No.604(2015年1月13日)

りそな
マーケットフラッシュ ウィークリー
◎注意事項をよくお読みください。
先週の動きと今週の見通し
No.604
(2015 年 1 月 13 日∼2015 年 1 月 16 日)
■ポイント
— 米ドル買い持ちの持ち高調整の動きに注意
— 中銀や公的機関による買いを受け、各資産には押し目買い
— ドル円・ 日本株は上記二つの狭間で不規則な流れも
短期金利
長期金利
円/円スワップ
米国金利
株式相場
為替相場
無担保(翌日物)
円TIBOR(3ヶ月)
新発10年債
先物中心限月
5年
10年
ドルLIBOR(3ヶ月)
T-Note(10年)
日経平均
NYダウ
ドル・円
ユーロ・ドル
ユーロ・円
先週末値
0.075 %
0.181 %
0.275 %
148.20 円
%
0.23
%
0.48
0.254 %
1.945 %
17,197.73 円
17,737.37 ドル
118.50 円
1.1842 ドル
140.32 円
■ウィークリー コメント
今週の予想
∼
0.060
∼
0.180
∼
0.250
金利低下
147.90 ∼
∼
0.19
金利低下
∼
0.45
∼
もみ合い
0.24
∼
金利上昇
1.80
上昇
16,500 ∼
上昇
17,350 ∼
ドル上昇
115.00 ∼
ユーロ下落 1.1650 ∼
ユーロ下落 136.00 ∼
もみ合い
もみ合い
0.095
0.200
0.330
148.50
0.24
0.50
0.26
2.10
17,500
18,100
121.00
1.2050
141.00
%
%
%
円
%
%
%
%
円
ドル
円
ドル
円
〈 チーフストラテジスト 高梨 彰 〉
目に見えない不安定さ
先日フランスで起きたテロはあってはならないことではありますが、それによ
り現代の争い方が表立ってきたことには皮肉を感じます。
テロとハッキングが頻発
容疑者達は揃ってテロ集団からの指示と、メディアに対して表明していま
す。そんな動きに対抗する形で、コンピューターの世界(サイバー空間)にて
ウェブサイトに乗っ取りを図るハッカー集団「アノニマス」が、イスラム過激派の
ウェブサイトをハッキング(不法侵入)したと公言しました。
サイバー空間にて新たな争
い
米朝関係を巡っても、サイバー空間での攻防が報じられたほか、米軍のツ
イッター(Twitter:呟きによりコミュニケーションを図るサイト)には「イスラム国」
に同調する者が乗っ取ったとの報道も出ています。
これらの話はサイバー空間という新たな世界が存在しなかったら、直接人
の目に見える形で行動が起こっていたとしてもおかしくない類の話です。イン
ターネットの発展・進歩により、マーケットでも情報の共有化が瞬時に行わ
れ、チャートを読む上でも従来とは時間的な感覚や心理の傾き方に変化が出
てきたように思います。同じような形で、今までとは異なる形での争いが世界
で起きているため、その行動様式や顛末に至るまで、(以下次頁)
◎注意事項
*当資料に記載された情報は信頼に足る情報源から得たデータ等に基づいて作成しておりますが、その内容に
ついては明示されていると否とに拘わらず、弊社がその正確性、確実性を保証するものではありません。ま
た、ここに記載された内容が事前の連絡なしに変更されることもあります。
*また、当資料は情報提供を目的としており、金融商品等の売買を勧誘するものではありません。取引時期な
どの最終決定はお客さまご自身の判断でなされるようお願い致します。
1
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
(前頁より続く)歴史を単になぞるだけでは済まないようにも思えます。
映像がないため、何も起きて
いないと錯覚
マーケットも反応せず
金融市場へのハッキングに
対する不安は残る
だからこそ、不安が一つ残ります。金融市場でも多くの取引は電子媒体に
より行われています。インターネットの活用により多くの取引が成立していま
す。そして、幸いなことに金融市場がハッカーにより劇的な被害を受けた経験
もありません。1983 年に公開された映画『ウォーゲーム』では、少年の遊び心
からアメリカと旧ソ連との間で核戦争の緊張が高まる姿が示されました。今日
のマーケットでは世界中の人々が自由に、かつときにはマーケットにも影響を
及ぼすような金額を用いて取引に参加してきています。この手の話は備えたと
ころで、備えに必要な時間がどれだけの長さになるか見当も付かないだけに、
準備のしようがありません。一市場参加者としては「起きたときはそのとき」と割
り切るしかないものの、可能性だけは意識していて良いのかもしれません。
これらの話の背景として、昨年から続く原油安の影響も見逃せません。原油
安が先か、中東情勢の緊張が先か、ニワトリの卵のような話ではあります。しか
し、原油価格が高値から半値まで下落した後でも因果関係にはハッキリしな
い部分が残ります。マーケットの常ではありながら、ハッキリした背景が見えな
ければ見えないほど、それまでの流れも継続することとなります。下値の目途
もなかなか見えては来ませんが、情勢の不透明感からは、比較的長期間に渡
って原油価格の水準がこれまでよりも低い状態は長続きしそうにみえます。
原油安、続きそう
米ドル高も続きそうだが・・・
米ドル買い持ち、解消の動
きも・・・
不安定な地合いも続く
図表1:
端的に申し上げれば、生身の人々が大掛かりに直接争う場面が分散され
たことにより、メディア等から恐怖心を煽るような映像が減ってきたように思えま
す。一見何も起きていないような錯覚に陥りがちです。何も起きていないとな
れば、マーケットとしても反応は鈍くなります。湾岸戦争などメディアが戦闘の
様子を大々的に報じた際にはマーケットも驚きをもって反応したものです。そ
の反応の多くは一時的なものの、今日では一時的な現象さえ起こりません。
原油安の背景ともなっている、アメリカの石油産出量増加によって、アメリカ
は石油の輸入量が減り貿易収支も改善、転じて米ドル高が意識されました。
原油安が続くとなれば、米ドル高への意識も続きます。しかし、チャート上では
米ドル高一服の兆候も読み取れます。二度高値を付けた後、高値を抜け切
れずに価格が下がって来る状態を「二番天井」や「ダブル・トップ」と呼びま
す。米ドルは多くの通貨に対して「二番天井」を付けつつあります(図表 1)。
米ドル買いへの意識が続き、米ドルの買い持ちも多い中で「二番天井」が起こ
ると、買い持ち解消の動きを警戒する必要が出てきます。対円でのチャートで
も何度か上値を抜けることが出来ずにいる時間帯が続いています(図表 2)。
足元での注意は円だけでなく、他の通貨に対して「米ドル買い持ち解消」が
大々的に起こるかどうかです。アメリカでは利上げの議論も本格化しつつあり
ますが、冒頭のような動きから世界経済にも不安が残り、利上げ時期にも様々
な意見が出ています。利上げ後ずれの可能性が出るほど、米金利には低下
圧力が掛かってきます。持ち高調整というテクニカル要因と、混沌とした世界
情勢が重なると、一時的ながら米ドル安に傾く場面があるかもしれません。逆
も真なりではありますが、相場の不安定な地合いが目先続きそうです。
韓国ウォンの推移(対米ドル)
図表2:
ウォン/ドル
1,140
ドル円推移
ドル
125
1,120
120
1,100
115
1,080
1,060
110
1,040
105
1,020
1,000
2014年9月
2014年10月
2014年11月
2014年12月
100
2014年6月
2015年1月
出所:Bloomberg、りそな銀行
2014年8月
出所: Bloomberg、りそな銀行
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2
2014年10月
2014年12月
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■外国為替市場
米ドル
予想
ドル円は上昇
ドル円:115.00 −121.00 円
先週のドル円は下落。週初から、ギリシャ不安や原油安を背景にリスク回避
の動きが強まり、ドル円は急落。一時、118 円 5 銭まで値を下げた。その後、
米株価が上昇に転じると、ドル円は値を戻し、米 ADP 雇用統計が改善したこ
とや、米貿易統計の赤字額が縮小したこともドル買いを誘った。週末には米雇
用統計を受けて 119 円台後半まで値を上げたものの、その後は 118 円台半
ばまで値を下げた。
今週のドル円は上昇を想定。週初は日本市場が休場の中、ドル円は乱高
下。良好な米経済のプラス要因と原油安に伴うリスク回避の動きというマイナス
要因が混在する中、週末までは上値の重い推移が続くことを想定。一方、週
末に米国では消費者物価指数と鉱工業生産の発表があり、それらの結果を
受けてドル円は値を上げる展開を見込む。(中條)
ユーロ
予想
ユーロ円は下落
ユーロ円:
136.00 −141.00 円
ユーロドル:
1.1650 −1.2050 ドル
豪ドル・NZ ドル
予想
豪ドル円:
豪ドル円は上昇
95.50 −99.00 円
NZ ドル円:
NZドル円は上昇
90.00 −94.00 円
図表3:
123
122
121
120
119
118
117
116
115
114
113
112
111
110
109
108
107
106
105
先週のユーロ円、ユーロドルは下落。ギリシャのユーロ圏脱退の可能性を巡
る報道を受け、週初めから売られる展開。その後、ユーロ圏CPIがマイナス圏
へと低下したことや弱いユーロ圏経済指標を背景に月内のECB追加緩和期
待が高まる中、下げ幅を拡大。ユーロドルは1ユーロ1.17ドルを割り込んだ。
今週のユーロ円、ユーロドルは下落を想定。ギリシャ情勢に関してはドイツ
が対話に応じる姿勢は示しているものの依然不透明感が残っており、また22
日のECB理事会での追加緩和決定が見込まれる中、引続きユーロは上値の
重い展開となるだろう。また、先週中頃からリスク選好が改善する中でも円安
はさして進まなかったこともユーロの上値を抑える要因となろう。(岩城)
先週の豪ドル円は下落、NZドル円は上昇。週前半にかけてはギリシャ情勢
を巡る報道や原油先物価格が一段と値下がりしたことを背景にリスク回避姿勢
が強まる中、売りに押される展開となった。一方、原油価格に一旦下げ止まり
の兆候がみられ、またECB追加緩和観測が高まる中、リスク選好が改善する
と、反発。その他、豪住宅建設許可件数の増加も買いにつながった。
今週の豪ドル円、NZドル円はともに上昇を想定。原油安やリスク選好の悪
化を背景にここ最近は売りが目立っていたが、依然原油価格の先行きには不
透明さ残るものの、一旦下げ止まる兆候をみせており、また22日のECB理事
会や25日のギリシャ総選挙を前に、ユーロが売られやすい地合いとなっている
ことから資金の置き場として一時的に買いが強まる展開が想定される。(岩城)
米ドル円
図表4:
円/ドル
2014/11/7
2014/11/28
2014/12/19
151
149
147
145
143
141
139
137
135
133
2015/1/9
円/ユーロ
2014/11/7
出所:Bloomberg、りそな銀行
ユーロ円
2014/11/28
2014/12/19
2015/1/9
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 1 月 13 日(火)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
3
図表5:
104
103
102
101
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
豪ドル円
図表6:
円/豪ドル
2014/11/7
2014/11/28
2014/12/19
NZ ドル円
円/NZドル
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
2014/11/7
2014/11/28
2015/1/9
出所:Bloomberg、りそな銀行
2014/12/19
2015/1/9
出所:Bloomberg、りそな銀行
■債券市場
先週の国内債は上昇(金利は低下)。日銀買入を背景に全体的に利回り
が低下しており、その中でも比較的高い利回りを求める動きから超長期債
を中心に買いが膨らんだ。原油先物価格の下落やギリシャ情勢を巡ってリ
スク回避姿勢が強まったことも買いを後押しし、20 年債利回りは 1%を割り
込んだほか、長期債利回りは 0.3%を下回り過去最低を更新した。
国内
予想
金利は低下
TIBOR(3M):0.180 -0.200 %
長期金利(新発 10 年債):
0.25 -0.33 %
今週の国内債は上昇を想定(金利は低下)。償還 4 年まで債券はマイナ
ス圏の利回りで取引されているほか、長期債利回りは過去最低を記録する
など、日銀買入を背景に需給が逼迫しており、その中でも比較的高い利回
りを求める動きから、引続き超長期債を中心に底堅い展開となるだろう。14
日に 30 年債の入札については入札前までは押される場面もみられるだろ
うが、その後は再び強含みとなるだろう。(岩城)
先週の米国債は上昇(金利は低下)。週前半にかけてはギリシャ情勢を
巡る信用不安や原油先物価格の下落を背景にリスク回避姿勢が強まった
ことで、安全資産とされる米国債には買いが膨らみ、10 年債利回りは 2%を
割り込む展開となった。その後はリスク選好の改善を受けて戻り売りに押さ
れる場面もみられたが、米雇用統計の結果を受けて再度買い進まれた。
米国
予想
金利は上昇
ドル LIBOR(3M):
0.24 -0.26 %
T-note(10 年):1.80 -2.10 %
図表7:
今週の米国債は下落を想定(金利は上昇)。直近、10 年債利回りは 2%
を下回って推移しており、また 10 年、30 年債の入札を控えていることもあ
り、先週の原油価格下落や米雇用統計を受けての金利低下を巻き戻す動
きが優勢になるだろう。ただ、欧州追加緩和期待を背景に下値では相応の
買い需要が期待されることから金利上昇は小幅に留まろう。(岩城)
日米短期金利
図表8:
日本
%
0.27
米国(右軸)
0.25
0.26
0.23
0.24
0.21
0.22
0.19
0.20
0.17
14/1
%
1.5
1.4
1.3
1.2
1.1
1.0
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
14/1
%
0.28
0.18
14/4
14/7
14/10
15/1
出所:Bloomberg、りそな銀行
日米長期金利
日本
14/4
%
3.2
3.0
2.8
2.6
2.4
2.2
2.0
1.8
1.6
1.4
1.2
1.0
0.8
0.6
米国(右軸)
14/7
14/10
15/1
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 1 月 13 日(火)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
4
■株式市場
先週の日経平均は下落。週初、日本株は年末と同水準の値を付けるも、
火曜日には年明けの米国株安や原油安の進行を受けて、空運などを中心
に売られ 17,000 円を割り込んで下落した。週後半には、原油価格が安定し
米国株が上昇に転じたことを受けて、日本株も値を戻す動きをしたものの、
年末の水準には届かず、17,200 円近辺で取引を終えた。
今週の日経平均は上昇を想定。好調な米経済と原油安の影響を受けな
がら、日経平均株価は上下する展開を見込む。先週、原油価格が安定す
る場面があったものの、依然注意を要する。米国の経済指標では小売売上
高や消費者物価指数などに関心が集まり、日経平均株価の上昇に繋がる
可能性があろう。(中條)
日経平均
予想
日経平均は上昇
16,500 −17,500 円
先週のダウは下落。週前半は、ギリシャ情勢への懸念や原油安が一段と
進んだことを受けて、エネルギー関連株を中心に売りが強まる展開となった
が、原油先物価格が一旦下げ止まる兆しをみせると、押し目買いから反
発。ユーロ圏 CPI が前年比マイナスとなるなど、ECB 追加緩和観測が強ま
ったことも買いを支え、週後半にかけて前週比プラス圏まで上昇する場面も
みられたが、米雇用統計後に再度売られる展開となった。
NY ダウ
予想
ダウは上昇
17,350 −18,100 ドル
今週のダウは上昇を想定。今週は堅調な企業決算が相場を下支えする
展開となるだろう。金属大手を皮切りに金融大手や IT 大手などの決算が発
表される。また、ECB 追加緩和観測も買いを支える要因となるだろう。た
だ、ギリシャ情勢への懸念や原油価格の動向など、先行きに対する不透明
感も残っており、上値追いには慎重さがみられるだろう。(岩城)
図表9:
日経平均
円
18250
18000
17750
17500
17250
17000
16750
16500
16250
16000
15750
15500
15250
15000
14750
14500
14250
2014/11/7
2014/11/28
図表10: NY ダウ
2014/12/19
ドル
18250
18000
17750
17500
17250
17000
16750
16500
16250
16000
15750
2014/11/7
2015/1/9
出所:Bloomberg、りそな銀行
中国株
上昇、大型の財政出動を
巡る報道を好感
インド株
下落、リスク回避的な動き
から売り優勢
ブラジル株
上昇、原油・商品価格に振
らされる
2014/11/28
2014/12/19
2015/1/9
出所:Bloomberg、りそな銀行
中国株は上昇。総額7兆元を超える大型の財政出動を計画しているとの報
道や、住宅ローンの規制緩和を巡る報道などを背景に上値を試す展開となっ
た。欧米証券大手が今年の中国株の見通しについて現状の水準を下回ると
の見方を示したことで戻り売りに押される場面もみられたが、押し目での買い
需要は強く、その後は下げ渋る展開となった。(岩城)
インド株は下落。ギリシャ情勢への懸念や原油先物価格の下落を背景にリ
スク資産が全般的に値を下げる中、インド株もその流れを引き継いで売られる
展開となった。ただ、原油価格が一旦下げ止まる兆しをみせると、自動車、消
費財関連などを中心に押し目買いから下げ幅を縮小させた。(岩城)
ブラジル株は上昇。週前半は原油・商品価格の下落を受けて資源大手を
中心に売りに押される展開となったが、原油・商品価格が下げ止まりの兆しを
みせると押し目買いから反発。販売価格を引き上げる可能性を報じられた鉄
鋼大手を中心に上昇するも、その後戻り売りから上げ幅を縮小させた。(岩城)
各マーケット・コメントは 1 月 13 日(火)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
5
ロシア株は下落。週前半は上値の重い展開。ただ、通貨ルーブル安を背
景に、輸出関連株が相場を下支えたことで、下げ幅は小幅に留まった。一
方、週後半にかけてはリスク選好の改善を受けて反発。ただ、ルーブルが再
度売られると再び前週比マイナス圏まで下落した。(岩城)
ロシア株
下落、通貨ルーブル安を受
け軟化
図表11: 中国上海総合指数
ポイント
3500
3450
3400
3350
3300
3250
3200
3150
3100
3050
3000
2950
2900
2850
2800
2750
2700
2650
2600
2550
2500
2450
2400
2014/11/7
図表12: ムンバイ SENSEX 指数
29500
28500
27500
26500
2014/11/28
2014/12/19
25500
2014/11/7
2015/1/9
図表13: ブラジル BOVESPA 指数
59000
ポイント
1150
1100
1050
1000
950
900
850
800
750
700
650
600
550
500
2014/11/7
57000
55000
53000
51000
49000
47000
2014/11/28
2014/12/19
2015/1/9
図表15: WTI 原油先物(期近物)
ドル/バレル
81
79
77
75
73
71
69
67
65
63
61
59
57
55
53
51
49
47
45
2014/11/7
2014/11/28
2014/12/19
2015/1/9
2014/11/28
2014/12/19
2015/1/9
図表16: NY 金先物(期近物)
ドル/トロイオンス
2014/12/19
1290
1270
1250
1230
1210
1190
1170
1150
1130
1110
2014/11/7
2015/1/9
出所:Bloomberg、りそな銀行
作成 : りそな銀行
2014/11/28
図表14: ロシア RTS 指数
ポイント
45000
2014/11/7
ポイント
2014/11/28
2014/12/19
2015/1/9
出所:Bloomberg、りそな銀行
総合資金部
高梨 彰
岩城尚也
中條仁美
各マーケット・コメントは 1 月 13 日(火)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
6
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■過去 5 年間の相場推移
図表17: 日経平均(左軸)と NY ダウ(右軸)
円
19,000
ドル
19,000
18,000
18,000
17,000
17,000
NYダウ
16,000
16,000
15,000
15,000
14,000
14,000
13,000
13,000
12,000
12,000
11,000
11,000
10,000
10,000
日経平均
9,000
9,000
8,000
8,000
7,000
2010/01
図表18:
2010/07
2011/01
2011/07
2012/01
2012/07
2013/01
2013/07
2014/01
2014/07
7,000
2015/01
米ドル円とユーロ円
150
円
円
160
140
150
ユーロ円
130
140
130
120
120
110
110
100
100
90
90
米ドル円
80
70
2010/01
図表19:
160
80
2010/07
2011/01
2011/07
2012/01
2012/07
2013/01
2013/07
2014/01
2014/07
70
2015/01
WTI 原油先物と日本 10 年金利
WTI原油先物(左軸)
ドル
日本10年金利(右軸)
%
1.40
140
1.20
120
1.00
100
0.80
80
60
0.60
40
0.40
20
2010/01
2011/01
2012/01
2013/01
2014/01
0.20
2015/01
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 1 月 13 日(火)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
7
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■マーケットカレンダー
日本
米国
1/5(月)
1/6(火) 10年債入札
12月マネタリーベース
国庫短期証券(3ヶ月)
1/7(水)
11月製造業受注
12月ISM非製造業景況感指数
小売売上高
★(中)12月貿易統計
11月貿易収支
12月ADP民間雇用調査
1/8(木) 10年物価連動国債
10年物価連動国債
国庫短期証券(3ヶ月)
1/9(金) 11月景気動向指数
国庫短期証券(6ヶ月)
前月比%
(EU)11月失業率
(EU)12月HICP
(英)BOE金融政策委員会(-8日)
(独)12月失業率
11月消費者信用残高
★(中)12月CPI
★12月雇用統計
(独)11月製造業受注
(EU)11月小売売上高
(英)11月鉱工業生産・製造業生産
(豪)11月小売売上高
(独)11月鉱工業生産
us
小売売上高(除自動車)
2.0
前年比%
1.5
0.5
0.0
-0.5
-1.0
-1.5
13/2
13/5
13/8
13/11
14/2
14/5
14/8
14/11
1/15(木) ★11月機械受注
国庫短期証券(3ヶ月)
1/16(金) 11月第3次産業活動指数
国庫短期証券(1年)
流動性供給入札
1/18(日)
CPI(コア)
コンセンサス予想:前
月比 ▲0.4%
(11月実績:▲0.3%)
09/11 10/5 10/11 11/5 11/11 12/5 12/11 13/5 13/11 14/5 14/11
出所:Bloomberg、りそな銀行
1/12(月)
1/13(火) ★12月景気ウォッチャー調査
11月国際収支
12月貸出・預金動向
1/14(水) 12月マネーストック
30年債入札
CPI(総合)
5
4
4
3
3
2
2
1
1
0
コンセンサス予想:前
月比 ▲0.1%
(11月実績:+0.7%)
1.0
12/11
その他
(独)12月CPI
(豪)11月貿易収支
出出所:Bloomberg、りそな銀行
12月財政収支
(英)12月CPI
★12月小売売上高
(EU)11月鉱工業生産
11月企業在庫
12月輸入物価指数
1月NY連銀製造業景況指数
(豪)12月失業率
★12月CPI
★12月鉱工業生産
11月対米証券投資
★(中)10-12月期四半期GDP
★(中)12月鉱工業生産
(中)12月固定資産投資
(中)12月小売売上高
1/19(月) 11月稼働率
12月消費動向調査
1/20(火) ★日銀金融政策決定会合(‐21日)
5年債入札
1/21(水) 11月全産業活動指数
1/22(木) 20年債入札
国庫短期証券(3ヶ月)
日銀金融経済月報
1/23(金)
(独)12月PPI
(独)1月ZEW景気期待指数
(英)12月失業率
★12月住宅着工
★(EU)ECB定例理事会
(EU)1月消費者信頼感指数
★12月中古住宅販売件数
(英)12月小売売上高
12月シカゴ連銀全米活動指数
12月景気先行指数
1/26(月) ★12月貿易統計
日銀金融政策決定会合議事要旨
(12/18-19開催分)
1/27(火) 流動性供給入札
(独)12月小売売上高
(独)1月IFO景況指数
★12月新築住宅販売
★FOMC(-28日)
12月耐久財受注
1月消費者信頼感指数
1/28(水)
1/29(木) 2年債入札
国庫短期証券(3ヶ月)
12月中古住宅販売成約指数
1/30(金) ★12月CPI
★10-12月期GDP速報値
★12月鉱工業生産
1月シカゴ地区製造業PMI
12月家計調査
12月雇用統計
12月住宅着工件数
1/31(土)
【以降の主要日程】
<国債入札> 2年債(2/26)、5年債(2/13)、10年債(2/3)、20年債(2/17)、30年債(2/5)、40年債(2/24)
<日銀金融政策決定会合> 2/17-18、3/16-17、4/7-8、4/30、5/21-22、6/18-19
<米・連邦公開市場委員会(FOMC)> 3/17/18、4/28-29、6/16-17、7/28-29、9/16-17、10/27-28、12/15-16
<ECB定例理事会> 3/5、4/15、6/3、7/16、9/3、10/22、12/3
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
8
(独)1月CPI
(EU)12月マネーサプライ
(NZ)準備銀行理事会
(独)1月失業率
(EU)12月失業率
(EU)1月HICP
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■市場相場動向 (1/5∼1/9)
1/5(月)
0.070
0.18091
日本円TIBOR
0.26909
円短期金利先物
99.855
利付2年国債
-0.025
国
利付5年国債
新発債
0.020
内
利付10年国債
新発債
0.320
金
利付20年国債
新発債
1.045
利
15/3限
債券先物
147.89
2年
0.14375
5年
0.21750
円/円スワップ
10年
0.50750
20年
1.11500
FFレート
0.08
米
TB(3ヵ月)
金
0.010
利
T-NOTE(10年債)
2.032
日本円(3ヵ月)
海 L
0.11143
米ドル(3ヵ月)
外 I
0.25360
ユーロ(3ヵ月)
金 B
0.05429
O
3
英ポンド(
ヵ月)
利
0.56338
R
スイスフラン(3ヵ月)
(0.06300)
豪ドル(3ヵ月)
2.75000
NZ ドル(3ヵ月)
3.67000
ドル・円(仲値)
120.31
ユーロ・円(仲値)
143.95
豪ドル・円(仲値)
97.51
NZ
(
)
ドル・円
仲値
東
92.40
ドル・円(15:30時点)
外 京
120.47
ユーロ・円(15:30時点)
国
143.78
(15
30
)
ユーロ・ドル
:
時点
為
1.1935
ドル円直先スプレッド(3ヵ月、銭/ドル)
替
d 10.6
ドル・円
119.64
N
ユーロ・ドル
1.1933
Y
英ポンド・ドル
1.5250
スイスフラン・ドル
1.0069
日経平均(225種/円)
17408.71
東証株価指数(TOPIX)
1401.09
東
日経ジャスダック指数
2374.68
京
東証マザーズ指数
916.89
東証1部売買高(百万株)
2048.96
株
NYダウ(ドル)
17501.65
式
ナスダック総合指数
4652.57
中国上海総合指数
海
3350.52
SENSEX(インド)
外
27842.32
ブラジルボベスパ指数
47516.82
RTS指数(ロシア/ドル建)
761.30
金(NY先物、期近)(ドル)
1204.00
商
原油(WTI先物、期近)(ドル)
50.04
品
CRB先物指数
226.73
お問い合わせは、取引店の担当者までご連絡ください
無担保コール
1/6(火)
0.071
0.18091
0.26909
99.860
-0.025
0.010
0.285
0.965
148.10
0.14250
0.20750
0.47375
1.04000
0.05
0.025
1.940
0.11143
0.25110
0.05214
0.56431
(0.08600)
2.74000
3.67000
119.38
142.54
96.82
91.92
118.98
142.28
1.1958
d 10.0
118.39
1.1890
1.5151
1.0102
16883.19
1361.14
2351.18
896.90
2688.41
17371.64
4592.74
3351.45
26987.46
48000.92
746.48
1219.40
47.93
225.38
オーバーナイト物
3ヵ月
6ヵ月
15/9限
新発債
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
9
1/7(水)
0.073
0.18091
0.26909
99.860
-0.024
0.015
0.295
0.952
148.00
0.14250
0.21625
0.48125
1.02625
0.13
0.020
1.968
0.11143
0.25210
0.04714
0.55994
(0.09600)
2.74000
3.67000
118.85
141.07
95.85
92.05
119.03
141.26
1.1868
d 9.5
119.26
1.1839
1.5110
1.0143
16885.33
1359.80
2357.32
889.55
2209.53
17584.52
4650.47
3373.95
26908.82
49462.91
1210.70
48.65
225.06
1/8(木)
0.074
0.18091
0.26909
99.850
-0.023
0.015
0.280
0.915
148.12
0.14250
0.21750
0.46875
0.98750
0.06
0.015
2.018
0.11000
0.25210
0.04786
0.55994
(0.11000)
2.74000
3.66000
119.46
141.44
96.76
92.94
119.84
141.65
1.1820
d 10.7
119.66
1.1793
1.5090
1.0184
17167.10
1377.67
2377.94
909.04
2471.74
17907.87
4736.19
3293.46
27274.71
49943.30
812.02
1208.50
48.79
225.88
1/9(金)
0.075
0.18091
0.26909
99.850
-0.030
0.010
0.275
0.949
148.20
0.14750
0.22625
0.48375
1.03375
0.06
0.015
1.945
0.10286
0.25410
0.04786
0.56119
(0.11700)
2.74000
3.66000
119.87
141.39
97.45
93.80
119.35
140.93
1.1808
d 10.0
118.50
1.1842
1.5160
1.0143
17197.73
1380.58
2360.81
891.53
2503.20
17737.37
4704.07
3285.41
27458.38
48840.25
782.62
1216.10
48.36
225.57