1-① 共通

1-①
対
120 分
象
:
地域連携担当教職員・地域コーディネーター
必要な知識・技術
:
1
学校と地域の連携・協働に関する知識
履
:
①
新しい教育政策(チームとしての学校等)とこれから
修
項
目
の学校に関する知識
・
「地域とともにある学校」の理念やチームとしての
1. 導入講義【30 分】
学校の在り方、社会に開かれた教育課程の実際に
「地域とともにある学校を機能させる具
ついて理解する。
体的な取組について」
・コミュニティ・スクール、地域学校協働活動等に
ついて理解する。
2. シンポジウム【60 分】
「社会に開かれた教育課程とは~コミュ
ニティ・スクール、地域学校協働本部の
取組から考える~」
3. 意見交流【30 分】
「地域とともにある学校」の具体的な取
組について
・参加者のシンポジウム、意見交流への参加
態度等の見取り
・1日のポートフォリオ評価での内容の理解
に関する自己評価
1.導入講義「地域とともにある学校を機能させる具体的な取組について」
ねらい)
チーム学校として機能している地域・学校の好事例から、学
校内の分掌や地域との連携・協働などの体制づくりの取組につ
いて理解する。
【30 分】
講師)
事例をよく知る行政職員、
研究者が望ましい。
準備)
スクール形式の会場レイ
内容)
チームとしての学校の在り方、また、チーム学校として機能
するために必要なポイント等について具体的な事例を交えて御
講義いただく。
アウトでよいが、席の前後で
意見交流ができる状態がよ
い。
講師への依頼内容)
シン ポジウムの前 の講義
であることから、そこに重な
らないよう校務分掌等の体
制づくりに焦点を当てるよ
う依頼する
2.シンポジウム「社会に開かれた教育課程とは~コミュニティ・スクール、地域学校協働本
【60
分】
部の取組から考える~
【60 分】
講師)
ねらい)
教育課程とコミュニティ・スクールや地域学校協働本部の取
組の関係性について学び、社会に開かれた教育課程の編成に向
けた方策について考える。
・コーディネーターは、教育
課程 の編成につい て造詣
が深い方が望ましい。
・事例発表者は、教務主任等
の実 際に編成に携 わって
いる担当者が望ましい。
内容)
① 趣旨説明【5分】
・ねらいについて説明し、参加者が事例を聞くポイント
を示す。
② 事例1【20 分】
・コミュニティ・スクール実施校における教育課 程の
編成について
アドバイス)
事例は、互いの違う部分を
中心に話していただけるよ
う、主催者が調整するとよ
い。
③ 事例2【20 分】
・地域学校協働本部と学校のかかわりと教育課程の編成
について
アドバイス)
④ 質疑応答【15 分】
るため、簡潔な質問となるよ
よい実践例が発表される
と質疑が長くなる傾向があ
う参加者に促すとよい。
3.意見交流「地域とともにある学校」の具体について
ねらい)
講義とシンポジウムを通して得た知識を自身の所属すする学
校等と照らし合わせて「地域とともにある学校」を目指して具
体的に何を行うべきか等について整理する。
【30 分】
アドバイス)
・1グループ4~6人でグル
ープを構成する。
・所属校で進めるべき取組に
ついては、何を解決するた
めの 方法としてど のよう
内容)
① 意見交流の説明【3分】
・ねらいについて説明する。
な取 組を行うか明 確にす
る。
アドバイス)
② グループ内での意見交流【20 分】
・簡単な自己紹介と講義やシンポジウムを通して気が付
いた自校で進めるべき取組についてグループ内で交流
する。
③ まとめ【7分】
・各グループで交流された自校で進めるべき取組につい
て、講師がまとめる
・②を進行する時に、模造紙
等の大きな紙にまとめて
いく等の工夫があると講
師が、まとめやすい。
・時間が多く確保できるので
あれば、②をグループワー
クとして行ってもよい。