〈国語科〉 2年 国語科の分析 〈国語への関心・意欲・態度〉 ・国語の学習

〈国語科〉
国語科の分析
2年
〈国語への関心・意欲・態度〉
・国語の学習に意欲的に取り組んでいる児童が多い。
〈話す・聞く能力〉
・相手の目を見て、話すことはできる。聞くことについては、聞く姿勢が定着していない児童もいる。
・事柄の順序や理由などを考えながら、話したり聞いたりすることには個人差が見られる。話形を示すと自信
をもって話すことができる児童がほとんどだが、基本の話形に付け足して話すことができる児童は少ない。
〈書く能力〉
・作文では時間的順序に気を付けながら書こうとしている。
〈読む能力〉
・時間や事柄の順序、場面の様子などを読み取る力は定着している児童が多い。
・音読では、人物の心情や状況を想像し、速さや声の大きさなどを工夫して読もうとする姿勢がみられる。
〈言語についての知識・理解・技能〉
・漢字のとめ、はね、はらいに気を付けて書こうとしている。
国語科の課題
〈国語への関心・意欲・態度〉
・お話を読む楽しさや、自分の気持ちや思いを書いて表すことに楽しみを感じられるようにする。
〈話す・聞く能力〉
・話を聞く時の基本の姿勢を意識させ、定着できるようにする。
・順序よく話したり、理由が分かるように話したりすることができるようにする。
・経験したことや自分の思い・考えをくわしく話すことができるようにする。
・自分の考えをもちながら、話を聞くことができるようにする。
〈書く能力〉
・「はじめ・中・終わり」の組み立てに気を付けて書くことができるようにする。
・自分が感じたことを「楽しかった」「うれしかった」以外の言葉でも表すことができるようにす
る。
・とめ・はね・はらいに気を付けて漢字を正しく書かせるようにする。
〈読む能力〉
・文章の中の大事な言葉や文を書き抜くことができるようにする。
〈言語についての知識・理解・技能〉
・句読点の打ち方や「」の使い方を理解して文章の中で正確に使うことができるようにする。
・長音、拗音、促音、撥音などの表記ができ、助詞の「は」「へ」及び「を」を文の中で正しく使
うことができるようにする。
授業の改善案
〈国語への関心・意欲・態度〉
・
・一人一人の考えを聞き、互いに伝え合う楽しさを感じさせるようにする。
〈話す・聞く能力〉
・掲示物を活用して、よい話し方、聞き方について具体的に理解できるようにする。
・話し方のモデルを示すことで話の内容の向上をはかる。また、質問や感想を考えながら友達の話
を聞くよう指導する。
〈書く能力〉
・「はじめ・中・終わり」でそれぞれどんなことを書けばよいのか指導し、組み立てを意識させる
。
・読書によって豊かな語彙や正しい表現ができるよう、読書カードを活用して推進する。
〈読む能力〉
・学習課題を明らかにし、大事なところにサイドラインを引き、読み取る活動を授業の中で行う。
〈言語についての知識・理解・技能〉
・「書くって楽しいね」を活用し、正しい表記を繰り返し指導する。
・読解や作文の授業の中で取り上げることによって意識できるようにする。