高容 認とも取れる発言をしたことも株価上昇を後押しした。(岩城) インド株は下落。米早期利上げ観測の高まりを受けて、新興国株が軒並み 軟調な値動きを示す中、インド株も売りが優勢。IMF による 14 年度成長率見 通しの引上げを受けて下げ渋る場面もみられたが、結局その後も利益確定売 りに押されて下げ止まらず、安値圏で終了。(岩城) ブラジル株は下落。主要取引国である中国の成長鈍化が懸念される中、2 月の中国主要経済指標に引続き弱さがみられたことが嫌気されたほか、原油 価格の下落を受けて指数寄与度の高い国営石油大手が売られたことで、主 要株価指数は下落。(岩城) 各マーケット・コメントは 3 月 16 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 5 ロシア株は下落。ブレント原油先物価格の下落やウクライナ情勢を巡る不 透明感から売り優勢の展開。ロシア中銀が 2015 年の経済成長率を▲3.5%▲4.0%(政府予想▲3.0%)としたことも嫌気され、その後下げ幅を拡大させ た。同時にロシア中銀は政策金利を 15%から 14%に引き下げた。(岩城) ロシア株 下落、原油相場・ウクライナ 情勢を注視 図表11: 中国上海総合指数 ポイント 3500 3450 3400 3350 3300 3250 3200 3150 3100 3050 3000 2950 2900 2850 2800 2015/1/9 図表12: ムンバイ SENSEX 指数 30200 29200 28200 27200 2015/1/30 2015/2/20 26200 2015/1/9 2015/3/13 図表13: ブラジル BOVESPA 指数 59000 2015/1/30 2015/2/20 2015/3/13 図表14: ロシア MICEX 指数 ポイント ポイント 1850 57000 1750 55000 1650 53000 1550 51000 1450 49000 1350 47000 45000 2015/1/9 ポイント 2015/1/30 2015/2/20 1250 2015/1/9 2015/3/13 図表15: WTI 原油先物(期近物) ドル/バレル 60 58 56 54 52 50 48 46 44 42 40 2015/1/9 2015/1/30 2015/2/20 2015/3/13 図表16: NY 金先物(期近物) ドル/トロイオンス 2015/2/20 1330 1310 1290 1270 1250 1230 1210 1190 1170 1150 1130 2015/1/9 2015/3/13 出所:Bloomberg、りそな銀行 作成 : りそな銀行 2015/1/30 2015/1/30 2015/2/20 2015/3/13 出所:Bloomberg、りそな銀行 総合資金部 高梨 彰 岩城尚也 中條仁美 各マーケット・コメントは 3 月 16 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 6 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■過去 5 年間の相場推移 図表17: 日経平均(左軸)と NY ダウ(右軸) 円 20,000 ドル 19,000 19,000 18,000 18,000 17,000 NYダウ 17,000 16,000 16,000 15,000 15,000 14,000 14,000 13,000 13,000 12,000 12,000 11,000 10,000 11,000 日経平均 10,000 9,000 8,000 9,000 8,000 2010/03 図表18: 2010/09 2011/03 2011/09 2012/03 2012/09 2013/03 2013/09 2014/03 2014/09 7,000 2015/03 米ドル円とユーロ円 円 150 円 160 140 150 ユーロ円 130 140 120 130 110 120 100 110 90 100 米ドル円 80 70 2010/03 図表19: 160 90 2010/09 2011/03 2011/09 2012/03 2012/09 2013/03 2013/09 2014/03 2014/09 80 2015/03 WTI 原油先物と日本 10 年金利 WTI原油先物(左軸) ドル 日本10年金利(右軸) % 1.55 140 1.35 120 1.15 100 0.95 80 0.75 60 0.55 40 0.35 20 2010/03 2011/03 2012/03 2013/03 2014/03 0.15 2015/03 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 3 月 16 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 7 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■マーケットカレンダー 日本 米国 3/9(月) ★2月景気ウォッチャー調査 10-12月期GDP2次速報値 1月国際収支 2月貸出・預金動向 3/10(火) 2月マネーストック 流動性供給入札 3/11(水) ★1月機械受注 1月卸売在庫 ★(中)2月CPI 2月財政収支 ★(中)2月鉱工業生産 ★(中)2月小売売上高 (英)1月鉱工業生産・製造業生産 (中)2月固定資産投資 (EU)1月鉱工業生産 (NZ)準備銀行理事会 (豪)2月失業率 ★2月小売売上高 3/12(木) 1月第3次産業活動指数 2月消費動向調査 5年債入札 国庫短期証券(3ヶ月) 法人企業景気予測調査 1月稼働率 1月企業在庫 2月輸入物価指数 貿易収支(右軸) 輸出(左軸) 現況 兆円 輸入(左軸) 3/13(金) その他 30 3 20 2 10 1 0 0 -10 -1 -20 -2 コンセンサス予想:1 兆8億円の赤字 (1月実績:1兆1,791 億円の赤字) 期待 100 80 60 40 20 0 -20 -40 -60 -80 コンセンサス予想: 現状指数52.0 (2月実績:+45.5) 10/2 11/2 12/2 13/2 14/2 15/2 -3 -30 13/1 13/7 14/1 14/7 出所:Bloomberg、りそな銀行 15/1 3/16(月) ★日銀金融政策決定会合(‐17日) ★2月鉱工業生産 1月対米証券投資 3月NY連銀製造業景況指数 3/17(火) 3/18(水) ★2月貿易統計 20年債入札 国庫短期証券(1年) 資金循環統計 日銀金融経済月報 3/19(木) 1月全産業活動指数 国庫短期証券(3ヶ月) 日銀金融政策決定会合議事要旨 3/20(金) (2/17-18開催分) 3/23(月) ★2月住宅着工 ★FOMC(-18日) (EU)2月CPI (独)3月ZEW景気期待指数 (英)2月失業率 2月景気先行指数 3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 (独)2月PPI ★2月中古住宅販売件数 (EU)3月消費者信頼感指数 2月シカゴ連銀全米活動指数 3/24(火) 流動性供給入札 3/25(水) 3/26(木) 2年債入札 国庫短期証券(3ヶ月) ★2月CPI ★2月新築住宅販売 (英)2月CPI 3月リッチモンド連銀製造業景況指数 2月耐久財受注 (独)3月IFO景況指数 (EU)2月マネーサプライ (英)2月小売売上高 (独)2月小売売上高 3/27(金) ★2月CPI 2月家計調査 2月雇用統計 2月商業販売統計 3/30(月) ★2月鉱工業生産 10-12月期GDP確報値 2月個人所得・消費支出 2月中古住宅販売成約指数 (独)3月CPI 3/31(火) 2月住宅着工件数 2月毎月勤労統計 ★1月S&Pケースシラー住宅価格指数 (EU)2月失業率 (EU)3月HICP (独)3月失業率 4/1(水) ★1-3月期日銀短観 4/2(木) 10年債入札 3月マネタリーベース 国庫短期証券(3ヶ月) 4/3(金) 3月シカゴ地区製造業PMI 3月消費者信頼感指数 2月建設支出 3月ADP民間雇用調査 3月ISM製造業景況感指数 2月製造業受注 2月貿易収支 ★3月雇用統計 (中)3月PMI製造業 (豪)2月貿易収支 <印 ジャイナ教マハビラ誕生日> <英・独・豪・香港・ブラジル 聖金曜日> <中国 清明節(-4/5)> <香港 清明節> <聖金曜日> 4/5(日) 【以降の主要日程】 <国債入札> 2年債(4/28、5/28)、5年債(4/14、5/19)、10年債(5/12)、20年債(4/16、5/26)、30年債(4/9、5/14)、40年債(4/23) <日銀金融政策決定会合>4/7-8、4/30、5/21-22、6/18-19 <米・連邦公開市場委員会(FOMC)> 4/28-29、6/16-17、7/28-29、9/16-17、10/27-28、12/15-16 <ECB定例理事会> 4/15、6/3、7/16、9/3、10/22、12/3 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 8 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■市場相場動向 (3/9∼3/13) オーバーナイト物 3ヵ月 6ヵ月 無担保コール 日本円TIBOR 円短期金利先物 利付2年国債 利付5年国債 国 内 金 利 利付10年国債 利付20年国債 新発債 15/6限 2年 5年 債券先物 円/円スワップ 米 金 利 海 外 金 利 L I B O R 15/9限 新発債 新発債 新発債 10年 20年 FFレート TB(3ヵ月) T-NOTE(10年債) 日本円(3ヵ月) 米ドル(3ヵ月) ユーロ(3ヵ月) 英ポンド(3ヵ月) スイスフラン(3ヵ月) 豪ドル(3ヵ月) NZ ドル(3ヵ月) ドル・円(仲値) 外 国 為 替 東 京 ユーロ・円(15:30時点) ユーロ・ドル(15:30時点) ドル円直先スプレッド(3ヵ月、銭/ドル) N Y 東 京 株 式 海 外 商 品 ユーロ・円(仲値) 豪ドル・円(仲値) NZ ドル・円(仲値) ドル・円(15:30時点) ドル・円 ユーロ・ドル 英ポンド・ドル スイスフラン・ドル 日経平均(225種/円) 東証株価指数(TOPIX ) 日経ジャスダック指数 東証マザーズ指数 東証1部売買高(百万株) NYダウ(ドル) ナスダック総合指数 中国上海総合指数 SENSEX (インド) ブラジルボベスパ指数 M ICEX 指数(ロシア/ドル建) 金(NY先物、期近)(ドル) 原油(WTI先物、期近)(ドル) CRB先物指数 3/9(月) 0.076 0.17182 0.25818 99.845 0.015 0.115 0.425 1.215 146.97 0.14500 0.26625 0.59625 1.23625 0.10 0.005 2.191 0.09429 0.26660 0.02214 0.56275 (0.77300) 2.35000 3.63000 120.77 131.04 93.17 88.95 120.96 131.29 1.0854 d 14.3 121.15 1.0852 1.5128 0.9859 18790.55 1531.76 2433.30 860.02 1797.71 17995.72 4942.44 3302.41 28844.78 49181.01 1166.50 50.00 219.31 3/10(火) 0.076 0.17182 0.25727 99.850 0.030 0.140 0.465 1.263 146.59 0.15000 0.28750 0.63000 1.27375 0.11 0.010 2.130 0.09429 0.26770 0.02143 0.56163 (0.78200) 2.35500 3.64000 121.47 131.61 93.29 89.16 121.83 131.50 1.0794 d 14.8 121.13 1.0698 1.5070 0.9995 18665.11 1524.75 2426.44 854.69 2137.76 17662.94 4859.80 3286.07 28709.87 48293.40 1665.38 1160.10 48.29 216.05 s お問い合わせは、取引店の担当者までご連絡ください ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 9 3/11(水) 0.083 0.17182 0.25727 99.850 0.030 0.125 0.415 1.230 147.09 0.14500 0.26250 0.58500 1.22000 0.12 0.015 2.109 0.09429 0.26990 0.01929 0.55963 (0.79100) 2.35000 3.63000 121.23 129.78 92.50 88.26 121.26 129.64 1.0691 d 15.4 121.45 1.0547 1.4930 1.0093 18723.52 1525.67 2438.59 864.52 1926.59 17635.39 4849.94 3290.90 28659.17 48905.58 1671.47 1150.60 48.17 215.89 3/12(木) 0.076 0.17182 0.25727 99.850 0.015 0.105 0.375 1.195 147.39 0.14750 0.25500 0.55125 1.17000 0.12 0.020 2.116 0.09786 0.27060 0.01857 0.56150 (0.80900) 2.34750 3.64000 121.54 128.29 92.49 88.97 121.36 127.85 1.0535 d 14.5 121.29 1.0635 1.4883 1.0023 18991.11 1546.63 2449.98 866.23 2184.49 17895.22 4893.29 3349.32 28930.41 48880.40 1664.70 1151.90 47.05 214.66 3/13(金) 0.075 0.17182 0.25727 99.845 0.015 0.120 0.410 1.220 147.13 0.15375 0.28000 0.58625 1.20250 0.10 0.020 2.114 0.09786 0.27065 0.01857 0.56181 (0.80700) 2.33670 3.64000 121.44 128.91 93.51 89.74 121.49 128.48 1.0575 d 14.2 121.40 1.0496 1.4744 1.0056 19254.25 1560.33 2457.54 869.89 3198.73 17749.31 4871.76 3372.91 28503.30 48595.81 1627.88 1152.40 44.84 210.70
© Copyright 2024 ExpyDoc