2-①

2-①
対
180 分
象
:
管理職
必要な知識・技術
:
履
:
2 協働活動のシステム構築に関する知識・技術
① 社会に開かれた教育課程の実現に向けた教育課程内外
を通じた地域学校協働活動の推進に関する知識・技術
修
項
目
・ 地域とともにある学校づくりに向けたマネジメ
ントついて理解する。
・ 学校と地域が信頼関係を深めながら推進する地
域学校協働活動の在り方について理解する。
1. 導入講義【90 分】
「地域とともにある学校づくりのためのマ
ネジメント」
2. 演習【70 分】
「地域の力を生かした学校経営について」
3. まとめ講義【20 分】
「地域の力を生かした学校経営について」
・演習における成果物、発表、参加態度等の
見取り
・アンケートによる自己評価
1.導入講義「地域とともにある学校づくりのためのマネジメント」
ねらい)
・中教審答申や国の施策等から地域とともにある学校に向けた
取組の必要性や取組のポイントを理解する。
・学校と地域が当該地域における課題と目標を共有しながら教
育活動を展開する意欲を高める。
・教職員全体がチームとして力を発揮するためのマネジメント
について理解する。
【90 分】
講師)
教育課程や協働活動に詳
しい行政職員、大学教員等の
研究者や指導主事等が望ま
しい。まとめの時間までを含
めて依頼する。
準備)
内容)
① 中教審答申や国の施策の説明
② 地域とともにある学校に向けて必要な管理職のマネジメ
ントに関する考え方について
③ 地域とともにある学校に向けた取組の好事例の紹介
・講師の用意した講義資料
・スクール形式の机配置
講師への依頼内容)
②については、できるだけ
具体的にお話しいただくよ
う依頼する。
2.演習「地域の力を生かした学校経営について」
ねらい)
学校と地域がともに解決すべき課題や目指す方向を共有する
ことの必要性やそのための手法を理解するとともに、地域との
ビジョン共有への取組の意欲を高める。
【70 分】
講師)
導入講義を依頼した講師
または、研修担当者など参加
型学習の運営ができる方が
望ましい。
内容)
① 演習の説明【5分】
・テーマについて「次代を担う子供に育みたい資質を考える」
・演習の手順について〔②~⑤の流れを説明〕
・役割分担について〔グループワークの進行担当、全体共有時の
発表担当を決める〕
・1 グループ、4~6 人のグルー
プを編成する。
・7.5 ㎝×7.5 ㎝程度の付箋を
参加者数×10 枚程度、3色分
② アイスブレイク【5分】
・自己紹介、学校自慢
③ グループワーク①
準備)
「ビジョンの共有」【20 分】
・地域住民役と教員役に分かれ「次代を担う子供に育みたい資質」
(どんな子供になってほしいか等)について、付箋に書きだす。
〔個人作業〕
・グルーピングを行い、それぞれにタイトルをつける。
・次のワークで検討するビジョンを 1 つ選ぶ。
④ グループワーク② 「ビジョン実現のためのアイデア創出」
【20
を用意する。
・グループに模造紙2枚
・参加者数分のサインペン
・グループで活動できるアイラ
ンド形式の机配置
・ワークの時間が大変短いた
め、演習の時間を長くするな
どの工夫があってもよい。
分】
・ビジョンの実現に向けた地域と学校の協働活動を支えるための
管理職として行う取組について付箋に書き出す。
〔個人作業〕
・グルーピングを行い、それぞれにタイトルをつける。
⑤ 全体共有と振り返り【20 分】
・4~5グループ毎にビジョンとビジョン実現のためのアイデア
を発表する。
・グループ内で感想交流。
アドバイス)
・付箋に書く言葉は、1枚に一
言で書くように指示する。
・できるだけ、前向きなビジョ
ンとなるよう参加者に声掛
けをする。
3.まとめ講義「地域の力を生かした学校経営について」
【20 分】
ねらい)
演習で行ったワークショップの意図や実際に学校でワークに
取り組んだ場合の活用方法について理解する
アドバイス)
・各グループで発表した模造紙
を壁等に貼っておくと終了後
に他のグループの活動の様子
内容)
① ワークショップで出された意見等についての感想・講評
② 演習としてワークショップを行った意図
③ ワークショップを行った後、学校の教育活動にどのよう
に生かしていくか
も確認できる。また、時間があ
れば、優れた部分などをシール
等で貼付して全員で評価し、共
有化することもできる。