りそな マーケットフラッシュ ウィークリー ◎注意事項をよくお読みください。 先週の動きと今週の見通し No.608 (2015 年 2 月 9 日∼2015 年 2 月 13 日) ■ポイント 米利上げの鍵は原油相場に移行 日本株は底堅く ドル円が上抜けるには、新たな材料が必要 短期金利 長期金利 円/円スワップ 米国金利 株式相場 為替相場 無担保(翌日物) 円TIBOR(3ヶ月) 新発10年債 先物中心限月 5年 10年 ドルLIBOR(3ヶ月) T-Note(10年) 日経平均 NYダウ ドル・円 ユーロ・ドル ユーロ・円 先週末値 % 0.073 % 0.173 % 0.336 147.51 円 % 0.26 % 0.53 % 0.256 % 1.957 17,648.50 円 17,824.29 ドル 119.12 円 1.1316 ドル 134.79 円 ■ウィークリー コメント もみ合い もみ合い 金利上昇 金利上昇 もみ合い 金利上昇 下落 下落 ドル下落 ユーロ下落 ユーロ下落 今週の予想 0.060 0.170 0.280 147.00 0.20 0.50 0.25 1.60 17,300 17,000 117.00 1.1000 130.00 ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ 0.095 0.190 0.400 148.00 0.30 0.60 0.27 2.00 17,900 18,000 120.00 1.1500 136.00 % % % 円 % % % % 円 ドル 円 ドル 円 〈 チーフストラテジスト 高梨 彰 〉 米雇用と「国際情勢」 アメリカの雇用統計が 6 日に発表されました。その中身は改めて米経済の 力強さを感じさせるものです。 米雇用、強い 1 月分の数値で顕著だったのが、賃金上昇率です。勤労者全体の 1 時間 当たり給与は 24.75 ドル(約 2,940 円)、前年比+2.2%です。もともと賃金は それなりに伸びているとの見方が多かったのですが、12 月分は+1.9%と、2% を下回る伸び率となっていました。「2%」は Fed(米連銀)が物価上昇率の目 安としている値です。2%を上回るか下回るかは、境目として大きな意味があり ます。特に、世界的に物価上昇率の低下に苦慮している中で、米国内の賃 金上昇率がちゃんと伸びている姿に、マーケットも合点がいったようです。 統計上の関係で上方修正さ れた側面も 数値が事前の市場予想を上回ったのは確かなのですが、今回の雇用統計 に関しては「ベンチマーク改訂」など、統計上の関係で計算をし直した結果、 各数値が上方修正された側面もあります。雇用統計を発表している労働省統 計局の資料によりますと、2014 年 12 月分の就労者数は以前に発表された数 値から 24.5 万人上方修正されています。メディアにて最初に登場する「非農 業部門雇用者数」が統計上の処理でこれだけ変化しています。(以下次頁) ◎注意事項 *当資料に記載された情報は信頼に足る情報源から得たデータ等に基づいて作成しておりますが、その内容に ついては明示されていると否とに拘わらず、弊社がその正確性、確実性を保証するものではありません。ま た、ここに記載された内容が事前の連絡なしに変更されることもあります。 *また、当資料は情報提供を目的としており、金融商品等の売買を勧誘するものではありません。取引時期な どの最終決定はお客さまご自身の判断でなされるようお願い致します。 1 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー (前頁より続く)マーケットでの関心が最も高い統計にてこのような修正が入 ると、誰もが面食らってしまいます。この話題は毎年出て来るものながら、市場 心理が微妙なときほど反応も難しくなるものです。 米ドル高・米国債安(金利上 昇) 利上げ時期、今後は「国際 情勢」に関心が移る ルールが定まっていれば対処しようもあるものの、無いとなれば改定値を前 提として米国経済も考慮せざるを得ません。そんな訳で、指標発表後のマー ケットは将来の利上げを意識した形で、米ドル高・米国債安(米金利上昇)と なりました。 着実な賃金の伸びを前にして、FOMC(連邦公開市場委員会)にて利上げ をどの時点で開始するか、市場での緊張度が高まることにも繋がりました。1 月に開催された FOMC では、米国の労働市場伸びを「強い」とした一方、課 題の一つとして「国際情勢」を挙げています。FOMC での見方と、雇用統計の 中身が「強い」の言葉で合致し、今後の金融政策を考える上では「国際情勢」 を FOMC にてどのように捉えるか、注目点はそちらに移ってきます。 かつては、アメリカの金融政策を見据える上で、海外の経済状況をそれほ ど神経質に追う必要は無かったように思えます。しかし、敢えて「国際情勢」に 配慮を示しているあたり、FOMC でも利上げによる海外への影響も考慮しつ つ、米国経済が必ずしも世界経済を引っ張り続けることが出来る訳でもないこ とを認めているようにも感じます。 かつてとは異なる・・・ 「国際情勢」の弱さとしての 原油安 利上げ、12 月辺りまでずれ 込む可能性も よその国や地域に配慮を示す分だけ、金融政策決定にも不確実性を伴い ます。しかも「国際情勢」の弱さとして原油安が進み、それにより世界各国のイ ンフレ率が伸びを欠く中では、判断は更に難しくなります。 利上げ時期は、原油安さえ止まれば今年の 6 月にも、といったところでしょ うか。これに海外の不確実性をどれだけ考慮するかによって、その時期が 9 月から 12 月辺りまでずれ込む可能性が出てきます。 来年まで後ずれするようであれば、恐らく世界経済の景気後退を含む、厳 しい局面を想定しなければなりません。ただ、こちらはリスクシナリオです。 高ボラティリティ状態が続く 組み入れる資産の配分を検討する上でも、この点が重要になります。通 常、過去の値動きや利回りを参考にして組み入れる資産の比率は決められま す。しかし、従来よりも値動きが荒く、しかも原油相場に皆が左右されるとなれ ば、資産の分散効果は失われ、どの資産を持っても「原油次第」となってしま います。 資産配分にも注意 雇用統計が決定打とはなら ず 原油相場こそ「国際情勢」 図表1: つまりは、原油安の行方が FOMC での判断にも影響を与え、それこそが 「国際情勢」への配慮ということとなります。だからこそ、原油相場に株や債 券、外国為替など各市場が振らされ続けます。これをマーケットっぽく言うと 「高ボラティリティ状態が続く」です。 スイス国立銀行が、「1 ユーロ=1.20 スイスフランよりもフラン高にしない」政 策を放棄したのも、ユーロ圏インフレ率の低さ、元を正せば原油安に端を発し ます。米雇用統計が利上げの決定打とはならず、原油相場と付き合わなけれ ばならないところに、「国際情勢」の本当の意味はあるのかもしれません。 米ドルインデックスの推移(値が大きいほど米ドル高) 図表2: 米 10 年国債利回り推移 % 2.50 96 94 2.25 92 90 2.00 88 1.75 86 84 2014年10月 2014年11月 2014年12月 2015年1月 1.50 2014年10月 2015年2月 出所:Bloomberg、りそな銀行 2014年11月 出所: Bloomberg、りそな銀行 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 2 2014年12月 2015年1月 2015年2月 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■外国為替市場 米ドル 予想 ドル円は下落 ドル円:117.00 −120.00 円 先週のドル円は上昇。週初は前週末の米 GDP 発表後のドル安の流れを次 いでドル円は値を下げて始まったものの、売り一巡後は 117 円後半まで値を 戻した。その後発表された米 ISM 製造業景況指数が市場予想を下回ったこと や豪政策金利の引き下げを嫌気してドル円は値を下げる場面があり、週末ま で 117 円台でもみ合う展開。一方、週末には米雇用統計の強い結果を受けて ドル円は 119 円を超える値を付けた。 今週のドル円は下落を想定。週初は先週末の米雇用統計の流れを次いで ドル円は 119 円近辺で推移しようが買い一巡後は次の材料を待ちつつ値を 下げる展開を見込む。また週後半は、米小売売上や日本機械受注などが注 目されるものの、日本 10-12 月期 GDP や日銀金融政策決定会合などを翌週 に控え様子見となろう。(中條) ユーロ 予想 ユーロ円は下落 ユーロ円: 130.00 −136.00 円 ユーロドル: 1.1000 −1.1500 ドル 豪ドル・NZ ドル 予想 豪ドル円: 豪ドル円は下落 90.00 −94.50 円 NZ ドル円: NZドル円は下落 84.00 −89.00 円 図表3: 123 122 121 120 119 118 117 116 115 114 113 112 111 110 109 108 107 106 105 先週のユーロ円、ユーロドルはともに上昇。ギリシャの債務減免要請の撤 回、ECBのギリシャの銀行への緊急流動性支援等を材料に買いが優勢。ま た、スイス中銀によるスイスフラン売り・ユーロ買い介入も支援材料となった。一 方、米雇用統計後のドル高やギリシャ国債の格下げを背景に週末を前に上げ 幅を縮小させた。 今週のユーロ円、ユーロドルはともに下落を想定。米雇用統計を受けて、再 びドル高基調が強まっていること、また、ギリシャの債務交渉の先行き不透明 感を背景にリスク回避的なユーロ売り・円買いも起こりやすいものと考えられる ことから、ユーロは対ドル、対円でともに下落を予想する。指標についてはユ ーロ圏諸国の10-12月期GDPが発表される。(岩城) 先週の豪ドル円、NZドル円はともに上昇。週前半は、豪準備銀行による政 策金利の引下げを受けて、豪ドルは対主要通貨に対して一時急落。一方、そ の後は原油価格の上昇を背景に買い戻しが入り、中国人民銀行による預金 準備率の引下げなども買いを後押しし、底堅い展開となった。NZドルも、豪ド ルの急落に連られて一時売りが強まったが、その後は買戻しが優勢となった。 今週の豪ドル円、NZドル円はともに下落を想定。原油・商品価格の反発は 支援材料といえるが、今週発表の豪雇用統計への警戒感から積極的な買い が手控えられるだろう。また、中国の主要経済指標への警戒感も相俟って上 値の重い展開が想定される。その他、ニュージーランドの住宅関連指標など が注目される。(岩城) 米ドル円 図表4: 円/ユーロ 円/ドル 2014/12/5 ユーロ円 2014/12/26 2015/1/16 150 148 146 144 142 140 138 136 134 132 130 2015/2/6 2014/12/5 出所:Bloomberg、りそな銀行 2014/12/26 2015/1/16 2015/2/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 2 月 9 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 3 図表5: 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 豪ドル円 図表6: 円/豪ドル 2014/12/5 2014/12/26 2015/1/16 NZ ドル円 円/NZドル 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 2014/12/5 2014/12/26 2015/2/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 2015/1/16 2015/2/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 ■債券市場 先週の国内債は下落(金利は上昇)。下値不安が広がる中、10 年債入 札が弱かったことで、週前半は長期・超長期債を中心に債券利回りは急上 昇。一方、警戒されていた 30 年債入札の結果が良好だったことで、週後半 にかけては買い戻しの動きが広がった。 国内 予想 金利は上昇 TIBOR(3M):0.170 -0.190 % 長期金利(新発 10 年債): 0.28 -0.40 % 今週の国内債は下落を想定(金利は上昇)。先週末の米雇用統計が年 央から 9 月にかけての利上げ観測を支持する内容であったことから、米国 債につられる形で弱含む展開が想定される。ただ、ギリシャの債務交渉の 動向を巡って、リスク回避の買いが入りやすく、また日銀買入にも支えられ る形で、下値余地は限られるであろう。先週の 30 年債入札が好調だったこ とから、下値では押し目を拾う動きも相応に出てこよう。(岩城) 先週の米国債は下落(金利は上昇)。週前半は株高に加え、ギリシャの 債務免除要請の撤回を受けて売りが優勢。ギリシャの債務交渉を巡って売 り買い交錯する場面もみられたが、原油価格の下げ止まりを背景に株が堅 調さを維持する中、再度売られる展開。その後、良好な米雇用統計を受け て 5 年債を中心に債券利回りは急上昇した。 米国 予想 金利は上昇 ドル LIBOR(3M): 0.25 -0.27 % T-note(10 年):1.60 -2.00 % 図表7: 今週の米国債は小幅下落を想定(金利は上昇)。米雇用統計後の流れ を引き継いで弱含む展開を予想する。また、10・30 年債入札を意識した売 りも出てこよう。ただ、ギリシャ情勢を巡ってリスク回避的な買いが入りやす く、またドイツをはじめ欧州国債券の利回りが低下基調を辿る中、下値での 押し目買いも想定され、金利上昇余地は限定的と考える。(岩城) 日米短期金利 図表8: 日本 % 0.27 米国(右軸) 0.25 0.26 0.23 0.24 0.21 0.22 0.19 0.20 0.17 14/2 % 1.5 1.4 1.3 1.2 1.1 1.0 0.9 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 14/2 % 0.28 0.18 14/5 14/8 14/11 15/2 出所:Bloomberg、りそな銀行 日米長期金利 日本 14/5 % 3.2 3.0 2.8 2.6 2.4 2.2 2.0 1.8 1.6 1.4 1.2 1.0 0.8 0.6 米国(右軸) 14/8 14/11 15/2 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 2 月 9 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 4 ■株式市場 先週の日経平均は下落。週前半は豪準備銀行の政策金利が引き下げと なると、円高が進み日経平均株価は 17,300 円まで値を下げた。週半ばに は日経平均株価は 17,700 円まで値を戻したものの、木曜日にはギリシャ国 債の適格担保の特例措置が解除になったことを背景に 17,500 円まで売ら れた。週末は米雇用統計の様子見から日経平均株価は 17,600 円台半ば で推移した。 今週の日経平均は下落を想定。週初の寄り付きでは先週末の米雇用統 計を受けて日経平均株価は 17,800 円寸前の値を付けたものの、その後は 戻り売りに押される展開となっている。今週前半は注目される米経済指標 に乏しく、現在の高値から更に上値を追うためには、米株高やドル円の上 昇が必要となろう。経済指標は週後半の機械受注や米小売売上高などが 注目される。(中條) 日経平均 予想 日経平均は下落 17,300 −17,900 円 先週のダウは上昇。原油先物価格の上昇や堅調な企業決算を背景に、 一週間を通して堅調地合いが続いた。ギリシャの債務交渉の先行き不透明 感を背景に、リスク回避的な売りが出る場面もみられたが、下値は堅く、週 末にかけて上値を試す展開となった。 NY ダウ 予想 ダウは下落 17,000 −18,000 ドル 図表9: 今週のダウは小幅下落を想定。節目水準である 18,000 ドルでは利益確 定売りの圧力が強い一方、買い上がるための材料も特段見当たらず、弱含 みもみ合いの展開となるだろう。今週は 9・10 日に G20 が予定されており、 各国要人の発言には注意が必要。また、依然、ギリシャの債務交渉を巡る 動向に株価は反応しやすく、交渉が滞れば、リスク回避的な株売りにつな がる展開も想定される。(岩城) 日経平均 円 18250 18000 17750 17500 17250 17000 16750 16500 16250 16000 15750 15500 15250 15000 14750 14500 14250 2014/12/5 2014/12/26 図表10: NY ダウ 2015/1/16 ドル 18250 18000 17750 17500 17250 17000 16750 16500 16250 16000 15750 2014/12/5 2015/2/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 中国株 下落、利益確定売りに押さ れる インド株 下落、弱い経済指標を嫌 気 ブラジル株 上昇、国営石油大手が相 場を牽引 2014/12/26 2015/1/16 2015/2/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 中国株は下落。週前半は弱い製造業PMIを受けて売りが優勢。大手銀行 の頭取が汚職疑惑を巡って同社を辞任したことも相場の重石となった。一方、 売り一巡後は押し目買いから反発。中国人民銀行が預金準備率を引き下げ たことも買いを後押しした。ただ、勢いは続かず、週末を前に利益確定売りに 押される展開となった。(岩城) インド株は下落。HSBC 製造業 PMI やインフラ産業 8 業種指数など弱い経 済指標を背景に売りが優勢。原油価格の上昇も嫌気され、一週間を通じて 徐々に下げ幅を広げた。尚、インド準備銀行はこの週実施された政策決定会 合で政策金利を据置いたが株式相場に与える影響は限られた。(岩城) ブラジル株は上昇。汚職問題で揺れていた国営石油大手の最高経営責任 者と幹部らが辞任。これを受けて同社株主導で主要株価指数は上昇。原油・ 商品価格の上昇なども買いを後押しする形となったが、国営石油大手の幹部 人選が嫌気されたことで、週末を前に上げ幅を縮小した。(岩城) 各マーケット・コメントは 2 月 9 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 5 ロシア株は上昇。ブレント原油先物価格の上昇を受けて買いが優勢。ロシ ア・ウクライナ情勢の悪化を受けて売りが出る場面もみられたが、独・仏首脳 が同地域で問題解決のため、6 日にロシアを訪問・会談するとの発表が好感 され、週後半にかけて再度買いが強まる展開となった。(岩城) ロシア株 上昇、独仏ロ会談へ期待 図表11: 中国上海総合指数 ポイント 3500 3450 3400 3350 3300 3250 3200 3150 3100 3050 3000 2950 2900 2850 2800 2750 2700 2650 2600 2550 2500 2450 2400 2014/12/5 図表12: ムンバイ SENSEX 指数 30200 29200 28200 27200 2014/12/26 2015/1/16 26200 2014/12/5 2015/2/6 図表13: ブラジル BOVESPA 指数 59000 2014/12/26 2015/1/16 2015/2/6 図表14: ロシア MICEX 指数 ポイント 1850 57000 1750 55000 1650 53000 ポイント 1550 51000 1450 49000 1350 47000 45000 2014/12/5 ポイント 2014/12/26 2015/1/16 1250 2014/12/5 2015/2/6 図表15: WTI 原油先物(期近物) ドル/バレル 76 74 72 70 68 66 64 62 60 58 56 54 52 50 48 46 44 42 2014/12/5 2014/12/26 2015/1/16 2015/2/6 図表16: NY 金先物(期近物) ドル/トロイオンス 2015/1/16 1330 1310 1290 1270 1250 1230 1210 1190 1170 1150 1130 2014/12/5 2015/2/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 作成 : りそな銀行 2014/12/26 2014/12/26 2015/1/16 2015/2/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 総合資金部 高梨 彰 岩城尚也 中條仁美 各マーケット・コメントは 2 月 9 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 6 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■過去 5 年間の相場推移 図表17: 日経平均(左軸)と NY ダウ(右軸) 円 19,000 ドル 19,000 18,000 18,000 17,000 17,000 NYダウ 16,000 16,000 15,000 15,000 14,000 14,000 13,000 13,000 12,000 12,000 11,000 11,000 10,000 10,000 日経平均 9,000 9,000 8,000 8,000 7,000 2010/02 図表18: 2010/08 2011/02 2011/08 2012/02 2012/08 2013/02 2013/08 2014/02 2014/08 7,000 2015/02 米ドル円とユーロ円 150 円 円 160 140 150 ユーロ円 130 140 130 120 120 110 110 100 100 90 90 米ドル円 80 70 2010/02 図表19: 160 80 2010/08 2011/02 2011/08 2012/02 2012/08 2013/02 2013/08 2014/02 2014/08 70 2015/02 WTI 原油先物と日本 10 年金利 WTI原油先物(左軸) ドル 日本10年金利(右軸) % 1.35 140 120 1.15 100 0.95 80 0.75 60 0.55 40 0.35 20 2010/02 2011/02 2012/02 2013/02 2014/02 0.15 2015/02 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 2 月 9 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 7 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■マーケットカレンダー 日本 米国 その他 (中)1月PMI製造業 2/1(日) 2/2(月) 12月建設支出 12月個人所得・消費支出 1月ISM製造業景況感指数 12月製造業受注 2/3(火) 10年債入札 1月マネタリーベース 2/4(水) 12月毎月勤労統計 (豪)12月貿易収支 (豪)準備銀行理事会 (EU)12月小売売上高 (英)BOE金融政策委員会(-5日) (豪)12月小売売上高 (独)12月製造業受注 (独)12月鉱工業生産 1月ADP民間雇用調査 1月ISM非製造業景況感指数 12月貿易収支 2/5(木) 30年債入札 国庫短期証券(3ヶ月) 2/6(金) 国庫短期証券(6ヶ月) ★1月雇用統計 12月消費者信用残高 ★(中)1月貿易統計 前年比% 5 広義流動性 M3 前年比% 16 4 3 コンセンサス 予想 前年比 +3.6% 12月実績: +3.6% 2 2/7(土) 1 0 CPI CPI食品 CPI非食品 14 12 10 8 コンセンサス予 想:前年比+1.0% (12月実績: +1.5%) 6 4 -1 2 10/12 11/6 11/12 12/6 12/12 13/6 13/12 14/6 14/12 0 09/12 10/6 10/12 11/6 11/12 12/6 12/12 13/6 13/12 14/6 14/12 出所:IN情報センター、りそな銀行 出所:Bloomberg、りそな銀行 2/9(月) ★1月景気ウォッチャー調査 12月国際収支 1月消費動向調査 1月貸出・預金動向 2/10(火) 12月第3次産業活動指数 1月マネーストック 流動性供給入札 2/11(水) 2/12(木) ★12月機械受注 国庫短期証券(3ヶ月) 2/13(金) 5年債入札 2/16(月) ★10-12月期GDP1次速報値 12月稼働率 2/17(火) ★日銀金融政策決定会合(‐18日) 20年債入札 国庫短期証券(1年) 2/18(水) ★(中)1月CPI 12月卸売在庫 (英)12月鉱工業生産・製造業生産 1月財政収支 ★1月小売売上高 (EU)12月鉱工業生産 (豪)1月失業率 12月企業在庫 1月輸入物価指数 12月対米証券投資 2月NY連銀製造業景況指数 (英)1月CPI (独)2月ZEW景気期待指数 ★1月鉱工業生産 ★1月住宅着工 (英)1月失業率 2/19(木) ★1月貿易統計 12月全産業活動指数 国庫短期証券(3ヶ月) 日銀金融経済月報 流動性供給入札 2/20(金) 1月景気先行指数 2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 (EU)2月消費者信頼感指数 日銀金融政策決定会合議事要旨 2/23(月) (1/20-21開催分) ★1月中古住宅販売件数 2/24(火) 40年債入札 ★12月S&Pケースシラー住宅価格指数 (英)1月小売売上高 (独)1月PPI (独)2月IFO景況指数 1月シカゴ連銀全米活動指数 (EU)1月CPI 2月リッチモンド連銀製造業景況指数 2月消費者信頼感指数 2/25(水) 2/26(木) 2年債入札 国庫短期証券(3ヶ月) 2/27(金) ★1月CPI ★1月鉱工業生産 1月家計調査 1月雇用統計 1月住宅着工件数 1月商業販売統計 ★1月新築住宅販売 ★1月CPI 1月耐久財受注 10-12月期GDP改定値 1月中古住宅販売成約指数 2月シカゴ地区製造業PMI (EU)1月マネーサプライ (独)1月小売売上高 (独)2月失業率 (独)2月CPI 2/28(土) 【以降の主要日程】 <国債入札> 2年債(3/26、4/28)、5年債(3/12、4/14)、10年債(3/3、4/2)、20年債(3/18、4/16)、30年債(3/5、4/9)、40年債(2/24、4/23) <日銀金融政策決定会合>3/16-17、4/7-8、4/30、5/21-22、6/18-19 <米・連邦公開市場委員会(FOMC)> 3/17/18、4/28-29、6/16-17、7/28-29、9/16-17、10/27-28、12/15-16 <ECB定例理事会> 3/5、4/15、6/3、7/16、9/3、10/22、12/3 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 8 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■市場相場動向 (2/2∼2/6) 2/2(月) 0.071 0.17273 日本円TIBOR 0.25818 円短期金利先物 99.860 利付2年国債 新発債 0.010 国 利付5年国債 新発債 0.055 内 利付10年国債 新発債 0.284 金 利付20年国債 新発債 1.025 利 15/3限 債券先物 148.01 2年 0.14250 5年 0.23125 円/円スワップ 10年 0.50000 20年 1.09125 FFレート 0.11 米 TB(3ヵ月) 金 0.005 利 T-NOTE(10年債) 1.664 3 日本円( ヵ月) 海 L 0.10429 米ドル(3ヵ月) 外 I 0.25210 ユーロ(3ヵ月) 金 B 0.03214 英ポンド(3ヵ月) 利 O 0.56338 R スイスフラン(3ヵ月) (0.86300) 豪ドル(3ヵ月) 2.49000 NZ ドル(3ヵ月) 3.64000 ドル・円(仲値) 117.46 ユーロ・円(仲値) 132.85 豪ドル・円(仲値) 91.44 NZ ドル・円(仲値) 東 85.39 (15 30 ) 京 ドル・円 : 時点 外 117.69 ユーロ・円(15:30時点) 国 132.97 ユーロ・ドル(15:30時点) 為 1.1298 ドル円直先スプレッド(3ヵ月、銭/ドル) 替 d 13.6 ドル・円 117.57 N ユーロ・ドル 1.1341 Y 英ポンド・ドル 1.5039 スイスフラン・ドル 0.9281 日経平均(225種/円) 17558.04 東証株価指数(TOPIX) 1408.75 東 日経ジャスダック指数 2352.38 京 東証マザーズ指数 881.05 東証1部売買高(百万株) 2296.31 株 NYダウ(ドル) 17361.04 式 ナスダック総合指数 4676.69 中国上海総合指数 海 3128.30 SENSEX(インド) 外 29122.27 ブラジルボベスパ指数 47650.73 M ICEX指数(ロシア/ドル建) 1625.31 金(NY先物、期近)(ドル) 1276.20 商 原油(WTI先物、期近)(ドル) 49.57 品 CRB先物指数 220.44 お問い合わせは、取引店の担当者までご連絡ください 無担保コール オーバーナイト物 3ヵ月 6ヵ月 15/9限 2/3(火) 0.073 0.17273 0.25818 99.855 0.020 0.095 0.355 1.086 147.38 0.14750 0.26000 0.54500 1.13500 0.11 0.015 1.792 0.10429 0.25510 0.02786 0.56338 (0.86900) 2.37000 3.62000 117.35 133.13 91.59 85.78 117.03 132.56 1.1327 d 13.0 117.57 1.1481 1.5166 0.9239 17335.85 1392.39 2329.73 868.33 2758.19 17666.40 4727.74 3204.91 29000.14 48963.66 1654.36 1259.70 53.05 227.42 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 9 2/4(水) 0.075 0.17273 0.25818 99.855 0.030 0.100 0.375 1.155 147.30 0.15000 0.27125 0.56375 1.18500 0.06 0.005 1.751 0.10429 0.25510 0.02571 0.56400 (0.86900) 2.40000 3.64000 117.82 135.02 91.72 87.01 117.70 135.13 1.1481 d 13.0 117.28 1.1345 1.5182 0.9263 17678.74 1417.00 2340.16 881.20 2727.07 17673.02 4716.70 3174.13 28883.11 49301.05 1656.02 1263.80 48.45 220.48 2/5(木) 0.076 0.17273 0.25818 99.855 0.045 0.105 0.355 1.115 147.33 0.15625 0.26875 0.55000 1.14375 0.12 0.005 1.820 0.10429 0.25610 0.02571 0.56369 (0.88100) 2.40000 3.64000 117.30 132.96 90.91 86.27 117.20 132.93 1.1342 d 13.7 117.53 1.1477 1.5328 0.9212 17504.62 1410.11 2339.39 872.48 2645.40 17884.88 4765.10 3136.53 28850.97 49233.85 1696.06 1262.00 50.48 223.17 2/6(金) 0.073 0.17273 0.25818 99.855 0.035 0.085 0.336 1.090 147.51 0.15000 0.25625 0.53375 1.11875 0.07 0.015 1.957 0.10429 0.25560 0.02571 0.56244 (0.88500) 2.40000 3.64000 117.50 134.77 92.06 87.19 117.26 134.47 1.1468 d 12.9 119.12 1.1316 1.5243 0.9268 17648.50 1417.19 2343.51 874.58 2212.35 17824.29 4744.40 3075.91 28717.91 48792.27 1755.45 1233.90 51.69 224.85
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