6-② 対 象 : 地域コーディネーター・地域連携担当教職員 必要な知識・技術 : 履 : 6 ② 修 項 目 ・地域にある教育資源を発掘するポイントや活用の 意義について理解するとともにその活用方法を身 に付ける。 120 分 学習プログラムの企画・評価に関する知識・技術 地域の教育資源を活かした学習プログラムの企画 1.導入講義【30 分】 「教育資源の発掘と学校の教育活動における 効果的な活用」 2.演習【70 分】 「地域の教育資源と学校教育活動とのマッチ ング」 3.まとめ【20 分】 「所属校における地域の教育資源を活用した 新たな取組」 ・演習の成果物(ワークシート) ・1日のポートフォリオ評価での内容の理解 に関する自己評価 1.導入講義「教育資源の発掘と学校の教育活動における効果的な活用」 ねらい) 地域にある教育資源を発掘するポイントや活用の意義につい て理解する。 【30 分】 講師) 地域学校協働本部と連携 し、学習プログラムを実践し ている教員やこのことに関 わる研究を行っている研究 者が望ましい。 内容) ① 地域にある教育資源の効果的な活用について ・地域にある教育資源を学校の教育活動に活用する意義 や、新たな教育資源の発掘等のポイントについて講義し ていただく。 ② 地域にある教育資源の実際 ・地域にある教育資源を効果的に活用している授業の実践 事例や校内研修において地域研修を位置付けている実践事 例等を紹介していただく。 講師への依頼内容) この後の演習につながる よう、特に、教育資源の発掘 に視点を当てた講義をいた だくよう依頼する。 2.演習「地域の教育資源と学校における教育活動とのマッチング」 ねらい) 地域にある教育資源を発掘し、学校における教育活動とのマ ッチングを通して、教育資源の活用方法を身に付ける。 【70 分】 講師) 演習の進行は研修の運営 担当者が行い、必要に応じて 導入講義の講師が助言者と して関わるようにしたい。 内容) ① 演習内容の説明【5分】 ・テーマの確認及び②~⑤の手順の説明を行う。 ② モデル校の状況説明【15 分】〔全体・グループ作業〕 ・講師からモデル校の状況についての説明を受ける。 学校における地域の教育資源の活用状況(取組状 況、成果、課題等)について、各グループで把握す る。 ③ モデル校周辺地域の教育資源の洗い出し【20 分】 〔グル ープ作業〕 ・モデル校の学区や周辺地域の状況を住宅地図等から 把握し、教育資源を洗い出す。 ・付箋を活用し、なるべく多くの教育資源を洗い出す。 ④ 学校の教育活動への位置付け【20 分】〔グループ作業〕 ・モデル校の年間行事計画や教科等の年間指導計画 に、地域の教育資源等を組み入れる。 ⑤ グループごとに成果物の発表【10 分】 〔全体発表〕 ・グループごとに教育資源を活用した学校での取組に ついて発表する。 準備) ・4~6人で1グループを構 成する。 ・付箋とA3用紙数枚を各グ ループに配布する。 ・モデル校に関する資料を配 布する。 アドバイス) ・モデル校については、資料 を提供いただける研究指定 校などに協力を依頼すると よい。 3.まとめ「所属校における地域の教育資源を活用した新たな取組」 ねらい) 講義・演習で得た知識や技能等を、所属校でどのように活用 するかを考え、意見交換することで、実践に向けた意欲を高め る。 【20 分】 アドバイス) ・ワークシートは、演習で 学んだ点などの感想と実際 に取り組もうと思った内容 内容) ① 所属校における地域の教育資源を活用した新たな取組に ついてワークシートにまとめる。 ② ワークシートの内容についてグループ内で発表し合い、 意見交流を行う。 を書く程度の簡易なものを 用意し、意見交流に重きを 置きたい。
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