3-①

3-①
対
120 分
象
:
地域コーディネーター
必要な知識・技術
:
3
情報の収集・提供・発信に関する知識・技術
履
:
①
情報収集に関する知識・技術
修
項
目
・情報(地域住民のボランティアニーズ、地域の教
1. 導入講義【30 分】
育資源等)収集の意義を理解するとともに情報の
収集や分析の技術を身に付ける。
「情報の収集の意義及び分析」
2. 演習【70 分】
「情報の収集及び分析に対する取組」
3. まとめ講義【20 分】
「情報の収集及び分析の際のポイント整
理」
・参加者の演習の様子、発表等の見取り
・1 日のポートフォリオ評価での内容の理解
に関する自己評価
1.導入講義「情報の収集の意義及び分析」
ねらい)
情報の収集を的確に行うことは、その後の教育活動に対し
ても大きく関与するものである。そこで、情報収集の意義を
理解し、また得られた情報をどのように活用し得るか、分析
力を身に付けるための素地を得ることをねらう。
【30 分】
講師)
情報の収集・分析等に詳し
い研究者、行政関係者、NP
Oの職員等が望ましい。
講師への依頼内容)
内 容)
① 情報収集の取り組み方について
・情報の発信源となる新聞、自治体の広報物、インタ
ーネット上の情報などの整理を図るとともに、情報
の信頼性などを含めた情報収集の取り組み方におけ
る留意点等についても盛り込んだ内容にしていただ
く。
② 情報の読み取り方について
・得られた情報をどのように読み取るかについての具
体例を提示しつつ情報の分析の方法について理解し
得る内容にしていただく。
一般的な情報収集・分析に
ついて講義していただき、そ
のうえで、ニーズを拾い上げ
るための留意点を示してい
ただくよう依頼する。
2.演習「情報収集及び分析に対する取組」
ねらい)
これまでの情報収集に対する自己の取組について整理するこ
とで、今後の情報に対する具体的取組を明確にするとともに、
情報の分析についての素地を築く。
【70 分】
講師)
情報の収集・分析等に詳し
くグループワークを実施す
ることのできる研究者等が
望ましい。
内
容)
① 演習内容の説明【5分】
・テーマの確認及び②~⑥の手順の説明を行う。
② 自己の情報への取組の整理【10 分】
・これまでの自らの情報に対する取組について、以下のA
~Dの4種に分類する(A頻繁に利用する情報源、B月
に数回のみ利用する情報源、C周りの人あるいは世間は
よく利用していると思う情報源、D本時導入講義を受け
て新たに利用しようと思った情報源)。
③ グループ内での共有【15 分】
・②で分類したものを持ち寄り、グループ内で提示し合
い、必要な場合は補足説明する。
④ 情報に対する問題点と課題【15 分】
・自己のこれまでの情報に対する取組における問題点と課
題について列挙し、再びグループで話し合う。
⑤ 情報に対する分析【15 分】
・こちらで用意した情報について(3種類くらい)
、グル
ープごとに配布し、どのように読み取るかについて話し
合う。
⑥ 情報収集・分析に対する発表【10 分】
・⑤までの作業についてまとめ、反省点と今後の展望につ
いて代表者が発表する。(2~3グループの代表)
準備)
・情報の分析を行うための情
報の資料
・付箋
・ワークシート
・4~6人で1グループを構
成する
アドバイス)
・ワークシート次第では、作
業が進まなくなることも考
えられるため、講師とよく
打ち合わせをしてワークシ
ートを作成することが望ま
しい。
3.まとめ講義「情報の収集及び分析の際のポイント整理」【20 分】
ねらい)
演習を受けて、本時の活動を整理し、各自が身に付けなけれ
ばならない事象を自覚するとともに、具体的にどのように情報
に関して向き合えばよいかを理解し実践できるように図る。
アドバイス)
内 容)
①
演習での様子や発表を受けて、欠落している点や、さ
らに望ましい状態となるにはどのようなことが考えられ
るかについてまとめていただく。
② 本時の内容から、とりわけ重要な事象についてまとめ
ていただく。
・演習の様子を確認しなが
ら、ここで取り上げる内容
を決めていただくため、演
習中 に講師と打合 せが行
えるとよい。