No.610(2015年2月23日)

りそな
マーケットフラッシュ ウィークリー
◎注意事項をよくお読みください。
先週の動きと今週の見通し
No.610
(2015 年 2 月 23 日∼2015 年 2 月 27 日)
■ポイント
— イエレン FRB 議長の議会証言、不意な株価変動の可能性も
— 日本株は堅調地合い継続
— 日本国債にも落ち着き
短期金利
長期金利
円/円スワップ
米国金利
株式相場
為替相場
無担保(翌日物)
円TIBOR(3ヶ月)
新発10年債
先物中心限月
5年
10年
ドルLIBOR(3ヶ月)
T-Note(10年)
日経平均
NYダウ
ドル・円
ユーロ・ドル
ユーロ・円
先週末値
%
0.075
%
0.173
%
0.385
147.33 円
%
0.24
%
0.57
%
0.263
%
2.112
18,332.30 円
18,140.44 ドル
119.03 円
1.1381 ドル
135.51 円
■ウィークリー コメント
米ドル・米経済の地位と
FRB の選択
24-25 日、FRB 議長議会証
言
FRB のデュアルマンデート
について議論
もみ合い
もみ合い
金利低下
金利低下
もみ合い
金利上昇
上昇
上昇
ドル上昇
ユーロ上昇
ユーロ上昇
今週の予想
0.060
0.170
0.300
147.00
0.20
0.51
0.25
1.90
18,200
17,500
118.00
1.1300
134.00
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
0.095
0.190
0.420
148.00
0.26
0.60
0.27
2.20
18,900
18,500
122.00
1.1500
137.00
%
%
%
円
%
%
%
%
円
ドル
円
ドル
円
〈 チーフストラテジスト 高梨 彰 〉
職場のそばにある梅の木には花が咲き始め、春近しといったところです。
金融市場においても春の訪れを待ち切れないとばかりに、日経平均株価が
直近高値を更新中です。円安や世界的な金融緩和の影響が株高となって表
れたところですが(図表 1)、このまま株価は上昇を続けるのでしょうか。
そのカギとなる出来事が今週待ち構えています。2 月 24-25 日に開催され
る、ジャネット・イエレン FRB(連邦準備制度理事会)議長の議会証言です。
FRB 議長は毎年 2 月と 7 月の 20 日前後に、議会にて景気や金融見通しに
ついて証言を行っています。今回は FRB による利上げの有無などについて
市場も固唾を飲んで見守るところです。
FRB ではデュアルマンデートと呼ばれる二つの責務が課されています。
「最大雇用」と「物価の安定」です。議会証言においても、この雇用と物価に
関する言及が第一にやってきます。同時に GDP(国内総生産)成長率をはじ
めとする景気見通しもデュアルマンデートを勘案する上で提出され、議論され
る訳です。
アメリカ国内の経済に限定すれば、デュアルマンデート達成に(以下次頁)
◎注意事項
*当資料に記載された情報は信頼に足る情報源から得たデータ等に基づいて作成しておりますが、その内容に
ついては明示されていると否とに拘わらず、弊社がその正確性、確実性を保証するものではありません。ま
た、ここに記載された内容が事前の連絡なしに変更されることもあります。
*また、当資料は情報提供を目的としており、金融商品等の売買を勧誘するものではありません。取引時期な
どの最終決定はお客さまご自身の判断でなされるようお願い致します。
1
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
米国内に限定すれば、デュ
アルマンデート達成が近い
失業率は低下、賃金も上昇
物価も、原油安の影響が残
るのみ
(前頁より続く)向けて FRB は着々と歩を進めているようにみえます。雇用
面では、失業率が金融危機時の 10%から既に 5%台後半まで低下(図表
2)、1 月の失業率は 5.7%でした。失業率が低下すると新たに働く人を見つけ
ることが難しくなり、賃金も上乗せする必要が出てきます。「最大雇用」の考え
方も、賃金上昇圧力が掛からない前提での「最大」の雇用といった意味合い
です。失業率が何%であれば「最大雇用」となるのかについては常に様々な
議論が繰り広げられています。既に「最大雇用」に近い水準だと主張する人が
FRB 内にも居るはずですが、この概念を明確にするには難しいところもあるよ
うです。寧ろ失業率低下に伴って生じるであろう、賃金上昇率の動きを証拠と
して見た方が結果として「最大雇用」だったと把握も説明も容易にみえます。
ちなみに、1 月雇用統計における平均時間給の伸びは年率で+2.2%でした。
インフレ関連指標において「2%」は一つの基準です。FRB でも物価上昇率の
目標を 2%においています。昨年後半は、2%以下の伸びに留まっていた賃
金上昇率が 1 月に入り上向いたことで、利上げ観測も高まりをみせています。
「物価の安定」についても 2%が基準です。原油安の影響により、アメリカで
も物価の伸びは低い水準に留まってはいます。しかし、賃金の伸びが上向き
つつある中では、原油安の影響さえ無くなれば、全体の物価上昇率も上向く
といった解釈も可能です。現在の金融政策を「正常化」する過程を探っている
FRB にとって、デュアルマンデート達成に近付いたとなれば、まずは金融緩
和の状態から「正常化」に向けて一歩を踏み出したいとしても自然です。
FRB では、「正常化」の過程に進むことを躊躇する理由として国際情勢
(international developments)を挙げています。見え易いところではギリシャの
債務問題を挙げることができます。ギリシャでは国民負担を強いる財政再建に
難色を示す政権が誕生し、EU(欧州連合)との債務再編協議も長期化の様相
を呈しつつあります。最悪の場合にはギリシャがユーロ圏を離脱する可能性も
あるだけに、妥協を想定しつつも、軽々に判断するのも難しいものです。
国際情勢が気掛かり
利上げ=米ドルコスト上昇
基軸通貨ドルの地位は高い
米経済の地位は低下
ただ、FRB にとってはギリシャ情勢以上に、世界経済、特に新興国経済の
もたつきの方が気掛かりなはずです。FRB による利上げはそのまま米ドルの
借り入れコスト上昇に繋がり、新興国経済へのブレーキ役にもなります。以前
であれば、新興国経済への影響をそれほど考慮しなくても良かったものです
が、BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国、場合によっては南アフリカも含まれ
ます)諸国の存在は日々高まりをみせており、米経済への直接・間接的な影
響も大きくなってきています。同時に米経済の好調さだけで新興国経済を支
えることも困難になってきています。基軸通貨としての米ドルの高い地位と、米
経済の相対的な地位低下が、「正常化」の過程を阻んでいます。
イエレン議長が国際情勢への配慮を高めるほど、「正常化」の過程には遅
れが生じます。これは金融緩和の長期化も意味するところとなり、転じて米国
株などリスク資産への刺激を高める効果にも繋がります。国際情勢に春が来
ないため、リスク資産にばかり春が来るという皮肉な構図ながら、米ドルと米経
済の地位に差異があるせいで、FRB にとっての春満開はまだ先となります。
図表1:
日経平均株価推移
図表2:
円
19,000
米失業率の推移
%
11
18,500
18,000
10
17,500
9
17,000
8
16,500
16,000
7
15,500
6
15,000
5
14,500
14,000
2014年6月
2014年8月
2014年10月
2014年12月
4
2007年1月
2015年2月
出所:Bloomberg、りそな銀行
2009年1月
出所: Bloomberg、りそな銀行
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2
2011年1月
2013年1月
2015年1月
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■外国為替市場
米ドル
予想
ドル円は上昇
ドル円:118.00 −122.00 円
先週のドル円は上昇。米国が祝日にあたる週初は 118 円台後半で推移し
ていたものの、火曜日にギリシャがユーロ圏に対して融資延長の申請を行う方
針であるとの報道を受けてドル円は 119 円台前半まで値を上げた。一方、週
半ばに米 FOMC 議事録の内容を受けてドル円は値を下げたものの、押し目
買いから再びドル円は 119 円台を超えた。
今週のドル円は上昇を想定。24-25 日に開催されるイエレン FRB 議長の議
会証言が最も注目される。市場で関心が持たれている利上げ時期に関する内
容を受けて、ドル円は上値を試す展開となろう。また、米住宅関連指標や消費
者物価指数などの経済指標もドル円の上昇を後押し、値幅が大きく動く可能
性もあるだろう。(中條)
ユーロ
予想
ユーロ円は上昇
ユーロ円:
134.00 −137.00 円
ユーロドル:
1.1300 −1.1500 ドル
豪ドル・NZ ドル
予想
豪ドル円:
豪ドル円は上昇
91.50 −94.50 円
NZ ドル円:
NZドル円は上昇
88.00 −91.50 円
図表3:
123
122
121
120
119
118
117
116
115
114
113
112
111
110
109
108
107
106
105
先週のユーロ円、ユーロドルはともに下落。先週もギリシャの債務交渉の動
向に振らされる展開。ユーロ圏財務相会合で、救済プログラム延長を巡る協
議が物別れに終わった場面などでは売りが強まったが、支援延長に向けて前
向きな報道には買い戻しで反応するなど、方向感の定まらない展開が続い
た。ただ、支援延長の合意を受けて、週末を前にそれまでの下げを埋めた。
今週のユーロ円、ユーロドルはともに上昇を想定。ギリシャ問題に関しては4
ヶ月の支援延長で一旦は合意を取り付けた格好だが、支援条件を履行できる
か等については不透明な部分も残っており、上値を追う動きは限られるだろ
う。ただ、ドイツを筆頭に欧州経済に底入れの兆しも見え始めている中、リスク
選好の改善を受けて、底堅い値動きとなるだろう。(岩城)
先週の豪ドル円、NZドル円はともに上昇。リスク資産の地合いが改善する
中、豪ドル、NZドルともに堅調に推移。豪準備銀行が発表した理事会議事録
で追加利下げが示唆されなかったことや日本からのオーストラリア企業の買収
を巡る報道も豪ドル相場を支える格好となった。NZドル円は、良好な10-12月
期小売売上高なども好感され、底堅い展開となった。
今週の豪ドル円、NZドル円はともに上昇を想定。ギリシャ問題が一旦落ち
着いたことで、リスク資産の地合いが改善する中、底堅い展開となるだろう。た
だ、引続き原油先物価格や商品価格の動向には警戒が必要であり、米国で
の年内の利上げ観測が再び強まるようであれば、売りが強まる可能性も考えら
れる。(岩城)
米ドル円
図表4:
円/ユーロ
円/ドル
2014/12/19
ユーロ円
2015/1/9
2015/1/30
150
148
146
144
142
140
138
136
134
132
130
2015/2/20
2014/12/19
出所:Bloomberg、りそな銀行
2015/1/9
2015/1/30
2015/2/20
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 2 月 23 日(月)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
3
図表5:
102
101
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
豪ドル円
図表6:
円/豪ドル
2014/12/19
2015/1/9
2015/1/30
NZ ドル円
円/NZドル
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
2014/12/19
2015/2/20
出所:Bloomberg、りそな銀行
2015/1/9
2015/1/30
2015/2/20
出所:Bloomberg、りそな銀行
■債券市場
先週の国内債は上昇(金利は低下)。週前半は 20 年債入札への警戒感
から超長期債を中心に売られる展開となったが、入札で底堅い需要が確認
されると、その後は買い戻しの動きが優勢。株が堅調地合いを維持する
中、上値余地は限られたが、入札を機に下値不安が後退したことで、底堅
い展開となった。
国内
予想
金利は低下
TIBOR(3M):0.170 -0.190 %
長期金利(新発 10 年債):
0.30 -0.42 %
今週の国内債は上昇を想定(金利は低下)。20 年債入札後の流れを引
き継いで、底堅い展開となるだろう。米国での年内の利上げ観測を背景とし
た米金利上昇を受けて、国内債も弱含む場面もみられるだろうが、下値で
は相応の押し目買い需要が確認されており、また月末要因などにも支えら
れ、下値余地は限られるだろう。(岩城)
先週の米国債は下落(金利は上昇)。ギリシャの債務交渉絡みの報道で
振らされる場面もみられたが、年央から後半にかけての利上げ観測が高ま
る中、金利は上昇。FOMC 議事録で多くの参加者が低金利状態を当面は
続ける方向に判断が傾いていることが示されたことで、一時買い戻しの動き
が強まったが、戻りは限定的で、一週間を通して弱含む展開となった。
米国
予想
金利は上昇
ドル LIBOR(3M):
0.25 -0.27 %
T-note(10 年):1.90 -2.20 %
図表7:
今週の米国債は下落を想定(金利は上昇)。今週は 24、25 日に予定さ
れているイエレン FRB 議長の上下両院での金融政策及び経済情勢に関
する議会証言が焦点となろう。先週公表された FOMC 議事録では、利上
げに慎重な見通しが示されたが、雇用環境の改善等を背景に、再び利上
げ観測が高まれば、一段の金利上昇へとつながるだろう。(岩城)
日米短期金利
図表8:
日本
%
0.27
米国(右軸)
0.25
0.26
0.23
0.24
0.21
0.22
0.19
0.20
0.17
14/2
%
1.5
1.4
1.3
1.2
1.1
1.0
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
14/2
%
0.28
0.18
14/5
14/8
14/11
15/2
出所:Bloomberg、りそな銀行
日米長期金利
日本
14/5
%
3.2
3.0
2.8
2.6
2.4
2.2
2.0
1.8
1.6
1.4
1.2
1.0
0.8
0.6
米国(右軸)
14/8
14/11
15/2
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 2 月 23 日(月)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
4
■株式市場
先週の日経平均は上昇。週初より年初来高値を更新する展開。週初に米
株高を好感して日経平均株価は 18,000 円台に乗せた後、ギリシャ支援協
議が物別れに終わったことで一時値を下げたものの、週半ば以降はギリシ
ャ不安の後退などを好感する形で日経平均株価は上値を試す展開となっ
た。週末は 18,300 円台に乗せた。
今週の日経平均は上昇を想定。週初の寄り付きでは既に 18,500 円を突
破し、24-25 日に行われるイエレン FRB 議長の議会証言の内容を受けて、
日本株は更に高値を更新する可能性もあろう。ギリシャ問題の内容が株価
のマイナス要因となる可能性はあるものの、米国内のイエレン FRB 議長議
会証言や消費者物価指数などの経済指標が全体を押し上げよう。(中條)
日経平均
予想
日経平均は上昇
18,200 −18,900 円
先週のダウは上昇。ギリシャの債務交渉の進展を巡って上下に振らされ
る場面も多かったが、4 ヶ月の金融支援延長の合意を受けてダウ、S&P500
はともに日中・引け値ベースで過去最高値を更新。FOMC 議事録で、多く
の参加者が当面は低金利環境を続ける方向に判断が傾いていることが示
されたことも好感された。
NY ダウ
予想
ダウは上昇
17,500 −18,500 ドル
今週のダウは上昇を想定。今週はイエレン FRB 議長の議会証言が注目
される。足元の低調な米経済指標を受けて、利上げに関して慎重な見方が
示されれば、上値を試す展開となることが想定される。一方、利上げ時期が
市場予想より早くかつ市場予想を上回るペースでの利上げが示唆されれ
ば、金利上昇・株売りへとつながるだろう。指標関連では 10-12 月期 GDP
改定値や足元で弱さが目立っている耐久財受注などが注目される。その
他、多くの小売企業の 11-1 月期の決算発表が予定されている。(岩城)
図表9:
日経平均
円
18750
18500
18250
18000
17750
17500
17250
17000
16750
16500
16250
16000
15750
15500
15250
15000
14750
14500
14250
2014/12/19
2015/1/9
図表10: NY ダウ
2015/1/30
ドル
18250
18000
17750
17500
17250
17000
16750
16500
16250
16000
15750
2014/12/19
2015/2/20
出所:Bloomberg、りそな銀行
中国株
上昇、春節を前に取引閑
散
インド株
上昇、利下げ期待が高まる
ブラジル株
上昇、資源関連株が相場
を牽引
2015/1/9
2015/1/30
2015/2/20
出所:Bloomberg、りそな銀行
中国株は上昇。18日からの春節を前に取引閑散。1月の経済全体のファイ
ナンス規模の拡大が好感されたことで小幅上昇。個別では米投資・保険会社
が出資する電池メーカーの上昇が目立った他、連休中の旅行需要から航空
関連も堅調な値動きとなった。1月新築住宅価格は前年比▲5.1%と5ヶ月連続
でのマイナスとなったが、主要都市では下げ止まりの兆候もみられた。(岩城)
インド株は上昇。リスク資産の地合いの改善を背景に上値を試す展開とな
った。外国人投資家が買い越しに転じたことや卸売物価指数が前年比マイナ
スとなり、利下げ観測が高まったことも材料視された。また、新政権の予算案に
成長促進措置が盛り込まれるとの期待も買いを支えた。(岩城)
ブラジル株は上昇。16、17日がカーニバルの祝日のため休場。この週は金
属価格の上昇を受けて、資源関連株が相場を牽引。また、物価上昇率の鈍化
を背景に消費財関連株の上昇も目立った。一方、原油価格が値下がりしたこ
とを受けてエネルギー関連株が相場の重石となった。(岩城)
各マーケット・コメントは 2 月 23 日(月)09:00 現在
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5
ロシア株は下落。ウクライナ・新ロシア派の停戦発効後もウクライナ東部で
の戦闘が続き、追加制裁措置への警戒感から売りが優勢。米原油在庫統計
での在庫の増加を受けて、原油先物価格が値下がりしたことも、ロシア株の
売りにつながった。(岩城)
ロシア株
下落、停戦合意が守られず
図表11: 中国上海総合指数
ポイント
3500
3450
3400
3350
3300
3250
3200
3150
3100
3050
3000
2950
2900
2850
2800
2750
2700
2650
2600
2550
2500
2450
2400
2014/12/19
図表12: ムンバイ SENSEX 指数
30200
29200
28200
27200
2015/1/9
2015/1/30
26200
2014/12/19
2015/2/20
図表13: ブラジル BOVESPA 指数
59000
2015/1/9
2015/1/30
2015/2/20
図表14: ロシア MICEX 指数
ポイント
ポイント
1850
57000
1750
55000
1650
53000
1550
51000
1450
49000
1350
47000
45000
2014/12/19
ポイント
2015/1/9
2015/1/30
1250
2014/12/19
2015/2/20
図表15: WTI 原油先物(期近物)
ドル/バレル
76
74
72
70
68
66
64
62
60
58
56
54
52
50
48
46
44
42
2014/12/19
2015/1/9
2015/1/30
2015/2/20
図表16: NY 金先物(期近物)
ドル/トロイオンス
2015/1/30
1330
1310
1290
1270
1250
1230
1210
1190
1170
1150
1130
2014/12/19
2015/2/20
出所:Bloomberg、りそな銀行
作成 : りそな銀行
2015/1/9
2015/1/9
2015/1/30
2015/2/20
出所:Bloomberg、りそな銀行
総合資金部
高梨 彰
岩城尚也
中條仁美
各マーケット・コメントは 2 月 23 日(月)09:00 現在
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6
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■過去 5 年間の相場推移
図表17: 日経平均(左軸)と NY ダウ(右軸)
円
19,000
ドル
19,000
18,000
18,000
17,000
17,000
NYダウ
16,000
16,000
15,000
15,000
14,000
14,000
13,000
13,000
12,000
12,000
11,000
11,000
10,000
10,000
日経平均
9,000
9,000
8,000
8,000
7,000
2010/02
図表18:
2010/08
2011/02
2011/08
2012/02
2012/08
2013/02
2013/08
2014/02
2014/08
7,000
2015/02
米ドル円とユーロ円
150
円
円
160
140
150
ユーロ円
130
140
130
120
120
110
110
100
100
90
90
米ドル円
80
70
2010/02
図表19:
160
80
2010/08
2011/02
2011/08
2012/02
2012/08
2013/02
2013/08
2014/02
2014/08
70
2015/02
WTI 原油先物と日本 10 年金利
WTI原油先物(左軸)
ドル
日本10年金利(右軸)
%
1.35
140
120
1.15
100
0.95
80
0.75
60
0.55
40
0.35
20
2010/02
2011/02
2012/02
2013/02
2014/02
0.15
2015/02
出所:Bloomberg、りそな銀行
各マーケット・コメントは 2 月 23 日(月)09:00 現在
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
7
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■マーケットカレンダー
日本
2/16(月) ★10-12月期GDP1次速報値
12月稼働率
2/17(火) ★日銀金融政策決定会合(‐18日)
20年債入札
国庫短期証券(1年)
2/18(水)
2/19(木) ★1月貿易統計
12月全産業活動指数
国庫短期証券(3ヶ月)
日銀金融経済月報
流動性供給入札
2/20(金)
前年比%
コア
総合
米国
その他
12月対米証券投資
2月NY連銀製造業景況指数
(英)1月CPI
(独)2月ZEW景気期待指数
★1月鉱工業生産
★1月住宅着工
(英)1月失業率
1月景気先行指数
2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
(EU)2月消費者信頼感指数
(英)1月小売売上高
(独)1月PPI
食料・エネルギーを除く
4.5
4.0
3.5
3.0
2.5
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
-0.5
-1.0
-1.5
-2.0
-2.5
-3.0
10/12 11/6 11/12 12/6 12/12 13/6 13/12 14/6 14/12
前年比%
コンセンサス予想:
前年比
+2.4%
(12月実績:+2.4%)
CPI(総合)
CPI(コア)
5
4
4
3
3
2
2
1
1
0
コンセンサス予想:前
年比 ▲0.1%
(12月実績: +0.8%)
09/12 10/6 10/12 11/6 11/12 12/6 12/12 13/6 13/12 14/6 14/12
出出所:Bloomberg、りそな銀行
出所:IN情報センター、りそな銀行
日銀金融政策決定会合議事要旨
2/23(月) (1/20-21開催分)
★1月中古住宅販売件数
2/24(火) 40年債入札
★12月S&Pケースシラー住宅価格指数
(独)2月IFO景況指数
1月シカゴ連銀全米活動指数
(EU)1月CPI
2月リッチモンド連銀製造業景況指数
2月消費者信頼感指数
2/25(水)
2/26(木) 2年債入札
国庫短期証券(3ヶ月)
2/27(金) ★1月CPI
★1月鉱工業生産
1月家計調査
1月雇用統計
1月住宅着工件数
1月商業販売統計
2/28(土)
3/1(日)
3/2(月) 法人企業統計
3/3(火) 10年債入札
1月毎月勤労統計
2月マネタリーベース
3/4(水)
3/5(木) 30年債入札
国庫短期証券(3ヶ月)
3/6(金) 1月景気動向指数
国庫短期証券(6ヶ月)
3/7(土)
3/9(月) ★2月景気ウォッチャー調査
10-12月期GDP2次速報値
1月国際収支
2月貸出・預金動向
3/10(火) 2月マネーストック
流動性供給入札
3/11(水) ★1月機械受注
3/12(木) 1月第3次産業活動指数
2月消費動向調査
5年債入札
国庫短期証券(3ヶ月)
法人企業景気予測調査
3/13(金) 1月稼働率
★1月新築住宅販売
★1月CPI
1月耐久財受注
10-12月期GDP改定値
1月中古住宅販売成約指数
2月シカゴ地区製造業PMI
1月建設支出
1月個人所得・消費支出
2月ISM製造業景況感指数
(EU)1月マネーサプライ
(独)1月小売売上高
(独)2月失業率
(独)2月CPI
(中)2月PMI製造業
(EU)1月失業率
(EU)2月HICP
(豪)準備銀行理事会
2月ADP民間雇用調査
2月ISM非製造業景況感指数
1月製造業受注
(EU)1月小売売上高
(英)BOE金融政策委員会(-5日)
★(EU)ECB定例理事会
(豪)1月小売売上高
(豪)1月貿易収支
(独)1月製造業受注
(EU)10-12月期四半期GDP
(独)1月鉱工業生産
★2月雇用統計
1月消費者信用残高
1月貿易収支
★(中)2月貿易統計
1月卸売在庫
★(中)2月CPI
2月財政収支
★(中)2月鉱工業生産
★(中)2月小売売上高
(英)1月鉱工業生産・製造業生産
(中)2月固定資産投資
(EU)1月鉱工業生産
(NZ)準備銀行理事会
(豪)2月失業率
★2月小売売上高
1月企業在庫
2月輸入物価指数
【以降の主要日程】
<国債入札> 2年債(3/26、4/28)、5年債(4/14)、10年債(4/2)、20年債(3/18、4/16)、30年債(4/9)、40年債(4/23)
<日銀金融政策決定会合>3/16-17、4/7-8、4/30、5/21-22、6/18-19
<米・連邦公開市場委員会(FOMC)> 3/17/18、4/28-29、6/16-17、7/28-29、9/16-17、10/27-28、12/15-16
<ECB定例理事会> 4/15、6/3、7/16、9/3、10/22、12/3
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
8
りそなマーケットフラッシュ ウィークリー
■市場相場動向 (2/16∼2/20)
2/16(月)
0.075
0.17273
日本円TIBOR
0.25818
円短期金利先物
99.840
利付2年国債
新発債
0.040
国
利付5年国債
新発債
0.140
内
利付10年国債
新発債
0.445
金
利付20年国債
新発債
1.303
利
15/3限
債券先物
146.78
2年
0.16375
5年
0.28625
円/円スワップ
10年
0.62000
20年
1.27125
FFレート
米
TB(3ヵ月)
金
0.005
利
T-NOTE(10年債)
2.050
3
日本円(
ヵ月)
海 L
0.10286
米ドル(3ヵ月)
外 I
0.25620
ユーロ(3ヵ月)
金 B
0.02500
英ポンド(3ヵ月)
利 O
0.56275
R
スイスフラン(3ヵ月)
(0.90300)
豪ドル(3ヵ月)
2.34750
NZ ドル(3ヵ月)
3.62000
ドル・円(仲値)
118.63
ユーロ・円(仲値)
135.36
豪ドル・円(仲値)
92.35
NZ ドル・円(仲値)
東
88.97
(15
30
)
京
ドル・円
:
時点
外
118.57
ユーロ・円(15:30時点)
国
135.31
ユーロ・ドル(15:30時点)
為
1.1412
ドル円直先スプレッド(3ヵ月、銭/ドル)
替
d 12.4
ドル・円
118.48
N
ユーロ・ドル
1.1355
Y
英ポンド・ドル
1.5363
スイスフラン・ドル
0.9319
日経平均(225種/円)
18004.77
東証株価指数(TOPIX)
1459.43
東
日経ジャスダック指数
2377.71
京
東証マザーズ指数
863.89
東証1部売買高(百万株)
2466.67
株
NYダウ(ドル)
式
ナスダック総合指数
中国上海総合指数
海
3222.36
SENSEX(インド)
外
29135.88
ブラジルボベスパ指数
M ICEX指数(ロシア/ドル建)
1800.59
金(NY先物、期近)(ドル)
商
原油(WTI先物、期近)(ドル)
品
CRB先物指数
お問い合わせは、取引店の担当者までご連絡ください
無担保コール
オーバーナイト物
3ヵ月
6ヵ月
15/9限
2/17(火)
0.079
0.17273
0.25818
99.845
0.034
0.120
0.390
1.221
147.23
0.15375
0.25625
0.57250
1.20500
0.11
0.005
2.138
0.10286
0.25670
0.02571
0.56150
(0.90300)
2.34500
3.62000
118.35
134.15
92.14
88.82
118.51
134.62
1.1359
d 12.8
119.25
1.1411
1.5354
0.9369
17987.09
1462.07
2372.94
865.97
2316.60
18047.58
4899.27
3246.91
1793.82
1208.10
53.53
228.80
◎表紙の注意事項をよくお読みください。
9
2/18(水)
0.077
0.17273
0.25818
99.845
0.035
0.125
0.410
1.226
147.02
0.15375
0.26000
0.58375
1.21625
0.11
0.015
2.080
0.10000
0.26060
0.02571
0.56181
(0.90300)
2.34750
3.64000
119.26
136.02
93.20
89.92
119.00
135.77
1.1409
d 12.7
118.79
1.1397
1.5436
0.9422
18199.17
1482.67
2376.87
874.54
2723.87
18029.85
4906.36
29320.26
51280.36
1809.67
1199.70
52.14
227.28
2/19(木)
0.082
0.17273
0.25818
99.850
0.032
0.115
0.390
1.195
147.26
0.14875
0.24750
0.56500
1.19000
0.11
0.015
2.114
0.09786
0.26150
0.02500
0.56338
(0.90300)
2.32830
3.63000
118.77
135.40
92.82
89.73
118.69
135.51
1.1417
d 12.6
118.95
1.1368
1.5414
0.9495
18264.79
1494.93
2381.69
877.15
2653.54
17985.77
4924.70
29462.27
51294.03
1797.87
1207.10
51.16
226.25
2/20(金)
0.075
0.17273
0.25818
99.850
0.030
0.110
0.385
1.210
147.33
0.14500
0.24250
0.57375
1.22625
0.11
0.015
2.112
0.09714
0.26260
0.02571
0.56494
(0.89700)
2.32830
3.63000
119.10
135.36
92.84
89.56
118.91
135.05
1.1357
d 13.1
119.03
1.1381
1.5399
0.9382
18332.30
1500.33
2388.52
875.77
2406.15
18140.44
4955.97
29231.41
51237.70
1792.70
1204.40
50.34
224.76