りそな マーケットフラッシュ ウィークリー ◎注意事項をよくお読みください。 先週の動きと今週の見通し No.612 (2015 年 3 月 9 日∼2015 年 3 月 13 日) ■ポイント 米ドル高基調続く 日本株は底堅い推移 米利上げへの備えを今一度確かめるとき 短期金利 長期金利 円/円スワップ 米国金利 株式相場 為替相場 無担保(翌日物) 円TIBOR(3ヶ月) 新発10年債 先物中心限月 5年 10年 ドルLIBOR(3ヶ月) T-Note(10年) 日経平均 NYダウ ドル・円 ユーロ・ドル ユーロ・円 先週末値 0.075 % 0.172 % 0.350 % 147.67 円 % 0.24 % 0.55 0.265 % 2.241 % 18,971.00 円 17,856.78 ドル 120.83 円 1.0844 ドル 131.00 円 ■ウィークリー コメント 辛抱強くなくても 米雇用統計受け、米金利上 昇・米ドル高 雇用者数 29.5 万人増 失業率 5.5% 労働参加率 62.8% 今週の予想 ∼ 0.070 ∼ 0.170 ∼ 0.300 金利低下 147.00 ∼ ∼ 0.20 金利低下 ∼ 0.50 ∼ 金利上昇 0.25 ∼ 金利上昇 2.00 下落 18,500 ∼ 下落 17,500 ∼ ドル上昇 118.50 ∼ ユーロ下落 1.0500 ∼ ユーロ下落 128.00 ∼ もみ合い もみ合い 0.100 0.190 0.450 148.00 0.28 0.60 0.28 2.40 19,000 18,500 121.50 1.1300 133.00 % % % 円 % % % % 円 ドル 円 ドル 円 〈 チーフストラテジスト 高梨 彰 〉 世界の金融市場にて最も関心の高い話題がアメリカの利上げ時期と幅、そ して利上げの速さです。先週末に発表されたアメリカの雇用統計では、Fed (米連銀)が思ったよりも早い時期に利上げを開始させるのではないか、そん な思惑を呼びました。米国債は売られ金利は上昇、外国為替市場では米ド ル高が進行しています。 2 月分の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比 29.5 万人増 (ちなみに雇用者数は 1 億 4,112.6 万人です)、市場予想では 23.5 万人増 でした。予想を上回る雇用の伸びです。また失業率は 5.5%、1 時間当たり給 与の伸び率は前年比+2.0%、また労働参加率は 62.8%でした(図表 1)。賃 金の伸びは比較的落ち着いていましたが、失業率は低下を続けています。 アメリカの労働市場を見渡したとき、労働参加率の低さを雇用の弱さを示 す値として扱うべきかどうか議論されることがあります。労働参加率は全米の 軍人等を除く 16 歳以上の市民のうち、働いている人(就労者)と職を探して いる人(失業者)を合わせた人々の割合を示しています。2 月分のデータでは 62.8%が就労者か失業者となっています。(以下次頁) ◎注意事項 *当資料に記載された情報は信頼に足る情報源から得たデータ等に基づいて作成しておりますが、その内容に ついては明示されていると否とに拘わらず、弊社がその正確性、確実性を保証するものではありません。ま た、ここに記載された内容が事前の連絡なしに変更されることもあります。 *また、当資料は情報提供を目的としており、金融商品等の売買を勧誘するものではありません。取引時期な どの最終決定はお客さまご自身の判断でなされるようお願い致します。 1 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー 米雇用統計、2 つの調査 (前頁より続く)ここでちょっとややこしい話ですが、アメリカの雇用統計では 大きく 2 つの調査があって、非農業部門雇用者数等は「事業所調査」によるも ので有るのに対して、失業率や労働参加率などは「家計調査」に拠って算出 されています。雇用統計を公表している米労働省統計局では、2 つの調査の 利点について、事業所調査では統計上の誤差が少ないことを挙げている一 方、家計調査では自営業者などより幅広い調査対象からデータを採ることが 可能、といった形で解説をしています。そんな訳で、事業者調査でも雇用者 数が出て来れば家計調査でも被雇用者(就労者)数が算出されています。そ して、労働参加率を出す際には家計調査における就労者数が使われます。 非労働力人口 9,289.8 万人 家計調査によると、(軍人等を除く)16 歳以上の人口は 2 億 4,989.9 万人、 また就労者数は 1 億 4,829.7 万人、失業者数は 870.5 万人です。62.8%とい う値は、これら 3 つの数値〔(1 億 4,829.7 万+870.5 万)/2 億 4,989.9 万〕から 算出されます。また就労者でも失業者でもない残りの人々の数を非労働力人 口と呼びますが、これらの値から全米の非労働力人口は 9,289.8 万人(四捨 五入の関係で端数に誤差があります)となります。ちなみに、全米の総人口は 3.2 億人超です。3.2 億人のうち、9,200 万人以上の人が労働力として元から 計算されていない訳です。 アメリカの労働参加率は 2000 年代初頭には 67.3%ありましたが段階的に 低下してきました。2004 年から 2007 年までは 66%付近で低下が止まってい たものの、2008 年の金融危機発生に合わせるような形で再び値が低下しまし た。この要因としては、金融危機からの回復が長期に渡ったため、失業保険 を受け取る期間が過ぎ失業者として数えられる人も減少したことなども理由と して挙げられていましたが、最も大きな理由は第 2 次大戦後に生まれたベビ ーブーマー世代が一斉に退職期を迎えたことにあると言われています。定年 退職のような形で仕事をしなくなった人は仕事を探すことも無く、失業者として も数えられなくなります。この動きが 2008 年後半から 2013 年に掛けて顕著と なったようです。 米労働参加率、2000 年の 67.3%から低下 ベビーブーマー世代退職が 影響 2013 年末以降、労働参加率 は概ね 63%弱 一方で、2013 年末から労働参加率は概ね 63%弱で大きな変化はみられま せん。労働参加率低下は、一般的に雇用の弱さを示すものですが、ベビーブ ーマー世代退職による変化が一巡したとなれば、再び失業率の低さをそのま ま勘案する流れが出て来る可能性もあります。 そういった意味で、6 日に公表された雇用統計は、Fed の利上げを後押し する内容と見做しても構わないかもしれません。今回の米金利上昇(図表 2) と米ドル高の動きは「宜なるかな」として今後も扱われるように思えます。 米金利上昇・米ドル高、「宜 なるかな」 3 月 17-18 日には FOMC(連邦公開市場委員会)が開催されます。FOMC 声明文には利上げ開始に対して「辛抱強く(patient)」居られるとの表現があっ て、今回もこの表現が残るかどうか注目されています。しかし、雇用統計の内 容からは Fed が「辛抱強く」あるよりも、単に「状況に応じて」金融政策を行う姿 勢が求められているようにもみえます。案外あっさりと「辛抱強く」が声明文から 抜け落ちるかもしれません。 FOMC「辛抱強く」はあっさり 抜け落ちるかも 図表1: 米国労働参加率の推移 図表2: % 68.0 米 10 年国債利回り推移 % 2.75 67.0 2.50 66.0 2.25 65.0 2.00 64.0 1.75 63.0 62.0 1990年 1994年 1998年 2002年 2006年 2010年 1.50 2014年9月 2014年 出所:Bloomberg、りそな銀行 2014年11月 出所: Bloomberg、りそな銀行 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 2 2015年1月 2015年3月 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■外国為替市場 米ドル 予想 ドル円: ドル円は上昇 118.50 −121.50 円 ユーロ 予想 ユーロ円: ユーロ円は下落 128.00 −133.00 円 ユーロドル: ユーロドルは下落 1.0500 −1.1300 ドル 豪ドル・NZ ドル 予想 豪ドル円: 豪ドル円は下落 90.00 −94.50 円 NZ ドル円: NZドル円は下落 84.00 −91.00 円 図表3: 123 122 121 120 119 118 117 116 115 114 113 先週のドル円は上昇。週初は米債利回りの上昇を受けて、ドル円は 120 円 台まで上昇。その後は、ユーロ安が進んだことを背景としたドル買い圧力と米 株安や米債利回りの低下を受けたドル売り圧力が混在する中、ドル円は 119 円台半ばで膠着状態が続く展開。一方、週末に米雇用統計で強い結果が出 ると、ドル円は一時 121 円 29 銭まで上昇した。 今週のドル円は上昇を想定。先週の米雇用統計の強い結果を好感した流 れが今週も続き、ドル円をサポートしよう。日銀金融政策決定会合や米 FOMC を翌週に控え、売り買いが慎重になる展開が考えられる反面、週後半の米小 売売上高で 2 ヶ月落ち込みが続いた後の数値に注目が集まろう。(中條) 先週のユーロ円、ユーロドルは共に下落。週始めは小幅上昇となるも上値 は押えられ、その後はECB理事会に向けて売り圧力に押された。ECB理事会 では国債等の買入を3月9日から実施することを決定。米雇用統計後のドル高 も手伝って、週末にかけてユーロ円、ユーロドルは共に下値を模索する展開と なった。 今週のユーロ円、ユーロドルは共に下落を想定。3月9日からの国債等の買 入の開始を控え、週始めから上値の重い展開が想定される。国債等の買入実 施により、ユーロ圏の債券の利回りは一段と低下することが想定されている。ま た、米雇用統計後の米ドル高もユーロの上値を押える要因となるだろう。一 方、足元でドイツ経済に改善がみられる中、下値では押し目を拾う動きもみら れるだろうが、戻りは限定的であろう。(岩城) 先週の豪ドル円、NZドル円は共に下落。豪準備銀行が政策金利を引き下 げなかったことで買い戻しの動きが強まる場面もみられたが、上値は重く、強 い米雇用統計を背景とした米ドル高を受けて、週末を前に豪ドルは戻り売りに 押される展開となった。NZドルは豪準備銀行のロウ副総裁が不自然な豪ドル 高は是正されつつあると発言したことを背景に、豪ドル買いNZドル売りが進 み、週末にかけて水準を切り下げた。 今週の豪ドル円、NZドル円は共に下落を想定。米国での早期利上げ観測 が高まる中、豪ドル、NZドルともに上値の重い展開が想定される。両国に対し て、依然利下げ観測が燻っていることも上値を押える要因となろう。今週はNZ 準備銀行が政策金利を発表する。政策金利は据置かれるとの見方が多いが、 発表までは上値重く推移しよう。その他、豪雇用統計が注目される。(岩城) 米ドル円 図表4: 円/ユーロ 円/ドル 2015/1/2 ユーロ円 2015/1/23 2015/2/13 147 145 143 141 139 137 135 133 131 129 127 125 2015/3/6 2015/1/2 出所:Bloomberg、りそな銀行 2015/1/23 2015/2/13 2015/3/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 3 月 9 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 3 図表5: 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 豪ドル円 図表6: 円/NZドル 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 2015/1/2 2015/1/23 円/豪ドル 2015/1/2 2015/1/23 2015/2/13 NZ ドル円 2015/3/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 2015/2/13 2015/3/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 ■債券市場 先週の国内債は下落(金利は上昇)。入札に向けた調整売りが出て、週 初めから弱含みで推移。10 年債入札が甘かったことで、一時値幅を伴って 売られる場面もみられ、30 年債入札への警戒感も高まる中、その後も上値 の重い展開が続いた。一方、30 年債入札が崩れなかったことで、その後は 超長期債を中心に買い戻しの動きが優勢となった。 国内 予想 金利は低下 TIBOR(3M):0.170 -0.190 % 長期金利(新発 10 年債): 0.30 -0.45 % 今週の国内債は上昇を想定(金利は低下)。米雇用統計後の米金利上 昇を背景に週始めは弱含む展開が想定されるが、日銀買入が支えとなり、 下値を売り込む動きは限られるだろう。また、3 月に償還を迎える国債の再 投資需要等も相場を下支える要因となり得よう。ただ、17-18 日に予定され ている米 FOMC や、18 日の 20 年債入札への警戒感から、上値追いには 慎重さがみられるだろう。(岩城) 先週の米国債は下落(金利は上昇)。医薬品メーカーの大型起債に絡ん だ売りが出る形で、週初めは売り優勢の展開。米雇用統計を控え、その後 は様子見状態が続いたが、米雇用統計で雇用者数、失業率の値が市場予 想よりも良かったことで、早期利上げが意識される中、償還 5-10 年債を中 心に週末を前に売り圧力に押される展開となった。 米国 予想 金利は上昇 ドル LIBOR(3M): 0.25 -0.28 % T-note(10 年):2.00 -2.40 % 図表7: 今週の米国債は下落を想定(金利は上昇)。先週の米雇用統計後の流 れを引き継いで上値の重い展開が想定される。3 年・10 年・30 年債の入札 も相場の重石となるだろう。17-18 日に実施される FOMC で声明文から 辛 抱強く が外れる可能性もあり、利上げへの警戒感から押し目を拾う動きも 限られるだろう。(岩城) 日米短期金利 図表8: 日本 % 0.27 米国(右軸) 0.25 0.26 0.23 0.24 0.21 0.22 0.19 0.20 0.17 14/3 % 1.5 1.4 1.3 1.2 1.1 1.0 0.9 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 14/3 % 0.28 0.18 14/6 14/9 14/12 15/3 出所:Bloomberg、りそな銀行 日米長期金利 日本 14/6 % 3.2 3.0 2.8 2.6 2.4 2.2 2.0 1.8 1.6 1.4 1.2 1.0 0.8 0.6 米国(右軸) 14/9 14/12 15/3 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 3 月 9 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 4 ■株式市場 先週の日経平均は上昇。前週の地合いの良さを引き継ぎ、日経平均株 価は週初 18,900 円を超えて寄り付いたものの、その後は上値重く推移。ま た、円安進行の一服から輸出関連株中心に売られた場面では 18,750 円を 割り込み、週半ばには、日経平均株価は一時 18,600 円まで更に値を下げ た。一方、週末には円安進行や業績好転を見込む買いが幅広く入り、日経 平均株価は 19,000 円目前まで値を上げた。 今週の日経平均は下落を想定。先週末の米雇用統計の結果を受けて早 期利上げ観測が高まったことにより、週初の日経平均株価は 18,800 円を 割り込んだ。週前半はこの流れを次いで上値の重い展開となろう。企業の 好業績などが株価にとってプラスに作用する要因はあるものの、週後半は 翌週に控えた日銀金融政策決定会合や米 FOMC を前に次第に様子見が 広がると思われる。(中條) 日経平均 予想 日経平均は下落 18,500 −19,000 円 先週のダウは下落。中国人民銀行による利下げ等を背景に週始めにダ ウ・S&P500 が最高値を更新、ナスダック総合指数が 5,000 ポイント台をつ けて以降は利益確定売りに押される展開。良好な米雇用統計を背景に早 期利上げ観測が高まると、利上げに対する警戒感から幅広い銘柄に売りが 広がり、週末を前にダウは 18,000 ドルを割り込んだ。 NY ダウ 予想 ダウは下落 17,500 −18,500 ドル 今週のダウは下落を想定。先週の米雇用統計の結果を受けて早期利上 げ観測が高まる中、17-18 日に実施される FOMC で声明文における 辛抱 強く が外れることへの警戒感から上値の重い展開が想定される。米金利 上昇を背景としたドル高の企業業績への影響を懸念する向きからも積極的 な買いは見込みづらい。(岩城) 図表9: 日経平均 円 19250 19000 18750 18500 18250 18000 17750 17500 17250 17000 16750 16500 16250 16000 2015/1/2 図表10: NY ダウ 18500 ドル 18250 18000 17750 17500 17250 17000 16750 2015/1/23 2015/2/13 16500 2015/1/2 2015/3/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 中国株 下落、成長率目標を 7.0% 前後に引下げ インド株 上昇、予算案、中銀利下げ を好感 ブラジル株 下落、財政問題を懸念 2015/1/23 2015/2/13 2015/3/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 中国株は下落。週の始めは中国人民銀行による利下げを好感し、買いが 優勢となったが、その後は新規株式公開銘柄への資金流出懸念や全人代で の2015年成長率目標の引下げを警戒する動きから売りが強まる展開となっ た。3月5日に開幕した全人代では2015年の成長率目標を前年の7.5%から引 下げ、7%前後とした。(岩城) インド株は上昇。2015 年度予算案にインフラ整備の拡大や外資誘致に向 けた措置などが盛り込まれ、成長性を重視する方針が確認されたことで、週の 初めから買いが優勢。更に、インド中銀の利下げ決定(7.75%→7.5%)を受け て、インド SENSEX 指数は初めて一時 3 万台に乗せた。(岩城) ブラジル株は下落。エコノミスト調査で再び2015年のGDP予想が下方修正 されたことで売りが先行。国営石油大手の資産売却案が好感されて同社主導 で反発する場面もみられたが、税制優遇措置の縮小の為の計画が頓挫する など財政問題に対する懸念から、その後一段と水準を切り下げた。(岩城) 各マーケット・コメントは 3 月 9 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 5 ロシア株は下落。ウクライナへのガス供給問題を巡って、ウクライナ、ロシ ア、EU の 3 者協議で 3 月末まで供給を継続することが確認されて、上昇す る場面もみられたが、米欧首脳が停戦合意に重大な違反があれば追加制裁 を課すこと確認し、これを受けて週始めの上昇分を失った。(岩城) ロシア株 下落、追加制裁を警戒 図表11: 中国上海総合指数 ポイント 3500 3450 3400 3350 3300 3250 3200 3150 3100 3050 3000 2950 2900 2850 2800 2015/1/2 図表12: ムンバイ SENSEX 指数 30200 29200 28200 27200 2015/1/23 2015/2/13 26200 2015/1/2 2015/3/6 図表13: ブラジル BOVESPA 指数 59000 2015/1/23 2015/2/13 2015/3/6 図表14: ロシア MICEX 指数 ポイント ポイント 1850 57000 1750 55000 1650 53000 1550 51000 1450 49000 1350 47000 45000 2015/1/2 ポイント 2015/1/23 2015/2/13 1250 2015/1/2 2015/3/6 図表15: WTI 原油先物(期近物) ドル/バレル 60 58 56 54 52 50 48 46 44 42 40 2015/1/2 2015/1/23 2015/2/13 2015/3/6 図表16: NY 金先物(期近物) ドル/トロイオンス 2015/2/13 1330 1310 1290 1270 1250 1230 1210 1190 1170 1150 1130 2015/1/2 2015/3/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 作成 : りそな銀行 2015/1/23 2015/1/23 2015/2/13 2015/3/6 出所:Bloomberg、りそな銀行 総合資金部 高梨 彰 岩城尚也 中條仁美 各マーケット・コメントは 3 月 9 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 6 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■過去 5 年間の相場推移 図表17: 日経平均(左軸)と NY ダウ(右軸) 円 20,000 ドル 19,000 19,000 18,000 18,000 17,000 NYダウ 17,000 16,000 16,000 15,000 15,000 14,000 14,000 13,000 13,000 12,000 12,000 11,000 10,000 11,000 日経平均 10,000 9,000 8,000 9,000 8,000 2010/02 図表18: 2010/08 2011/02 2011/08 2012/02 2012/08 2013/02 2013/08 2014/02 2014/08 7,000 2015/02 米ドル円とユーロ円 150 円 円 160 140 150 ユーロ円 130 140 130 120 120 110 110 100 100 90 90 米ドル円 80 70 2010/02 図表19: 160 80 2010/08 2011/02 2011/08 2012/02 2012/08 2013/02 2013/08 2014/02 2014/08 70 2015/02 WTI 原油先物と日本 10 年金利 WTI原油先物(左軸) ドル 日本10年金利(右軸) % 1.35 140 120 1.15 100 0.95 80 0.75 60 0.55 40 0.35 20 2010/03 2011/03 2012/03 2013/03 2014/03 0.15 2015/03 出所:Bloomberg、りそな銀行 各マーケット・コメントは 3 月 9 日(月)09:00 現在 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 7 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■マーケットカレンダー 日本 米国 3/2(月) 法人企業統計 その他 1月建設支出 1月個人所得・消費支出 2月ISM製造業景況感指数 3/3(火) 10年債入札 1月毎月勤労統計 2月マネタリーベース 3/4(水) (EU)1月失業率 (EU)2月HICP (豪)準備銀行理事会 2月ADP民間雇用調査 2月ISM非製造業景況感指数 1月製造業受注 3/5(木) 30年債入札 国庫短期証券(3ヶ月) (EU)1月小売売上高 (英)BOE金融政策委員会(-5日) ★(EU)ECB定例理事会 (豪)1月小売売上高 (豪)1月貿易収支 (独)1月製造業受注 (EU)10-12月期四半期GDP (独)1月鉱工業生産 ★2月雇用統計 3/6(金) 1月景気動向指数 国庫短期証券(6ヶ月) 1月消費者信用残高 1月貿易収支 ★(中)2月貿易統計 兆円 機械受注(電力・船舶を除く民需) 1.1 CPI食品 CPI 前年比% 16 1.0 CPI非食品 14 0.9 3/7(土) 12 コンセンサス予想: 前月比 ▲4.0% (12月実績:+8.3%) 0.8 0.7 10 コンセンサス予想: 前年比 +1.0% (1月実績: +0.8%) 8 6 0.6 0.5 07/12 4 3ヶ月移動平均 2 08/12 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 0 10/1 出所:IN情報センター、りそな銀行 10/7 11/1 11/7 12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 出所:Bloomberg、りそな銀行 3/9(月) ★2月景気ウォッチャー調査 10-12月期GDP2次速報値 1月国際収支 2月貸出・預金動向 3/10(火) 2月マネーストック 流動性供給入札 3/11(水) ★1月機械受注 3/12(木) 1月第3次産業活動指数 2月消費動向調査 5年債入札 国庫短期証券(3ヶ月) 法人企業景気予測調査 3/13(金) 1月稼働率 3/16(月) ★日銀金融政策決定会合(‐17日) 1月卸売在庫 ★(中)2月CPI 2月財政収支 ★(中)2月鉱工業生産 ★(中)2月小売売上高 (英)1月鉱工業生産・製造業生産 (中)2月固定資産投資 (EU)1月鉱工業生産 (NZ)準備銀行理事会 (豪)2月失業率 ★2月小売売上高 1月企業在庫 2月輸入物価指数 ★2月鉱工業生産 1月対米証券投資 3月NY連銀製造業景況指数 3/17(火) 3/18(水) ★2月貿易統計 20年債入札 国庫短期証券(1年) 資金循環統計 日銀金融経済月報 3/19(木) 1月全産業活動指数 国庫短期証券(3ヶ月) 日銀金融政策決定会合議事要旨 3/20(金) (2/17-18開催分) 3/23(月) ★2月住宅着工 ★FOMC(-18日) (EU)2月CPI (独)3月ZEW景気期待指数 (英)2月失業率 2月景気先行指数 3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 (独)2月PPI ★2月中古住宅販売件数 (EU)3月消費者信頼感指数 2月シカゴ連銀全米活動指数 3/24(火) 流動性供給入札 3/25(水) 3/26(木) 2年債入札 国庫短期証券(3ヶ月) 3/27(金) ★2月CPI 2月家計調査 2月雇用統計 2月商業販売統計 ★2月CPI ★2月新築住宅販売 (英)2月CPI 3月リッチモンド連銀製造業景況指数 2月耐久財受注 (独)3月IFO景況指数 (EU)2月マネーサプライ (英)2月小売売上高 (独)2月小売売上高 10-12月期GDP確報値 【以降の主要日程】 <国債入札> 2年債(4/28、5/28)、5年債(4/14、5/19)、10年債(4/2、5/12)、20年債(4/16、5/26)、30年債(4/9、5/14)、40年債(4/23) <日銀金融政策決定会合>4/7-8、4/30、5/21-22、6/18-19 <米・連邦公開市場委員会(FOMC)> 4/28-29、6/16-17、7/28-29、9/16-17、10/27-28、12/15-16 <ECB定例理事会> 4/15、6/3、7/16、9/3、10/22、12/3 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 8 りそなマーケットフラッシュ ウィークリー ■市場相場動向 (3/2∼3/6) 3/2(月) 0.075 0.17182 日本円TIBOR 0.25818 15/9限 円短期金利先物 99.855 利付2年国債 新発債 0.015 国 利付5年国債 新発債 0.070 内 利付10年国債 新発債 0.340 金 利付20年国債 新発債 1.160 利 15/3限 債券先物 147.87 2年 0.14000 5年 0.22500 円/円スワップ 10年 0.52625 20年 1.17125 FFレート 0.12 米 TB(3ヵ月) 金 0.010 利 T-NOTE(10年債) 2.082 3 日本円( ヵ月) 海 L 0.09571 米ドル(3ヵ月) 外 I 0.26095 ユーロ(3ヵ月) 金 B 0.02500 O 3 英ポンド( ヵ月) 利 0.56150 R スイスフラン(3ヵ月) (0.85700) 豪ドル(3ヵ月) 2.29000 NZ ドル(3ヵ月) 3.63000 ドル・円(仲値) 119.88 ユーロ・円(仲値) 133.91 豪ドル・円(仲値) 93.39 NZ ( ) ドル・円 仲値 東 90.45 ドル・円(15:30時点) 外 京 119.82 ユーロ・円(15:30時点) 国 133.96 ユーロ・ドル(15:30時点) 為 1.1180 3 / ドル円直先スプレッド( ヵ月、銭 ドル) 替 d 14.5 ドル・円 120.13 N ユーロ・ドル 1.1184 Y 英ポンド・ドル 1.5366 スイスフラン・ドル 0.9585 日経平均(225種/円) 18826.88 東証株価指数(TOPIX) 1524.97 東 日経ジャスダック指数 2443.85 京 東証マザーズ指数 876.29 東証1部売買高(百万株) 2170.28 株 NYダウ(ドル) 18288.63 式 ナスダック総合指数 5008.10 中国上海総合指数 海 3336.29 SENSEX(インド) 外 29459.14 ブラジルボベスパ指数 51020.81 M ICEX指数(ロシア/ドル建) 1783.34 金(NY先物、期近)(ドル) 1208.20 商 原油(WTI先物、期近)(ドル) 49.59 品 CRB先物指数 221.98 お問い合わせは、取引店の担当者までご連絡ください 無担保コール オーバーナイト物 3ヵ月 6ヵ月 3/3(火) 0.075 0.17182 0.25818 99.850 0.020 0.090 0.374 1.206 147.59 0.14250 0.23875 0.55500 1.20875 0.12 0.010 2.119 0.09571 0.26515 0.02643 0.56256 (0.84700) 2.33000 3.62000 120.08 134.31 93.18 90.18 119.67 134.01 1.1198 d 14.9 119.73 1.1176 1.5361 0.9613 18815.16 1526.83 2426.54 860.05 2315.92 18203.37 4979.90 3263.05 29593.73 51304.10 1807.70 1204.40 50.52 222.02 ◎表紙の注意事項をよくお読みください。 9 3/4(水) 0.075 0.17182 0.25818 99.850 0.015 0.090 0.375 1.215 147.59 0.14000 0.23875 0.56250 1.22125 0.09 0.005 2.117 0.09429 0.26360 0.02643 0.56338 (0.82200) 2.36250 3.64000 119.58 133.75 93.69 90.52 119.65 133.61 1.1167 d 15.4 119.68 1.1078 1.5265 0.9632 18703.60 1517.01 2426.84 868.68 2137.32 18096.90 4967.14 3279.53 29380.73 50468.05 1759.35 1200.90 51.53 223.20 3/5(木) 0.080 0.17182 0.25818 99.850 0.006 0.090 0.370 1.181 147.54 0.14125 0.24625 0.56125 1.19500 0.09 0.005 2.115 0.09429 0.26360 0.02643 0.56275 (0.79100) 2.36750 3.63000 119.81 132.75 93.75 91.00 119.87 132.30 1.1037 d 14.7 120.13 1.1030 1.5240 0.9739 18751.84 1523.72 2429.15 869.70 1824.65 18135.72 4982.81 3248.48 29448.95 50365.20 1760.55 1196.20 50.76 222.12 3/6(金) 0.075 0.17182 0.25818 99.850 0.005 0.087 0.350 1.164 147.67 0.14250 0.24375 0.55250 1.18000 0.09 0.005 2.241 0.09429 0.26460 0.02500 0.56400 (0.75800) 2.33830 3.63000 120.04 132.28 93.51 89.91 120.07 132.32 1.1020 d 14.7 120.83 1.0844 1.5037 0.9860 18971.00 1540.84 2433.60 871.92 2128.44 17856.78 4927.37 3241.19 49981.19 1728.55 1164.30 49.61 220.14
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