りそな マーケットフラッシュ ウィークリー

りそな
マーケットフラッシュ ウィークリー
◎注意事項をよくお読みください。
先週の動きと今週の見通し
No.611
(2015 年 3 月 2 日∼2015 年 3 月 6 日)
■ポイント
— 米雇用統計、FRB 議長が言及した賃金上昇率に注目
— 株価には上値余地
— 相場が過熱しやすい地合い
短期金利
長期金利
円/円スワップ
米国金利
株式相場
為替相場
無担保(翌日物)
円TIBOR(3ヶ月)
新発10年債
先物中心限月
5年
10年
ドルLIBOR(3ヶ月)
T-Note(10年)
日経平均
NYダウ
ドル・円
ユーロ・ドル
ユーロ・円
先週末値
0.074 %
0.172 %
0.335 %
147.90 円
%
0.22
%
0.52
0.262 %
1.993 %
18,797.94 円
18,132.70 ドル
119.63 円
1.1196 ドル
133.94 円
■ウィークリー コメント
今週の予想
∼
0.070
∼
0.170
∼
0.300
金利低下
147.50 ∼
∼
0.20
金利低下
∼
0.48
∼
もみ合い
0.25
∼
金利上昇
1.90
上昇
18,500 ∼
下落
17,500 ∼
ドル上昇
118.00 ∼
ユーロ下落 1.1000 ∼
ユーロ下落 132.00 ∼
もみ合い
もみ合い
0.100
0.190
0.400
148.50
0.24
0.54
0.28
2.20
19,300
18,500
122.00
1.1500
136.50
%
%
%
円
%
%
%
%
円
ドル
円
ドル
円
〈 チーフストラテジスト 高梨 彰 〉
「データ待ち」時の運用
「データ次第」が相場の前提にある中で、新たなデータが出てこないとき、
どのように振る舞えばよいのでしょうか。
「データ次第」、データが出
ないときは?
先ず思い付くのが、新たなデータが出て来るまで「待つ」です。データ次第
であれば、データが出てきてから行動すれば良いとの考え方に基づくもので
す。「雇用統計待ち」なんかはこの典型です。しかし、データが出て来るまで
待つだけでは、その間の時間を有効に使えなくなります。売る権利・買う権利
を売買するオプション取引では時間の価値もオプションの権利料に含まれま
す。待つということは、オプション価格のうち時間的価値の部分をみすみす失
うことにも繋がります。
「待つ」?
「待つ」が駄目なら行動
過去と未来を踏まえて売買
「待つ」のが駄目ならば、行動するしかないのですが、データが無い中では
別の前提が必要となります。時間には過去・現在・未来がありまして、新たな
データが出て来るのは未来です。一方で、過去や現在にもデータは存在しま
して、その価値を確認することは可能です。そんな感じで、データの空白地
帯にあっては、過去を振り返りつつ、未来のデータを想像し、現在の売買に
繋げるような形となります。(以下次頁)
◎注意事項
*当資料に記載された情報は信頼に足る情報源から得たデータ等に基づいて作成しておりますが、その内容に
ついては明示されていると否とに拘わらず、弊社がその正確性、確実性を保証するものではありません。ま
た、ここに記載された内容が事前の連絡なしに変更されることもあります。
*また、当資料は情報提供を目的としており、金融商品等の売買を勧誘するものではありません。取引時期な
どの最終決定はお客さまご自身の判断でなされるようお願い致します。
1
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
イエレン FRB 議長、賃金上
昇率の鈍さと住宅市場の弱
さを指摘
6 日の米雇用統計に注目
「データは堅調、利上げは微
妙」
ドル円、リスク選好度に合わ
せた動き
「待つ」だけでは相場に置い
ていかれる
直近の例ですと、イエレン FRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理
事会)議長は、議会証言にて賃金上昇率の鈍さと住宅市場の弱さを指摘しま
した。金融政策を行う中央銀行の最高責任者がそのように言うのですから、取
り敢えず過去のデータはそんなもんだったと解釈しておきます。また未来のデ
ータについては、これまでの趨勢などから様々な予測が出てきます。その中
で確率の高そうな部分を頼りに行動に移します。例えば、来月 6 日に発表さ
れるアメリカの雇用統計、雇用者数の伸びは引き続き 20 万人台半ばが予想
されています。賃金の伸びも 1 月分と同様に 2 月分も 2%台の伸びが見込ま
れています(図表 1)。ただ、1 月分と同程度であれば、FRB が利上げへと舵
を切ると断言するにはやや説得力に欠けます。そうであるならば、「データは
堅調だけど FRB が動くかは微妙」との前提が生まれ、現在はそれを頼りに行
動することとなっていきます。
「データは堅調、利上げは微妙」となれば、リスク資産には理想的です。ま
た米ドルについては金利先高観を伴う米ドル高の勢いには一服感が出てきま
す。株価は底堅く、対米ドルで売られてきた通貨も底堅い、そんなところで
す。
では、ドル円のようにチャート上にて三角持ち合いを形成しながら(図表
2)、動意に欠けた動きを続けてきたものはどのように捉えれば良いのでしょう
か。一つの考え方としては、「過去に動意を見出せなかったのならば、未来を
アテにする」という感覚を挙げることが可能です。過去も未来も前提は大きく変
わらない中で、先ほどの「データは堅調、利上げは微妙」をはめ込んでみて
も、新たな動意は生まれそうにありません。但し、他市場ではリスク資産への選
好は高まりそうです。そうなってくると、それこそ過去の流れとして「リスク資産
選好→円安・ドル高」が意識されます。そうした意識が出て来ると「ドル円は底
堅い」となってきます。
「データ次第」ですので、新たなデータが出て来れば、前提も一新されま
す。また相場を動意付けるデータは 1 つや 2 つではなく、あらゆるデータを複
合的に検討することが大切です。しかし、待っていたり検討していたりだけで
は、マーケットに置いていかれるのも事実です。反対に一見データを待ってい
る時の方が相場の紛れも少なくなる上に、時機を捉えるにも適しています。6
日の雇用統計発表までの「待ち時間」は、意外と大切な時間です。
かつては 3 月末が近付くと PKO(Price-Keeping Operation)の名の下に株
価下支えが試されたものです。時は流れて株価は上値追いの様相を呈しつ
つあります。今日では PKO は見られないものの、年金基金の運用資産配分
変更に伴う日本株や外国株・外国債券の買いなど現政権の意向が濃い動き
によって市場価格が動いている側面もあり、その点では以前とあまり変わって
いないところもあります。しかし、今日の株高は世界的な金融緩和に後押しさ
れた面もあります。この動きが是か非かは意見の分かれるところでしょうが、資
金の流れは期末に有りがちなものとして捉えておくべきのようです。
政権の意向が濃い相場
図表1:
(前頁より続く)
米国、平均時間給伸び率(前年比)
図表2:
ドル円の推移
円/ドル
123
%
4
122
3.5
121
3
120
2.5
119
118
2
117
1.5
1
2007年3月
116
2009年3月
2011年3月
115
2014年12月
2013年3月
出所:Bloomberg、りそな銀行
2014年12月
出所: Bloomberg、りそな銀行
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2
2015年1月
2015年2月
2015年2月
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■外国為替市場
米ドル
予想
ドル円:
ドル円は上昇
ドル円:118.00 −122.00 円
ユーロ
予想
ユーロ円:
ユーロ円は下落
132.00 −136.50 円
ユーロドル:
ユーロドルは下落
1.1000 −1.1500 ドル
豪ドル・NZ ドル
予想
豪ドル円:
豪ドル円は下落
90.00 −94.50 円
NZ ドル円:
NZドル円は下落
88.50 −92.00 円
図表3:
123
122
121
120
119
118
117
116
115
114
113
112
111
110
109
108
107
106
105
先週のドル円は上昇。イエレン FRB 議長の議会証言を前にドル円は一時
119 円台後半まで値を上げたものの、利上げに対して慎重な発言をしたことを
受けてドル売りが優勢となった。その後、米住宅関連などの経済指標ではドル
の上昇に繋がる結果にならなかったものの、週末にドル円は再び値を上げ一
時 119 円 80 銭まで上昇した。
今週のドル円は上昇を想定。先週のイエレン FRB 議長議会証言が、ドル
円の上昇要因とならなかったことで今週末まで ISM 製造業景況感指数などの
各指標を受けながらドル円は上値の重い推移が続くことを想定。一方、週末
の米雇用統計では賃金の伸びが改善された場合にはドル円は買い優勢の展
開となろう。(中條)
先週のユーロ円、ユーロドルは共に下落。週前半はイエレンFRB議長の議
会証言を経て米国での早期利上げ観測が後退したことで底堅い展開となった
が、1月の米コアCPI等、良好な米経済指標を背景にドル高が進むと、対ドル
でユーロ安が進み、その他の通貨に対しても弱含む展開となった。2月のユー
ロ圏諸国のCPIは市場予想を上回る結果となったものの戻りは鈍かった。
今週のユーロ円、ユーロドルは共に下落を想定。3月から始まる国債買入を
前に欧州域内の各国債券利回りが低下基調を辿る中、ユーロは上値の重い
展開が想定される。対円では、期末に向けた日本国内からのユーロ売り・円買
い需要も上値を押える要因として働こう。対ドルでは、米雇用統計を前にドル
買い需要が強まることが予想される。その他、今週は、ECB定例理事会や2月
ユーロ圏CPI等が注目される。(岩城)
先週の豪ドル円、NZドル円は共に上昇。原油先物価格の下落を背景に売
りが先行したが、イエレンFRB議長が議会証言で利上げに対して慎重な姿勢
を示したことを受けて、その後は買い戻しの動きが優勢。原油及び商品価格
の動向に振らされる場面もみられたが、2月のHSBC中国製造業PMIが良かっ
たことも買いを支え、底堅い展開となった。
今週の豪ドル円、NZドル円は共に下落を想定。今週は豪準備銀行の金融
政策会合が焦点となろう。市場では政策金利の一段の引下げが期待されてお
り、国内成長率の低下などを背景に利下げが決定されれば豪ドル・NZドルは
共に下値を試す展開となるだろう。その他、1月の豪小売売上高や貿易統計、
10-12月期GDP、2月の中国貿易統計などが注目される。(岩城)
米ドル円
図表4:
円/ユーロ
円/ドル
2014/12/26
ユーロ円
2015/1/16
2015/2/6
150
148
146
144
142
140
138
136
134
132
130
2015/2/27
2014/12/26
出所:Bloomberg、りそな銀行
2015/1/16
2015/2/6
2015/2/27
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 3 月 2 日(月)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
3
図表5:
102
101
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
豪ドル円
図表6:
円/NZドル
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
2014/12/26
2015/1/16
円/豪ドル
2014/12/26
2015/1/16
2015/2/6
NZ ドル円
2015/2/27
出所:Bloomberg、りそな銀行
2015/2/6
2015/2/27
出所:Bloomberg、りそな銀行
■債券市場
先週の国内債は上昇(金利は低下)。20 年債入札後の需給環境の改善
を背景にしっかり。日銀買入への期待感や年限長期化の買いに支えられ、
利益確定売りや翌週の 10 年・30 年債入札を意識した売りが出る中でも底
堅さを維持した。
国内
予想
金利は低下
TIBOR(3M):0.170 -0.190 %
長期金利(新発 10 年債):
0.30 -0.40 %
今週の国内債は上昇を想定(金利は低下)。10 年・30 年債入札を控え、
週前半は長期・超長期債を中心に弱含む展開が想定されるが、入札を無
難に通過すればその後は先週までの堅調地合いを引き継いで、買い戻し
優勢の展開が想定される。尚、2 月の日銀買入は残存 1-3 年の国債の買
入額が減額されたが、目立った影響はみられないだろう。(岩城)
先週の米国債は上昇(金利は低下)。24、25 日に行われたイエレン FRB
議長の議会証言で、利上げに対して慎重な姿勢が示されたことで、5 年債
を中心に金利低下。米コア CPI が市場予想程に低下しなかったことで、戻
り売りが出る場面もみられたが、年限長期化に伴う買い等もみられる中、底
堅い展開となった。
米国
予想
金利は上昇
ドル LIBOR(3M):
0.25 -0.28 %
T-note(10 年):1.90 -2.20 %
図表7:
今週の米国債は下落を想定(金利は上昇)。今週は 2 月の米雇用統計
で賃金上昇率の伸びが確認できるか否かが注目される。先週、イエレン
FRB 議長は議会証言で、賃金上昇率の鈍さを指摘した上で、状況に応じ
て金融政策を変更する旨の発言をしており、そこで改善がみられれば、償
還 2-5 年の債券を中心に金利は上昇余地を模索する展開となろう。(岩城)
日米短期金利
図表8:
日本
%
0.27
米国(右軸)
0.25
0.26
0.23
0.24
0.21
0.22
0.19
0.20
0.17
14/2
%
1.5
1.4
1.3
1.2
1.1
1.0
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
14/2
%
0.28
0.18
14/5
14/8
14/11
15/2
出所:Bloomberg、りそな銀行
日米長期金利
日本
14/5
%
3.2
3.0
2.8
2.6
2.4
2.2
2.0
1.8
1.6
1.4
1.2
1.0
0.8
0.6
米国(右軸)
14/8
14/11
15/2
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 3 月 2 日(月)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
4
■株式市場
先週の日経平均は上昇。週初の寄り付きから日経平均株価は 18,500 円
を突破し、その後も年初来高値を更新しながら堅調に推移。①ギリシャ金
融支援延長の合意②円安が進み、輸出関連株中心に上昇③原油価格の
上昇等を受け米国株が史上最高値を更新、など日本株高となる材料が揃
った。一時円高に傾いた場面では輸出関連株が売られる展開もあったもの
の、日経平均株価は週末に 18,800 円まで値を上げた。
今週の日経平均は上昇を想定。先週のイエレン FRB 議長の議会証言を
終えて、市場の関心は週末の米雇用統計に移ろう。週後半には様子見が
広がり、値動きは小幅に留まろうが、それまでは地合いの良さを引き継ぎ買
いが入る展開を見込む。(中條)
日経平均
予想
日経平均は上昇
18,500 −19,300 円
先週のダウは下落。イエレン FRB 議長の議会証言を受けて早期利上げ
観測が後退したことで、連日最高値を更新する展開となったが、エネルギ
ー関連株や直近上昇が目立っていたハイテク関連株等に利益確定売りが
出たことで、週末を前に前週比マイナス圏まで下落した。
NY ダウ
予想
ダウは下落
17,500 −18,500 ドル
図表9:
今週のダウは下落を想定。今週は米雇用統計を前に様子見姿勢が強ま
る展開となるだろう。中国人民銀行による政策金利の引下げや、3 月から始
まる ECB の量的緩和プログラムを背景に下値では押し目買いが入るだろう
が、米雇用統計で雇用者数が増加基調を維持し、賃金上昇率の伸びが拡
大するような場合、年内の利上げが現実味を帯びる中、株売り圧力が強ま
る展開となるだろう。(岩城)
日経平均
円
19250
19000
18750
18500
18250
18000
17750
17500
17250
17000
16750
16500
16250
16000
2014/12/26
図表10: NY ダウ
18500
ドル
18250
18000
17750
17500
17250
17000
16750
2015/1/16
2015/2/6
16500
2014/12/26
2015/2/27
出所:Bloomberg、りそな銀行
中国株
上昇、全人代での景気刺
激策に期待
インド株
ほぼ変わらず、予算案発表
前に様子見
ブラジル株
上昇、米早期利上げ観測
後退を好感
2015/1/16
2015/2/6
2015/2/27
出所:Bloomberg、りそな銀行
中国株は上昇。23、24日は春節で休場。休場後の中国株式市場では利益
確定売りが先行したが、3月5日に開幕する全国人民代表大会を控え、景気刺
激策に対する期待感や中国人民銀行の利下げ観測を背景に反発し、その後
は上値を試す展開となった。尚、2月28日に中国人民銀行は貸出と預金の基
準金利の0.25%の引下げを決定し、それぞれ5.35%、2.5%とした。(岩城)
インド株はほぼ変わらず。来年度予算案の発表を前に、利益確定売りが先
行。上値の重い展開が続いたが、インド財務省が発表した予算案提出前の報
告書で 2015 年度の GDP 成長率が最大 8.5%に達するとの見通しが好感さ
れ、週末を前に下げ幅を縮小させた。(岩城)
ブラジル株は上昇。ブラジル中銀が発表したエコノミスト調査で2015年の
GDP予想が下方修正されたことや、2月の消費者物価指数の上昇を背景に売
りが出る場面もみられたが、イエレン米FRB議長の議会証言で早期利上げ観
測が後退したことで、戻りを試す展開となった。(岩城)
各マーケット・コメントは 3 月 2 日(月)09:00 現在
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5
ロシア株は下落。ムーディーズがロシア国債の格付を投資不適格級であ
る「Ba1」に引き下げたことが嫌気され売りが先行。追加制裁への警戒感も重
なり上値の重い展開となったが、ウクライナが停戦合意ラインから重火器の撤
退を開始したとの報道が好感され、週末にかけて下げ幅を縮めた。(岩城)
ロシア株
下落、格付を投資不適格級
に引下げ
図表11: 中国上海総合指数
ポイント
3500
3450
3400
3350
3300
3250
3200
3150
3100
3050
3000
2950
2900
2850
2800
2014/12/26
図表12: ムンバイ SENSEX 指数
30200
29200
28200
27200
2015/1/16
2015/2/6
26200
2014/12/26
2015/2/27
図表13: ブラジル BOVESPA 指数
59000
2015/1/16
2015/2/6
2015/2/27
図表14: ロシア MICEX 指数
ポイント
ポイント
1850
57000
1750
55000
1650
53000
1550
51000
1450
49000
1350
47000
45000
2014/12/26
ポイント
2015/1/16
2015/2/6
1250
2014/12/26
2015/2/27
図表15: WTI 原油先物(期近物)
ドル/バレル
75
73
71
69
67
65
63
61
59
57
55
53
51
49
47
45
43
41
2014/12/26
2015/1/16
2015/2/6
2015/2/27
図表16: NY 金先物(期近物)
ドル/トロイオンス
2015/2/6
1330
1310
1290
1270
1250
1230
1210
1190
1170
1150
1130
2014/12/26
2015/2/27
出所:Bloomberg、りそな銀行
作成 : りそな銀行
2015/1/16
2015/1/16
2015/2/6
2015/2/27
出所:Bloomberg、りそな銀行
総合資金部
高梨 彰
岩城尚也
中條仁美
各マーケット・コメントは 3 月 2 日(月)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
6
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■過去 5 年間の相場推移
図表17: 日経平均(左軸)と NY ダウ(右軸)
円
19,000
ドル
19,000
18,000
18,000
17,000
17,000
NYダウ
16,000
16,000
15,000
15,000
14,000
14,000
13,000
13,000
12,000
12,000
11,000
11,000
10,000
10,000
日経平均
9,000
9,000
8,000
8,000
7,000
2010/02
図表18:
2010/08
2011/02
2011/08
2012/02
2012/08
2013/02
2013/08
2014/02
2014/08
7,000
2015/02
米ドル円とユーロ円
150
円
円
160
140
150
ユーロ円
130
140
130
120
120
110
110
100
100
90
90
米ドル円
80
70
2010/02
図表19:
160
80
2010/08
2011/02
2011/08
2012/02
2012/08
2013/02
2013/08
2014/02
2014/08
70
2015/02
WTI 原油先物と日本 10 年金利
WTI原油先物(左軸)
ドル
日本10年金利(右軸)
%
1.35
140
120
1.15
100
0.95
80
0.75
60
0.55
40
0.35
20
2010/02
2011/02
2012/02
2013/02
2014/02
0.15
2015/02
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 3 月 2 日(月)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
7
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■マーケットカレンダー
日本
米国
その他
日銀金融政策決定会合議事要旨
2/23(月) (1/20-21開催分)
★1月中古住宅販売件数
2/24(火) 40年債入札
★12月S&Pケースシラー住宅価格指数
(独)2月IFO景況指数
1月シカゴ連銀全米活動指数
(EU)1月CPI
2月リッチモンド連銀製造業景況指数
2月消費者信頼感指数
★1月新築住宅販売
★1月CPI
2/25(水)
2/26(木) 2年債入札
国庫短期証券(3ヶ月)
2/27(金) ★1月CPI
10-12月期GDP改定値
1月中古住宅販売成約指数
2月シカゴ地区製造業PMI
★1月鉱工業生産
1月家計調査
1月雇用統計
1月住宅着工件数
1月商業販売統計
前月比、千
600 人
2/28(土)
(EU)1月マネーサプライ
(独)1月小売売上高
(独)2月失業率
(独)2月CPI
1月耐久財受注
非農業部門雇用者数
前月比%
4
3ヶ月移動平均
コンセンサス予
想:非農業部門
雇用者数 +24.3
万人
(12月実績:+25.7
万人)
500
400
300
200
100
0
-100
-200
鉱工業生産
3
2
1
コンセンサス予想:
前年比 ▲0.1%
(12月実績:
+0.8%)
0
-1
-2
-3
09/12 10/6 10/12 11/6 11/12 12/6 12/12 13/6 13/12 14/6 14/12
出所:Bloomberg、りそな銀行
10/1 10/7 11/1 11/7 12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1
出所:Bloomberg、りそな銀行
3/1(日)
3/2(月) 法人企業統計
3/3(火) 10年債入札
1月毎月勤労統計
2月マネタリーベース
3/4(水)
3/5(木) 30年債入札
国庫短期証券(3ヶ月)
3/6(金) 1月景気動向指数
国庫短期証券(6ヶ月)
3/7(土)
3/9(月) ★2月景気ウォッチャー調査
10-12月期GDP2次速報値
1月国際収支
2月貸出・預金動向
3/10(火) 2月マネーストック
流動性供給入札
3/11(水) ★1月機械受注
3/12(木) 1月第3次産業活動指数
2月消費動向調査
5年債入札
国庫短期証券(3ヶ月)
法人企業景気予測調査
3/13(金) 1月稼働率
3/16(月) ★日銀金融政策決定会合(‐17日)
1月建設支出
1月個人所得・消費支出
2月ISM製造業景況感指数
(中)2月PMI製造業
(EU)1月失業率
(EU)2月HICP
(豪)準備銀行理事会
2月ADP民間雇用調査
2月ISM非製造業景況感指数
1月製造業受注
(EU)1月小売売上高
(英)BOE金融政策委員会(-5日)
★(EU)ECB定例理事会
(豪)1月小売売上高
(豪)1月貿易収支
(独)1月製造業受注
(EU)10-12月期四半期GDP
(独)1月鉱工業生産
★2月雇用統計
1月消費者信用残高
1月貿易収支
★(中)2月貿易統計
1月卸売在庫
★(中)2月CPI
2月財政収支
★(中)2月鉱工業生産
★(中)2月小売売上高
(英)1月鉱工業生産・製造業生産
(中)2月固定資産投資
(EU)1月鉱工業生産
(NZ)準備銀行理事会
(豪)2月失業率
★2月小売売上高
1月企業在庫
2月輸入物価指数
★2月鉱工業生産
1月対米証券投資
3月NY連銀製造業景況指数
3/17(火)
3/18(水) ★2月貿易統計
20年債入札
国庫短期証券(1年)
資金循環統計
日銀金融経済月報
3/19(木) 1月全産業活動指数
国庫短期証券(3ヶ月)
日銀金融政策決定会合議事要旨
3/20(金) (2/17-18開催分)
★2月住宅着工
★FOMC(-18日)
(EU)2月CPI
(独)3月ZEW景気期待指数
(英)2月失業率
2月景気先行指数
3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
(独)2月PPI
【以降の主要日程】
<国債入札> 2年債(3/26、4/28、5/28)、5年債(4/14、5/19)、10年債(4/2、5/12)、20年債(4/16、5/26)、30年債(4/9、5/14)、40年債(4/23)
<日銀金融政策決定会合>4/7-8、4/30、5/21-22、6/18-19
<米・連邦公開市場委員会(FOMC)> 4/28-29、6/16-17、7/28-29、9/16-17、10/27-28、12/15-16
<ECB定例理事会> 4/15、6/3、7/16、9/3、10/22、12/3
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
8
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■市場相場動向 (2/23∼2/27)
2/23(月)
0.078
0.17273
日本円TIBOR
0.25818
円短期金利先物
99.850
利付2年国債
新発債
0.030
国
利付5年国債
新発債
0.105
内
利付10年国債
新発債
0.380
金
利付20年国債
新発債
1.195
利
15/3限
債券先物
147.42
2年
0.14250
5年
0.23750
円/円スワップ
10年
0.56375
20年
1.21125
FFレート
0.03
米
TB(3ヵ月)
金
0.015
利
T-NOTE(10年債)
2.057
3
日本円(
ヵ月)
海 L
0.09571
米ドル(3ヵ月)
外 I
0.26160
ユーロ(3ヵ月)
金 B
0.02429
英ポンド(3ヵ月)
利 O
0.56463
R
スイスフラン(3ヵ月)
(0.89700)
豪ドル(3ヵ月)
2.33840
NZ ドル(3ヵ月)
3.63000
ドル・円(仲値)
119.08
ユーロ・円(仲値)
135.51
豪ドル・円(仲値)
93.36
NZ ドル・円(仲値)
東
89.49
(15
30
)
京
ドル・円
:
時点
外
118.96
ユーロ・円(15:30時点)
国
135.35
ユーロ・ドル(15:30時点)
為
1.1378
ドル円直先スプレッド(3ヵ月、銭/ドル)
替
d 14.0
ドル・円
118.81
N
ユーロ・ドル
1.1335
Y
英ポンド・ドル
1.5457
スイスフラン・ドル
0.9498
日経平均(225種/円)
18466.92
東証株価指数(TOPIX)
1502.83
東
日経ジャスダック指数
2400.54
京
東証マザーズ指数
879.03
東証1部売買高(百万株)
2491.90
株
NYダウ(ドル)
18116.84
式
ナスダック総合指数
4960.97
中国上海総合指数
海
SENSEX(インド)
外
28975.11
ブラジルボベスパ指数
51280.64
M ICEX指数(ロシア/ドル建)
金(NY先物、期近)(ドル)
1200.30
商
原油(WTI先物、期近)(ドル)
49.45
品
CRB先物指数
221.97
お問い合わせは、取引店の担当者までご連絡ください
無担保コール
オーバーナイト物
3ヵ月
6ヵ月
15/9限
2/24(火)
0.077
0.17273
0.25818
99.850
0.029
0.101
0.370
1.181
147.50
0.14000
0.23375
0.55000
1.19250
0.11
0.015
1.980
0.09786
0.26110
0.02429
0.56463
(0.86400)
2.33750
3.62000
118.91
134.78
92.81
89.60
119.12
134.95
1.1329
d 13.9
118.97
1.1340
1.5454
0.9507
18603.48
1508.28
2406.65
875.28
2320.21
18209.19
4968.12
29004.66
51874.17
1772.16
1196.90
49.28
222.25
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
9
2/25(水)
0.086
0.17182
0.25818
99.855
0.020
0.090
0.335
1.135
147.85
0.14000
0.22250
0.51750
1.14875
0.12
0.015
1.969
0.09929
0.26090
0.02357
0.56463
(0.84800)
2.34750
3.63000
118.80
134.84
93.38
89.28
118.83
134.90
1.1352
d 13.6
118.86
1.1361
1.5528
0.9484
18585.20
1507.62
2409.66
877.11
2212.85
18224.57
4967.14
3228.84
29007.99
51811.02
1746.23
1201.00
50.99
223.95
2/26(木)
0.075
0.17182
0.25818
99.855
0.020
0.090
0.335
1.155
147.85
0.14000
0.22250
0.51125
1.15125
0.03
0.015
2.030
0.10071
0.26160
0.02143
0.56338
(0.84400)
2.32500
3.63000
119.04
135.29
93.57
90.05
118.97
135.20
1.1364
d 14.0
119.41
1.1198
1.5407
0.9527
18785.79
1521.68
2422.86
874.05
2391.90
18214.42
4987.89
3298.36
28746.65
51760.54
1760.66
1210.10
48.17
220.95
2/27(金)
0.074
0.17182
0.25818
99.855
0.010
0.070
0.335
1.150
147.90
0.14000
0.22250
0.51750
1.16125
0.07
0.010
1.993
0.09571
0.26185
0.02500
0.56369
(0.85000)
2.32000
3.63000
119.27
133.70
93.21
90.05
119.26
133.75
1.1215
d 14.4
119.63
1.1196
1.5438
0.9543
18797.94
1523.85
2434.03
880.65
2720.46
18132.70
4963.53
3310.30
29220.12
51583.09
1758.97
1213.10
49.76
224.08