No.602(2014年12月29日)

りそな
マーケットフラッシュ ウィークリー
◎注意事項をよくお読みください。
先週の動きと今週の見通し
No.602
(2014 年 12 月 29 日∼2015 年 1 月 2 日)
■ポイント
— 円安・株高での越年
— 海外市場も本格始動は 1 月 2 週目からか
— 年末の資金繰り、世界的に波乱の可能性は少なく
短期金利
長期金利
円/円スワップ
米国金利
株式相場
為替相場
無担保(翌日物)
円TIBOR(3ヶ月)
新発10年債
先物中心限月
5年
10年
ドルLIBOR(3ヶ月)
T-Note(10年)
日経平均
NYダウ
ドル・円
ユーロ・ドル
ユーロ・円
先週末値
0.068 %
0.181 %
0.325 %
147.69 円
%
0.22
%
0.52
%
2.250 %
17,818.96 円
18,053.71 ドル
120.31 円
1.2183 ドル
146.60 円
■ウィークリー コメント
ゆく年くる年、円安・目減り
2014 年、危機無くも変動大
きく
原油、半値
今週の予想
∼
0.060
∼
0.180
∼
0.300
金利低下
147.60 ∼
∼
0.19
金利低下
∼
0.50
∼
金利上昇
0.24
∼
金利低下
2.00
上昇
17,400 ∼
下落
17,500 ∼
ドル上昇
118.00 ∼
ユーロ上昇 1.2000 ∼
ユーロ上昇 145.00 ∼
もみ合い
もみ合い
0.095
0.200
0.380
148.00
0.24
0.55
0.26
2.30
18,100
18,250
124.00
1.2300
149.00
%
%
%
円
%
%
%
%
円
ドル
円
ドル
円
〈 チーフストラテジスト 高梨 彰 〉
新聞を開くとテレビ欄にある一つ一つの枠が大きくなり、交通機関の中に
は平日でも土日ダイヤを適用し始めるところが出て来るなど、否応なしに年越
しを感じさせられます。勢い 1 年を振り返ることになるのですが、金融市場の
2014 年は日本も含め、金融危機が発生したわけでもないのに、価格が比較
的大きく動いた年として後に語られることとなりそうです。
顕著な動きとなったのが原油先物相場です。米 WTI 原油先物は 1 バレル
(約 159 リットル)100 ドル超の水準から年末には 50 ドル台前半まで、およそ
半値となりました(図表 1)。アメリカが金融緩和から利上げへと向かう転換点
に差し掛かったことにより投機資金がいち早く換金売りをしたことや、中国を
はじめとする成長率が高めである経済圏の景気減速、産油国自ら販売価格
を引き下げ価格競争に持ち込む構図、そしてアメリカなどシェール革命により
新たな石油産出圏が台頭したことによる供給増など、原油安の影響は様々で
す。しかも、本当の理由は今一つハッキリしません。原因が衆知とならない限
り市場では悶々とした雰囲気が継続します。これまで続いた原油安の流れが
変化するにしても、(以下次頁)
◎注意事項
*当資料に記載された情報は信頼に足る情報源から得たデータ等に基づいて作成しておりますが、その内容に
ついては明示されていると否とに拘わらず、弊社がその正確性、確実性を保証するものではありません。ま
た、ここに記載された内容が事前の連絡なしに変更されることもあります。
*また、当資料は情報提供を目的としており、金融商品等の売買を勧誘するものではありません。取引時期な
どの最終決定はお客さまご自身の判断でなされるようお願い致します。
1
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
2015 年も原油安を前提
(前頁より続く)こうした心理面での変化が必要です。この変化が出て来るま
では、2015 年に入っても原油安を前提とした経済活動が求められてきます。
円安も進んだが、それ以上
にロシア・ノルウェーなどの
通貨が下落
金融緩和第二章とばかりに、10 月 31 日の日銀に追加金融緩和が実施さ
れ、円相場は 1 ドル 120 円台まで円安が進みました。2 年続けての円安とな
り、日本円の動きが非常に目立った 1 年なのは間違い無いのですが、世界で
最も動いた通貨かといえば、そんなことも有りませんでした。主な国の通貨で
動きが目立ったのはロシアのルーブルです。ウクライナ情勢に端を発する欧
米からの経済制裁に加え、原油安が産油国としての地位を脅かすとの連想に
至り、ルーブル安へと繋がりました。同じ理由でノルウェークローネもこの 1 年
で 2 割程度値下がりです。
さて、世界の株式市場ではこの一年で下げたところもあれば上げたところも
ありました。アメリカの主要株価指数 S&P500 種は 12%値上がりです。日本株
も米株高や円安の影響を受ける形で値を上げました。TOPIX(東証株価指
数)この 1 年で 9%以上値を上げています。
円安 13%、日本株高 9%
米ドル換算株価、値下がり
政策の賞味期限反映か
原油安、世界経済に良い影
響
「米ドル換算株価」が天井を
抜けるかは微妙
円安の目減りによる各々の
行動、2015 年のカギ
図表1:
ところで、今一度、円相場と株価をみますと、円安の幅は対米ドルで 13%
超、一方で株価は 9%上昇です。単純比較をしますと、円安の幅ほどには株
価が上昇していない様子を確認することが可能です。この動きは 10 月の日
銀による金融緩和以降顕著となっています。換言すれば、米ドルを基準に日
本の株価指数を見た場合、2014 年は値を下げた形となります。この「米ドル換
算株価」をチャートにしますと、今年の初めと夏場に天井を付けた後で値を下
げる「二番天井」のような形状です(図表 2)。「二番天井」は上値の重さを示す
ものとして有名な形です。天井を抜ければ新値を目指すとも言えますが、
2014 年の日本株を象徴しているようにもみえます。2013 年がアベノミクスへの
期待や「日本復活」への期待に踊っていたのに対し、2014 年は政策の賞味
期限が意識されました。「米ドル換算株価」がその不安を示しているようです。
2015 年には原油安の良い影響が世界経済に期待されます。Fed は利上げ
に踏み切る公算が高そうですが、それまでの金融緩和の規模が大きかっただ
けに、実体経済には依然として景気刺激的な側面が反映されそうです。一方
で、日本では政権への期待がどこまで保つのか気になります。円安傾向は続
きそうで、日本の株価も「円安なのに株安」となる可能性は低いと思われ、目
先は堅調な動きが見込まれます。ただし、「米ドル換算株価」が天井を抜ける
かと問われると疑問です。
しかも円安で価値が下がるのは「米ドル換算株価」だけではありません。円
建て資産・負債、全ての価値が米ドル換算では目減りします。デフレ・インフレ
の是非は百家争鳴の様相を呈していますが、「円安ならば円建て資産・負債
は米ドル換算では目減り」は自明です。これを踏まえた上で、誰が円建て資
産を多く持ち、誰が円建て負債を多く持つかみると、2015 年に向けては一つ
の姿が見えてきます。加えて「目減り」を案じる人、気にしない人、気付かない
人、そして喜ぶ人など、各々の姿を読み解き、投資行動にも使うことが、2015
年の日本経済・金融市場を占う上での重要なテーマとなりそうです。
米 WTI 原油先物相場推移
図表2:
ドル
110
ドル
13
100
90
「米ドル換算株価」と TOPIX
「米ドル換算株価」(左軸)
1400
12
1300
11
10.5
70
60
50
2014年6月 2014年7月
2014年8月
1500
12.5
11.5
80
TOPIX(右軸)
1200
1100
10
1000
9.5
900
9
800
12年12月 13年3月 13年6月 13年9月 13年12月 14年3月 14年6月 14年9月 14年12月
2014年9月 2014年10月 2014年11月 2014年12月
出所:Bloomberg、りそな銀行
出所: Bloomberg、りそな銀行
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2
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■外国為替市場
米ドル
予想
ドル円は上昇
ドル円:118.00 −124.00 円
ユーロ
予想
ユーロ円は上昇
ユーロ円:
145.00 −149.00 円
ユーロドル:
1.2000 −1.2300 ドル
豪ドル・NZ ドル
予想
豪ドル円:
豪ドル円は上昇
96.00 −100.00 円
NZ ドル円:
NZドル円は上昇
92.00 −94.00 円
図表3:
123
122
121
120
119
118
117
116
115
114
113
112
111
110
109
108
107
106
105
先週のドル円は上昇。週初から概ね堅調に推移。米 7-9 月期 GDP 確報値
が市場予想を上回ったことを背景にドル円は 120 円台後半まで上昇した。そ
の後、ドル円は値を戻してもみ合い、米国がクリスマス休暇の 25 日には、閑散
な中で 120 円台前半まで値を下げた。
今週のドル円は上昇を想定。年末年始の休暇により、日本国内では取引参
加者が少なく薄商いとなる中、ドル円は上昇基調を維持することを見込む。正
月休みに向けて利益確定のドル売りや持ち高調整の手仕舞い売りも出よう
が、これまでの流れを反転させるには至らず、ドル買い・円売りの地合いは続
こう。経済指標では、米 S&P ケースシラー住宅価格指数や ISM 製造業景況
感指数に関心が集まる。(中條)
先週のユーロ円は上昇、ユーロドルは下落。逃避需要からの円買いが和ら
いだことでユーロ円は反発。一方、ユーロドルは米7-9月期GDPの大幅上方修
正を背景にドル高が進むと下落。ギリシャ大統領選挙の第2回投票で与党擁
立候補が必要得票数を獲得できなかったことも売り材料となった。週後半にか
けてドルが反落すると、ユーロを買い戻す動きもみられたが戻りは鈍かった。
今週のユーロ円、ユーロドルはともに上昇を想定。29日実施のギリシャ大統
領選の3回目の投票結果次第という部分が大きいが、大統領が決まれば買い
戻しから反発するだろう。反面、必要得票数を獲得できず、解散・総選挙とな
った場合には財政懸念問題が意識される形で売り物に押される展開も考えら
れる。(岩城)
先週の豪ドル円、NZドル円は小幅上昇。逃避需要からの円買いが和らい
だことで底堅く推移。ただ、原油・商品価格が引続き低水準で推移したことに
加え、米7-9月期GDPの大幅上方修正を背景にドル高が進んだことを受けて
上値の重い展開が続いた。
今週の豪ドル円、NZドル円はともに小幅上昇を想定。年末相場で取引閑
散となる中、個人投資家の買いが相場を支える形で、豪ドル円、NZドル円とも
に底堅い展開となるだろう。ただ、資源価格が引続き低位推移する中、上昇幅
は限られるだろう。(岩城)
米ドル円
図表4:
円/ドル
2014/10/24
2014/11/14
2014/12/5
151
149
147
145
143
141
139
137
135
133
2014/12/26
円/ユーロ
2014/10/24
出所:Bloomberg、りそな銀行
ユーロ円
2014/11/14
2014/12/5
2014/12/26
出所:Bloomberg、りそな銀行
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3
図表5:
104
103
102
101
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
豪ドル円
図表6:
円/豪ドル
2014/10/24
2014/11/14
2014/12/5
NZ ドル円
円/NZドル
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
2014/10/24
2014/11/14
2014/12/26
出所:Bloomberg、りそな銀行
2014/12/5
2014/12/26
出所:Bloomberg、りそな銀行
■債券市場
先週の国内債は長期・超長期債が上昇(金利は低下)。日銀買入を支え
に長期・超長期債を中心に上値を試す展開となった。下値警戒感が強い
中、高値圏においても戻り売りは限定的で、10 年債利回りは一時 0.300%
まで低下。20 年債利回りは 1.1%を割り込んだ。反面、中期債は償還 2-5
年の米国債利回りの上昇や 2 年債入札を無難に通過したことを受けて弱
含んだ。
国内
予想
金利は低下
TIBOR(3M):0.180 -0.200 %
長期金利(新発 10 年債):
0.30 -0.38 %
今週の国内債は上昇を想定(金利は低下)。今週も日銀買入を支えに長
期・超長期債を中心に底堅い展開となるだろう。ただ、10 年債利回りは
0.300%をつけた後、高値警戒感から利益確定売りに押されるなど、上値追
いには慎重さがみられるだろう。一方、中期債に関してはオペ減額観測を
背景に上値の重い展開を想定。(岩城)
先週の米国債は下落(金利は上昇)。FOMC 後の流れを引き継いで償
還 2-5 年の債券を中心に売りが先行。米 7-9 月期 GDP 確報値が 2 次速報
値から大きく上方修正されたことも手伝って、その後は下値を模索する展開
となった。一方、償還 10-30 年の債券については押したところでは値ごろ感
から買いが入るなど、下げ幅は限定的であった。
米国
予想
金利は低下
ドル LIBOR(3M):
0.24 -0.26 %
T-note(10 年):2.00 -2.30 %
図表7:
今週の米国債は上昇を想定(金利は低下)。償還 2-5 年の債券に関して
は、来年の利上げが意識される形で、引続き上値の重い展開となるだろう
が、償還 10-30 年の債券に関しては手仕舞い売りも落ち着き、押し目での
買いが相応にみられる中、底堅い展開となるだろう。(岩城)
日米短期金利
図表8:
日本
%
0.27
米国(右軸)
0.25
0.26
0.23
0.24
0.21
0.22
0.19
0.20
0.17
13/12
14/3
14/6
14/9
%
1.5
1.4
1.3
1.2
1.1
1.0
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
13/12
%
0.28
0.18
14/12
出所:Bloomberg、りそな銀行
日米長期金利
日本
14/3
米国(右軸)
14/6
14/9
%
3.2
3.0
2.8
2.6
2.4
2.2
2.0
1.8
1.6
1.4
1.2
1.0
0.8
0.6
14/12
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 12 月 29 日(月)09:00 現在
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4
■株式市場
先週の日経平均は上昇。週初、日経平均株価は 17,600 円近辺で推移。
米 7-9 月期 GDP 確報値が上方修正されると、ドル高の動きと共に輸出関
連株などが買われ、日経平均株価は 178,000 円台半ばまで値を上げた。
その後はドル高の一服を受けて弱含んだものの、週末には再び日経平均
株価は 17,800 台に乗せた。
今週の日経平均は上昇を想定。今週は年末年始の休暇が重なるもの
の、米国株の上昇や円安基調が日本株の好材料となろう。年末までの 2 日
間は、米株価やドル円の動きに同調して推移する展開を見込む。(中條)
日経平均
予想
日経平均は上昇
17,400 −18,100 円
先週のダウは上昇。米 7-9 月期 GDP 確報値が 2 次速報値から大幅上
方修正されたことを受けて、18,000 ドル台乗せ。クリスマス休暇を前に商い
が細る中でも堅調さを維持し、18,000 ドル台を維持して取引を終えた。尚、
原油価格が引続き低水準で推移したが、株価に対する影響は限定的であ
った。
NY ダウ
予想
ダウは下落
17,500 −18,250 ドル
今週のダウは小幅下落を想定。12 月中旬に安値をつけた後、ダウは 7
連騰しており、日中の取引では上値で利益確定売りが出るなど、高値警戒
感も燻っていることから、今週は小反落を予想。ただ、米国株は引続き堅調
な地合いを保っており、下値余地は限定的と考える。(岩城)
図表9:
日経平均
円
18250
18000
17750
17500
17250
17000
16750
16500
16250
16000
15750
15500
15250
15000
14750
14500
14250
2014/10/24
2014/11/14
図表10: NY ダウ
2014/12/5
ドル
18250
18000
17750
17500
17250
17000
16750
16500
16250
16000
15750
2014/10/24
2014/12/26
出所:Bloomberg、りそな銀行
中国株
上昇、政策期待を背景に
堅調地合い維持
インド株
下落、利益確定売りに押さ
れる
ブラジル株
上昇、国営石油大手が相
場を牽引
2014/11/14
2014/12/5
2014/12/26
出所:Bloomberg、りそな銀行
中国株は上昇。利下げや預金準備率の引き下げ観測が高まる中、週前半
は買い優勢。利益確定売りから週中盤にかけて上海総合株価指数は一時
3,000を割り込んだものの、当局の政策への期待感から週後半にかけて押し目
買いが入り、前週比プラス圏まで再度上昇。この週、政府は大型機械の輸出
を資金支援する声明などを発表。(岩城)
インド株は下落。前週の流れを引き継いで週前半こそ国営石炭大手を中心
に買われたが、その後は利益確定売りに押される形で反落。保険分野での合
弁事業における外資出資規制の緩和や石炭分野の民間企業への開放に向
けた行政命令が承認されるも影響は限定的であった。(岩城)
ブラジル株は上昇。ブラジル中銀が発表した景気見通しが下方修正された
ことを嫌気する動きもみられたが、贈賄疑惑を巡りここのところ下げのきつかっ
た国営石油大手主導で主要株価指数は上昇。一方、格付け会社が同社を格
下げ方向で検討していると発表すると、一部値を削った。(岩城)
各マーケット・コメントは 12 月 29 日(月)09:00 現在
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5
ロシア株は上昇。米格付け会社がロシアの格付けを引き下げ方向で検討
していると発表したことが嫌気され、売りが出る場面もみられたが、通貨ルー
ブルの急落が一旦収まったことで、底堅く推移した。ロシア当局が国営輸出
業者に外貨売り、ルーブル買いを指示したことが背景とされている。(岩城)
ロシア株
上昇、通貨ルーブルが下げ
一服
図表11: 中国上海総合指数
ポイント
3200
3150
3100
3050
3000
2950
2900
2850
2800
2750
2700
2650
2600
2550
2500
2450
2400
2350
2300
2250
2014/10/24
図表12: ムンバイ SENSEX 指数
29500
28500
27500
26500
2014/11/14
2014/12/5
25500
2014/10/24
2014/12/26
図表13: ブラジル BOVESPA 指数
59000
ポイント
1150
1100
1050
1000
950
900
850
800
750
700
650
600
550
2014/10/24
57000
55000
53000
51000
49000
47000
2014/11/14
2014/12/5
2014/12/26
図表15: WTI 原油先物(期近物)
ドル/バレル
88
86
84
82
80
78
76
74
72
70
68
66
64
62
60
58
56
54
52
2014/10/24
2014/11/14
2014/12/5
2014/12/26
2014/11/14
2014/12/5
2014/12/26
図表16: NY 金先物(期近物)
ドル/トロイオンス
2014/12/5
1290
1270
1250
1230
1210
1190
1170
1150
1130
1110
2014/10/24
2014/12/26
出所:Bloomberg、りそな銀行
作成 : りそな銀行
2014/11/14
図表14: ロシア RTS 指数
ポイント
45000
2014/10/24
ポイント
2014/11/14
2014/12/5
2014/12/26
出所:Bloomberg、りそな銀行
総合資金部
高梨 彰
岩城尚也
中條仁美
各マーケット・コメントは 12 月 29 日(月)09:00 現在
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6
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■過去 5 年間の相場推移
図表17: 日経平均(左軸)と NY ダウ(右軸)
円
19,000
ドル
19,000
18,000
18,000
17,000
17,000
NYダウ
16,000
16,000
15,000
15,000
14,000
14,000
13,000
13,000
12,000
12,000
11,000
11,000
10,000
10,000
日経平均
9,000
9,000
8,000
8,000
7,000
2009/12
図表18:
2010/06
2010/12
2011/06
2011/12
2012/06
2012/12
2013/06
2013/12
2014/06
7,000
2014/12
米ドル円とユーロ円
150
円
円
160
140
150
ユーロ円
130
140
130
120
120
110
110
100
100
90
90
米ドル円
80
70
2009/12
図表19:
160
80
2010/06
2010/12
2011/06
2011/12
2012/06
2012/12
2013/06
2013/12
2014/06
70
2014/12
WTI 原油先物と日本 10 年金利
WTI原油先物(左軸)
ドル
日本10年金利(右軸)
%
1.40
140
1.20
120
1.00
100
0.80
80
60
0.60
40
0.40
20
2009/12
2010/12
2011/12
2012/12
2013/12
0.20
2014/12
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 12 月 29 日(月)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
7
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■マーケットカレンダー
日本
米国
12/22(月) 日銀金融経済月報
★12月中古住宅販売件数
12/23(火) <天皇誕生日>
★11月新築住宅販売
その他
(EU)12月消費者信頼感指数
11月シカゴ連銀全米活動指数
11月個人所得・消費支出
11月耐久財受注
12月リッチモンド連銀製造業景況指数
7-9月期GDP確報値
12/24(水)
12/25(木) 11月住宅着工件数
2年債入札
日銀金融政策決定会合議事要旨
(11/18-19開催分)
12/26(金) ★11月CPI
<ブラジル クリスマスイブ>
<クリスマス>
<クリスマス>
(独)11月小売売上高
<英・豪 ボクシングデー>
<独・香港 クリスマス休暇>
★11月鉱工業生産
11月家計調査
11月雇用統計
11月商業販売統計
11月毎月勤労統計
ISM製造業景況指数(総合)
65
前年比%
60
S&P ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市平均)
55
15
コンセンサス予想:主
要20都市平均前年比
+4.35%
(9月実績:+4.90
%)
10
5
0
-5
50
45
40
コンセンサス予想:
57.5
(11月実績:58.7)
35
30
09/11 10/5 10/11 11/5 11/11 12/5 12/11 13/5 13/11 14/5 14/11
-10
-15
出所:Bloomberg、りそな銀行
09/9 10/3 10/9 11/3 11/9 12/3 12/9 13/3 13/9 14/3 14/9
出所:Bloomberg、りそな銀行
12/29(月)
12/30(火) ◎大納会
★10月S&Pケースシラー住宅価格指数
12/31(水) <大晦日>
12月消費者信頼感指数
12月シカゴ地区製造業PMI
1/1(木)
1/2(金)
1/5(月)
1/6(火) 10年債入札
12月マネタリーベース
国庫短期証券(3ヶ月)
1/7(水)
1/8(木) 10年物価連動国債
10年物価連動国債
国庫短期証券(3ヶ月)
1/9(金) 11月景気動向指数
国庫短期証券(6ヶ月)
1/12(月)
1/13(火) ★12月景気ウォッチャー調査
11月国際収支
12月貸出・預金動向
1/14(水) 12月マネーストック
30年債入札
1/15(木) ★11月機械受注
国庫短期証券(3ヶ月)
1/16(金) 11月第3次産業活動指数
国庫短期証券(1年)
流動性供給入札
1/18(日)
(EU)11月マネーサプライ
(中)12月PMI製造業
11月建設支出
12月ISM製造業景況感指数
11月製造業受注
12月ISM非製造業景況感指数
(独)12月CPI
(豪)11月貿易収支
★(中)12月貿易統計
11月貿易収支
12月ADP民間雇用調査
(EU)11月失業率
(EU)12月HICP
(英)BOE金融政策委員会(-8日)
(独)12月失業率
11月消費者信用残高
★(中)12月CPI
★12月雇用統計
(独)11月製造業受注
(EU)11月小売売上高
(英)11月鉱工業生産・製造業生産
(豪)11月小売売上高
(独)11月鉱工業生産
11月卸売在庫
12月財政収支
(英)12月CPI
★12月小売売上高
(EU)11月鉱工業生産
11月企業在庫
12月輸入物価指数
1月NY連銀製造業景況指数
(豪)12月失業率
★12月CPI
★12月鉱工業生産
11月対米証券投資
★(中)10-12月期四半期GDP
★(中)12月鉱工業生産
(中)12月固定資産投資
(中)12月小売売上高
【以降の主要日程】
<国債入札> 2年債(1/29、2/26)、5年債(1/20、2/13)、10年債(2/3)、20年債(1/22、2/17)、30年債(2/5)、40年債(2/24)
<日銀金融政策決定会合> 1/20-21、2/17-18、3/16-17、4/7-8、4/30、5/21-22、6/18-19
<米・連邦公開市場委員会(FOMC)> 1/27-28、3/17/18、4/28-29、6/16-17、7/28-29、9/16-17、10/27-28、12/15-16
<ECB定例理事会> 1/22、3/5、4/15、6/3、7/16、9/3、10/22、12/3
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
8
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■市場相場動向 (12/22∼12/26)
12/22(月)
0.066
0.18091
日本円TIBOR
0.27000
円短期金利先物
99.850
利付2年国債
-0.034
国
利付5年国債
新発債
0.035
内
利付10年国債
新発債
0.335
金
利付20年国債
新発債
1.100
利
14/3限
債券先物
147.70
2年
0.14375
5年
0.21875
円/円スワップ
10年
0.52375
20年
1.16000
FFレート
0.12
米
TB(3ヵ月)
金
0.020
利
T-NOTE(10年債)
2.158
日本円(3ヵ月)
海 L
0.11143
米ドル(3ヵ月)
外 I
0.25510
ユーロ(3ヵ月)
金 B
0.05786
O
3
英ポンド(
ヵ月)
利
0.55963
R
スイスフラン(3ヵ月)
(0.05500)
豪ドル(3ヵ月)
2.78000
NZ ドル(3ヵ月)
3.67000
ドル・円(仲値)
119.50
ユーロ・円(仲値)
146.09
豪ドル・円(仲値)
97.33
NZ
(
)
ドル・円
仲値
東
92.25
ドル・円(15:30時点)
外 京
119.52
ユーロ・円(15:30時点)
国
146.41
(15
30
)
ユーロ・ドル
:
時点
為
1.2250
ドル円直先スプレッド(3ヵ月、銭/ドル)
替
d 11.1
ドル・円
120.05
N
ユーロ・ドル
1.2230
Y
英ポンド・ドル
1.5590
スイスフラン・ドル
0.9838
日経平均(225種/円)
17635.14
東証株価指数(TOPIX)
1413.05
東
日経ジャスダック指数
2319.15
京
東証マザーズ指数
886.07
東証1部売買高(百万株)
2188.35
株
NYダウ(ドル)
17959.44
式
ナスダック総合指数
4781.42
中国上海総合指数
海
3127.45
SENSEX(インド)
外
27701.79
ブラジルボベスパ指数
50120.86
RTS指数(ロシア/ドル建)
811.03
金(NY先物、期近)(ドル)
1179.70
商
原油(WTI先物、期近)(ドル)
55.26
品
CRB先物指数
236.61
お問い合わせは、取引店の担当者までご連絡ください
無担保コール
オーバーナイト物
3ヵ月
6ヵ月
14/9限
新発債
12/23(火)
0.05
0.010
2.261
0.11143
0.25460
0.05643
0.55963
(0.06600)
2.78000
3.66000
120.15
147.00
1.2235
d 11.1
120.69
1.2172
1.5522
0.9878
18024.17
4765.42
3032.61
27506.46
50889.81
794.99
1177.90
57.12
238.61
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
9
12/24(水)
0.067
0.18091
0.27000
99.850
-0.039
0.035
0.330
1.085
147.73
0.14375
0.22000
0.52500
1.15625
0.12
0.000
2.263
0.11214
0.25660
0.05643
0.55963
(0.06100)
2.78000
3.66000
120.64
147.00
98.02
93.19
120.43
146.60
1.2174
d 10.8
120.51
1.2196
1.5558
0.9860
17854.23
1426.02
2325.28
866.96
2139.37
18030.21
4773.47
2972.53
27208.61
814.97
1173.50
55.84
235.34
12/25(木)
0.068
0.18091
0.27000
99.850
-0.040
0.035
0.310
1.050
147.83
0.14375
0.21875
0.51000
1.12000
0.001
2.263
2.78000
3.66000
120.26
146.60
97.65
93.14
120.15
146.80
1.2218
d 10.8
120.10
1.2225
1.5559
0.9838
17808.75
1421.26
2316.02
870.77
1603.03
3072.54
844.09
-
12/26(金)
0.068
0.18091
0.27000
99.850
-0.040
0.040
0.325
1.065
147.69
0.14375
0.22375
0.52250
1.13750
0.05
0.000
2.250
2.78000
3.66000
120.31
146.96
97.75
93.18
120.20
146.85
1.2217
d 10.4
120.31
1.2183
1.5558
0.9875
17818.96
1427.50
2348.54
910.81
1620.69
18053.71
4806.86
3157.60
27241.78
50144.63
828.57
1195.30
54.73
234.65