- 50 - 様式2 分類番号 その他-2 使用教科等 人体の構造と機能 教 材

様式2
分類番号
その他-2
使用教科等
教 材 ・
人体の構造と機能
製作者名
伊藤
庄二
所 属 名
青森県立盲学校
筋紡錘と腱受容器
教 具 名
1
概略図(材料、寸法等がわかる程度に)
2 ねらい、使用方法等
(1)対象
高等部保健理療科及び専攻科理療科
(2)ねらい
ア 錘外筋線維の運動による筋紡錘と腱紡錘
の変化をみる。
イ 錘内筋線維の収縮により、筋紡錘の筋長
に対する感度が調節されることをみる。
(3)使用方法
ボルトの位置を変えることで、筋長を変化
させ、ゴム部で模した筋紡錘と腱紡錘の緊張
度の変化から、両受容器の感度の変化をみる。
また、筋長が短縮し、筋紡錘の感度が鈍る
のを錘内筋線維を模した紐を引っ張って短縮
することで、筋紡錘の感度をゴムの緊張度の
変化でみる。
(4)効果
筋が伸展すると両受容器が引っ張られて興
奮性が増すことと、錘内筋線維の収縮により、
筋紡錘の感度が調節されることをゴムの緊張
度で理解することができる。
3 工夫した点
(1)作成上の工夫
ゴムの緊張度の変化をはっきりと理解でき
るように、筋長を決めるボルトの位置を設定
した。
(2)使用上の工夫
最初は筋を伸展させて、両受容器が伸ばさ
れるのを理解できてから、筋収縮による筋長
の短縮状態での両受容器の変化を説明する。
4
考えられる改善点
リング金具をナスカンにすれば、紐やゴムの
交換が容易となる。
5
購入先、費用等製作上参考になること
材料はホームセンターと100円ショップで全
て購入することができた。
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