No.609(2015年2月16日)

りそな
マーケットフラッシュ ウィークリー
◎注意事項をよくお読みください。
先週の動きと今週の見通し
No.609
(2015 年 2 月 16 日∼2015 年 2 月 20 日)
■ポイント
— 黒田日銀総裁の記者会見に注目
— 日本国債市場は正念場
— 中国など、春節(旧正月)入り
短期金利
長期金利
円/円スワップ
米国金利
株式相場
為替相場
無担保(翌日物)
円TIBOR(3ヶ月)
新発10年債
先物中心限月
5年
10年
ドルLIBOR(3ヶ月)
T-Note(10年)
日経平均
NYダウ
ドル・円
ユーロ・ドル
ユーロ・円
先週末値
0.073 %
0.173 %
0.415 %
146.96 円
%
0.29
%
0.61
0.257 %
2.050 %
17,913.36 円
18,019.35 ドル
118.75 円
1.1394 ドル
135.37 円
■ウィークリー コメント
「所期の効果」とは
18 日の日銀総裁会見に注
目
CPI、増税分を除くと+0.5%
日銀は「所期の効果を発揮」
と述べている
今週の予想
∼
0.060
∼
0.170
∼
0.350
金利低下
146.50 ∼
∼
0.24
金利低下
∼
0.55
∼
もみ合い
0.25
∼
金利上昇
1.90
下落
17,500 ∼
下落
17,500 ∼
ドル下落
117.00 ∼
ユーロ上昇 1.1000 ∼
ユーロ上昇 133.50 ∼
もみ合い
もみ合い
0.095
0.190
0.450
147.50
0.33
0.63
0.27
2.20
18,300
18,250
120.00
1.1500
140.00
%
%
%
円
%
%
%
%
円
ドル
円
ドル
円
〈 チーフストラテジスト 高梨 彰 〉
今週は 2 月 17-18 日に日銀金融政策決定会合が開催されます。今回も
「量的・質的金融緩和」を維持する方向性を確認する見込みですが、会合後
の黒田東彦日銀総裁の記者会見では、改めて金融政策の方向性や妥当性
について質疑が行われ、マーケットでの関心も高まりそうです。
原油安が主な要因とは言いながらも、日銀が「物価安定の目標」として設
定している CPI(Consumer Price Index:消費者物価指数)の年率 2%での上
昇達成には程遠い状況が続いています。生鮮食品を除いた CPI の上昇率、
12 月は前年比+2.5%でした。このうち消費税の増税による物価押し上げ効果
が 2%分程度ありますので、増税分を除けば+0.5%です。このところ日銀の
「量的・質的金融緩和」の効果について疑問が高まっているのも、この数値が
上昇しない点に集約されます。
ところで、日銀では「量的・質的金融緩和」について、金融政策決定会合
後に公表される声明文にて「所期の効果を発揮」している、と重ねて述べてい
ます。「期待した効果が発揮されている」という意味ですが、ここで日銀が何を
期待しているのか、「量的・質的金融緩和」を導入した(以下次頁)
◎注意事項
*当資料に記載された情報は信頼に足る情報源から得たデータ等に基づいて作成しておりますが、その内容に
ついては明示されていると否とに拘わらず、弊社がその正確性、確実性を保証するものではありません。ま
た、ここに記載された内容が事前の連絡なしに変更されることもあります。
*また、当資料は情報提供を目的としており、金融商品等の売買を勧誘するものではありません。取引時期な
どの最終決定はお客さまご自身の判断でなされるようお願い致します。
1
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
(前頁より続く)2013 年 4 月 4 日の会合まで遡ってみたいと思います。そこ
では、声明文の中に以下のような記述があります。
『日本銀行は、1月の「共同声明」において、「物価安定の目標」の早期実
現を明確に約束した。今回決定した「量的・質的金融緩和」は、これを裏打ち
する施策として、長めの金利や資産価格などを通じた波及ルートに加え、市
場や経済主体の期待を抜本的に転換させる効果が期待できる。これらは、実
体経済や金融市場に表れ始めた前向きな動きを後押しするとともに、高まりつ
つある予想物価上昇率を上昇させ、日本経済を、15年近く続いたデフレから
の脱却に導くものと考えている。』
「市場や経済主体の期待を
抜本的に転換」など
期待しているものとしては、①「長めの金利や資産価格などを通じた波及ル
ート」、②「市場や経済主体の期待を抜本的に転換させる効果」、そして③「実
体経済や金融市場に表れ始めた前向きな動きを後押し」して、④「デフレから
の脱却に導く」、こんなところです。
長期金利、2 年前とさほど変
わらず
まず①の「長めの金利や資産価格」については、長期金利は低下したので
すが、このところ低下が留まってきています。むしろ上昇気味です。また「量
的・質的金融緩和」導入直前、2013 年 3 月末時点での 10 年国債利回りは
0.55%、現在は 0.42%付近です。今年に入って一時 0.2%割れまで金利は低
下したものの、一方向での金利低下に対して慎重な見方が出てきたことで、
水準が押し戻されています(図表 1)。2 年前とさほど変わらない水準です。
株価は上昇した
一方で、株価は顕著な反応を示しました。2 年前の日経平均株価は 12,000
円台でしたが、週明けの東京市場では 18,000 円台です(図表 2)。この間、ド
ル円は 94 円台から一時 120 円台を付ける場面もあるほどまでに円安が進ん
でいます。円安による企業収益拡大の効果が株価に表れた形です。
残りの②から④に掛けては、増税分を除いた CPI 前年比+0.5%が示すよ
うに「所期の効果を発揮」したと断言するには至っていない印象です。もともと
賃金など人々の活動が関わる価格が上昇するには時間が必要との見方が多
かったように思いますが、「量的・質的金融緩和」導入から 2 年が経過しようと
する中で、物価上昇率が鈍化してきている分だけ、日銀に対する見方が足元
で厳しくなるのも致し方ない部分があります。
他の面で「初期の効果を発
揮」したとは・・・
ここからの選択肢は恐らく二通り、金融緩和を「続ける」か「強化する」です。
「金融緩和の規模縮小」が残りますが、現時点では現実的とは言えません。
「続ける」場合には、「所期の効果」のうち株高・円安だけが達成されている
ことへの批判をかわし、しかもデフレ脱却への経路を再度明らかにする必要
が出てきます。また「強化する」場合には、これまでの金融緩和によっても「所
期の効果を発揮」することが出来なかった理由と、「強化する」ことによって目
標が達成される理由を明らかにする必要がありそうです。
大切なのは、金融緩和継続の是非よりも、本当に「所期の効果が発揮」され
るかです。ただ、「長めの金利と資産価格」のうち、「長めの金利」にも動揺が
見え始めた中で、黒田総裁率いる日銀の一挙手一投足にマーケットの反応も
より敏感なものとなってきます。
日銀の一挙手一投足に、マ
ーケットの反応もより敏感に
図表1:
日本 10 年国債利回り推移
図表2:
%
1.0
円
19,000
0.9
18,000
0.8
日経平均株価推移
17,000
0.7
16,000
0.6
15,000
0.5
14,000
0.4
13,000
0.3
12,000
0.2
0.1
2013年3月
2013年7月
2013年11月 2014年3月
2014年7月
11,000
2013年3月
2014年11月
出所:Bloomberg、りそな銀行
2013年7月
2013年11月 2014年3月
出所: Bloomberg、りそな銀行
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2
2014年7月
2014年11月
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■外国為替市場
米ドル
予想
ドル円は下落
ドル円:117.00 −120.00 円
先週のドル円は下落。週初ドル円は軟調に推移していたものの、週半ばに
かけて米国債の利回り上昇を背景に値を上げ、120 円台半ばを付けた。一
方、木曜日には、日銀が追加緩和に慎重という報道が伝わると一時ドル円は
119 円を割れとなった。また、米小売売上高の結果を受けてドル円は再度売ら
れた。
今週のドル円は下落を想定。週前半は日銀金融政策決定会合があり、日
銀に対する懐疑的な見方からドル円の上値は抑えられよう。また、週末に向け
て、来週 24-25 日に米国にて行われるイエレン FRB 議長の議会証言が意識
され、様子見気分となりやすい。経済指標では米国鉱工業生産や日本貿易
統計が注目されるが、ドル円が上昇するためには、大幅な改善を要するだろ
う。(中條)
ユーロ
予想
ユーロ円は上昇
ユーロ円:
133.50 −140.00 円
ユーロドル:
1.1000 −1.1500 ドル
豪ドル・NZ ドル
予想
豪ドル円:
豪ドル円は下落
90.00 −94.50 円
NZ ドル円:
NZドル円は下落
84.00 −90.00 円
図表3:
123
122
121
120
119
118
117
116
115
114
113
112
111
110
109
108
107
106
105
先週のユーロ円、ユーロドルはともに上昇。ギリシャの債務交渉やウクライナ
東部問題を巡る4ヶ国首脳会議の動向に左右される中、方向感を欠く展開が
続いたが、ユーロドルは、弱い米小売売上高等、低調な米経済指標を背景に
米ドルが売られたことを受けて週の終盤にかけて上昇。また、ユーロ円は円安
進行に伴い、買いが膨らむ展開となった。
今週のユーロ円、ユーロドルはともに上昇を想定。ユーロ圏財務相会合で
のギリシャの債務交渉で、つなぎ融資の承認などの進展がみられれば、ユー
ロ買いにつながるだろう。また、ウクライナの停戦合意がどの程度守られるのか
といったことも焦点となるだろう。対円では日銀金融政策決定会合後の会見で
の黒田総裁の追加金融緩和に対するスタンス、対ドルでは今週発表される1
月のFOMCの議事録の内容が注目される。(岩城)
先週の豪ドル円は下落、NZドル円は上昇。米雇用統計後の円安進行を受
けて、豪ドル円、NZドル円ともに底堅い展開となったが、弱い豪雇用統計を背
景に、豪ドルが売られると、NZドルも連れ安。売り一巡後は原油・商品価格が
反発する中、買い戻しが優勢となるも、戻りは限定的であった。
今週の豪ドル円、NZドル円はともに下落を想定。原油・商品価格の上昇は
前向きな材料と言えるが、3月の豪準備銀行の金融政策決定理事会での追加
利下げ期待も燻る中、上値の重い展開が想定される。また、ギリシャの債務交
渉の動向や、ウクライナ・親ロシア派の停戦合意がどれほど遵守されるのかと
いった点も、リスク資産である豪ドル・NZドルにとっては焦点となってくるだろ
う。(岩城)
米ドル円
図表4:
円/ユーロ
円/ドル
2014/12/12
ユーロ円
2015/1/2
2015/1/23
150
148
146
144
142
140
138
136
134
132
130
2015/2/13
2014/12/12
出所:Bloomberg、りそな銀行
2015/1/2
2015/1/23
2015/2/13
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 2 月 16 日(月)09:00 現在
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3
図表5:
102
101
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
豪ドル円
図表6:
円/豪ドル
2014/12/12
2015/1/2
2015/1/23
NZ ドル円
円/NZドル
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
2014/12/12
2015/2/13
出所:Bloomberg、りそな銀行
2015/1/2
2015/1/23
2015/2/13
出所:Bloomberg、りそな銀行
■債券市場
先週の国内債は下落(金利は上昇)。下値不安が広がる中、今週も超長
期債を中心に売られる展開となった。低調な流動性入札や 5 年債入札も
相場の重石となり、次週に実施される 20 年債入札への警戒感も広がる中、
軟調地合いが続いた。
国内
予想
金利は低下
TIBOR(3M):0.170 -0.190 %
長期金利(新発 10 年債):
0.35 -0.45 %
今週の国内債は上昇を想定(金利は低下)。20 年債入札や流動性供給
入札への警戒感から弱含む展開が想定されるが、無難に通過すれば、押
し目を拾う動きがみられるだろう。国内債市場 は 1 月に高値をつけて以
降、10 月の日銀追加金融緩和の決定直後の水準まで債券価格は値を下
げてきていることからも、入札の結果次第では、底堅い展開となろう。今週
は日銀金融政策決定後の会見での黒田総裁の追加金融緩和への姿勢等
も注目される。(岩城)
先週の米国債は下落(金利は上昇)。前週末の流れを引き継いで償還
10-30 年の債券を中心に売りが優勢。3・10 年債入札が良好な結果となった
他、1 月の米小売売上高が前月比マイナスと、2 ヶ月連続のマイナスとなる
等、週後半にかけて発表された米経済指標が弱かったことで、その後下げ
幅を縮小させる場面もみられたが、戻りは限定的であった。
米国
予想
金利は上昇
ドル LIBOR(3M):
0.25 -0.27 %
T-note(10 年):1.90 -2.20 %
図表7:
今週の米国債は小幅下落を想定(金利は上昇)。今週はウクライナの停
戦合意の遵守状況やユーロ圏財務相会合でのギリシャの債務交渉の進展
が注目される。リスク選好を改善させる方向に向かえば、年央以降の利上
げが意識される中、売りが強まる展開となろう。ただ、イエレン FRB 議長の
議会証言を控え、積極的な売買には慎重な様子もみられるだろう。(岩城)
日米短期金利
図表8:
日本
%
0.27
米国(右軸)
0.25
0.26
0.23
0.24
0.21
0.22
0.19
0.20
0.17
14/2
%
1.5
1.4
1.3
1.2
1.1
1.0
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
14/2
%
0.28
0.18
14/5
14/8
14/11
15/2
出所:Bloomberg、りそな銀行
日米長期金利
日本
14/5
%
3.2
3.0
2.8
2.6
2.4
2.2
2.0
1.8
1.6
1.4
1.2
1.0
0.8
0.6
米国(右軸)
14/8
14/11
15/2
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 2 月 16 日(月)09:00 現在
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4
■株式市場
先週の日経平均は上昇。週初は米雇用統計の強い結果を好感して日経
平均株価は 17,800 円近辺で高寄りして始まったものの、火曜日にはギリシ
ャ情勢への警戒感を背景とした米株安を嫌気して 17,500 円台まで値を下
げた。一方、祝日明けの週後半にはドル円の上昇を受けて、輸出関連株中
心に買われ、日経平均株価は 17,900 円台まで回復した。
今週の日経平均は下落を想定。日銀金融政策決定会合では前回から内
容の変更を見込まないものの、市場では日銀に対して慎重な見方が報じら
れており、日銀総裁会見の内容によっては日本株が売られる場面もあろう。
週後半には、翌週に控えたイエレン FRB 議長の議会証言に関心が持た
れ、様子見が広がり、値動きは小幅になることを見込む。(中條)
日経平均
予想
日経平均は下落
17,500 −18,300 円
先週のダウは上昇。ギリシャの債務交渉やウクライナ東部問題の進展を
巡って方向感を欠く場面もみられたが、それでも、堅調な米企業決算を背
景に底堅く推移。週後半にかけては、ウクライナ停戦合意やギリシャ問題の
進展を好感する形で上値を試す展開となった。
NY ダウ
予想
ダウは下落
17,500 −18,250 ドル
図表9:
今週のダウは下落を想定。1 月の小売売上高が 2 ヶ月連続で前月比マ
イナスとなったことを受け、米小売大手の 10-12 月期決算への警戒感から
上値の重い展開が想定される。また、来週のイエレン FRB 議長の議会証
言を前に、上値追いには慎重さがみられるだろう。その他、引続きギリシャ
の債務交渉やウクライナ東部問題の動向が注目される。(岩城)
日経平均
円
18250
18000
17750
17500
17250
17000
16750
16500
16250
16000
15750
15500
15250
15000
14750
14500
14250
2014/12/12
2015/1/2
図表10: NY ダウ
2015/1/23
ドル
18250
18000
17750
17500
17250
17000
16750
16500
16250
16000
15750
2014/12/12
2015/2/13
出所:Bloomberg、りそな銀行
中国株
上昇、物価上昇率が 1%を
割り込む
インド株
上昇、リスク資産の地合が
改善
ブラジル株
上昇、商品価格の上昇を
好感
2015/1/2
2015/1/23
2015/2/13
出所:Bloomberg、りそな銀行
中国株は上昇。低調な貿易統計を受けて売りが出た後は、値ごろ感から押
し目買いが優勢。1月の消費者物価の伸びが前年比1%を下回ったことを受け
て、当局への追加緩和期待が高まったことも買いを支えた。ただ、春節(を前
に売買高が膨らまない中、上値は押えられた。(岩城)
インド株は上昇。デリー首都圏での選挙で、与党が敗北したことが嫌気さ
れ、売りが先行するも、その後は値ごろ感から押し目買いが入る形で反発。ウ
クライナ停戦合意を受けて、リスク回避姿勢が後退する中、週後半にかけて上
げ幅を拡大させた。(岩城)
ブラジル株は上昇。週前半は、商品価格の下落を背景に資源大手を中心
に売りが強まり、12月の小売売上高の落ち込みを受けて内需関連株主導で下
げ幅を拡大。一方、12月の経済活動指数が市場予想を上回ったことやウクラ
イナ停戦合意、商品価格の上昇を受けて、週後半にかけて反発した。(岩城)
各マーケット・コメントは 2 月 16 日(月)09:00 現在
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5
ロシア株は上昇。EU 外相理事会が対ロシア追加制裁(発動は 16 日まで
見送り、4 ヶ国首脳会談の結果次第とした)を決定したことが嫌気され、売り
が出る場面もみられたが、4 ヶ国首脳会談を経て、ウクライナと親ロシア派が
停戦に合意。これを受けて週後半にかけて上昇した。(岩城)
ロシア株
上昇、ウクライナ停戦合意
を好感
図表11: 中国上海総合指数
ポイント
3500
3450
3400
3350
3300
3250
3200
3150
3100
3050
3000
2950
2900
2850
2800
2750
2700
2650
2600
2550
2500
2450
2400
2014/12/12
図表12: ムンバイ SENSEX 指数
30200
29200
28200
27200
2015/1/2
2015/1/23
26200
2014/12/12
2015/2/13
図表13: ブラジル BOVESPA 指数
59000
2015/1/2
2015/1/23
2015/2/13
図表14: ロシア MICEX 指数
ポイント
1850
57000
1750
55000
1650
53000
ポイント
1550
51000
1450
49000
1350
47000
45000
2014/12/12
ポイント
2015/1/2
2015/1/23
1250
2014/12/12
2015/2/13
図表15: WTI 原油先物(期近物)
ドル/バレル
76
74
72
70
68
66
64
62
60
58
56
54
52
50
48
46
44
42
2014/12/12
2015/1/2
2015/1/23
2015/2/13
図表16: NY 金先物(期近物)
ドル/トロイオンス
2015/1/23
1330
1310
1290
1270
1250
1230
1210
1190
1170
1150
1130
2014/12/12
2015/2/13
出所:Bloomberg、りそな銀行
作成 : りそな銀行
2015/1/2
2015/1/2
2015/1/23
2015/2/13
出所:Bloomberg、りそな銀行
総合資金部
高梨 彰
岩城尚也
中條仁美
各マーケット・コメントは 2 月 16 日(月)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
6
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■過去 5 年間の相場推移
図表17: 日経平均(左軸)と NY ダウ(右軸)
円
19,000
ドル
19,000
18,000
18,000
17,000
17,000
NYダウ
16,000
16,000
15,000
15,000
14,000
14,000
13,000
13,000
12,000
12,000
11,000
11,000
10,000
10,000
日経平均
9,000
9,000
8,000
8,000
7,000
2010/02
図表18:
2010/08
2011/02
2011/08
2012/02
2012/08
2013/02
2013/08
2014/02
2014/08
7,000
2015/02
米ドル円とユーロ円
150
円
円
160
140
150
ユーロ円
130
140
130
120
120
110
110
100
100
90
90
米ドル円
80
70
2010/02
図表19:
160
80
2010/08
2011/02
2011/08
2012/02
2012/08
2013/02
2013/08
2014/02
2014/08
70
2015/02
WTI 原油先物と日本 10 年金利
WTI原油先物(左軸)
ドル
日本10年金利(右軸)
%
1.35
140
120
1.15
100
0.95
80
0.75
60
0.55
40
0.35
20
2010/02
2011/02
2012/02
2013/02
2014/02
0.15
2015/02
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 2 月 16 日(月)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
7
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■マーケットカレンダー
日本
米国
2/9(月) ★1月景気ウォッチャー調査
12月国際収支
1月消費動向調査
1月貸出・預金動向
2/10(火) 12月第3次産業活動指数
1月マネーストック
流動性供給入札
2/11(水)
2/12(木) ★12月機械受注
国庫短期証券(3ヶ月)
5年債入札
その他
★(中)1月CPI
12月卸売在庫
(英)12月鉱工業生産・製造業生産
1月財政収支
★1月小売売上高
(EU)12月鉱工業生産
(豪)1月失業率
12月企業在庫
1月輸入物価指数
NY連銀製造業景況指数
前年比%
30
2/13(金)
貿易収支(右軸)
輸入(左軸)
輸出(左軸)
兆円
3.0
20
2.0
10
1.0
0
0.0
-10
-1.0
-20
-2.0
コンセンサス予想
貿易収支 1兆
6,835
億円の赤字
(12月:6,652億円
の赤字)
12/12
13/6
13/12
14/6
コンセンサス予
想:+8.50
(1月実績:
+9.95)
10/1 10/7 11/1 11/7 12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1
-3.0
-30
30
25
20
15
10
5
0
-5
-10
-15
出所:Bloomberg、りそな銀行
14/12
出所:IN情報センター、りそな銀行
2/16(月) ★10-12月期GDP1次速報値
12月稼働率
2/17(火) ★日銀金融政策決定会合(‐18日)
20年債入札
国庫短期証券(1年)
2/18(水)
12月対米証券投資
2月NY連銀製造業景況指数
(英)1月CPI
(独)2月ZEW景気期待指数
★1月鉱工業生産
★1月住宅着工
(英)1月失業率
2/19(木) ★1月貿易統計
12月全産業活動指数
国庫短期証券(3ヶ月)
日銀金融経済月報
流動性供給入札
2/20(金)
1月景気先行指数
2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
(EU)2月消費者信頼感指数
日銀金融政策決定会合議事要旨
2/23(月) (1/20-21開催分)
★1月中古住宅販売件数
2/24(火) 40年債入札
★12月S&Pケースシラー住宅価格指数
(英)1月小売売上高
(独)1月PPI
(独)2月IFO景況指数
1月シカゴ連銀全米活動指数
(EU)1月CPI
2月リッチモンド連銀製造業景況指数
2月消費者信頼感指数
2/25(水)
2/26(木) 2年債入札
国庫短期証券(3ヶ月)
2/27(金) ★1月CPI
★1月鉱工業生産
1月家計調査
1月雇用統計
1月住宅着工件数
1月商業販売統計
2/28(土)
3/1(日)
3/2(月) 法人企業統計
3/3(火) 10年債入札
1月毎月勤労統計
2月マネタリーベース
3/4(水)
3/5(木) 30年債入札
国庫短期証券(3ヶ月)
3/6(金) 1月景気動向指数
国庫短期証券(6ヶ月)
★1月新築住宅販売
★1月CPI
1月耐久財受注
10-12月期GDP改定値
1月中古住宅販売成約指数
2月シカゴ地区製造業PMI
1月建設支出
1月個人所得・消費支出
2月ISM製造業景況感指数
(EU)1月マネーサプライ
(独)1月小売売上高
(独)2月失業率
(独)2月CPI
(中)2月PMI製造業
(EU)1月失業率
(EU)2月HICP
(豪)準備銀行理事会
2月ADP民間雇用調査
2月ISM非製造業景況感指数
1月製造業受注
(EU)1月小売売上高
(英)BOE金融政策委員会(-5日)
★(EU)ECB定例理事会
(豪)1月小売売上高
(豪)1月貿易収支
(独)1月製造業受注
(EU)10-12月期四半期GDP
(独)1月鉱工業生産
★2月雇用統計
1月消費者信用残高
1月貿易収支
★(中)2月貿易統計
3/7(土)
【以降の主要日程】
<国債入札> 2年債(3/26、4/28)、5年債(3/12、4/14)、10年債(4/2)、20年債(3/18、4/16)、30年債(4/9)、40年債(4/23)
<日銀金融政策決定会合>3/16-17、4/7-8、4/30、5/21-22、6/18-19
<米・連邦公開市場委員会(FOMC)> 3/17/18、4/28-29、6/16-17、7/28-29、9/16-17、10/27-28、12/15-16
<ECB定例理事会> 4/15、6/3、7/16、9/3、10/22、12/3
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
8
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■市場相場動向 (2/9∼2/13)
2/9(月)
0.081
0.17273
日本円TIBOR
0.25818
円短期金利先物
99.850
利付2年国債
新発債
0.045
国
利付5年国債
新発債
0.100
内
利付10年国債
新発債
0.355
金
利付20年国債
新発債
1.145
利
15/3限
債券先物
147.42
2年
0.15625
5年
0.26875
円/円スワップ
10年
0.55125
20年
1.16500
FFレート
0.07
米
TB(3ヵ月)
金
0.005
利
T-NOTE(10年債)
1.978
3
日本円(
ヵ月)
海 L
0.10429
米ドル(3ヵ月)
外 I
0.25835
ユーロ(3ヵ月)
金 B
0.02429
英ポンド(3ヵ月)
利 O
0.56369
R
スイスフラン(3ヵ月)
(0.91300)
豪ドル(3ヵ月)
2.41750
NZ ドル(3ヵ月)
3.65000
ドル・円(仲値)
118.91
ユーロ・円(仲値)
134.55
豪ドル・円(仲値)
92.21
NZ ドル・円(仲値)
東
87.34
(15
30
)
京
ドル・円
:
時点
外
118.84
ユーロ・円(15:30時点)
国
134.66
ユーロ・ドル(15:30時点)
為
1.1331
ドル円直先スプレッド(3ヵ月、銭/ドル)
替
d 13.3
ドル・円
118.64
N
ユーロ・ドル
1.1325
Y
英ポンド・ドル
1.5215
スイスフラン・ドル
0.9237
日経平均(225種/円)
17711.93
東証株価指数(TOPIX)
1424.92
東
日経ジャスダック指数
2355.10
京
東証マザーズ指数
876.83
東証1部売買高(百万株)
2007.55
株
NYダウ(ドル)
17729.21
式
ナスダック総合指数
4726.01
中国上海総合指数
海
3095.12
SENSEX(インド)
外
28227.39
ブラジルボベスパ指数
49382.58
M ICEX指数(ロシア/ドル建)
1748.55
金(NY先物、期近)(ドル)
1240.80
商
原油(WTI先物、期近)(ドル)
52.86
品
CRB先物指数
227.91
お問い合わせは、取引店の担当者までご連絡ください
無担保コール
オーバーナイト物
3ヵ月
6ヵ月
15/9限
2/10(火)
0.074
0.17273
0.25818
99.850
0.045
0.120
0.390
1.190
147.10
0.16375
0.28625
0.59125
1.21125
0.11
0.005
1.997
0.10429
0.25810
0.02571
0.56463
(0.92700)
2.39000
3.64000
118.50
134.34
92.55
87.93
118.54
134.43
1.1340
d 13.6
119.43
1.1321
1.5254
0.9264
17652.68
1427.72
2358.74
885.11
2004.75
17868.76
4787.65
3141.59
28355.62
48510.28
1742.35
1231.60
50.02
223.65
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
9
2/11(水)
0.07
0.005
2.018
0.10429
0.25810
0.02786
0.56525
(0.93200)
2.38500
3.64000
119.52
135.27
1.1318
d 13.6
120.46
1.1336
1.5238
0.9287
17862.14
4801.18
3157.70
28533.97
48239.67
1763.60
1219.00
48.84
221.99
2/12(木)
0.074
0.17273
0.25818
99.845
0.040
0.120
0.390
1.200
147.14
0.16375
0.28375
0.58625
1.21000
0.11
0.010
1.984
0.10429
0.25810
0.02357
0.56400
(0.91800)
2.38170
3.64000
120.18
135.86
92.06
88.33
120.16
135.95
1.1314
d 13.3
119.11
1.1403
1.5384
0.9309
17979.72
1449.39
2368.47
884.03
2773.25
17972.38
4857.61
3173.42
28805.10
49532.72
1802.80
1220.10
51.21
226.10
2/13(金)
0.073
0.17273
0.25818
99.840
0.040
0.135
0.415
1.239
146.96
0.16500
0.28625
0.60500
1.23375
0.11
0.005
2.050
0.10429
0.25710
0.02357
0.56275
(0.90700)
2.35750
3.64000
119.03
135.75
92.31
88.50
118.66
135.68
1.1434
d 12.7
118.75
1.1394
1.5395
0.9322
17913.36
1449.38
2365.01
868.79
2562.23
18019.35
4893.84
3203.83
29094.93
50635.92
1838.18
1226.50
52.78
229.19